人間に戻りたい狐。現在、奮闘中ッ!!   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

40 / 56
クール=冷静さ……マリアにそれが出来……いや、無理やん


■狐、現在クール中ッ!

「フッ……よく来たなシンフォギア装者達よ。悪いが、愛の錬金術師兼神父であるこの私が──」

 

「私の邪魔をするなあああああぁぁぁぁぁッッッッッ!!!!!」

 

「なッ!?ま、待てッ!それは普通最後に撃つや、ぎゃあああああぁぁぁぁぁッッッッッ!!!!!」

 

「愛の神父ぅッ!貴様ぁッ!私の理解者である友をよくも──」

 

「わたあめを返せえええええぇぇぇぇぇッッッッッ!!!!!」

 

「はッ!?き、貴様ッ!2発目はおかしいぐあああああぁぁぁぁぁッッッッッ!!!!!」

 

「……マリアが錬金術師相手に1人で無双してるデスよ。顔がマジで余計に止められないデス」

 

「マリアがここまで怒ってるなんて……久しぶりな気がする」

 

 私は、わたあめを錬金術師に連れ去られた後、1度本部に戻って体制を整えていた。

 しかし、私は今回無断でアマルガムを使用したせいで明日から1週間の謹慎処分を受けてしまったが、使ってしまったものは仕方ない。

 でも、私はわたあめを絶対に助けると決めたのだ……だから──

 

「そこを退けえええええぇぇぇぇぇッッッッッ!!!!!」

 

「「「「ぎゃあああああぁぁぁぁぁッッッッッ!!!!!」」」」

 

「マリアッ!落ち着けッ!」

 

「離して、翼ッ!私は早くわたあめを──」

 

「落ち着くデスよマリア」

 

「うん。マリア大丈夫、大丈夫だから……」

 

「ハァ、ハァ……切歌、調……」

 

 私は何とか3人の呼びかけによって落ち着き、冷静さを取り戻すことが出来た。

 だが、落ち着いたのはいいが現状が全て変わる訳ではない。

 

「決して儀式に近づけさせるなッ!俺達の夢を守るんだッ!」

 

「了解だぜッ!へへっ、あんな可愛い子達と戦うなんて……ワクワクして俺の触手達が疼くぜぇッ!」

 

「デュフフ……お、俺の睡眠薬で眠らせてやるんだな」

 

「わわッ!な、何か沢山来たデスよぉッ!」

 

「喰らえッ!俺が育てた触手マッ──」

 

「く、喰らうといいんだ──」

 

「「うおりゃあああああぁぁぁぁぁッッッッッ!!!!!(吹っ飛べえええええぇぇぇぇぇッッッッッ!!!!!)」」

 

「「ぎゃあああああぁぁぁぁぁッッッッッ!!!!!」」

 

「立花ッ!雪音ッ!」

 

「向こうは片付けたッ!早く行けッ!」

 

「ここは私達がッ!」

 

「……分かったわッ!」

 

 私達が錬金術師達に囲まれていると響とクリスが他の錬金術師達との戦いを終えて私達の援軍にやって来た。

 2人はそのまま錬金術師達を吹き飛ばして、それぞれで戦いを始める。

 そして、響やクリスがやって来た錬金術師達の足止めをしている中で、私達ががわたあめが儀式をしている方に向かおうとすると、翼が足を止めて響とクリスの方に向かい始めた。

 

「ッ!?翼ッ!」

 

「案ずるなマリア、流石にあの量の錬金術師達相手に二人ががりで戦うのは厳しいだろう……だから、私はここに残る。マリアはわたあめの救出を頼む」

 

「ッ……えぇ、行くわよ切歌ッ!調ッ!」

 

「「うん(デス)ッ!」」

 

 そして、私達はわたあめがいる場所に向かいながら錬金術師を無力化していく……そもそも、わたあめがいる場所は本部の方で高エネルギー反応があった場所。

 きっと、そこにわたあめがいると確信して、私達はその場所に向かい続ける。

 ……そして──

 

「わたあめッ!」

 

「ふむ、来てしまったか。シンフォギア装者よ」

 

「わたあめは……その炎の中ね。わたあめは返して貰うわよッ!」

 

「それは困る。まだ、私達は目的を果たしていないのでね」

 

「ッ!マリアッ!」

 

「危ないデスッ!」

 

 すると、私が目の前にいるわたあめを攫った錬金術師に短剣で一撃与えようとしたのだが、その瞬間隠れていた錬金術師2人が私に奇襲をかけてきた。

 しかし、それは切歌と調が守ってくれたお陰で私は奇襲を防ぐことが出来た。

 

「ありゃりゃ?せっかくこの哲学兵装を使えるチャンスだったのに……なぁ、ロリコン野郎」

 

「あぁ、だがストーカー野郎。お陰で俺も今いい物を見れた」

 

「大丈夫デスかマリアッ!」

 

「この2人は私達が何とかするから。マリアはわたあめを」

 

「え、えぇ……2人共ありがとう。けど、2人も注意しなさい……あの2人の錬金術師、かなり強いわよ」

 

 そして、私は今度こそあの錬金術師の方に向かい、わたあめを助けようとその錬金術師に再び攻撃を仕掛ける。

 すると、さっき奇襲してきた錬金術師の男の1人が私を止めようと襲うのだが──

 

「ほれッ!この短剣でスパッと──」

 

「させないデスッ!」

 

──ガキィンッ!

 

「ッ……とっと。なかなか斬らせてくれないねぇ」

 

「マリアの邪魔はさせないデスッ!大人しくお縄につくデスッ!」

 

「それは困るなぁ……ん?君学生かな?」

 

「そうデスけど……何デスか切り刻まれたいデスか」

 

「……なぁ、ロリコン野郎」

 

「いや、分かる。お前の言うことは100%分かるぞ……これは──」

 

「切ちゃん……この2人、嫌な予感がする」

 

「へ?調、それってどう言うこ──」

 

「「お持ち帰り(倒す)しかねぇよなぁッ!!」」

 

 

「……まさかここまで来るとはな。シンフォギア装者よ」

 

「わたあめは返して貰うわ……私の家族をッ!」

 

「なら、この私も神の子が成長するまで時間を稼がせて貰おう……私の、私達の夢の為にッ!」

 

 

 




次回■狐、現在分裂中ッ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。