人間に戻りたい狐。現在、奮闘中ッ!!   作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)

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暴走マリア……しかし、それでもマリアさん。


俺、現在 I LOVE中ッ!

「ちょちょちょ、ちょっとマリアさんッ!?い、いきなりどうしたんですかッ!お、俺のこと好きって……ほ、本気なんですかッ!」

 

「えぇ、当たり前じゃない。私、わたあめの姿を見た時から貴方の事が好きで好きで堪らなッ……くないわッ!わ、私はいきなり貴方が好きになるなんて有り得な、くなんてないわッ!わたあめッ!私と付き合って結婚しましょうッ!」

 

「え、え……えぇ……」

 

 俺は今……とある美女から付き合って結婚して欲しいと今この場で告白されてしまった。

 その相手は、まさかのマリアさんであって、マリアさんはそう言いながら俺に思いっきり抱きしめながら幸せそうな笑顔でこちらを見ていた。

 ……正直、まさかこうなるとは全く思っていなかったのだが……どうしてこうなった。

 

「ま、マリアさんッ!とりあえず落ち着いてくださいッ!俺、いきなりそんな事を言われても困るんですが……」

 

「大丈夫よ。返事はいくらでも待ってあげるわ♡。……けど、私もそんなに待つつもりもな……いわよッ!わ、わたあめッ!私からい、今すぐ離れてくれないかし、ら……」

 

「え、あ……え?マリアさん、その、大丈夫ですか?さっきから情緒不安定な気がす……ん?マリアさんってそんなに目が赤かったですかね?」

 

「ッ!?ダメよッ!今の状態で私の顔を覗き込まないでッ!貴方の顔が映ると……格好良く見えて好きになっちゃったのよ♡」

 

「え、うわッ!?ま、マリアさんッ!やめ──」

 

 すると、マリアさんは俺を押し倒して、今度は俺に甘えるように俺に密着してくる。

 本当ならば俺はマリアさんを突き飛ばして逃げないといけない気がするのだが、狐の俺を拾ってくれた恩人にそんなことが出来ずに最低限の力で俺は抵抗する。

 

「あぁ。やっぱり貴方は男の子なのね。顔は女の子みたいなのに体はこんなにしっかりしてて……私──」

 

「ま、マリアさんッ!何を──」

 

「それ以上はダメデースッ!」

 

「わたあめッ!こっちッ!」

 

「うぉッ!?ちょ、切歌さんに調ちゃんッ!?コンビニに買い物に行った筈じゃ……」

 

「話は後。今はマリアを大人しくさせないと。だから、わたあめと私は外に出てマリアから離れるから……切ちゃんッ!」

 

「ガッテンデスよッ!」

 

 そして、俺は調さんに手を握られたまま外に連れて行かれる。

 果たして、マリアさんは大丈夫なのだろうか?そもそも、残された切歌さんもあのマリアさんを止められるのだろうか?

 

 

「……切歌、そこをどきなさい。私はわたあめに用があるのよ」

 

「ダメに決まってるデスッ!そもそも、あたし達が監視していたから良かったデスけど、あのままだと……は、恥ずかしいからこれ以上は言わないデスッ!」

 

「聞きなさい切歌。私はわたあめのことが好きで好きで堪らないの……貴方も私の邪魔をするのなら、切歌……貴方をここッ……わ、私は……そんな感情を抱くには早すぎるのよッ!ハァ……ハァ……」

 

「ま、マリアッ!だ、大丈──」

 

「切歌ッ!」

 

「デスッ!?」

 

「……いい?今すぐに誰でもいいから、この部屋に、最低限でも2人、以上は連れて……来て。そして、私を今すぐにエルフ、ナインに体を調べ、てもらって……ッ!早、く……しなさい」

 

「マリアッ!で、でも……それじゃあマリアが……」

 

「早くしなさいッ!まだ私の意識がはっきりしているうちに早ッ……く、じゃないと……私、また……」

 

「……分かったデス。マリアを止められる人物を呼んでくるデスッ!」

 

──ピッ……プルプルプル……ガチャッ

 

『ん?どうしたんだ切歌くん。一体何が──』

 

「話は後デスッ!司令ッ!今すぐにわたあめの部屋に来て欲しいデスッ!」




次回私、現在馴染み中ッ!
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