インフィニット・ストラトス コードネームZERO   作:零「ZERO」

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はい、どうも、性懲りも無く書いてる作者でーす

シャル)あれ?仕事は

昼休憩中だからいいの
とはいえちょっと急いでるから手短にな

シャル)あ、あまり時間ないんだね……

サブキャラのこと出たけど………いや、難しいですあれ、調べまくっても出なかったし……

シャル)あ、あはははは……

てことで、本編どうぞ!


Misson 17 諸刃の剣!ゼロシステム起動!

アナウンス)非常事態発令!トーナメントは全試合中止!状態をレベルDと認定!鎮圧部隊を送り込む!来賓、生徒は避難すること!

 

アナウンスの声が響くそのアナウンスを聞きギャリーにいた生徒、および来賓は避難を開始した

 

シャル)な、なんなの、あれ!?

 

シャルルが驚きの声をあげる

 

……データにあったな……正しくはヴァルキリー・トレース・システム……通称VTシステム

過去のモンド・グロッソ優勝者の戦闘方法をデータ化し、そのまま再現・実行するシステム、パイロットに「能力以上のスペック」を要求するため、肉体に莫大な負荷が掛かり、場合によっては生命が危ぶまれるもの……

現在はあらゆる企業・国家での開発が禁止されているはずだが………

ラウラ・ボーデヴィッヒのシュバルツェア・レーゲンには搭載されていたらしい……

 

俺が状況を分析している間、鎮圧部隊が数名出てくる

 

部隊長)君達!ここは危険だ!すぐにここから逃げろ!

 

隊長らしき人物が俺とシャルル、篠ノ之箒に声をかける

 

シャル)ゼロ!

 

シャルルは俺を呼ぶ

 

シャル)言われた通り!行こう!

 

シャルルは言う

 

……こうなったのは、果たして誰が原因か……過程として、向こうがもっと力を求めている状況だったのがキーだったと仮定するなら……現状から考えるに……これは俺が原因と言えるか……

 

一夏)このやろう!千冬姉の真似をしやがって!許せねぇ!

 

考えていると、一夏がこちらに来て、変化したシュバルツェア・レーゲンに向かっていく

 

ゼロ)……っ!

 

俺はすぐに一夏の前に立ちはだかり腹を殴る

 

一夏)がっ!……何すんだよ……ゼロ……

 

一夏はそういい、ISが強制解除され、気を失い落ちる

 

シャル)あ、一夏!

 

シャルルは落ちてくる一夏うまくキャッチし、降りる

 

この間も鎮圧部隊は戦闘をしているが、歯が立たないらしい…

 

シャル)ゼロ!一夏は僕がゼロも!

 

………今回は俺の責任だ……そのせいでラウラ・ボーデヴィッヒがもし死んだとしたら……俺はきっと、後悔の念に押し潰されるだろう…………あの時のように………あの時に……俺は感情という一切を捨てたつもりでいた………だが……あの馬鹿(一夏)のせいで……俺も焼きが回ったらしい………

 

ゼロ)……シャルル、一夏と篠ノ之箒を連れてお前たちは先に逃げろ

 

シャル)っ!うん、でも、ゼロは!?

 

ゼロ)………俺は……

 

………俺は、もう一つのZEROのシステムのことを考えていた………これにはかなりのリスクが伴われる……だが………

 

 

 

………俺はすでに覚悟は決めている

 

 

 

ゼロ)俺はこの状況を鎮圧する

 

シャル)っ!無理だよ!いくらゼロでもあれは!

 

シャルルは俺に言う……だが

 

ゼロ)シャルロット!

 

シャル)っ!

 

ゼロ)…………俺を信じてくれ

 

振り向き様にそう言う

 

シャル)………わかった………でもゼロ約束して!

 

ゼロ)………

 

一呼吸起き、シャルロットは次の言葉を放つ

 

シャル)絶対に死なないで!

 

 

 

 

そう言って、一夏と箒を連れて避難を始めるシャル

 

箒)お、おい!?大丈夫なのか!

 

シャル)………今は避難をしてっ!………

 

箒)っ!………

 

シャルロットの目には涙があった……自分の最愛の男(ひと)が、今、覚悟を決めて戦う中、自分は逃げるしかなかったから……何もできなかったから……そんな自分が不甲斐なく、涙を流すしか、彼女にはできなかった

 

 

 

 

 

 

俺は、ツインバスターライフルを低出力で発射し、シュヴァルツェア・レーゲンを撃つ

 

鎮圧兵A)っ!退避!退避!

 

鎮圧隊はツインバスターライフルの存在に気づき、横へ移動し退避する、ツインバスターライフルはシュヴァルツェア・レーゲンに直撃する、しかし、低出力だったからか、あまりダメージは見られない……だが、これでいい、あくまで今の攻撃は、奴の注意を俺に引きつけるためだからな

 

鎮圧隊長)っ!君!何をしている!ここを離れなさい!

 

俺に隊長らしき人物が呼びかけるが

 

ゼロ)………ここは俺が引き受ける、かなりの大規模な戦闘になる……お前たちもここから退避しろ

 

鎮圧隊長)何を言う!?生徒に何が!

 

ゼロ)……では、このまま全滅するか

 

鎮圧隊長)っ!……

 

俺がそういうと、隊長は黙る

 

ゼロ)……ここは任せろ、すでに敵の注意は俺に惹きつけられている、奴の狙いは俺だ……俺がやる

 

鎮圧隊長)……わかった、だが、危険と判断したらすぐに止めに入る、いいな!

 

ゼロ)……了解

 

実際、鎮圧部隊でも歯が立たなかったのは事実だからな……

鎮圧部隊はすぐにその場から退避する

 

 

 

鎮圧部隊が退避したのを確認すると、俺は目を瞑り……「あいつ」に声をかける

ラウラ・ボーデヴィッヒを救うため、これ以上俺のような人間を増やさないため……

VTシステムと渡り合うための力を目覚めさせるために………

 

 

 

 

 

 

 

 

???)力を求めるか……

 

………ああ

 

???)何故だ

 

………俺のような人間を増やさないため……目の前にいる囚われた者を救うためだ

 

???)……なぜ助ける?

 

さぁな………俺もわからん………だが……焼きが回ったらしい……あのバカのせいで

 

???)…………

 

あいつならこうするだろうと、そう考えても行動した………それだけのことだ………それを実行するため

 

 

 

 

 

 

…………ZEROよ…………俺を導いてくれっ!!!!

 

 

 

 

ZERO)…………いいだろう………導いてやる………お前の未来を

 

 

 

 

 

 

ドクンッ!

 

瞬間、俺の頭に、色々な情報、色々な可能性、色々な行動パターン、色々な未来が見えた………先の未来には、ラウラ・ボーデヴィッヒは、笑い合っている未来が……確かにそこにあった………この未来だ……俺はこの未来を選択する

 

そのためにはどうしたらいいか、数秒先の未来が、俺には見えた

 

SVT)っ………

 

シュヴァルツェア・レーゲンは剣のような者を構えたかと思うと、縦から斬りかかってくる

 

俺はこの未来、さらに先にどんな攻撃をするかも見ていたので、俺はそれをエレメントソードで受け止め

 

ゼロ)っ!

 

シフトを氷属性に変え、相手を凍らせた

エレメントソードの氷属性モードは、範囲攻撃のほか、相手を凍らせる付加攻撃がある、受け止めた瞬間に俺は相手を凍らせることがでいる

 

SVT)っ!?

 

凍ったせいで、体がうまく動かなくなったシュヴァルツェア・レーゲンは、なんとか攻撃をしようと、剣を振りかけてくる

しかし、凍っているせいで鈍い……その動きでは、俺に当てることはできないだろう、俺はその間に雷属性に切り替え、ZEROの最大出力に+雷による加速のスピードで、相手を高速で切り刻んでいく

 

SVT)っ!っ!!!!!

 

すると、胸の中央あたりからラウラ・ボーデヴィッヒの上半身が出てくる、彼女はすでに気を失ってるようで、目を覚ましてはいない………人質のつもりか…だが、関係はない、未来ならすでに見えているっ!

 

 

俺はその隙間のあたりに行くとエレメントソードの雷属性で、切り裂き、ラウラ・ボーデヴィッヒ本体を切り離し、救出する

 

ラウラ)っ!

 

ラウラ・ボーデヴィッヒを救出し、彼女は数メートルほど離れた場所に下ろす

 

SVT)っ!!

 

シュヴァルツェア・レーゲンはなおも俺に攻撃を仕掛けようとする……ラウラ・ボーデヴィッヒの救出は完了……あとは跡形もなく消し去るのみだ

 

俺はツインバスターライフルを構え、最大出力でチャージする

 

ゼロ)………ターゲット……VTシステム起動、シュヴァルツェア・レーゲン

 

………ラウラ・ボーデヴィッヒの命を危うくした一つの元凶……VTシステム………

 

ゼロ)………お前を…………殺すっ

 

ツインバスターライフルをフル出力で発射する

 

シュヴァルツェア・レーゲンは、フル出力のビームに直撃すると、跡形もなく消え去った

 

 

ゼロ)…………

 

シュヴァルツェア・レーゲンの残骸のみを残して

 

 

 

 

 

 

俺はラウラ・ボーデヴィッヒを連れて避難をしていた群衆へ入る

 

シャル)っ!ゼロ!

 

一夏を篠ノ之箒に任せ、俺の元へくるシャルル

 

シャル)よかった……無事だったんだね!

 

俺はラウラ・ボーデヴィッヒをシャルルに託して

 

ゼロ)………………任務…………完了

 

 

 

 

口から大量に吐血をして倒れた

 

シャル)………ゼロ………?…………ゼロっ!!!????

 

 

 

 

シャルロットの声が、聞こえたが………俺を呼ぶ声を最後に……俺の意識は闇へと消えた

 

To Be Continue

 




はい、いかが

セシシャル)ゼロ/さんが!ゼロ/さんがぁぁぁぁぁぁ!!!

落ち着けー!こいつ死んだらこの小説終わっちまうんだから、死んでるわけないだろうが!

シャル)でも最後はひどいよ!?よりにもよって僕の前で吐血させる!?

いやーだって………ねぇ?

セシリア)この鬼!悪魔!血も涙もないんですわね!あなた!

そんなに言わなくても………
……心折られたんで今回はここまで、さよなら

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