人間に戻りたい狐。現在、奮闘中ッ!!   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

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明日は、お休みぃ。^ω^)月曜日にまた投稿( ˘ω˘ ) スヤァ…



俺、現在モフらせ中ッ!

 俺が狐から人間……に戻れた筈だったのだが、何故か俺は人間の状態から半分狐……つまり、獣人化が何故か出来るようになっていた。

 何故、俺が獣人化が出来るようになっていたかは知らないが、多分俺の記憶が無い間に起きた出来事で何かがあったのだろう。

 ただ、獣人化が出来るようになってから色々試してみたが、どうやら人間から耳としっぽだけの獣人化、そして狐と変身が可能になっていた。

 俺は初めてやって、何故か違和感が無かったのは不思議だったのだが、今はそれよりも──

 

「調ッ!わたあめのしっぽが大きいデスよッ!これはもう……あれしかないデスッ!」

 

「分かった切ちゃん。いくよ?」

 

「「せーのッ!ギューッ(デス)!」」

 

「……はぁ」

 

「す、凄いデスよッ!調ッ!体全体が包み込まれるくらいにもふもふデスよッ!」

 

「これ、なんか暖かくて……私、好きだな。しばらくこのまま……」

 

「デスデース……」

 

「……いや、ダメに決まってんだろ」

 

──テシッ

 

「あぁ……あたしのもふもふがぁ……」

 

「……残念」

 

「……その、ごめんなさいねわたあめ」

 

「気にしないで大丈夫ですよ。マリアさん」

 

 この2人を何とかするのに手一杯だった。

 実際、あれから1週間が経過したのだか、俺は司令が用意してくれた部屋で特にやることも無く、静かに過ごしていた。

 ……だが、今日は何故か切歌さんと調さん、そしてマリアさんが部屋に遊びに来て、部屋に入ってきた瞬間に切歌さんと調さんがいきなりしっぽを出せと言われたので出してみるとこうなった。

 

「……もっと、触らせるデスッ!わたあめが狐や子供の時は触らせてくれたのになんで触らせてくれないデスかッ!」

 

「いや、普通にいきなり来てからしっぽを触るってマナーがなってないぞ。それに、一応俺の体の一部だからなんか他人に触られると……ね?」

 

「でも、私達は触りたい」

 

「そうデスッ!もっと触りたいデスよッ!マリアもそうデスよねッ!」

 

「ッ!?え、えぇ……そうね」

 

「…………」

 

 ……俺はこの1週間で、最近マリアさんの様子がおかしく感じる時をよく目にするようになった。

 俺が狐の時はあんなにも俺のしっぽを誰よりも癒しとして触ろうとしていたマリアさんだったのだが、俺が人間?かどうかは知らないがある程度人間に近く戻ってからマリアさんとの距離が少しだけ離れたように感じることが多くなったのだ。

 もしかしすると、俺は記憶が無い間に何かしてしまったのだろうか?

 ……分からない。

 

……やっぱりここに来て正解デース

 

最近、マリアがボーッとしがちなのも多分わたあめに何かがある……なら──

 

「「2人っきりにするしかない(デス)」」

 

「2人共何話してんだ?」

 

「ッ!?な、何でもないデスッ!」

 

「そう、何もない。切ちゃんちょっとコンビニにお菓子買いに行こ。監視カメラはセット完了だよ切ちゃん

 

「了解デスッ!それじゃあッ!ちょっと行ってくるデスッ!」

 

 すると、切歌さんと調さんは俺とマリアさんを置いて、お菓子を買いにコンビニに出かけて行ってしまった。

 2人は何やら小さな声で喋っていたが、俺にはあまり聞こえなかったねで気にしなかったのだが……マリアさんと2人っきりになってしまって、気まずい状態になってしまった。

 

「……えっと」

 

「…………」

 

「……ま、マリアさん」

 

「……なに、かしら?」

 

「俺のしっぽモフります?」

 

「……大丈夫よ」

 

 俺は必死になって、とりあえず会話を繋ごうとマリアさんに自分のしっぽをモフらせてある程度のこの空気を和ませようとしたのだが、マリアさんにはあっさり断られてしまった。

 しかも、マリアさんは何故か俺から余計に離れて距離をとろうとしていた。

 

「その、わたあめ……少しだけ離れてくれないかしら。それ以上近づくと、私が──」

 

「え……あ、はい。なんかごめんなさい……」

 

「ッ!ご、ごめんなさいわたあめ。決して貴方が嫌いって訳じゃないのッ!言い方が悪かったわ……本当に、ごめんなさい」

 

「い、いえ……ちょっと、お茶入れてきますね」

 

 そして、俺はキッチンに向かってお茶を淹れる準備をするが……何故かさっきの会話でとても心にダメージを負ってしまった。

 俺が狐の頃とは違い、人間の状態だとマリアさんは何故か俺から一歩遠ざけた感じで接しており、俺のメンタルはかなり瀕死に近い状態になっていた。

 しかも、さっきの会話での離れて欲しいと言われた時はかなりクるものがあって堪えた……本当に記憶が無い時に俺は何をしたんだよ。

 

「……とりあえずお茶……運ぶかぁ」

 

 俺は淹れたお茶を持って戻ってくると、マリアさんはその場から動かずに俺から目を逸らしていた。

 ……正直、ここまでされると少しだけ泣きたくなるのだが、今は我慢だ……我慢。

 

「……お、お茶……持ってきましたよ」

 

「えぇ、ありがとう」

 

「とりあえず机に置い、ッ!?ちょっ、やばッ!」

 

「え、きゃあッ!」

 

──ガッシャーンッ!

 

「痛た……だ、大丈夫ですかマリアさん。怪我とか無いですか?」

 

「え、えぇ……大丈夫、よ……ッ!」

 

「本当ですか?やけどとかありませんか?」

 

「えッ!?あ、だ、ダメッ!それ以上近づかないでッ!それ以上は──」

 

「ッ!マリアさん指を切ってるじゃないですかッ!早く見せてくださいッ!」

 

「だ、ダメッ!手を触た──」

 

「……やっぱり破片が飛んだんですね……って、ま、マリア……さん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……わたあめ、貴方が好き……大好きよ♡」

 

「……へァッ!?」

 

 




次回私、現在宴会中ッ!
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