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閑話:とある管理者の昔話リメイク
絶対的正義など存在しない。
いきなり過ぎたかな?・・・まぁ、少し年寄りの話に付き合って欲しい。
さて、何故絶対的正義が存在しないと思っているかと言うと唯一絶対の正義が無いからだ。
善の敵は悪。
悪とは自らの私利私欲の為に他者を虐げ或いは殺害する事で、現在では国が定めた法律を守らず私利私欲の為に個性を使用する
善とは他者を救う事だ。例えば法律の守護者足る警察官や自衛官、人類の発展の為に貢献し、偉大な功績を残した研究者。現代ではヒーロー資格を持つプロヒーローがそれに当たるだろう。
では正義の敵は何なのだろうか?
正義の敵はまた別の正義だと僕は考えている。
何故なら人によって正義が違うからだ。何言っているのか分からないと言う人もいるかもしれないが、生い立ち或いは環境によって人間の内面無いし人格は形成される。
例え同じ環境同じ生活をしたとしても同一の考え、感想など出てこないだろう。
それは正義にも言える事だ。
これは正しいこれは間違っている、これは許せるこれは許せない・・・突き詰めていけばこんなもの好き嫌いの延長線上でしかない。
それが分からずに自分は正義の味方だと胸を張って分かりやすい悪である
・・・くだらない。そんな物が無ければ正義を主張出来ないなんて、つまらない時代になったものだ。
今の政治家共は個性が存在しない時代は地獄絵図と言えるかも知れないと言っていたが、実際は違う。
僕の師であるサー・ナイトメアやルパン三世、僕等を始めとした昔の悪党達は何事もバレずに確実に成功させる為にありとあらゆる策を練り、生存競争をするのがが当たり前だった・・・その規模は僕が法の番人にして正義の味方である警察と共闘する事が結構あったくらいにヤバかった。
だが幾らアンブレラや他の秘密結社が起こしたバイオテロを解決しようが、悪党の目論見を叩き潰そうが、周りに合わせる事が出来なければ
この超人社会と呼ばれる現代でこうなのだから昔も更に酷かった。しかし、だからと言ってやめる訳にはいかなかったのさ・・・“
これはどの様な“
だからこそ
時々それに気付き、僕に立ち向かってくる
彼女は個性:ライフルの持ち主だ。
右肘からライフルを展開して二色の毛髪をエポキシパテの様に混ぜて練り上げる事で硬化させる事によって打ち出す弾丸を作り出す事が出来る。
更に作り出せる弾丸の種類も豊富で曲がる弾からホローポイント弾等様々な状況に対応可能で、更に髪をスコープの様にする事が出来るなど大変素晴らしい個性だ!・・・まぁ要らないけど。
その理由が彼女の卓越した射撃の腕前で、3km離れた場所でも標的を狙うことも出来ると言う・・・正にこの個性は彼女以外使いこなす者無しと言える。
そんな彼女のどこを気に入っているのかと言うと彼女は今現在表向きは同業者であるプロヒーローを殺害した罪で今現在死刑すら生温い重犯罪者を投獄する対個性最高警備特殊拘置・・・通称タルタロス*1と呼ばれる監獄に収監されている。
まぁ、僕の発言から察せられると思うけど真相はそうじゃ無くて・・・彼女は元公安直轄のプロヒーローで言わば個性社会のゴミもしくは汚れを掃除する暗部と言える仕事をしていた存在で長年その仕事を続けて個性社会の闇を見続けた結果絶望し、当時公安のリーダーを努めていた人物を殺害してタルタロスに収監された。
何、暗部がなぜ必要なのかって?
答えは人間は欲深く罪深い生き物だからさ。欲しい物の為に他者を傷つけもしくは殺す、そして間違いを延々と繰り返す・・・そう言うのは聞いていない?あぁ、そう。
先程僕は歪で不完全な社会が出来上がったと言ったがそれが答えだ。
まだ個性が「異能」と呼ばれた時代──
もう200年以上前の話で法整備を進める日本国政府との数年にも及ぶ対立の末に敗北し、指導者デストロを含めた多くのメンバーが逮捕さると言う事件が起こったことがある。
その後デストロは獄中で自らの思想や活動を記した自伝『
まぁ、何故このテロリスト集団の事を話題に出したのかと言うと彼らの答えが正しかったからに他ならない。
確かに当時だと博打以外の何物でも無いと言えるけれども最終的には今より最も良くなっていた可能性が高い。
今現在の
しかし、
何故かと言うと昔からの悪党達がこんな好機を逃す訳も無く、暗躍として個性を使用とする者達が結構居たんだ。勿論ヤプールもその一人でね。それ等を纏めて相手にする事は平時なら兎も角当時の日本国では不可能と言っても良い状況だった。
だからこそ
さて正義についての話はさておき・・・では、ヒーローとは何なのだろうか?
これまで考え方の違い、正義とは何か、
僕にとってのヒーローは初代ウルトラマンだ。
・・・意外だって?おいおい、さすがの僕も少年時代では何処にでも居る善良な少年だったんだ、良いだろう?
光の国からぼくらのために きたぞわれらのウルトラマン。
子供の頃このオープニングを見て心躍り、よく口ずさんでいたもんだ(今でもたまに口ずさむ)。
そんな彼のプロフィールや解説は以下の通り。
データ
身長:40m
体重:3万5千t
ジャンプ力:800m
走行速度:時速450km
飛行速度:マッハ5
水中速度:200ノット
地球上活動時間:約3分間
出身地:M78星雲・光の国
年齢:約2万歳
人間体:ハヤタ・シン
彼は強かった・・・本当に強かったんだ!!
恐るべき侵略者や如何なる怪獣を前にしても自慢の技や技術で叩きのめして見事勝利を勝ち取る姿には惚れ惚れしたね!
当初は巨大怪獣との戦闘経験等のノウハウが蓄積していなかったからか、スタイリッシュな蹴りや打撃は意外と使用せずに寝技・投げ技など柔道的な技を中心とした非常に泥臭い戦いを繰り広げていて、単なる投げ技で相手を倒した事が意外と多かった。
敵の弱点をつぶさに観察し、怪獣の特徴的な部分や弱点となる部位を瞬時に見抜き集中して破壊すると言う戦法が得意だったり、様々な怪獣に応じた多数の戦術を瞬時に行えるクレバーさも彼の強みの一つ・・・正に「怪獣退治の専門家」と言える存在だろう。
そんな栄光の初代ウルトラマンと互角以上に渡り合った宇宙人も存在したんだ。
『さて、サトル君。私はメフィラス星からこの地球を見ているうちに、地球とサトル君がどうしても欲しくなったんだよ。でも、私は暴力は嫌いでね。私の星でも紳士というのは礼儀正しいものだ。力ずくで地球を奪うのは私のルールに反するんだ。そこで地球人であるサトル君に了解をもらいたいと思うんだ。サトル君は素晴らしい地球人だ。どうだね?この私にたった一言、「地球をあなたにあげましょう」と言ってくれないかね?』
『地球のように戦争もなく、交通事故もなく、何百年何千年と生きていける。天国のような星が幾つもある。どうだねサトル君?地球なんかさらりと捨てて、そういう星の人間になりたくはないかね?宇宙は無限に広くしかも素晴らしい』
身長:2〜60メートル
体重:40〜2万トン
出身地:メフィラス星
武器・能力:グリップビーム、反重力、金縛り、飛行能力
そんな彼の戦闘能力は初代ウルトラマンに登場した敵の中でずば抜けて高く、ウルトラマンとほぼ互角の戦闘能力を持った強敵だった。
その実績は初代ウルトラマンとの格闘等の地上戦や光線技等の空中戦・・・全て終始互角(あえて言うならメフィラス星人が勝っていた様に見えた)だったほどさ!。
最終的にはメフィラス星人は拳を握って突き出した片腕から放つ必殺光線グリップビーム、初代ウルトラマンはスペシウム光線をお互い打ち合う準備をした後にメフィラス星人は構えを解き、
『よそう、ウルトラマン。宇宙人同士が戦ってもしょうが無い。私が欲しいのは地球の心だった・・・だが、私は負けた子供にすら負けてしまった。しかし、私は諦めたわけではない。いつか私に地球を売り渡す人間が必ずいるはずだ。必ず来るぞ!ぶわっはっはっはっ!』
その言葉を最後に彼は地球から去った。
これを見て当時の弟や友人達は「ウルトラマンに勝てないと思ったから逃げ帰った」と盛り上がっていたが・・・僕は『私が欲しいのは地球の心だった』と言う言葉が示す通り「地球人の心に勝負を挑み、結果敗北してそれを認めて撤退したかっこいい行為」だと考えてしまった。
何故?と当時は思ったが初代ウルトラマン最終回さらばウルトラマンでその理由が分かった・・・初代ウルトラマンが敗北すると言う結果でね。
初代ウルトラマンがその怪獣の動きを止める為に金縛り光線を発射したが、それはいとも簡単にそれを打ち破り、瞬間移動で初代ウルトラマンを翻弄し八つ裂き光輪をバリアで防ぐも・・・ウルトラマンのあらゆる攻撃は全く寄せ付けず初代ウルトラマンは格闘戦でもその存在に敵わず追いつめられてしまう。
起死回生に放ったスペシウム光線も吸収され、逆に増幅されてカラータイマー目掛けて反射されて、その光線の直撃を受け・・・それの手によって初代ウルトラマンは敗北した。
僕のヒーローである初代ウルトラマンを倒してしまった──ゼットンについて解説しよう。
別名:
身長:60メートル
体重:3万トン
主な能力:一兆度の火球、テレポート、バリア、光線吸収、波状光線等(個体によって差異あり)
見た目は真っ黒な甲冑のような身体と雄牛のような2本の角が特徴で、背中にはゴマダラカミキリをモチーフにした甲羅を持つ。凹凸状の顔には点滅する発光体があるだけで目や鼻と明確にうかがえる意匠はなく、頭頂に生えている折れ曲がった2本の角が目や鼻の代わりとなっている。
ゼットンに初代ウルトラマンが倒されてしまった時僕の愚かで可愛い弟は泣いていたし、その他の友人も泣いてのいたが・・・僕は高揚感に包まれてしまった。
・・・勘違いしないでもらいたいが僕はウルトラマンを嫌いになった訳では無い寧ろその逆であり、その後に続くシリーズも大好きだ。
では何故高揚したかと言うとあのウルトラマンでさえ倒される事がある────
かと言ってウルトラマンを倒したいとかでは無く、彼等に倒された侵略者達が成し遂げられなかった事を成し遂げてみたいと感じる様になった。
僕が悪に惹かれて行った原因でもあり、正義や信念を肯定している原因は正しくこの作品だの言っても良い。
これ以上はまた今度、それでは御機嫌よう。
本土から約5km離れた沖に建造された収容施設。便宜上拘置所とされているが、実態は国民の安全を著しく脅かす、または脅かした人物を厳重に禁固し監視下に置くものであり、刑の確定・未確定を問わず様々な個性の持ち主が収容されている。
居房は6つに区分されており、個性の危険性や事件の重大性によって振り分けられている。危険性の高い人物程、地下深くに収監される。
一度はいれば生きて出ることは叶わないといわれており、個性社会の闇とも呼ばれている。
如何だったでしょうか?
不快に感じた方がいらっしゃたら教えて下さい。
それではご機嫌よう。