助っ人でウルトラ兄弟が来ます
やあ皆、俺の名はウルトラマン。
ウルトラマン何々じゃなくてウルトラマン、みんなに分かりやすく言えば初代マン、かな?
実は俺、元々は普通の人間だったんだ。子供が車に轢かれるのを庇ったら首がポッキリといってしまい、気が付いたら初代マンになっていた。
ウルトラマンになってすぐは嬉しい気持ちでいっぱいだった。
なぜか女だったゾフィーと姉弟の契りをかわし、宇宙警備隊に入った。
だけど、すぐに現実を思い知らされた。
・・・ゾフィーが俺のせいで死にかけたのだ。
迫り来る怪獣軍団、宇宙警備隊員としての初任務、最初はよかった。でも、次々と仲間が倒れ。俺とゾフィーだけになってしまった。
訓練とは違う本当の命をかけた戦いに恐怖した俺を、ゾフィーは守りながら戦ってくれた。
「大丈夫だウルトラマン」
「ゾフィー・・・どうして俺なんかを」
足を引っ張るだけでしかない俺を庇い傷つきながらも見捨てない。
「お姉ちゃんは弟を守るものだもの。お姉ちゃんに任せなさい!」
その声には俺への負の感情など一切入っていなった。
ただ俺の身を案じ守り切る、優しい感情だけが込められていた。
「やめてくれ!!俺なんかおいてゾフィーだけでも」
「俺なんかなんて言わないで、貴方のことを私はずっと見てきたのだから」
「貴方に才能はなかった、基礎を覚えるのも遅かった」
「でも・・・貴方は誰よりも努力して、基礎だけを極めて宇宙警備隊に入った」
「!?」
俺の努力を知っていてくれた。
「私は貴方の強さを知ってる!貴方の可能性を知ってる!!だから諦めないで」
俺のことを信じてくれていた!
あぁ、俺は信じてくれている人を裏切っていたんだ。
忘れていた、どうして俺が宇宙警備隊に入ったのかを。ウルトラマンだから?違う!!憧れだったから?違う!!ただ、大切な家族を、大切な人を守りたかったからだ!!
「ゾフィー大丈夫、俺はもう恐れない」
「ウルトラマン」
「姉は弟を守るものって言ったよな?」
俺は怪獣軍団へ構える。
「弟は姉を守るものだから、姉さんの背中は俺が守る!!」
「フッ・・・生意気言っちゃって」
姉さんは俺に背を合わせて構える。
「行くぞ!ウルトラマン!!」
「ああ!ゾフィー!!」
俺たちは互いを守りながら怪獣軍団を倒し切った。
銀十字軍
重傷を負った俺とゾフィーは銀十字軍で治療を受けたがゾフィーの治療はいまだ終わっていない。
「ウルトラマン」
「ウルトラの父」
俺は俯き爪が食い込み血が垂れるほど強く握りしめる。
「ぐ・・・うぅ・・・あぁ」
溢れてくる涙を必死にこらえるため上を向く。
「・・・ウルトラマン」
「分かっています、男が人前で泣いてはいけないと」
ウルトラの父は俺を抱きしめ、雑にだけれど優しく俺の頭をなでる。
「お前はよくやったもうこらえなくていい」
「ああああああああああ!!」
「俺のせいで!!俺がもっと早くもっと強ければ!!」
「今は泣け。その涙が、その後悔がお前を強くする」
「ウルトラマンよく無事で帰ってきてくれた」
俺は自身の内からあふれ出る激情を抑えず全てを吐き出した。そのあいだ父は黙って俺の思いを、俺の悲しみを、俺の後悔を、受け止め続けてくれた。
俺が泣き止んで少ししてゾフィーの治療室から、ウルトラの母が出てきた。
「どうだ?マリー、ゾフィーの容態は」
「大丈夫、後遺症も何も残らないわ」
「良かった・・・ほんとうに・・・よかった」
母は優しく微笑み俺の頭を優しくなでる。
「ゾフィーもあなたも無事。二人だけでもちゃんと帰ってきてくれてよかった」
「明日には目が覚めるはずだから会いに行ってあげて」
「はいっ!」
ゾフィーの病室
俺が部屋の戸を開けたとき姉さんは起きていた。
「姉さん」
「来てくれたのかウルトラマン」
いつもはとてもクールな姉さんは、優しく俺に微笑んで出迎えてくれた。
「あたりまえだろ」
「何日くらい入院だって?」
「あと2日だ」
「そっか・・・姉さん」
俺は姉さんに謝ろうとしたが、姉さんが人差し指で俺の口を止める。
「お前が何を言おうとしてるかはわかっている」
「なら」
姉さんは首を振り微笑む。
「あの時も言っただろ?」
「お姉ちゃんは弟を守るものだって。ね?」
いつもは少し男口調のゾフィーだが二人だけの時や、気を抜いている時は普通の女の子のようにしゃべる。
「姉さん・・・」
「確かに貴方は立ち止まってしまった、諦めてしまった」
「けれど、貴方はまた立ち上がってみせた」
姉さんは俺の頭を抱き寄せる。
「私のことを守ってくれた。それだけで十分だよ」
「俺もっと強くなるから!!姉さんを守ってみせるから!!」
「だから待っててくれ」
「うん!それまでは隊長として私があなたを守ってあげる」
俺と姉さんは互いに微笑み合い未来について語り合った。
それからいろんなことがあった。
ハヤタ隊員を殺してしまい一体化して地球で戦い続けたり。
姉さんが助けに来てくれて2人でゼットンを倒したり。
セブン、ジャック、エース、タロウ、レオ、アストラ、80、メビウス、ヒカリとウルトラ兄弟が全員そろったのである。
妹達がピンチの時は真っ先に助けに行ったし、相談にものった。
そのおがけか皆俺のことを慕ってくれている。
そして今日、俺に新たな任務が言い渡された。
並行世界の地球で歪みが観測されたため、俺が行き、観測、修正することになった。
「地球か・・・」
俺の中にずっとあった心残りを終わらす時だな。
地球
緊張する。恨まれているだろうか?怒られるだろうか?話してももらえないかもしれない。でも、それでも彼にまた会わなければ。
ピンポーン。
「はーい」
返事と共に開かれた扉から80代の男性が出てきた。
「!?・・・君は・・・」
驚いて当然だ、俺の姿は一体化していた当時の自分自身なのだから。
「突然訪問してごめんなさい」
「いや・・・大丈夫だ。入りなさい」
リビングに案内されて、向き合う形で椅子に座った。
「久しぶりだなウルトラマン」
「ええ、お久しぶりです。ハヤタ隊員」
「ふふ・・・懐かしいなそう呼ばれるのは」
彼は微笑んだ。
「ハヤタ隊員もうし「ありがとう」・・・え?」
「君のおかげで地球は救われた」
「光の国に帰った後も君は何度も助けに来てくれた」
彼は心からうれしそうに、誇らしげに話す。
「何故だ?」
「?」
俺の何故という問いに彼は首をかしげる。
「恨んでもいいはずだ!!俺のせいで君は死に。そして体を奪われたんだぞ!!」
俺は俯きテーブルの上に乗せた手を強く握りしめる。彼に手錠をつけてほしいと願うかのように。
「何故恨む必要がある?」
彼はそういうと、俺の手をしわだらけになった手で優しく包む。
「君のおかげで私は今生きている」
「君のおかげ地球は、今も我々地球人の星であり続けている」
「君のおかげで私は知ることができた、人と人との絆の力を」
「君のおかげで力の本質を、使い方を知ることができた」
「君は私に、私たちにいろんなものをくれたんだよ」
「そして私は、そんな君と一時とはいえ一緒に戦えたことを誇りに思う。恨むことなどありはしないよ」
彼の言葉一つ一つが俺の心を温めてくれる。
恨まれていると思っていた、けど違った。こんな俺を誇りだと言ってくれた。
「ハヤタ隊員・・・」
「ずっと君に言いたかったことがあったんだ」
「?」
「お帰り、ウルトラマン」
「!?」
「やっと言えた・・・良かった・・・本当に良かった」
彼は涙を流しながら何度も頷き自身の心に刻み込んでいく
「いいのか?・・・俺は・・・此処に・・・帰ってきて」
「当然だよ、ここは君の第二の故郷であり。そして、君は私の家族なのだから」
家族?彼は俺を家族だと言ってくれたのか?
「俺が家族?」
「うん」
彼は優しく微笑む
「一時とはいえ君と私は二人で一人だった、君の心と私はつながっていた」
「勝手かもしれないけど、君は私にとって大切な家族だよウルトラマン」
「だからお帰り、ウルトラマン」
俺は溢れてくる涙をこらえることはせず彼に答える。
「ただいま、シン」
彼の奥さんも混ざって共に夜まで語り合った。
玄関
「もう行ってしまうのか」
「ああ、並行世界の地球が危ないんだ」
シンと握手し別れの挨拶をする。
「私の姿と名前は好きに使ってくれて構わない」
「ありがとう、シン」
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
もう何の心残りなどない。ありがとう、兄弟。
並行世界地球
宇宙人と対峙していた
「くそー!俺様の邪魔をしやがって!!」
「貴様何者だ!!」
「俺は!ハヤタ・シン・・・ウルトラマンだ!!」
マジ駄文 最後まで読んでくれてありがとうございました。気力使い果たしたので次回から1000文字くらいに減ります。
次からは他作品の地球での語りです。何編何編ってかんじで俺の気力が続く限り終わることは無いです。 最初はシンフォギアがいいかなーと思ってます。
最初に行くべき世界
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シンフォギア=セブンと?
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俺がいる=80先生
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インフィニット・ストラトス=ゾフィー