人間に戻りたい狐。現在、奮闘中ッ!!   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

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私、現在宴会中ッ!

「いいか?やっぱり俺としては高校生に攻めらるシチュエーションがいいんだよ。けど、攻めている内に一瞬だけの隙を突いて一気に反撃して相手がやめて欲しいと言うまで攻め続けるんだよ。最高だろ?」

 

「確かにお前の理想も悪くないだろう……だが、貴様にはまだ足りない物がある。それはやはり、女子高生のママが最高に決まってるだろ?まだ高校生の罪悪感と優越感を同時に楽しむことが出来る上に、頼れるのは自分1人でその優しさにどんどん沈んでゆく様……フッ、興奮しちゃうね」

 

「甘い……甘すぎるぞッ!女子高生のママだとッ!?ふざけるんじゃーないッ!時代はやはり外国人の女の子だろッ!考えるんだ……普段からあまり慣れない日本語から蕩けた声で甘えてくる姿……うん、いい……」

 

「それで終わりかな?なら、君はまだまだだよ。俺ならやっぱり女子中学生を屈服させる所から始めるかな。そして、その女子中学生が少しずつ成長していくごとにゆっくりと……じっくりと……調教して、俺がいなきゃ生きられない体にしてやるんだ……彼女が少しずつ変わっていく姿をお前達も見たいだろ?」

 

「……何このカオス」

 

 私が錬金術師達のアジトで過ごし始めてから1週間半が経過した頃、私は毎月錬金術師達が息抜きが出来るようにと開催される宴会に参加していた。

 ……ただ、その宴会が私の知っている宴会とは違い、話す内容は私にとってはとても嬉しくない会話ばかりだった。

 

「あっちに行っても、こっちに行っても話す内容は変態じみた話ばっかり……もうやだ……」

 

「あ、ミラちゃん。こっちに来て話さないかい?今、水着と浴衣ではどちらが魅力なのか議論しているんだが──」

 

「いや、大丈夫です」

 

「ミラちゃんッ!お、おらと魔法少女について語りたいんだなッ!」

 

「いえ、遠慮させていただきます」

 

「ミラちゃーんッ!この前みたいに食堂でメイドの御奉仕をして──」

 

「死んでください」

 

「ありがとうございますッ!」

 

 最近、この1週間半の中で私はあることに気がついた。

 私はこの1週間半の中で、それなりにロンさんに鍛えてもらって強くなっているんだけど、この錬金術師達の人は私を襲ってきたりしない。

 だって、普通に考えればあれだけ変態じみた話ばかりする人達がこんなアジトに1人残された女の子を襲ってもおかしくはない筈なのだ。

 ……だけど、この人達は──

 

「ミラちゃん。ちゃんとご飯食べたかい?」

 

「えぇ……とっても美味しかったです。カニだったので」

 

「だろう?この料理はミラちゃんが喜んでくれると思って若い錬金術師達がカニ漁で獲ってきたカニだからなッ!しかもタラバガニだ」

 

「えッ!?た、タラバガニッ!?……私、おかわりしちゃった」

 

「なーに、大丈夫さ。今回はミラちゃんの為に獲ってきたらいくらでも食べても構わないよ」

 

「え、あ……あ、ありがとうございます……」

 

 何故か私に対してとても優しく接してくれる。

 私だって、ここに連れて来られたからそれなりに覚悟はしていた……あのロッツに連れて来られて、この前みたいに儀式みたいなことをされて、体を弄ばれてるだけだと。

 ……けど、実際はそうではなかった。

 今でもロッツは嫌いだし、この人達は私を誘拐した悪い奴だから許す気も無い。

 けれど、私は何故この人達のがいる中で少しだけ……ほんの少しだけ笑っているのか分からなかった。

 

「貴方達、ちゃんとカニを食べなさいよ〜。ほら、ちゃんと剥いてあげるから♡……フンッ!」

 

「……やっぱりロンの奴、普通に化け物なだけだろ。って、まだ落ち込んでんのかよロリコン野郎」

 

「黙れストーカー野郎。あの軌道ならちゃんとあの子に当たった筈だったんだ……けど、なんであのシンフォギア装者に当たるんだよぉッ!最後の矢だったのにぃッ!」

 

「あー……確かにそうだったな。アレって最初に見た男性の事が好きになっていく哲学兵装だろ?確か、モチーフはキューピットの──」

 

「違うわ。カーマの弓と矢だよ。ただ、この矢は30年に奇跡的に出来た矢だったからな。俺も使うのは初めてだったから効果は知らん。……はぁ、俺の幼女ライフが……」

 

「何話してるの?ガイさん、ルッツさん」

 

「ん?あぁ、ちょっとこのロリコン野郎がやらかしたのを聞いてただけだよ。ミラちゃんは気にしないでいいさ」

 

「……私、何度言ってるけどわたあめ」

 

「あぁ、知ってるさ。でもボスにそう言えって言われてるからさ」

 

「……むぅ」

 

「はぁ……またあの子に逢いたい」

 

「まだ言ってんのかコイツ」

 

 

 




次回俺、現在 I LOVE中ッ!
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