ソードアート・オンライン ラフコフ完全勝利チャートRTA 2年8ヶ月10日11時間45分14秒(WR) 作:TE勢残党
はい、よーいスタート。
世界レベルのクソ野郎を目指すRTA、はーじまーるよー。
今回はこちら、「ソードアート・オンライン」を走っていきたいと思います。
150年くらい前の古典ラノベに出て来たVRMMOを現代の技術で完全再現し、作中の設定よろしくゲームに閉じ込められてしまった一人として全100層の巨大構造物、鋼鉄城アインクラッドの攻略を強いられる、というストーリーです。まあ、オープンワールドゲーの例に漏れず本筋がおまけみたいになってますけどね。
中々とんでもないゲームですが、感度3000倍ならぬ体感時間3000倍を容易く実現できるようになった現代では丸一日あれば簡単にクリアできます。それにしたって1周体感2年かかって100層どこ見てもクッソ作り込んでるとかいうトンデモボリューム。制作会社あたまおかしいよこの人(小声)。
言ってる間にキャラクリ画面(アバターではなく、初日にカヤバ兄貴に暴かれた後のほう)です。カスタム○イドもびっくりの自由度ですが、今回は男性を選択するので外見を気にする必要はありません。唯一、出自設定を「元βテスター」にしておくのを忘れずに(2敗)。
あとは身長体重性別を設定したら、ランダム作成のボタンをパパパっと押して、終わり!
どうして百合じゃないんだ、と憤慨するホモもいるかもしれませんが、百合に自分/自キャラが介在するのイヤなんですよ私。これだけは真実を伝えたかった。じゃけん尊いものは自然発生に任せて見守りましょうね~。
巷では厳選しまくった美少女キャラで攻略組サークルクラッシャーするのが最適解とも言われてますが、コミュ力という名のプレイヤースキルとアドリブ力に依存しすぎているので今回は採用していません。
そして出来上がったものがこちら(3秒クッキング)。おや、案外イケメンじゃないですか。パっと見20代くらいで、身長体重を高く設定したのでガタイがよく、ワイルド系ですね。百……九十くらいじゃないすか(身長)。
真面目な話をすると、高身長だとリーチが長くなって筋力型と相性がよく、小柄だと動きの小回りがよくなって敏捷型と相性がよくなります。今回はチャートの関係である程度体重を重くしておく必要があるので、この重量級選手に頑張ってもらいます。
自分とかけ離れた体格にすると慣れるまで操作がおぼつかなくなるので、初心者兄貴はおとなしく自分の体格に似たキャラで遊んで、どうぞ (2敗)。私はそれなりに高身長なのでこれくらいなら誤差だよ誤差(マウント)。
次に名前。入力速度を考慮して≪HOMO≫……としたいところですが、こういうゲームにありがちなフィルターに弾かれるので本名「
プレイヤーネームは≪カラード≫にしました。人類種の天敵になる予定なので多少は……んにゃぴ(中学生並のネーミングセンス)。
名前入力が終わったらいよいよゲーム開始です。SAOの世界へイクゾー!
「リンク・スタート!!」
デッデッデデデデッ、カーン!
さて、フルダイブ時の初期設定にかかる時間を誤魔化すため、もう暫くクソ長ムービーが続きます。退屈な み な さ ま の た め に ぃ ~
今回のレギュの説明をします。
星の数ほどある実績の中で、今回のメイン目標となるのは「戦争請負人」の獲得です。
といってもこの実績、普通にプレイしていたらまずお目にかかれないと思うので、まずは簡単に解説をば。
実績「戦争請負人」とは!
1.秩序-混沌軸を-100にして
2.1000人規模のPvP(つまり戦争or虐殺)を発生させ
3.自分のキル/キルアシスト数を100以上にして
4.生存者数を500人未満にする
ことで獲得できる称号です。詳しい解説は後ほどしますが、ざっくり言うと某グ○ンダーズもビックリのスーパーSAO大戦をしようってことですね。なんでそんなことするんですか? という心優しい兄貴達は今のうちにブラウザバックして、どうぞ。
95層到達時のお祭りに乗じてラフコフっていうかヴァサ……ネタバレ兄貴の悲願を達成させればいいのでこれ単体ならそう難しくないのですが、今回はこれに加えもう1つの実績を同時取得します。
・ネームドキャラ全員が死亡した状態でクリアすると獲得できる「誰がための物語」
この2つの実績を同時達成するレギュレーションを「ラフコフ完全勝利チャート」と呼びますが、その難易度ゆえか未だに完走した先駆者兄貴が現れていません。つまり完走しさえすれば確定WR。だから走る必要があったんですね。
さて、やっとOPムービーが終了しましたね。いよいよ操作可能になります。
偉大な先人たちの例にならって、光のエフェクトが落ち着いてメニューを開けるようになった時点でタイマーON。クリアが確定する最後の行動またはヒースクリフ兄貴のHPが全損した瞬間までをタイムとします。
さて序盤のスタートダッシュが第一の関門です。あせらず確実に、チャートをちゃーんと思い出しながら行動しましょう(激うまギャグ)。
まずはメニューを開き、ステータスポイントを敏捷に全振り。最初に取れるスキル枠二つは「両手剣」と「疾走」にします。「疾走」は検証したところ付けた時点で速度ボーナスがあるようなので、このタイミングで取っておくのが最も恩恵を受けられます。
≪始まりの街≫の外に向かって走りながら途中途中で買い物とクエスト受注をします。この時道具屋→討伐クエスト①→武器屋→討伐クエスト②→パン屋の順で寄ると外へ向かって一筆書きで動けるので時間を短縮できます。
購入するのは回復ポーション5本、アイアン・プランク(両手剣)2本、そして黒パン10個です。買い忘れ、装備忘れが無いようにしましょう(1敗)。因みにこの剣、Plankとは板という意味なので、つまり取っ手の付いた鉄板です。ドラゴン殺しかな? 痛そう(小並感)。
高いしクッソ重いですがその分頑丈なので、二本あればこの後待っている酷使にもかなり耐えてくれます。具体的には両手斧の二倍くらい。硬い強い遅いを地で行く設計、誇らしくないの?
今回はチャートの関係で両手剣にしましたが、よりDPSの高い両手斧でもいちおう同じルートで攻略可能です。お好みで選んで、どうぞ。
受けるクエストですが、どちらも≪フレンジー・ボア≫を一定数倒して報告する、というものです。各30体、50体と序盤にしては重たいですが、どうせこれから夕方までに120体は倒すことになるので大丈夫だ、問題ない。
準備が終わったらいよいよ街の外へ出ます。一筆書きが成功しているなら最寄りの門がホルンカと反対方向のものになるはずなので、その門から平原を通ってできるだけ道沿いに走っていきましょう。
この門から続く道は迷宮区の最短ルートではない上、初期スポーン地点からだと微妙に見つけづらい位置にあるため、初日は人気がなく、オープニングセレモニー(笑)のある17時半ギリギリまでMobを独り占めできる可能性が高いです。
今回は……よし、誰もいませんね。後はこのまま全力疾走しながら見つけた≪フレンジー・ボア≫を狩るだけの作業です。さっそくいましたね、あの青いイノシシみたいなMobが≪フレンジー・ボア≫です。いわゆるスライムポジの非アクティブモンスターで、こっちから殴らない限り殴ってきません。
では狩り方をお見せしましょう。見とけよ見とけよ~?
≪フレンジー・ボア≫に後ろから駆け寄り、両手剣に手をかけ、初期ソードスキル「カスケード」を起動しながら左足で急停止。その反動で剣を振り上げて、右足が地面に着くのと同時に思いっきり振り下ろします。
両手剣のダメージ量だと、レベル1かつ筋力無振りでも直撃すればギリギリ1撃で落とせます。剣が地面にぶち当たるので、反動で跳ね上げるようにしてから空中で制御、残った勢いを使って走り出しながら剣を背中に戻しましょう。
ここまでがワンセットです。ね、簡単でしょう?
後はレベルアップごとに狩りの対象を変えながら繰り返しなので倍速。世界レベルの歌声をBGMにしておきます。
~板剣ブンブン丸レベリング中~
さて、敵を追いかけ回してたら親の声より聴いた鐘の音が聞こえて来ましたね。くぅ~疲れましたw これにて初レベリング終了です!
今回は滑り込みでレベル4に乗りましたね、捗りました。ポイントは2だけ筋力に振って、残りは敏捷に入れます。これも移動速度のため……。
という訳ではじまりの街の広場に転送されましたね。これがあるので最初のレベリングの時は帰りのことは考えなくて大丈夫です。
例の演説中は周りのプレイヤーの顔ぶれをチェックするくらいしかできませんが、これが意外に重要です。召喚される位置は毎回ランダムなので、あたりを見渡して現在位置と、できればネームドキャラの位置を把握しておきましょう。デスゲーム宣言から数時間の間にどれだけ動けるかが序盤のタイムにかなり影響してきます。
確認作業&例の演説はカカっと倍速で飛ばしまして……
はい、動けるようになりました。今回はネームドキャラを見つけられませんでしたが、まあ普通こんなもんです。気にせず行きましょう。
原作主人公君が野武士と別れを告げているうちに全力ダッシュでホルンカの村に直行します。出遅れると最悪他のキャラに追いかけられてレベリング効率が落ちるので(1敗)、皆がパニクってる中をさりげなく走り抜けましょう。さっき受けたクエストの報告も忘れずに。
さきほどレベル4になったので、道中のイノシシやらオオカミやらに構う必要はありません。進行方向を塞いでた時だけぶっ飛ばしましょう。
村に着いたら、もちろんアニールブレードのクエストを受注して、近くの森にいる≪リトルネペント≫を狩りまくります。だいたい1/100くらいの確率で出てくる「花付き」のネペントを倒して胚珠を手に入れると強い剣が貰える納品系クエストですね。
この剣は一か月後くらいに売ると結構な高値になるので、序盤の金策として外せません。
ネペントを見つけたら、まず「アバランシュ」を起動させて走り抜けながら横薙ぎに切りつけます。その後振り向きざまに「カスケード」を叩き込めば、相手が攻撃モーションに移るより先にギリギリ倒し切ることができます。先ほど筋力に2ポイント振ったのは、ネペントを確定2発にするためです。
後はこの繰り返しなので、≪実付き≫にだけ気を付けながら倍速――
ど う し て 等 速 に す る 必 要 が あ る ん で す か ?
……えー、今聞こえた破裂音みたいなのが、リトルネペントの「実」が割れる音ですね。花付きと同じ確率で出るハズレモブで、間違って殴ると防犯ブザーと化して近場のネペントくんを全部呼ぶクッソ厄介なヤツです。
遠くで聞こえたので自分以外の誰かがしくじったってことですね。おいゴルルァ! 免許持ってんのか!?
とにかく、すぐに近場のネペントが押しかけて来るので、大急ぎで音の発信源に向かいます。え、逃げないのかって?
やらかしたのがモブなら逃げますが、この段階でネペント狩りしている可能性がある主人公以外のキャラは、最速パターンを引いた時の我等がキリトさん(&コペル君)だけなんですよ。
しかもこの段階で実が割られると、キリトのレベルが足りてないので単騎駆けに失敗して死にます。
この段階で主人公が死ぬのは非常にマズ味です。悪役ロールだとただでさえ殺しまくることになるので、最前線を支えられるプレイヤーは大変貴重。無駄死になんてもったいない真似は許されざるよ。
しかも本チャートではキリトさんにはもっと先の層で役に立っていただく必要があります。それまではある程度原作をなぞってもらわないと困るんですよ。よって何としても助けなければいけません。糞が(悪態糞土方)。
クォレハ広場でキリトを見つけられなかったガバとこまめなミニマップ確認を怠ったガバの合わせ技ですね。再走して? 嫌です……(自問自答)。
言ってるうちにだいぶネペントが増えてきました。当然音源に近づくほどネペントの数が多くなるので、1対3以上になるのを極力避けながら上手くソードスキルに複数体巻き込んでいきます。「アバランシュ」は動きながら出せる上に攻撃範囲が広いので、ガンガンぶっぱしていきましょう。
ただし暴発や操作ミスによるキャンセルは絶対にしないように。乱戦中に硬直したら攻撃が集中して死ゾ(4敗)。だからよ、止まるんじゃねぇぞ……。
目の前のネペントを切り飛ばしたら、案の定キリトさんがいましたね。一人しかいないからコペル君は死んだんじゃないの~?(コックKWSK)
適当なことを言って協力体制を構築。これが美少女ならよかったのに、何が悲しくて命がけで野郎を助けなきゃいけないんでしょう(クソノンケ)。
とはいえ仮にも作中最強キャラ、このパターンに陥っても6~7割くらいは二人とも死なずに抜けられます。そうすればロスどころか普通にレベリングするより高効率で経験値が入ってうま味です。
後は祈りながらネペントの群れを蹴散らすだけですね。目標をセンターに入れてソードスキル、HPが黄色くなったらポーション。これが崩れなければ勝てます(n敗)。
リセは嫌だリセは嫌だリセは嫌だ……はい、今ので最後みたいです。ポーションも結構残ってますし、途中に花付きが1体混じってたので問題ありません。成し遂げたぜ。
キリトさんが何やら話しかけてきてますが、適当にもったい付けてつるまないようにしましょう。主人公補正は悪役ロールにとって天敵、関わりすぎると後で悪事を看破されて乙ります(2敗)。
今回はコミュ障ロール+β経験者であることを気にしている風で行きましょうか。β経験者特典にはこれからも役に立ってもらいます。
よし、良い感じに煙に巻いたところで意味深な警告をして終わり! 閉廷! ぬわぁあああん疲れたもおぉおおおん!!!
ということで今回はここまでとします。ご視聴ありがとうございました。
アルゴ姉貴の口調掴みづらい……掴みづらくない?