人間に戻りたい狐。現在、奮闘中ッ!!   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

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わたあめかわいいやったー(^O^)


幼狐、現在真面目中ッ!

「さてッ!次の出番はクリス先輩と翼さんペアデースッ!」

 

「2人は一体わたあめのどんなコーディネートを見せてくれるのでしょうか?楽しみです」

 

「……帰らせて」

 

 私は、今度は翼さんとクリスペアに連れて行かれて、またさっきのように無理矢理着替えさせられていた。

 だが、今回はさっきのペアとは違い、至ってまともなペアだと私は感じる……そもそも、あの時に響さんや切歌さんがいる時点でまともではないことは分かっていたので、この2人のペアにはかなりの期待をしていたのだが……こ、これは──

 

「それではッ!次のコーディネートはこちらデースッ!……っておよ?」

 

「この服って……浴衣?でも少し違うような……」

 

「あぁ、それは寝巻きだ」

 

「「寝巻き(デスか)?」」

 

 2人が私に用意してくれた服はなんと浴衣の寝巻きであり、先程の服よりもいいセンスをしていた。

 私はこの流れだと、さっきと同じような流れだろうなと覚悟していたのだが、これは寝る時に着れるものなのでとても嬉しかった。

 

「これは驚きましたね」

 

「あぁ……まさかクリスくんはまだ何とかするだろうとは思っていたが、翼がちゃんとしたコーディネートしてくるとは……」

 

「翼、あなたもしかして──」

 

「……マリア、別に私はイカサマなどしていない。これは雪音との意見が一致したからこうなっただけだ」

 

「いやいや、何言ってんだ先輩。あたしが後からパジャマ系で提案するまでは結構散々だったからな?しかも、あたしがパジャマって言った筈なのに気がついたら寝巻きを持ってきてたしよ……」

 

「……翼?話を聞いた限りイカサマはしていないらしいけど……まぁ、その方が翼らしいわね」

 

「ま、マリアッ!」

 

 どうやら、今の私の着ている寝巻きの姿は翼さんの奇跡的にちゃんとしたのが選ばれたらしいが、その前の服って何選んでたんですか翼さん……

 

「まさかのどんでん返しでしたが、最後のペアが残ってるデスよッ!」

 

「次はエルフナインとマリアペアです。わたあめの最後のコーディネートをお願いします」

 

 そして、最後のコーディネートで私はマリアさんにそのまま連れて行かれる。

 マリアさんは何故か凄いやる気を出しているが、何故エルフナインも同じようにやる気を出しているのだろうか?

 

「マリアさん。これは僕達の勝ちですねッ!」

 

「えぇ、私の本気……見せてあげるッ!」

 

 そして、私は最後のコーディネートをする為にマリアさんとエルフナインに強制的に着替えさせられる。

 ……マリアさん、まさかその服を私に着させるの?い、いやッ!ちょっとま──

 

「さぁッ!準備が出来たようデスッ!」

 

「それでは、わたあめわたあめのコーディネート披露をお願いします」

 

「私とエルフナインが選んだ服はこれよッ!」

 

──にゃーん……

 

「…………もう、やだ。お家帰る」

 

「これは……猫のTシャツに赤のミニスカート、そして猫のぬいぐるみだとォッ!?」

 

「流石マリアさん。わたあめさんの体に合った服にまたイメージを変えるようななかなかのファッション……これが、翼さんの服を選ぶ実力ですか」

 

「……いやいやおかしいだろッ!まだ服はいいとして猫のぬいぐるみは反則だろッ!」

 

「別にぬいぐるみは私が選んだ訳じゃないわ。ぬいぐるみはエルフナインがUFOキャッチャーで手に入れたものよ。私はそれを元にコーディネートをしただけ」

 

「確かに。私でもわたあめを狐じゃなくて猫って間違えそうになるかも……」

 

「デスデス……さて、全ての服の披露が終わった所で、判定をお願いするデスわたあめッ!」

 

 どうやら、ようやく私の着替えは終わりを迎えたようだ。

 だが、私の答えはもう最初から決まっていた……なぜなら私は──

 

「……自分の着たい服じゃダメなの?」

 

「……せ、正論を言ったデスね。でも、それだけデスか?他に何か──」

 

「私、そもそも男だし」

 

「…………しょ、勝者はわたあめデスッ!」

 

「……え?」

 

 こうして、コーディネート対決は幕を下ろした……これ、私がマリアさんと服買いに行った方が早かったよね?

 

 




次回幼狐、現在会話中ッ!
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