インフィニット・ストラトス コードネームZERO 作:零「ZERO」
シャル)……よくそうなるよね……
まぁ……僕も忙しい時はあるし、許してくださいな♪
シャル)……僕だけだからよかったね
うん……では、今回晒し行きますが……今回ちょっと悲しいコメントありました、まぁ箒さんのアンチですね、まぁ、なんですかね、無理に好きになれとか、そういうことは言いませんけども、それで僕にボコボコにするものを書いてくれだとか、そういうことを言うのはちょっと違うと思います
僕は、アンチが喜ぶようなものを描きたいんじゃなくて、みなさんが楽しんで読んでくれるような、そんな小説を書きたいんですね
たしかに嫌われているキャラもいるかもしれないけど、キャラはキャラで役割を果たしているだけで、罪はないわけですよ、たしかにアンチヘイトって書いてあるけども、正直僕はそういうアンチ系があまり好きじゃないんですね、見てて正直不快に思いましたんで、正直言って
だから誰も不快に思わないような小説を書きたいんですね、なので、ボコボコにするようなものは書きません、まぁ、ちゃんと思ったことは言いますけど、あくまで意見として出してるだけなんでそこは勘違いしないようにお願いします
シャル)なんか……作者が真面目なこと言ってる……
元々真面目だよ!?ひどいな!?
シャル)そうかなぁ……
……はい、本編入ります
報告を受けた俺たちは、旅館へと戻り、空き部屋を借り、そこで作戦会議を開くこととなった
千冬)……2時間前ハワイ沖で試験稼働にあった、アメリカ・イスラエルの共同開発のISシルバリオ・ゴスペル、通称『福音』が制御下を離れて暴走、監視空域を離脱したとの報告があった
情報によれば無人のISとのことだ
一夏)…無人
無人、先日のクラス対抗戦の時に、暴走したとされている10体にも及ぶISと同じ状況か…
なぜ無人で暴走するのか……繋がっているのか
千冬)……その後、衛星による追跡の結果、福音はここから2㎞先の空域を通過することが分かった
時間にして50分後、学園上層部の通達により我々がこの事態に対処することとなった
……教員は学園の訓練機を使い空域の封鎖を行う
よって本作戦の要は専用機持ちに担当して貰う
………それはつまり……俺たちにそれをやれということか……なるほど
一夏)は、はい?
……こいつはいまいちわかってないらしいが
ラウラ)…つまり暴走したISを我々が止めるということだ
ラウラが説明すると
一夏)ま、マジで!?
と、驚く、そこまで驚くほどのことでもないだろうに
鈴)…一々驚かないの
鈴にそう注意される一夏
千冬)…それでは作戦会議を始める
意見がある者は挙手するように
織斑千冬の言葉にセシリアが手を挙げる
セシリア)はい!目標ISの詳細なスペックデータを要求します
とりあえずは妥当ではある、情報がないのでは話にならないからな
千冬)うむ、だが決して口外するな
情報が漏洩した場合、諸君には査問委員会の裁判と最低でも2年の監視が付けられる
セシリア)了解しました
そして、そのISの情報が表示される
セシリア)広域殲滅を目的とした特殊射撃型…、私のISと同じオールレンジ攻撃を行えるようですわね
セシリアの口にした通り、オールレンジ攻撃に特化された機体だ……もし戦闘になれば、厄介だろう、セシリアの場合は射撃が正確だったのと、ビットを使うのに集中力がいるのもあったから、その隙をつけたが、今回はコンピューターに動かされている、その程度は簡単に行えるだろう
鈴)……攻撃と機動の両方を特化した機体ね、厄介だわ
そう、オールレンジだけでも厄介だというのに、向こうは機動力もかなり高い……ゼロシステムを使ってもギリギリだろう
シャル)…この特殊武装が曲者って気がするね連続しての防御は難しい気がするよ
ラウラ)…このデータでは格闘性能が未知数だ偵察は行えないのですか?
ラウラの言う通り、格闘の性能がわからない、偵察を行った方がいいと思うが
千冬)…それは無理だな、この機体は現在も超音速飛行を続けている
アプローチは1回が限界だ
………音速の飛行か……たしかに偵察を行うのは難しそうだ
山田)一回きりのチャンス、ということはやはり、一撃必殺の攻撃力を持った機体で当たるしかありませんね
……一撃必殺か……この中で一番攻撃力がたかいとすれば……
一夏)なら、ゼロだな!
…………まぁそうなるな
ラウラ)貴様!いきなりそれか!
一夏)え、えぇ……
……たしかに、この中だと俺のZEROが強いだろう、さらにZEROシステムを使えば確実に当てることは可能だからな
千冬)……どうだ?ゼロ?やれるか?私としては、おそらくお前はまたZEROシステムを使おうとしていると思うが…お前の機体のパワーは未知数だったが、やれるか?
俺に織斑千冬は聞いてくる
ゼロ)問題はない、スペックを見る限り、ZEROの速力、エレメントソードの速力を使えば十分だ、それに座標もはっきりとわかっている、ZEROシステムも限界まで使うことはないだろう、せいぜい1分あれば十分だ
俺はそう説明する
千冬)……そうか、ならば
と、織斑千冬が言葉を繋ごうとしたが
束)待った待った♪その作戦はちょっと待った!ちーちゃんちーちゃん、もっといい作戦が私の中にナウプリンティング♪
千冬)…出ていけ
いつのまにか部屋にいた篠ノ之束の言葉に織斑千冬は無表情で出て行くように促す……それでも止まりそうにない勢いの篠ノ之束は
束)聞いて聞いて♪ここは断然紅椿の出番なんだよ!
そう言ってくる
千冬)何?
その言葉に耳を傾ける織斑千冬
束)確かにそこの彼の意見も分かるけどスペックもきっちり明かしていないISを信じるより、白式・紅椿のコンビに組ませる方が信頼性に足るってもんだよ~♪
………ふむ、信頼性を考えるなら当然だろうな……だが
ゼロ)言いたいことはもっともだが、成功すると言う確証は?
俺がそれを聞くと
束)このスペックを見れば一目瞭然でしょ?
ゼロ)機体の性能で言えばたしかに問題はない……だが、肝心のパイロットには本当に問題はないと言えるか?
箒)っ!な、なんだと!
俺の言葉に篠ノ之箒は反応した
ゼロ)前に言ったはずだ、お前はすぐに感情的になりやすいと、その状態でこの作戦に臨むと、失敗につながる可能性がある
箒)っ!私が向いていないと言うのか!
ゼロ)その通りだ
箒)っ!貴様ッ!
俺が厳しく言うと、篠ノ之箒を掴もうとしてくる
一夏)お、おい、ゼロ!?今のは流石に言い過ぎだろ!?
一夏も反論をしてきた
ゼロ)今はいつもの特訓じゃない、実戦だ、失敗は許されない、それを、完全にテストを終えていない状態で紅椿を出すのは合理的じゃないだろう、パイロットもまだ未成熟だ……もっとも、その未成熟な状態の生徒に頼む上も問題だとは思うがな
一夏)だからって!
千冬)うるさい!そこまでだ!
一夏が俺に反論しようとしたが、織斑千冬が止める
千冬)ゼロ、お前の意見はわかった、ではこうしようゼロを先行させ失敗した場合のバックアップに織斑、篠ノ之の両名をつける、それでいいな?
バックアップか……たしかに、万が一に備えておくのも一つの手だろう
ゼロ)問題ない
千冬)作戦は決定だ、文句は受け付けない
ゼロ)……任務了解
箒)はい!
一夏)……はい
織斑千冬の指示に俺たち返事をし、それぞれ部屋を出て行く
束)……まぁ、仕方ないかぁ♪(見せてもらおうかなZEROの力って物を♪)
篠ノ之束が何か裏があるような笑みを浮かべていたのを俺は見逃しはしなかった
河川敷に集合する俺たち
箒)紅椿……いくぞ!
そして、篠ノ之箒はISを展開する
山田)…織斑先生、ここに篠ノ之博士がいることは上層部は?
千冬)…連絡はついている
今は暴走したISを止めることが最優先だ
束)それじゃあ箒ちゃん、展開装甲Open♪
背中にあった羽のようなものが展開される
束)展開装甲はね、第4世代型の装備でぇ、一言で言っちゃうと紅椿は雪片弐型が進化したもんなんだよね~♪
一同)えぇ!?
……つまり、あのIS自身が雪片弐型ということか……
箒) ……進化
束)なんとぉ、全身のアーマーを展開装甲にしちゃいましたぁ♪ブイブイ♪
見ればわかるな
束)それにしてもアレだねぇ、海で暴走って言うと前に起こった「白騎士事件」を思いだすね♪
千冬)なっ!くっ
突然の篠ノ之束の言葉に苦虫を噛んだような顔になる織斑千冬
一夏)…白騎士事件かぁ
白騎士事件……篠ノ之束がISを発表して直ぐの頃、各国のミサイル2341発、それらが一斉にハッキングされ日本に向けて発射された
防衛手段を失っていた世界が混 乱する中現れたのが白銀のISを纏った一人の女性だった
後に白騎士と呼ばれるようになったそのISは、全てのミサイルを撃墜し日没と共に姿を消したと言う事件だったか……このZEROのベースかもしれないのがその白騎士というのも、どうも腑に落ちんな
束)うふふふ~♪白騎士って誰だったんだろうね?ね、ねちーちゃん♪
篠ノ之束はそんなことを織斑千冬に振る
千冬)…知らん
織斑千冬は何かを隠している様子でそう言った
束)うんうん♪私の予想ではバスト88…
そう言った瞬間に織斑千冬の手刀が見事に篠ノ之束の頭に炸裂した
束)きゅぅ~ん、ひど~いちーちゃん!束さんの脳は左右に割れたよ~
簡単に左右に割れるようなら普通は死んでいるだろう、人間には頭蓋骨というヘルメットがあるのだからそうそう傷はつかないだろう
千冬)そうか、良かったなぁ
これからは左右で交互に考え事が出来るぞ
束)お~う♪そっかぁ♪流石はちーちゃん頭いぃ♪
そう言って織斑千冬に抱きつく篠ノ之束
………そもそも割れたら使い物にならんだろう
千冬)や、やめろっ!束
そう言って引き剥がそうとする織斑千冬……油断してたようだな
千冬)…話を戻すぞ!紅椿の調整にはどれくらいの時間がかかる?
セシリア)織斑先生!
織斑千冬がそれを聞こうときた時にセシリアが前に出る
千冬)なんだ?
セシリア)私とブルー・ティアーズなら必ず成功してみせますわ
高機動パッケージストライクガンナーが送られてきています
そう宣言するセシリアだが
千冬)…それは量子変換してあるのか?
セシリア)…そ、それは
どうやらまだらしいな……無理をしているのか、セシリアはオロオロした様子でいる
束)ちなみに紅椿の調整時間は7分あれば十分だよ♪
………さすがは天才と言ったところか
ゼロ)……無理をするなセシリア、この作戦は元々俺一人で十分なのだからな
俺がそういうと
セシリア)で、でも!やっぱり心配なんです!ZEROシステムのことは聞きましたが、それはゼロさんの頭に負担をかける物なんでしょう!?最悪、ゼロさんが死ぬ可能性がッ!
…………俺が死ぬか……
ゼロ)気にするな、セシリア……命なんて安い物だ、特に俺のはな
それを言った瞬間に、セシリア、シャル、ラウラの3人が反応した
セシリア)二度とそんなこと言わないでください!私にとって!あなたは何物にも代え難い大切な人なんです!お願いですから!もっと自分を大切になさってください!!
シャル)そうだよゼロ!前にも言ったでしょ?君がいなくなったら、僕はここに残る意味がなくなるって………君がいなかったら生きる意味なんてないんだからね!?
ラウラ)そんなことを言わないで……お願いだから……ゼロ………
……………ここまで怒られたのは初めてだ
ドクターですら、ここまで俺を怒ったことはない……
千冬)……失言だったなゼロ………前に私にも言ったが……お前は周りからの認識を改めるべきだ……言っておくが、自分も守れないような奴に、全てを守ることはできんぞ
…………周りからの認識…か
……俺には残されたものなどないというのに…
束)愛されてるねぇ♪
篠ノ之束がそんなことを俺に言ってくるが、とりあえず無視をしておく
千冬)………(全く、あいつの受け売りが出てしまったか)
一夏)まぁ、とにかく、無茶すんなよ?ゼロ?
ゼロ)……了解
俺と一夏はそう言葉を交わす
千冬)…本作戦は、ゼロ・織斑・篠ノ之の3名による目標ISの追跡、及び撃墜とする
作戦開始は30分後、各員準備にかかれ!
その指示と同時に俺たちは準備にかかった
鈴)…一夏、気をつけなさいよ……実践なんだから
一夏)おう!ありがとな鈴!俺頑張ってくるよ!
鈴)…うん
一夏と鈴は言葉を交わすと、一夏は先に配置に向かう
鈴)…ゼロ
ゼロ)?なんだ?
鈴は急に俺に声をかけてきた、そして、次に俺に向かって
鈴)…一夏を守ってあげて
と、頼んできた……
ゼロ)……元よりそのつもりだ……だが
鈴)…えっ?
最近、あのバカを見ていると思ってしまうことがある
ゼロ)あいつはそんなに弱くはない
そう、あいつは俺が守らなくてはならないほど弱くない……そう思えてしまう……どうやら完全にあいつに侵食されたらしいな
鈴)…うん!そうだね!なんかゼロが言うと説得力あるよね…ありがとう!
そう言って、俺の元から離れていく
……俺の任務はたしかに一夏を守ることだ、だが、あいつも成長をしている……そして俺にはない物をあいつは持っている……そこを考えれば、あいつは俺よりもよっぽどが強いと言っていいだろう………俺に守られなきゃならないほどあいつは弱くはない……ただ
一夏)……なぁ、ゼロ
そう考えて持ち場に向かっている時に、一夏に声をかけられる
ゼロ)どうした?
俺が聞くと、一夏は一呼吸おいて
一夏) …箒のことを守ってやってくれ
あいつなんか気負いすぎてる気がするんだ…
もちろん、俺も守る!ただ、やっぱりゼロには頼っちまう
まだまだ俺は弱いんだ
だからっ…
………こういうところだ……俺に頭を下げてでも、他人を守ろうとする……大切な物を守ろうとする……そこが、俺にはないお前だけの強さだ
ゼロ)………安心しろ、お前たちはあくまでバックアップなんだ、ゼロシステムを使えば間違いなく…
一夏)それともう一つ
俺が言い切る前に一夏が切り出す……おそらく俺が一番言いたいのかもしれない
一夏)………死ぬなよ
………まさか、お前からそんなことを言われるとはな…
ゼロ)……………了解
対象から課された任務だ……この任務は……必ず果たす
海岸に出た俺たち3名、作戦の開始時刻が迫ってくる……あと3秒……2……1………作戦開始!
一夏)こいっ!白式!!
箒)いくぞ、紅椿!!
ゼロ)……ZERO……出撃する
3人同時にISを展開する、俺は二人より先にいく、そして、一夏は篠ノ之箒に肩車で捕まる……この中だと、一夏の白式が一番機動力が乏しいからだ、ついていくにはこうして乗るしかないだろう
一夏)…じゃあ、箒、よろしく頼む
そう篠ノ之箒に声をかける
箒)本来なら女の上に男が乗るなど私のプライドが許さないが今回は特別だぞ
……今回は仕方あるまい
そして、二人と俺に続き飛んでくる、なかなかの速力ではある、第四世代とはそういうものか
一夏) …いいか箒、これは訓練じゃない!
十分に注意して…
一夏がそう注意しようとしたが
箒)無論わかっているさ!心配するな、お前はちゃんと私が運んでやる!大船に乗ったつもりでいればいいさ
と、遮る
一夏)…なんだか楽しそうだな?やっと専用機を持てたからか?
一夏がそう聞くが
箒)え?私はいつも通りだ、一夏こそ作戦には冷静にあたることだ
と、逆に一夏に注意する篠ノ之箒
一夏)…あぁ
一夏もやはり心配なんだろう……腑に落ちない顔をしている
千冬)[ゼロ、織斑、篠ノ之、聞こえるか?]
二人のやりとりを眺めていた時、織斑千冬から通信がきた
ゼロ)あぁ
一夏)はい!
箒)よく聞こえます
3人同時に返事をする
千冬)[よし、今回の作戦の要はゼロだ
お前達はあくまでバックアップ、無理はせずゼロに指揮は委ねろ!…撃つべきはシルバリオ・ゴスペル、以降福音と呼称する]
箒)私は状況によってゼロをサポートすればよろしいですか?
織斑千冬の指示に質問を返す篠ノ之箒
千冬) […そうだな、だが無理はするな、ゼロの指示に従え
お前は紅椿での実践経験は皆無だ
突然何かしらの問題が出るとも限らない]
そう指示を返してくる
箒)分かりました
ですが、出来る範囲で支援をします
その指示に篠ノ之箒はそう返した……俺から見ても浮かれている様子だ
一夏)…………
やはり、お前も心配なのだな、一夏……任せろ、お前たちへの番は回さないさ
その頃作戦室では
鈴)…あの子ちょっと声が弾んでない?
セシリア)えぇ、そう聞こえましたわね…
シャル)…わからなくもないけど…
鈴、セシリア、シャルの3人は箒の浮かれている様子がわかった
千冬)……ゼロへのプライベートチャネルを
山田)はい
千冬はゼロにプライベートチャンネルで通信をする
千冬)…ゼロ
ゼロ)[なんだ?]
通信にすぐに出るゼロ
千冬)…どうも篠ノ之は浮かれている
あんな状態では何かを仕出かすやもしれん
すまないがいざという時は頼む
ゼロ)[あぁ、分かっている]
そう言葉を残し、ゼロは通信を切る
山田)オープンチャネルに切り替えます
スタンバイどうぞ!
山田の言葉に千冬は続けて
千冬)…では始め!
作戦開始の合図を出した
その頃、上空に待機していた俺たちは、織斑千冬の指示の通り行動を開始する
箒)……ふふふ……
一夏)……?箒?
篠ノ之箒は笑みを見せる……どうやら浮かれている様子は変わってないようだ……
箒)一夏!いくぞ!
一夏)……お、おう
……一夏、そっちの方は任せるぞ
ゼロ)俺が先行する、後からついてこい
俺は織斑千冬に言われた通り指示を出すが
箒)お前の機体の速力で本当に間に合うのか?間に合わない様なら私が一夏と先にいき目標を撃破するが?
そう返してきた………やはり浮かれているようだ
ゼロ)……問題はない、俺の機体は間違いなくお前より速い、お前らは後方に待機していろ
どちらにしても一夏を乗せている分速力は落ちるはずだ、当然、全速力は出せないだろう
そこを考えれば俺の方が速いのは一目瞭然だ
箒)なんだと!?
俺の指示に篠ノ之箒は言い返そうとするが
一夏) …いい加減にしろ!箒!この作戦は俺達はバックアップなんだ、それに指揮権はゼロにあるんだぞ?
箒)っ、わ、わかっている!
一夏の言葉に篠ノ之箒はそう返す……一夏がこう叱るのは珍しい物だ
ゼロ)いくぞ
そして俺は先に目標へ移動を開始する
一夏) (…なんだこのスピードっ!?すげぇぜ紅椿
でもゼロの機体もまだまだ余裕って感じで飛んでるな)
箒)(くそっ!一夏を乗せてる分スピードが出ない!これじゃゼロに負けてるみたいじゃないか!)
……やはり、一夏を乗せている分思ったようにうまくスピードを出せないみたいだな……やはりバックアップに回して正解だったか
その頃、作戦室では
シャル)…イグニッションブーストの比じゃないよ
ラウラ)…驚異的な速さだ
紅椿のスピードに驚きを隠せないでいた二人
無論その先をいっているゼロもゼロなのだが
束)(なるほどねー……思ったよりも早いねぇ……でも一体誰があんなISを作ったのかなー?……でも、まぁいいや♪)
束)さぁて、みせてもらうよぉ…ZEROの力♪
束はそう呟いた
こちらは目標に到達すると、目標を発見した
ゼロ)目標発見……破壊を開始する
俺はエレメントソードを持つ
ちなみにバスターライフルは置いてきた、少しでもスピードを出すためだ
箒)っ!見えたぞ!一夏!
一夏)っ!あれが福音か……!
二人も確認したらしい
ゼロ)先にいく、目標接触まで10秒だ……
俺は、後のことに備え今のうちにZEROシステムを起動する……だが、俺が見たのは……衝撃的な未来だった
ゼロ)すぐに急降下をしろ!!
二人)っ!?
俺たちはすぐに急降下をする
すると、いくつものビームがさっきまで俺たちが飛んでいた区域を通過した
俺はビームの元を見る、そこには
福音以外に30機にも及ぶ無人機が待ち構えていた
一夏)!?嘘だろ!?なんでこんなに!?今回は福音だけが暴走したんじゃないのかよ!?
その無人機は……この間の暴走した無人ISと全く同じ機体だ……しかも、この数…量産型か……バスターライフルを置いてきたのは……失敗だったか
すると、無人機たちはビーム砲をこちらに撃ってきた
ゼロ)散開してよけるぞ!
俺たちはそれぞれに分かれ避けることにした
その頃、作戦室では
鈴)嘘でしょ!?なんで急にあんなに!?
シャル)さっきまでレーダーにも反応はなかったのに!?
千冬)っ……ジャミングか
急に現れた無人のISに戸惑いを見せていた
今千冬が言ったように、レーダーに反応はなかったのは、ジャミングによるものである
ジャミングの効果により、レーダーに捕捉されることなく、簡単にゼロたちの後方に回ることができたのだ
セシリア)っ!これでは、ゼロさんが!
セシリアは助けに行こうと向かおうとするが
ラウラ)よせ!何をしようとしてる!
ラウラに止められる
セシリア)このままだと、ゼロさんが!助けたいくんです!すぐに!
ラウラ)冷静に考えろ!今行ったところで間に合うはずがないだろう!
セシリア)でも!今もきっとZEROシステムを使っているはずです!バスターライフルも置いてきている今!今はZEROシステムを使うしかない!でも、あの数だと5分なんて簡単に超えてしまいます!あれだと、ゼロさんが!ゼロさんが!
ラウラ)だからといって!私たちが言って何ができる!?ゼロの足手まといになるだけだ!
セシリア)でも!
千冬)いい加減にしろ!
二人の口論に、千冬は声を大にして止める
千冬)二人とも、落ち着け……知っての通り……あの数をゼロ一人でやるのは難しい……だが、あちらには3人いるんだ……そう簡単にやられまい
セシリア)っ……しかし
千冬)………あいつらを今は信じるしかあるまい
二人)っ………
千冬のその言葉に二人は声を押し込み、見守ることにした
束)……(さーて、どうするのかなー?ゼロくんは?♪)
束は、愛も変わらず楽しそうに眺めていた
あの後、俺たちはどうにか無人のISの攻撃を避け、一機、一機、確実に撃破していく……しかし、このままでは福音に逃げられる可能性がある、そうなれば任務は失敗に終わる……どうにかしなくては……
そう考えていた時、福音がこちらにきた
一夏)っ!きた!
こちらにきたことにすぐに察知した一夏……
まずはあいつが優先だ……俺はゼロソードを展開し、待機をする……ZEROが見せてくれる未来の先に……どこを斬ればいいかすぐにわかった、その未来まで、5……4……3……2……1………きたっ!
ゼロ)っ!
俺は、横に来た福音を一閃した……俺で確実に仕留めたと思ったが………油断をした
一夏)っ!墜とし切れてない!?
そう、今の一撃で墜とすことができなかった
……俺としたことが……ミスをしてしまったらしい
箒)私に任せろ!
そう言って篠ノ之箒が墜としに向かう
ゼロ)っ!よせ!捕捉されるぞ!
俺の言った通り、篠ノ之箒は相手に捕捉された
福音はその形を変え翼のようなものが展開された
一夏)っ!やばいあれは!オールレンジ攻撃だ!避けろ!箒!!
そう言った時にはもうすでに遅かった
箒)っ!しまっ!
奴の攻撃はすでに目の前まできていた
一夏)箒!!
ズドーン!!
攻撃が当たるかと思ったが
箒)……あれ……っ!?
ゼロ)………
俺がいま庇った
箒)ぜ……ろ……
ゼロ)……怪我はないか?
ZEROがこの未来を見せてくれた、だからこそいまこうして庇うことができたちなみに、今ので20%ほどシールドが削られた
箒)あ……あ
どうやら、放心状態らしいな……
ゼロ)……無事ならいい、下がっていろ
箒)あ、頭から血が……
……その程度か
ゼロ)その程度なら問題ない
俺は目の前の数体にも及ぶ無人ISを見据える
一夏)ゼロ!大丈夫なのか!?
俺の頭の血を見て心配そうに見てくる一夏
ゼロ)問題はない、それより一夏、篠ノ之箒を連れてここから離脱しろ
俺は一夏にそう言い放つ
一夏)何するつもりだよ……
ゼロ)……一気に一掃する
ここまでZEROシステムをフルで使い、すでに5分を経過しているが……問題はないだろう
一夏)無茶だろ!?バスターライフルもねえのに!?
たしかに無茶かもしれんが……
ゼロ)……無茶をしなければ生き残れはしない……そう、ZEROは言っていた…安心しろ必ず戻る
俺は一夏に言い放つ
一夏)………信じてるからな
ゼロ)……ああ
一夏)……いくぞ!箒!
俺が返事をすると、一夏は篠ノ之箒を連れて戦闘区域から離脱した
箒)っ!ゼロ!私は!
一夏)いい加減にしろ!箒!……ゼロの邪魔になるっ!
箒)っ………すまない
………一夏があそこまで怒るところを見るのは、初めてかもしれんな……
………さて……始めるとするか……確実に全て切り刻む
ZEROシステムはすでに切ってある……しかし、ZEROは俺に最後に、残された最後の切り札があることを教えてくれた…そして、その代償も………とはいえ、俺はZEROより代償が軽いと言ってもいいだろう…その程度なら問題はない
俺はシステムコードを口にする
ゼロ)………TRANS-AM!!!!
すると、ZEROのスラスターから赤い粒子がほとばしる……そして、俺の体は真っ赤に染まる……
その頃作戦室では
シャル)なにっあれ……!?
ラウラ)赤くなっている?
セシリア)……綺麗……
鈴)……どうなってんのよあれ……
四人はそれぞれ感嘆の声をあげている
束)…………(あれって一体………なんなの……)
束は内心、困惑していた……隠された切り札がどんなものなのかわかった一方……とんでもないシステムが隠されていたことに驚きを隠せなかったからだ
俺はエレメントソードとゼロソードを二刀流で構える
数体の無人機は俺に向かって一斉にビーム砲を放ってくる、だが、それが俺に当たることはない……俺はすでに、その数体の無人機の後方にいる……そして
無人機)っ!?
無人機15体は爆発をした……いまの一瞬で、すでに切り刻んだのだ
残りの15体も、同じ手口で切り刻む
おそらく、無人機には自分が何をされたかわかっていないだろう
俺は、残りの福音を見据える、福音は俺にオールレンジ攻撃を仕掛けようとしている……
させるか
俺は、福音に向かっていく、俺はエレメントソードを投げる
エレメントソードは見事に福音に刺さる、そして俺は一気に近づき、エレメントソードをさらに深く刺しゼロソードで手足を切り裂くそして
ゼロ)っ!終わりだ!!!
一刀両断で真っ二つにし、福音を破壊した
…………福音の破壊を確認後、TRANS-AMを解除する、周りを確認し、周りにはすでに敵はいないことを確認する
ゼロ)………任務………完了……
俺はそう言うと、倦怠感と眩暈が襲い、ISが強制解除され……
俺は空から落ちていった
To Be Continue
はい、いかがだったでしょうか
3人)ゼロ/さんはどうなる/んですの/の!?
大丈夫大丈夫、一夏がちゃんと助けてるから
流石にほっとかないよw
セシリア)で、ですよね……
ラウラ)……もし殺してたら……殺す
は、はい……
ということで、また次回、さよならー
3人)おい!?