文法等かなり拙いので、それが厳しい方はブラウザバックして頂けると幸いです。
それでは、スタートです。
「お前らみたいなゴミに生きている価値は無いだろ!」
そんな嘲笑うかのような声と同時に少年が天井に蹴り飛ばされる。
内蔵が傷ついたのか口から勢いよく血を吐き出した。
その後ろには薄汚い少女もいるが、生きてはいるものの声を上げようとしない。
少年は今一度状況を確認する。
目の前には額に一本の角と鋭く長い爪を持った得体の知れない生物。
そしてその後ろには少女と息をしていなく腹が切り裂かれている二人の父母。
そして少年の手には一本の刃毀れが激しい包丁。
(こいつに普通の攻撃は効かない...)
少年はこの生物に対して殴る切るはほぼ無意味なことは理解していた。
先程包丁で胸を切りつけてみたのだが、切り傷はすぐに治ったのだ。
まぁそのような無謀なことをしたせいで天井に叩きつけられたのだが。
「ギャハハ!もう甚振るのも止めだ!死ね!」
そう叫びつつ生物が殴りかかってくる。
(速い!くっそ...避けれない!)
人間の出せる速度の範疇を超えた攻撃に少年は死を覚悟する。
その時、この場に1匹の蝶が舞った。
「もう大丈夫よ。」
花の呼吸 伍ノ型 徒の芍薬
可憐かつ流麗な剣技。
馬鹿げた速度で繰り出された斬撃が生物の頸を切り落とした。
「な、なんでこんなところに鬼殺隊がっ...」
頸を撥ねられた瞬間、元々そこに何も無かったかのように生物の体が消滅する。
(一体何が...)
少年は目の前で起こった出来事に頭が追いつかなかった。
急に女性の可愛らしい声が聞こえたと思ったら目の前の生物の頸が斬られ、塵となったのだ。
「生きているのはそこに座っている女の子とあなただけかしら?」
あの生物を斬った女性が少年の警戒心を薄めるように話しかける。
かなりの出血量と怪我だったため、少年は無言で頷いた。
「そう...あなた達は私の屋敷に来てもらうわ。出血量と怪我があなたは特に酷いみたいだしね。勿論そこの女の子も一緒よ。」
女性はそう言いながら少年を腕で包むようにして抱きかかえる。
少年はその安堵感からかすぐに意識を闇に手放してしまった
◇
「ここはどこだろう...」
少年は辺り一帯が白い場所に立っていた。
何時から立っているのか分からない。
気付けばそこにいたのだ。
しばらく前に進む。まるで何かに誘われているように。
五十mほど進むと一人の男が現れた。髪は長く後ろで結ってあり、優しげのある顔立ち。細身の長身で年齢は四十手前といったところだろうか。
「父さん...!」
そう、この男は少年の殺された父親だった。
「カナヲを...お前の妹を託したぞ。」
静か、だがどこか力強い声で少年に話しかける。
すると、その隣に今度は一人の女性が現れた。
長髪だが、こちらは結われていない。表情は悲しみに満ち、儚げに笑っている小柄な女性。こちらは少年の殺された母親だった。
「どうか...あなた達は無事に生きて頂戴...闇梨はもう居ないけれど...頼んだわよ。」
両親の諭すような声に少年は我に帰る。
(そうだ、カナヲを守らなきゃ...それに闇梨姉さんとも約束したじゃないか...)
少年がそう決意したのと同時に両親の体は薄れていく。
少年が必死に手を伸ばすも、その手は虚しく空を切るだけだ。
「なにくよくよしてんだ!行ってこい!」
父親の叱責が飛ぶ。
少年の年齢は14。精神的にも未熟でこんなことがあってはすぐに折れてもおかしくなかった。
「分かってる!行ってきます。」
しかし、少年は折れなかった。正義感によるものか、大切なものを思い出したからか。
その様子を消えかかった目で見た両親はうっすらと笑みを浮かべた。
はい、こんな感じです。
一度小説を書いてみたかったのですが如何だったでしょうか。
取り敢えず書き溜めがまだあるのでそれが尽きるまでは週2~3くらいで投稿したいと思います。
それでは皆さん次回もお楽しみに〜
ヒロインは誰が良いですか?
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カナエ(カナエ生存ルート)
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しのぶ
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堕姫