ソードアート・オンライン ラフコフ完全勝利チャートRTA 2年8ヶ月10日11時間45分14秒(WR)   作:TE勢残党

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 2/nほんへの「アルゴはかわいいですね」にここ好き10連打した兄貴とは美味い酒が飲める気がするので初投稿です。
 最近小説パートがクソデカボリュームになって困るゾ。


4/n おま○け(後半)

 カラードとアルゴがキリト達のいる宿屋のロビーに行くと、アスナがとてつもなく複雑そうな表情で出迎えてくれた。

 

「済まなかった、事前にマークしておきながら」

 

 開口一番、深めのお辞儀と共にカラードが謝罪する。前置きの使い方が下手なのはカーくんのダメなとこだナ、という呆れ気味の視線が真横から突き刺さったが、幸い頭の回転の速いアスナには、何のことを言っているか理解できたようだった。

 

「えっと、その件なんですけど……」

「ン、何か言いづらいみたいだネ。オネーサンにこっそり話してみナ?」

 

 さらに顔を渋くしたアスナに、何やら人前で言うのが憚られる事情があるのを察したアルゴが、恋バナに興じる女子の顔で助け船を出す。

 

「さ、野郎は出てった出てっタ♪」

「分かったから押すな」

 

 カラードがいつもの寡黙さを取り戻して宿屋を出て行った所で、アスナの口から武器破壊の後の顛末が語られる。

 

 部屋に乱入してきたキリトにより「所持アイテム全オブジェクト化」コマンドを無理矢理使わされたアスナは、大量の下着類をキリトの眼前に晒すのと引き換えに、壊れたはずのレイピアまでその場にポップさせたそうだ。

 

「にゃはは、相変わらず猪突猛進だナ。んで、そのキー坊ハ?」

「今食べ物を買いに行ってくれてるけど……」

 

 アルゴは、キリトの話をし出すとアスナの表情が少し緩んだのを目敏く見破った。

 なんだかんだプラスの方が大きいんだナ、と脳内でツッコんだアルゴは、対抗すべくカラードを呼び戻そうと手早くメッセージを送り、キリトの到着を待つことにした。

 

 結局、4人の持っていた情報を合わせた結果、ネズハが装備の詐取を行っていることは確実視された。後はどうやって手口を割り出し、本人に自白させるか、だ。

 

「これ以上被害が出る前に公表するべきじゃないカ?」

「それは危険だ」

「ああ、俺もそう思う」

 

 オレっちの情報網なら一日で追い込める、というアルゴの提案は、あえなく男性陣二名による反対に晒されることとなった。

 

「故意であることがほぼ確定した以上、事が露見すれば最悪の場合……」

「罰としてのPKか……ありえない、とは言えないな」

 

 キリトの顔色は優れない。

 

「PK……って何?」

「プレイヤーキルだ。この場合は、処刑ということになるか」

「……っ!?」

 

 カラードが淡々と述べる物騒な台詞に、ようやく得心がいったアスナの血の気が引いていく。アルゴも、深刻そうな顔をして俯いたままだ。

 

 この場に、「そこまでは」と言える者はいなかった。

 

 ――結論から言えば、ネズハの強化詐欺の手口が暴かれるまで、数日とかからなかった。キリトのひらめきによってあっさり現行犯を抑えられたネズハは、そのまま宿屋に連行され、洗いざらい吐かされる羽目になったのだ。

 

 ネズハ本人の説得も、ほとんどキリト単独で行ったようなものだ。

 

 ただ、自棄になって飛び降りようとしたネズハを取り押さえたのは、窓の脇でぶすっとしているだけだった筈のカラードだった。実は攻略組トップクラスの敏捷値を持つ彼は、ネズハが窓から逃げ出すのを想定して(実際には飛び降り未遂だったが)待機していたのである。

 

「鍛冶スキルを捨てる覚悟はあるか?」

 

 結局、チャクラム片手にそんな選択を迫ったキリトにより、ネズハは投剣スキルを活かして戦士として再起する道を選んだのだった。

 

「……オネーサン達の仕事はこっからだナ」

 

 キリトが一足先に部屋に戻った後、アルゴは残った二人にそう呼びかけた。

 

「そうね。私はエギルさんとかキバオウ……さんを当たってみる」

「んじゃ、オレっちはディアベルとリンドだナ」

「……何の話だ?」

 

 何やら以心伝心の女性陣についていけていないのか、カラードは困惑気味に状況の説明を求める。

 

「何って……根回しだヨ。ネズハ達にちゃんとした報いを与えるためのナ」

「このままだと処刑されちゃうって、カラードさんも言ってたじゃないですか」

 

 彼女らはつまり、攻略組の上層部に掛け合って、ネズハが処刑されてしまわないよう取り計らっておこうとしているのだ。

 

「すまん、任せてもいいか」

「大丈夫、カーくんにこういう役目は求めてないヨ」

「あはは……任せてください、女子校育ちはこういう時強いんですよ?」

 

 カラードはなにやらノリノリの二人に任せ、キリトと同じく離脱することにした。

 

「ま、カーくんはキー坊と違って顔に出ないからナ。聞かせるだけ聞かせとこうと思っテ」

 

 元より、二人はカラードが口下手で人付き合いの苦手な男だと知っている。根回しがあったという事実を知らせるだけのつもりのようだ。

 

「助かる。そういうことなら先に行くが、気を付けて帰れよ」

 

 実際に根回しを行うのは彼女らだけではないが、少なくともアルゴとアスナは気づかなかったようだ。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 ≪レジェンド・ブレイブス≫は、結成から数年間ずっと仲の良いチームだった。

 

 戦力にならないネズハ――彼らはネズオと呼ぶ――に黒ポンチョの男の薦めで強化詐欺をさせるようになって以来、パーティーの装備の質は飛躍的に向上。足手まといがいなくなったためレベリング効率も上がり、攻略組の一員に名を連ねるのも時間の問題だ。

 

 だがそんなやり方は、チームの雰囲気を悪くした。今は恒常的にピリピリした空気の中にある。

 

 犯罪に加担しているという事実。焦燥感と罪悪感が彼らから余裕を奪う。

 

 自然と、ネズハ以外で集まることが多くなった。今日もそんな一日だ。ネズハに強化詐欺をやらせて、その間に自分たちは急ピッチでレベリング。

 

 終わった後もネズハ抜きで打ち上げをして、罪から目を逸らしたまま金だけ受け取って、それを元手にさらなる装備と消耗品を揃えて、また次のレベリングに備える。そうなるはずだった。

 

「急に呼び立ててすまん」

 

 ふと、隣の席に座る大男が話を始めたのが耳に入った。リーダーのオルランドが目を向けてみると、レザーコート姿の大男が仲間と思しき男女3人に話しかけているのが目に入った。

 

 そういえば、フィールドボス戦の時、同じレイドにいた気がする。彼らこそ「あの」MTDの最精鋭だろう。オルランド達のような「出遅れ組」にとって、MTDの存在は非常に大きい。

 

 その一方で、攻略組に追いつこうとするほど彼らの本拠地である始まりの街からは離れてしまい、接点は少なくなってしまうのだ。

 

 大して詳しい訳でもないMTDの知識を脳内で総動員して、隣のテーブルに座るパーティーの正体を考察する。つまるところ、あの大男こそが大幹部の一人、カラードか。

 

「別にいっすよ。カラードさんが呼び出しとか、相当なことっすよね」

「このメンバーってことは、攻略関係で何かあるのかな?」

 

 大学生くらいの若者と、30代くらいの女性が応じる。最後の一人、銀髪で背の高い女性も、うんうんと首肯しながら聞いている。どうやらオルランドの推測は確かだったようだ。

 

 ここまでなら少々女性が多いくらいで、特に気にするようなことはない。だが、直後にカラードが説明したのは、強化詐欺についての情報だった。

 

 流石に表には出さないが、この時点で≪レジェンド・ブレイブス≫全員が打ち上げどころではなくなっており、全員がそれとなく隣のテーブルの噂話に耳を傾ける。

 

 話を総合するにカラードは、立て続けに武器破壊があったことをかなり怪しんでいるらしい。仲間たちに話しているのは、あくまで噂の範疇を出ないが、注意喚起が必要だと思ったからか。

 

「そりゃ、また……ワザと壊してるんだったら、相当な勇者っすよ」

「勇者? 寧ろ卑劣な集団に思えますが」

「皮肉ってヤツ。攻略組の武器に手出してるんだもん、バレたらダタじゃ済まないよ」

 

 上から若者、長身の女、年かさの女。

 

 バレたらタダでは済まない。分かっていたはずだが、実際に他人に言われると応えるものだ。犯罪という事実から目をそらしていた彼らにとっては特に。

 

「実際、一部の攻略組はかなり苛立っているそうだ。暫く、そっとしておいてやってくれ」

「ええ、そうするしかないでしょうね」

 

 話は穏便な方向に着地するかに思われたが、カラードはここでもう一つの爆弾を炸裂させる。

 

「……戦力が減って攻略が遅れるだけならいいが、仮に死者でも出ようものなら」

「ちょっ、怖い事言わないでくださいよ!!」

「……すまん、俺も彼らの熱気に当てられたのかもしれん。それこそ、故意だと分かれば犯人を殺しかねない剣幕だった」

 

 主武器を失くすとは「それほど」なんだろう。

 

 普段以上に重々しく語るカラードのテーブルでは、皆緊張した面持ちで、真剣に話を聞いている。一方で隣のレジェンド・ブレイブスは、今更ながら臆病風に吹かれていた。

 

 彼らは自分のやったことの大きさを、ようやく理解したのである。だがもう遅い。今の彼らにできるのは、自分たちの悪事が露見しないことを祈ることくらいだ。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 さらに翌日、ネズハにチャクラム装備の前提となる体術スキルの取得クエストに向かう一行。当初はキリト、アスナ、アルゴが同伴する予定だったが、アルゴと一緒にいたカラードも着いてきたので計5名、付き添いにしては大所帯だ。

 

 ただ5人いると言っても、この中で対人スキルが高いのはアルゴとアスナくらいなものだ。その二人が談笑している以上、男性陣はその後ろを付いて行くような形に自然と収まった。

 

(か、会話がない……)

 

 馴れ合いが下手な黒ずくめのソロプレイヤー、いい人そうだが無口な大男、気弱で今も罪悪感に苛まれている元鍛冶師という、控えめに言ってコミュニケーション能力に難のある面子である。どうにも会話が続かない微妙な空気に陥っていた。

 

(な、何か話題、話題は……そうだ!)

 

 大体、自分から喋れないタイプが無理に話題をひねり出すと碌なことにならないものだ。

 

「ええと、カラードさん」

「何だ」

「アルゴさんとはいつからお付き合いされてるんですか?」

 

 カラードに爆弾発言をかましたネズハは、アルゴが盛大に噴き出してから自分の発言の意味に気づいた。

 

「わあッ、すみません! SAOでは数少ない女性プレイヤーの話題が鉄板でして……!」

「まぁ、この二人のは割と有名だからなあ」

 

 慌てて弁解するネズハだが、何やら楽しそうなアスナと、便乗するつもりのキリトの追及は止まらないようだ。

 

「有名どころか常識ですよ、カラードさんが前線から戻ってくる度に密会してるの、大勢のプレイヤーに見られてますからね!」

「元々俺は検証組だ。情報屋と組むのは当然だと思うが」

 

 カラードはいつもの様子で反論しているが、普段よりやや早口になっている。流石の彼も焦っているようだ。

 

「いや街開きの件とかあるだろ」

「やっぱり付き合ってたんだ……」

「いや違うからナ! やっぱりって何だヨ!?」

 

 アルゴは必死に弁解しているが、その度に新たな証拠が登場して顔の赤さが増して行っている。

 

「他にも、アルゴさんにカツアゲしようとしたプレイヤーがカラードさんに消されたとか、その足で同じ宿屋に入っていったとか……!」

「愛されてるのね……! 他には?」

「おいアスナ? 何か変なスイッチ入ってないか?」

 

 何やら面白そうにしているアスナを尻目に、アルゴはさらに慌て方を悪化させる。

 

「俺はいつから暗殺者になった」

「いやー、こういうのって過激な方がウケるので……アルゴさんも隠れファンが多いですから、カラードさん、その手の人たちに護衛の騎士みたいな扱いをされてるというか……」

 

 騎士呼ばわりがツボに入ったのか笑いをこらえているカラード、「アルゴ専用のNPC衛兵って訳か」と納得顔のキリト、「ロマンチック……」と何やら恍惚としているアスナ、真っ赤だがまんざらでもなさそうなアルゴ。反応は様々だ。

 

 本気で噂を止めたければ、アルゴの情報力を以てすればいくらでもかく乱するなり止めるなり出来るはずである。何だかんだ言いつつ全く対処する気配を見せないあたりが、アルゴの本心を物語っていた。

 

「そうだ、カラードさんなら髭の理由もご存知なのでは?」

「……お前達もすぐ分かる。そら、もう着くぞ」

 

 キリト、アスナ、ネズハから期待のまなざしを向けられたカラードだが、何やら意味深なことを言って眼前の開けた場所を指さす。体術習得クエストの開始点だ。

 

 丸い巨石が点在する広場の中心には、仙人、と言った風貌の老人NPCが立つ。老人が入門の覚悟の有無を問いかけ、それにネズハが答える。これでクエストは受注された。

 

「これで一件落着……」

 

 キリトがそう言い終えるより先に、アスナが仙人の煽りを受け始める。

 

 セクハラを交えた巧みな弁舌により、アスナはまんまと乗せられ、クエスト受注画面が表示されるに至る。

 

「止せッ!!」

 

 だが、アスナが受注ボタンを押す直前。ほぼ怒号と言っていい音圧により、アスナは一瞬硬直した。すかさず(彼らにとって信じ難いことに)声の主であるカラードが言葉を続ける。

 

「次のボス戦は恐らく明後日だ。今からやると間に合わない」

「あ……!」

「特に今回のボス戦、アスナは必須だと考えている。頼む、ここは堪えてくれ」

 

 普段のどこか流れ作業感のあるカラードからは想像もつかないほどの真剣さで、カラードはアスナの必要性を説いた。止めに行くタイミングを失っていたキリトも、カラードがほぼキリトの言いたいことを代弁したので、頷いて同意するにとどめる。

 

「……いえ、こちらこそごめんなさい。一時の感情でボス戦をすっぽかしちゃうところでした」

 

 アスナも素直に非を認め、引き下がる。一波乱あったものの、この場は予定通りの結末に収まった。

 

(しかし、こんな剣幕のカラードは初めて見たな……)

 

 一方キリトは、カラードがこれほど真剣にアスナを引き留める理由を考えていた。

 

(恐らく戦力的な意味だろうけど、2層ボスはβ時代もそんなに苦戦した覚えないからなぁ。カラードには一体何が見えてるんだ……?)

 

 デスゲーム初日にβとビギナーの確執を予測するほどの先見の明を持つ彼なら、キリトにも分かっていない何かが見えているのかもしれない。そう考え、キリトは思考を深めていく。

 

「にしし、いやーお熱いネ。カーくんがそんなに人のこと求めてるの初めて見たヨ」

 

 それを遮ったのは、先ほどまでより目が濁っている気がするアルゴだった。

 

「意外な組み合わせ……って訳でもないナ、アーちゃんからすると恩人だもんネ」

「――えっ、今のって口説き文句だったんですか!?」

 

 ネズハがまんまと乗せられたことで、場の混沌ぶりは急激に悪化していく。

 

「え、えぇっ!? 今のはそういうのじゃ……ない、ですよね?」

「ない」

 

 端的にバッサリと否定するカラード。そこまで言い切られるとそれはそれで複雑というか、とブツブツ言うアスナをよそに、アルゴは先ほどのお返しだと言わんばかりに煽り倒していく。

 

(戦力的な意味にしたっテ、もうちょっと言い方があるだろーニ!)

 

 表面上は楽し気なアルゴだが、内心は全く穏やかではなかった。

 

 そんなことは露知らず、ネズハは微笑ましい気持ちでやり取りを見ていた。

 

(アスナさん達には悪いけど……何かいいな、こういうの)

 

 賑やかな人たちだ。そういえば昔のレジェンド・ブレイブス(自分たち)も、男所帯なところ以外はこんな感じだった気がする。

 

 ネズハが懐かしさを感じていると、不意にカラードがネズハの方を向いた。

 

「ああそうだ、ネズハ!」

「はい、何ですか?」

「俺は、お前がもう二度とあんなことをしないと知っている。すぐに追いついてこい」

 

 ドサクサに紛れて放たれたカラードの台詞を、ネズハはカラードなりの発破だと解釈した。

 

「っ……はい! すぐ行きますから!!」

 

 万感の思いを込めて、それだけ返す。ネズハのモチベーションは、ともすればアスナが同伴した場合より高まっているかもしれない。

 

 

 ――なお、アルゴの怒りはカラードが「口止め料」と称して2層主街区にある高級料理店の奢りを取り付けるまで続いた。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

「本当に、何もしなくていいのか?」

 

――何もしないのが大事なんだよ。快く憎まれ役を引き受けてくれるヤツがいるんだ、任せちまえ。同情するような相手でもねぇんだしよ。

 

「これで、あの野郎を犯罪者に……」

 

――圏内、つまり街に入れねぇ、他のプレイヤーから警戒される、信用を無くす。惨めで見ものだぜ? きっとお前の怒りも晴れるさ。あ、パーティーから抜けるのは忘れんなよ?

 

 

 

 1層の攻略前後から2層のボス戦にかけて、およそ1週間あまり。

 

 この時期の攻略組プレイヤーには、しばしば「黒ポンチョの男」が接触していた。

 

 フードで顔を隠したくぐもった声の男は、()()()()()()()()調()()燻っているプレイヤーたちに近づき、様々な――主に犯罪や、ルールの穴を突く類の――情報を提供し、そして間接的に暴力や犯罪の教唆を行っていたという。

 

 ちょうどこの時期、後に「ラフィン・コフィン」となる殺人ギルドの前身が結成されたと言われている。

 

 この頃からリーダー格の「黒ポンチョの男」は精力的に活動しており、ネズハを唆して強化詐欺を行わせたことも、キリトを始めとするごく一部のプレイヤーは把握している。

 

 ――黒ポンチョの男に「大男だった」という説と「中肉中背だった」という説が混在していたことを知る者は、さらに少ない。




(1/24追記)アンケート締め切りました。投票ありがとナス!!

ほんへで加速されてる部分、日常回的な小説パート思い付いたけど、これいる?

  • いる(鋼の意思)
  • いいからほんへ書いて、どうぞ

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