人間に戻りたい狐。現在、奮闘中ッ!! 作:マッカーサ軍曹∠( ̄^ ̄)
「はぁ……次から次へと問題が起きるとは。しかも、今回の被害者は──」
「フーッ……フーッ……だ、大丈夫よ。まだ、わたあめが狐になってるからそれなりに抑えられるわ。けど、それでも暴れそうな時はお願い……」
「キュー……」(まさかまたこの姿になるとはなぁ……)
「何とかマリアも落ち着いたデスが、狐になったわたあめがやっぱりデカいんデスよねぇー……」
「でも、わたあめの体……とっても暖かいよ切ちゃん」
「あ、それは分かるデス。マリアがわたあめから離れないのは仕方ないデスが、こんなにもふもふだと離れたくないデスよねぇー……」
「キュ、キュー……」(あの、凄い動きにくいんですが……)
俺はマリアさんがいきなり告白をされた後から2日が経過した頃、俺は現在人間の姿から狐の姿に変化して暴走したマリアさんをこれ以上暴走させない為の対処で姿を変えていた。
実際これには訳があり、最初マリアさんが暴走した時に俺と調さんはマリアさんから逃げている最中だった。
しかし、逃げている途中から調さんのスマホから司令からの連絡があり、すぐに戻った。
そして、戻った時にすぐにマリアさんが復活した瞬間、咄嗟の判断で狐に戻るとマリアさんの暴走が自我が保てる程に収まったので俺はその日から現在まで狐のままで過ごしている。
「皆さんッ!マリアさんのこの症状による結果が出ましたッ!」
「よくやったエルフナイン……それで、結果はどうなんだ?」
「はい。マリアさんの症状は哲学兵装……つまり、何かしらの影響によってかかった呪いみたいな症状だと僕は仮定しています」
「仮定……つまりまだ現時点でははっきり分かっていないのか?」
「いえ、その呪いによるものが対象を好きになる結びみたいな症状だと言うのが分かるのですが……この哲学兵装を作った人がどうやってこんな奇跡的な哲学兵装を作ったのか不思議で……」
「……マリア、君はこの前の戦いで錬金術師に何かされたことはなかったか?小さなことでもいい……簡単なことだ」
「……あの戦いで、調を庇った時の矢を受けた時からかしら……ッ!フーッ、フーッ……えぇ、大丈夫……大丈夫よ」
「キュー」(話についていけないし、マリアさんが大丈夫ではないんですが)
司令達が何やら壮大な話をしているのが俺にはよく分かっていたのだが、その内容は多分、俺の知らない記憶での話の中と言うことに気が付いたので、正直話の内容は聞いても分からないので聞かなかった。
「それで、マリアは元に戻るの?」
「おそらく現段階では難しいかと……ただ、方法は2つあります」
「2つ……デスか?」
「はい。1つ目はそのマリアさんに仕掛けてきた錬金術師が死亡した場合、おそらくですがマリアさんは元に戻るかと」
「ッ!?……また、私達は傷つかなければいけないの……」
どうやら、話がかなり物騒になってきたので俺はとりあえず震えているマリアさんをしっぽで包んで落ち着かせる……でも、暴走はしないでね?
「……ありがとうわたあめ。結婚しましょう」
「ッ!?マリアッ!しっかり自我を保つデスッ!」
「ッ!?ご、ごめんなさい。スゥー……ハァー……大丈夫、問題ないわ。それでエルフナイン、もう1つの方法は?私は出来れば人を殺したくない方法を選ぶわ……教えてちょうだい」
「えっと……そのもう1つの方法なんですが……」
すると、エルフナインが顔を赤くして恥ずかしそうにしながらこちらをチラチラと俺を見てくる。
……エルフナインもこの体を触りたいのか?別にいいけど。
「……マリアさん、本当にその方法でいいんですね?」
「えぇ、みんなには迷惑をかけたくないわ。だからエルフナイン……教えてちょうだい」
「……分かりました。では、もう1つの方法を教えます……それは──」
♬
「……は、はい。わたあめ……あ、あーん♡」
「……いや、何故そうなった」
次回私、現在求め中ッ!