黒薔薇の華が咲く頃に   作:水蓮(歌い手)

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受験勉強が一段落ついたので投下します。
長い間空いてすみませんでした。
今日からちょくちょく投下していきます。


闇時日記②

十五日目

 

 

 

いつも行っている鍛錬に加えて「常に全集中の呼吸」をこなすことが追加された。

これがほんっっとうに辛すぎる。一日目の二倍は僕もカナヲも吐いた。

でも、その分成果はしっかり出てきている気がする。

つい二日前までは全集中の呼吸は最大でも七分が限界だったけれど、今は十分続くようになった。

たった三分じゃん?って思うかもしれないけれど、僕達にとってはかなりの進歩だ。

カナヲも、今日で七分出来るようになった。

それをしのぶさんに話したところ、一つの通常より一回り小さい位の瓢箪を貰った。

どうやら、彼女たちはこの瓢箪を吹いて破裂させているらしい。

 

彼女たちはやっぱり化け物だった。瓢箪って水を汲むものでしょ!?こんなの無駄使い!天国のおばあちゃんに怒られるよ!

カナエさんはこれの2倍の瓢箪を破壊できるらしい。

本当に化け物でした。(当社比)

でも、少し安心した。

今まで常中という目標はあったけれど、明確な、町に沢山ある電柱のような目標がなかったため、どこを目指していいのか分からなかったのだ。

とりあえずは瓢箪の破裂を目標に頑張ってみる。

え、カナエさんが今瓢箪を破裂させた?

...あんなん人間技じゃないよ。

 

 

 

 

三十日目

 

 

 

鍛錬を始めて一ヶ月が経過した。

特に新しい事はしていないけれど、継続は力なりとはよく言ったものだ。

お陰で僕は二時間、カナヲは一時間くらい全集中の呼吸を続けられるようになった。

でも、これだけできてもまだ瓢箪は割れない。

本当にあの人たちは何者なんだろうか。しのぶさんはどうやら最近カナエさんより一回り小さい瓢箪を割ったらしい。

月日というのは不思議なもので、こんな話題を聞いても別段驚きはしなくなった。

もう彼女たちは人間を辞めているのだ。

そう考えないと頭が壊れてしまう。

そして、僕は今日の深夜にしのぶさんから呼び出しを食らっている。

どうやら鍛錬中にご飯の事を考えたのがいけなかったらしい。

カナエさんによると大層ご立腹の様だ。

もう行かなくていいかな...きっと逃げ続けたら...

なんて考えたらきっと罰が二倍になるだろうから大人しく従おう。うん、その方がいい。

皆、僕はこの宇宙の星になるよ...

 

 

 

 

 

 

四十二日目

 

 

 

 

今日!たった今!瓢箪を破裂させることが出来たよ!

最近は全集中の呼吸を三時間は維持できるようになったけど、まさか破裂出来るとは思ってなかったな...

え、十二日前のこと...?

嫌だなぁ。不幸な事件は忘れて欲しいな!

とにかく!瓢箪を破裂できたから、明日からはカナエさんに「花の呼吸」を指南してもらう予定なんだ。

カナヲは、瓢箪にひびは入ったけどまだ割れてはいなかった。

明日からはカナヲと別々の訓練か...

少し寂しい...けど!全力で覚えて、カナヲにも教えられるように頑張るぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




少し書き方を忘れていたので、思い出しながら書きました。違和感があったら是非ご指摘ください。


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どのヒロインでも作れるようなプロットはあるので、是非お気軽に投票して頂けると幸いです。

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