モブ崎くんに転生したので、謙虚に生きようと思う   作:惣名阿万

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第18話

 

 

 

 ● ● ●

 

 

 

「久しぶりじゃのう、雫」

 

「……沓子?」

 

 およそ半年ぶりに対面した少女は、昨夏と変わらぬ無邪気な笑みを浮かべていた。

 

 

 

 四十九院沓子。

 夏の九校戦で競い合った第三高校の一年生。ほのかと同じ新人戦女子『バトル・ボード』に出場し、決勝で白熱のデッドヒートを繰り広げた実力者だ。

 

 由緒ある(やしろ)に生まれた彼女は幼い頃より精霊魔法に慣れ親しみ、まるで手足のように操れるほど精霊の扱いに精通している。

 バトル・ボードにおいてもその自在な古式魔法とCADを用いた現代魔法を組み合わせ、あと一歩で優勝という所まで迫って見せた。

 

 競技会の間はライバルとして競い合った相手だが、九校戦が終われば同じ魔法を学ぶ高校生同士。

 同じく三高の愛梨や栞と並んで連絡先を交換し、現在では名前で呼び合うほど親しい友人となっているのが四十九院沓子という少女だった。

 

 

 

 夏の終わりから沓子がUSNAに留学しているのは雫も知っていた。

 けれどまさかこの時この場所で再会し、あまつさえ危機を救われることになるとは思いもしなかった。

 

「今のは沓子がやったの?」

 

「うむ。穢れを祓うのは巫女たる(わし)の得意分野じゃからな」

 

 再び得意げに胸を張る沓子。

 呆気に取られていた雫はそこまで聞いて我に返り、押し倒された駿の傍へ駆け寄る。

 

 幸い怪我を負った様子はなく、自身より二回りほど大きな遺体を退かした駿は立ち上がるなり長い息を吐いた。

 

「ありがとう、四十九院さん。お陰で助かった。恩に着るよ」

 

「なに。お主に何かあれば愛梨も雫も悲しむからのう。無事でよかったのじゃ」

 

 腕を組んで頷く沓子に駿は小さく笑みを浮かべることで応じる。

 その安堵の笑みを見た瞬間、雫の胸に心臓を掴まれたような痛みが刺さった。

 

 自分は駿の負担になっているのではないか。

 

 足を竦ませていた問いが再び雫の内に立ち上がる。

 

(もしも沓子が来てなかったら……)

 

 最悪の想像が頭を過って、震えが身体の奥から湧き上がった。

 

 横浜での一件を通して荒事にも慣れたつもりだった。

 事実、暴力を振りかざす相手に対抗する経験は多少なりと積み上がってはいる。

 

 それでも今の自分に駿を支えられるだけの実力はないと雫は感じていた。

 

 支えたい、守りたいと思う気持ちとは裏腹に、駿の隣に立つに足る実力はない。

 たとえ魔法力で駿に勝る部分があったとして、生死の掛かった場所へ立つには覚悟も実力も足りていないのだと雫は痛いほどに感じていた。

 

 堪らず目を逸らしかけ、気力を振り絞った雫は懸命に視線を戻す。

 この問題と向き合わなければ、この先もずっと守られるだけの関係を変えられない。

 

 理屈ではなく直感でそう確信した雫は渦巻く衝動を内に抱えながら、口元の微笑を保つように努めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 嘘のように力の抜けた男を横へ転がす。

 短い間に酷使した筋肉が震えていて、真冬にもかかわらず噴き出した汗でシャツが貼り付いていた。

 

 本当に危ういところだった。

 

 男の身長は190cm前後、体重も100kg近くあるだろう。

 熊と見紛うような体格の男は膂力も猛獣のごとく。馬乗りになられた状態では満足に身動きも取れず、迫りくる男の口から逃れる手段はなかった。

 ただの噛みつきとはいえ、肉体の安全機構(セーフティ)がない『屍食鬼』の顎だ。皮膚どころか肉まで噛み千切られていた可能性は高い。

 

 頼みのCADは零れ落ち、男の巨体はどれだけ力を込めても押し退けられなかった。

 たとえ《疑似・固有時間加速》を使ったとしても振り解くのは不可能だっただろう。高速化に特化したあの魔法で身体的な出力増強は見込めず、体感の猶予時間が伸びる結果に終わるだけ。

 

 正直、万事休すと言って間違いのない状況だった。

 窮地を脱することができたのは四十九院さんの助けがあったからだ。

 

「ありがとう、四十九院さん。お陰で助かった。恩に着るよ」

 

「なに。お主に何かあれば愛梨も雫も悲しむからのう。無事でよかったのじゃ」

 

 腕を組んだ四十九院さんの口からは雫だけでなく一色さんの名前も飛び出した。

 横浜での一件を経た今になってみれば、一色さんも随分と『森崎駿()』を心配してくれていたのだろうと感じる場面はいくつも思い当たる。

 

「さて、まだ動いている『屍食鬼』は――」

 

 改めて周囲を見渡してみる。

 警備員はバリケードの陰から銃を構えたまま周辺警戒を続けていて、人間主義者たちは恐怖のせいか校門と鉄柵の傍でへたり込んだまま。

 まだ十人以上いたはずの『屍食鬼』はすべて倒れていて、見える限りにはもう立って暴れている個体はいない。

 

「……いないみたいだね。沓子が鎮めたので全部かな」

 

 同じように視線を配っていた雫が呟くと、四十九院さんが腕を組んで唸りを漏らす。

 

「んー、そうじゃのう。見える限り人形(ひとがた)は配ったはずじゃが」

 

 その一言を聞いて初めて『屍食鬼』の背に貼り付いた紙に気付いた。

 頭部を模した丸と手足を模した四角を持つそれは神社で行事やお祭りが行われる時などに目にすることがあるものだ。

 

「人形って、さっきの紙のこと?」

 

「うむ。精霊を()く遣わすためには目印が要るからのう」

 

 なるほど、精霊を遣わせるための目印。そういう使い方をしているのか。

 確かに相対座標を計算して魔法式を組み立てるよりも目印が在った方が狙いをつけやすいというのは現代魔法にも通じる理屈だ。

 

「あれ自体に魔法的な効果があるわけじゃないんだな」

 

「何でも良いというわけではないがの。質や形、大きさなど、見分けやすいものを選んでおるのじゃよ」

 

 どこか上機嫌に、四十九院さんは術理の一端を語る。

 本来なら他人が使った魔法の詳細を訊ねるのはマナー違反なのだが、彼女の方にそれを嫌がる様子はなかった。

 

「結局、沓子はあの人たちに何をしたの?」

 

 だからこそ雫もこれを訊いたのだろう。

 馴染みのない古式魔法を目の当たりにして抱いた関心に、四十九院さんは躊躇うことなく答えた。

 

死人(しびと)の身に刻まれた穢れ――(のろ)いを祓ったのじゃ」

 

 四十九院さんの言う呪いとは恐らく、顧傑が仕掛けた僵尸術のことだろう。

 僵尸術のプロセスは殺した相手の精気、つまりプシオンを亡骸に溜めて魔法を使うための燃料としつつ、心臓に刻んだ術式で命令の実行とサイオンの操作を制御するというものだ。

 

 原作では被術者の身体を物理的に動けないレベルまで損壊させるか、術式の刻まれた心臓を破壊することでしかこれを止めることができなかった。

 だが先程の光景はそのどちらとも違う。もしかすると四十九院さんの使った魔法は僵尸術によって刻まれた術式を無効化、あるいは消失させるものなのかもしれない。

 

「呪いを祓う……? あの人たちを操っていた魔法を打ち消したってこと?」

 

 聞き慣れない表現を耳にして雫が首を捻る。

 無理もない。現代魔法の理論において作用中の魔法式を阻止、破壊する手段はほとんどなく、『呪いを祓う』という表現は『作用中の魔法式の効果を打ち消す魔法を使った』と解釈されるのがふつうだ。

 

 数少ない例外の一つが《術式解体(グラムデモリッション)》で、これはサイオン情報体である魔法式を高密度のサイオン塊で強引に破砕するという力業。

 他にも達也が用いる《術式解散(グラムディスパージョン)》や久沙凪煉が使ったような剣技があるが、どちらも一般的に知られた手段じゃない。

 

「んー、厳密には違うのじゃが、まあその認識も見当違いではなかろう」

 

 四十九院さんが使った精霊魔法も或いはこうした例外の一つだろうか。

 現代魔法の理論に依らない、現代魔法とは別のアプローチで揮われる古式の術法だからこそ、『屍食鬼』に掛けられた顧傑の僵尸術を打ち破ることができたのかもしれない。

 

 同じように、精神に結びついた魔性を取り払えるのだとしたら――。

 

「四十九院さん、君はもしかして……」

 

 思い付きの疑問を口にした瞬間、サイレンの音が聞こえてきた。

 国が変わってもわかりやすいその音色は徐々に大きくなって、間もなく通りの向こうに赤と青の明かりが見えてくる。

 

「とりあえず、積もる話は聴取の後かな」

 

 詰まっていた息を吐きだすのと一緒に呟く。

 頷く二人と一緒にパトカーの到着を待ち、駆け付けた警官に促されるまま一台へ揃って乗り込んだ。

 

 

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 警察による聴取は長時間に及んだ。

 

 なにしろ現場に横たわっていた遺体はざっと20人分以上。

 いくら初めから死んでいたと説明しても街路カメラの記録には彼らが動いていた映像が残っており、正当防衛を認められても尚質問は止まらなかった。

 

 幸いだったのは、事件の処理に当たったのが大学警察だったこと。

 これがもし州警察だったなら解放されるのはもっと遅くなっていただろう。

 

 カリフォルニア大学は州警察と同等の権限を持つ警察組織を持っており、キャンパスや理事会の保有する敷地、及びその近辺を影響下に収めている。

 僕と雫が通うバークレー校もまた同大学の敷地内にあり、正門前で発生した今回の事件はカリフォルニア大学警察が所管することとなったのだとか。

 

 USNA国内でも有数の大学組織であり、民間の魔法技能開発の最先端に位置する研究所が敷地内にあるというだけあって、大学警察の署員もまた相応に魔法師への理解があった。

 FEHRの働きかけのお陰か巷間を騒がせている『屍食鬼』についても把握していたようで、回収された遺体の死亡推定時刻がどれも数日前だと判明するに至り、僕らの行動の正当性は証明された。

 

 大学構内の警察署から出る頃には18時を回っていた。

 日の入りの時間も過ぎていて、夕焼けの赤もほとんど夜に溶けていた。

 

「やれやれ。気軽に来てみれば、とんだ目に()うたわ」

 

 後部座席へ乗り込むなり四十九院さんが大きなため息を吐く。

 聞けばサンフランシスコの空港に降りたのが昼頃で、こちらへ来てからまだ食事も摂っていなかったのだとか。

 

 経緯を聞いた雫が食卓に四十九院さんを招待し、四十九院さんがこれを快諾。

 到着した自走車へ揃って乗り込み、クッションの効いた座席へ座るなり四十九院さんはぐったりと背もたれに身体を預けた次第だ。

 

「四十九院さんはどうしてバークレーに?」

 

 ミラー越しに訊ねると、彼女はくつろいだ姿勢のまま楽しそうに笑って答える。

 

「お主らがUSNA(こちら)へ来ていると愛梨から聞いてのう。面白そうな予感がして来てみたのじゃ」

 

 その笑みは一見すると無邪気なようで、けれど彼女の目は深い海のように奥深くまで覗いているようだった。

 

「沓子の留学先って確かボストンだったよね。学校は大丈夫なの?」

 

 言われてみれば確かに。

 四十九院さんの留学先がボストンだとは知らなかったが、今は秋学期の最中で長期の休みがあるような季節じゃない。まさかサボりというわけではないだろうが。

 

(やしろ)の手伝いもあったからの。冬学期は休むことにしたのじゃ」

 

 「USNA(こっち)に戻ってきたのも先々週よ」と肩を竦める四十九院さん。

 正月の対応で大変だったと言いたいのだろうが、表情からは久々の帰省が楽しかったと言っているようにしか見えなかった。

 

「四十九院さんの留学先はどんなところなんだ?」

 

 大袈裟なアピールは一旦無視して訊ねてみる。

 学期一つを丸々休んでも問題にならないというのは、カリキュラムの詰まった高等教育では考えにくいのだが。

 

「セイラム州立大学。かの魔女裁判で名の知れたセイラムにある大学じゃ」

 

 セイラムというとマサチューセッツ州、ボストン北東部のセイラム市だろうか。

 だが覚えている限り、セイラム市に魔法教育を行っている大学の付属高校はなかったはずだ。つまり四十九院さんの留学先は彼女が言った通りの大学ということで。

 

「驚いた。沓子がそんなに優秀だったなんて」

 

「ああ。まさか飛び級で大学に入っていたとはね」

 

 ほぼ同時に雫も同じ推論に至ったようだ。

 口々に彼女を称えると、四十九院さんは得意げに胸を張った。

 

「そうじゃろう、そうじゃろう。……と、言いたいところじゃが」

 

 大袈裟に誇って見せた後、四十九院さんは一転して苦笑いを浮かべる。

 

「実際は飛び級でもなんでもない。古式の術を扱う者の特例じゃよ」

 

 照れと若干の呆れが混ざった笑み。

 どうやら単なる海外留学ではないようで、僕が疑問を投げかけるよりも先に雫が「どういうこと?」と問いかけた。

 

「あまり詳しくは語れんのだが――」

 

 そう前置きをして、四十九院さんはUSNAにいる事情の一端を語った。

 

 

 

 曰く、古式魔法を継承する術士にとって国際的な交流は珍しくないらしい。

 

 前世紀の終わりに魔法の存在が露見して以降、各国では魔法技能師の開発が進められてきた。

 世界中で様々なアプローチが取られたこの開発は当初手探りの状態で進められ、中には外国人の遺伝子を積極的に取り入れた時期もある。

 今でこそ遺伝子の流出を恐れた政府によって魔法師は海外渡航に制限を課せられるのが常識だが、当時は自由かつ活発に海外との交流が図られていた。

 

 こうした時代の潮流に際し、古式魔法を伝える人々もまたその存在が明るみになったことで国際的な協調を余儀なくされ、各国の伝統的な術士によるコミュニティが形成された。

 魔法師開発に対する方針が移り変わってからも交流は続き、国による魔法資質の囲い込みが進む現代においては古式の術者の方が寧ろ国際交流が盛んな傾向にある。

 

 こうした国際交流の一環として、各国には国外の古式魔法師を招き入れる制度と組織が存在しているらしい。

 ロンドンやダマスカスなどの魔法的な要地がそこに名を連ねているように、セイラムもまたUSNAにおける交流拠点として古式魔法師の界隈で知られているのだとか。

 

 四十九院さんが留学できたのもこの文化が礎にあったから。

 ふつうなら政府によって様々な圧力が掛けられる海外渡航も古式魔法の国際的コミュニティに所属する集団の出であれば比較的容易で、神道系の古式魔法を継承する彼女はその縁を使うことで海外への留学を実現したのだそうだ。

 

 

 

「セイラムに起きた悲劇も本を正せば古式魔法師が原因と言われておってな。現代魔法の研究が始まってからは『魔女』の逸話が残るかの地に円卓が置かれたのじゃ」

 

 雫の下宿先の食卓へ着いた後も話は続き、舌鼓を打ちながら語られたそれは食後の紅茶を口にした辺りで結びを迎えた。

 

 現代において『魔女狩り』と呼ばれる出来事の多くは勘違いや集団ヒステリーから始まった悲劇と見做されているが、セイラムで起きたそれはどうやら数少ない『本物』にまつわる事態だったらしい。

 歴史の長い国と比較してUSNAでは古式魔法師が少ないと言われるものの、原作で語られたネイティブアメリカンのシャーマン然り、目立たないだけで実在はしていたのだろう。

 

「国際的な交流は古式魔法師の方が盛んだとは聞いていたが、まさかそれほどとはね」

 

「うむ。お陰で見聞が広がった。やはり外に出てみるものじゃな」

 

 空腹が満たされたこともあってか、四十九院さんは一層幸せそうな笑みを浮かべた。

 彼女の笑顔に釣られ、いつもの対面ではなく隣に座った雫が頬を緩める。

 

「こっちにはどのくらい滞在するの?」

 

「2週間くらいかの。お主らと会う以外には何も考えとらんかったし、気ままにぶらぶらするつもりじゃ」

 

「ホテルはどこ? 近くならまた話せるよね」

 

 雫の問いに、四十九院さんはあからさまに困った顔を浮かべて頭を掻いた。

 

「いやー、それが思い付きの旅で何の手配もしていなくてのう」

 

「それはまた。随分と刹那的だな」

 

 自ずと呆れとも納得ともつかない息が漏れる。

 彼女の為人に詳しいわけではないが、表面的な部分だけでも『らしい』一言に感じた。

 

「沓子さえよければ、今日はうちに泊っていかない?」

 

「ありがたい申し出じゃが、良いのか?」

 

 今度はきょとんと目を丸くして僕と雫の間で視線を行き来させる。

 コロコロと表情が変わる様は何とも新鮮で、つい冗句が口を衝いて出てしまった。

 

「安心してくれ。近くとはいえ、僕は別に部屋を借りている」

 

「当たり前じゃ。寝込みを襲われる心配などしとらんわ」

 

「大丈夫だよ。愛梨と栞にはちゃんと報告しておくから」

 

「それはやめるのじゃ! 愛梨からの連絡が止まらなくなってしまう!」

 

 雫が端末を取り出した瞬間、四十九院さんは慌てたように自身を抱きしめる。

 似たようなことは実際に雫とほのかの間で起きていて、気持ちが解るからか雫は表情こそ変えないまま明後日の方向へ目を逸らしていた。

 

「まったく。お主ら、随分と仲が深まったようじゃのう」

 

 大きなため息と一緒にそう呟く四十九院さん。

 やれやれといった顔でこちらに視線を移し、山吹色の目を僅かに眇める。

 

「色々あってな。今は学友であると同時に護衛の主従でもある」

 

「学友や主従で片付く(よしみ)ではないと思うがの」

 

 答えるなり四十九院さんの視線は雫へ移り、間もなく両目ともが細められた。

 短い間だけ雫を見据えた後、彼女は目を閉じて直前のものとは印象の違うため息を吐く。

 

「なるほど。こういうことじゃったか」

 

 まるで何かを見透かしたかのような一言。

 それが意味するところは結局話してくれないまま、再会を祝う席はお開きとなった。

 

 

 

 




 
 
 
 沓子の留学事情やセイラム周りのアレコレは独自解釈です。
 
 
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