座礁する方舟 作:一般トランスポーター
やったね。
お話の作り置きはないので作成したところからバンバン出していきます。
……行き当たりばったりとも言います。
深緑溢れる辺境の地を一台のバイクが走り抜ける。
自然にそぐわない爆音を鳴らす──ことはないその鉄馬を駆るのは伝説の配達人、サムその人。
「ああいいな、最高だ。この旅は“ライド with ノー〇ン・〇ーダス”のエピソードに入れるべきだな」
独り言を呟くサムの表情は活き活きしている。
そう、サムは久しぶりのバイク旅にかなりワクワクしていたのだ。
最近はバイクを使うまでもない距離の依頼が多く(と言っても難易度はかなり高いが)、荒れ果てた大地ばかりを眺めていたので、自然の溢れるいい景色の中でバイクをかっ飛ばすのはサムを最高にハイッて気分にさせた。
サム自身が無類のバイク好きではないのだが、彼のソウルが何故かバイクを欲しているのだ。
ロドスを出発してからしばらくそんな旅をして──
「──到着だ」
ハイな気分もつかの間、サムは目的地である滴水村に辿り着く。
豊かな大地と適度に調和した風景にサムは村特有の牧歌的な雰囲気を覚えた。
……賞金稼ぎが辺りをうろつき、田園が踏み荒らされ、村のいたる施設が破壊されていなければ。
ミュールの拠点内に踏み込んだような剣呑な空気を肌に感じながら、サムは付近の家の影にバイクを停めて村中へと入っていった。
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「ダメだ。どこノックしても知らぬ存ぜぬの一点張り。この辺りが荒れてるのと何か関係あるのか?」
グラニって名前で槍使いのクランタを見なかったか?彼女宛の手紙を預かってるんだが、と村々の住居をノックして聞いていくも皆首を横に振るばかり。
しかしサムも二アールから受けた確かな依頼に基づいてカジミエーシュの辺境までやって来たのだ。
はいできませんでしたと引き返すことは彼の沽券に関わる。
サムは伝説の配達人という大層な【称号】には頓着しない。だが受けると決めた以上仕事に対して気持ちや手を抜くことはしない。
それがサムをトランスポーターたらしめているのだ。
仕事人気質のサムは引かず、めげず、諦めず、村をウロウロ動き回るが結局これといった言質を得ることができなかった。
やけに強い陽射しの中歩き回ったこともあって消耗したサムは、近くにあった小屋の屋下で休むことにした。
「ふぅ」
軽く背伸びをしながら水筒のモンエナを喉に流し込む。
これはサムが前の世界から持ってきたものをそのまま使っているが、中々に使い勝手がいい。
水の中に浸かったり雨が降っていたりするとその水分を吸収、ろ過して水筒内部のエナジー成分と混ぜ合わせモンエナを作り出している。
明らかにオーバーテクノロジーだ。
以前サムはロドスの技術班に
スタミナを回復させ、さあめげずに歩けよと自分を叱咤しているとサムの背中にあった壁の気配が軋むような音と共に消えた。
ストランドに手を回しながらサムが振り向くと困惑した二人のクランタが彼の目に映った。どうやら壁ではなく住居の扉だったようだ。
村娘然としたクランタは知らないが、その彼女の前で槍を構えてこちらを警戒するクランタのことは知っている。
サムは誤解を解くように両手を高く上げて名乗った。
「グラニ……だな。俺はサム、サム・ポーター。ニアールからお前宛ての手紙を預かってきた」
“ライド with 〇ーマン・リー〇ス”
→これについての台詞はデススト本編でもバイクに乗ってるとサムがたまにそんなことを喋ります。
サムが持ってる水筒
→見た感じカイラル結晶系の技術は使ってなさそうだけど明らかにオーバーテクノロジーの塊って感じ。
何で水筒でモンエナが精製されるんですか???
今回サムが乗ってたバイク
→サムが北アメリカで使ってたものと酷似。ライン生命の誰かさんが作った……らしい。
滴水村
→この村が荒れたのも『騎士の財宝』ってやつの仕業なんだ。
騎兵と狩人を書くか、復刻に合わせて青く燃ゆる心書くか
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騎兵と狩人で
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青く燃ゆる心で