ウルトラ怪獣ゼットンヒーロー化計画   作:ミッチェール

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 今回は前編です。
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 では、お楽しみ頂けたら幸いです。



回想&過去編1:宇宙恐竜と炎魔戦士前半

 ・・・どうも、派手な失敗をやらかしたゼットンさんこと滅火羽織(ほろびはおり)です。

 自分が家庭の事情・・・と言うよりも父方の祖母が私の力に目を付けて、私をヴィラン組織売り飛ばしたのが原因だ。

 え、それで何故無事なのかって? 

 私を誰だと思っている、天下無敵のゼットンさん(正確には初代ゼットンの転生態)だぞ。

 私をどうにかしたければヒーローだと全盛期のオールマイト、ヴィランだと全盛期のオール・フォー・ワンでも連れて来い。さもなければ、この世界を恐怖と絶望で覆い隠してやろう!! 

 まぁ冗談だけど、この二人位でないと私を止められないのは本当だ。

 コレは決して自惚れているのではない。オールマイトからのお墨付きだ。

 何故、ここでオールマイトが出て来る理由は・・・私がはっちゃけたのが原因です、はい。

 待って、私悪い怪獣じゃないよ。だから無重力弾撃ち込まないで下さいお願いします。あの感覚は完全に人間になってしまった私では耐えられないから・・・・。

 コホン、話を戻そう。

 私がはっちゃけた理由は被害者が私一人では無かったのが原因だ。

 まぁ私一人ならば何にも問題ない。

 直ぐにテレポーテーション(日本語で瞬間移動)で何時でも逃げ出せるのだが、それでは私一人だけでしか助からない。

 そんなの目覚めが悪いし、生憎と見捨てられる様な精神構造はしていない。

 これから回想としてお見せしよう。

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 先ず初めに私は自らを縛っていた縄を怪力で引き千切り、

 ピポポポポポポポポと鳴いてみた。

 周りの視線を私に集中させるためだが、コレがうまく行った。

「な、何だよお前!!自分が置かれている状況が理解で 、出来ているのかよ!!」

 何か恐れをなしているご様子。

 おかしいな鳴き声を発しただけなのに何でそんなに怖がるのだろうか? 

 まぁ良いか。

「自分の置かれている状況を理解しているかだと? フフフ、コレは傑作だな」

「なっ何を言っていやがる!!!お前一人で何が出来るんだよ!!!」

 良し、挑発に乗ったぞ!! 

 ・・・心なしか物凄く足が震えている様に見えるが、畳み掛けようか。

「貴様らの様な自らよりも弱い弱者にしか威張れない屑ごときが、この私に勝てると思っているのか?もし思っているのならば、試してみるかね?」

 さて、どう出る? 

 リーダーらしき人物は、フードを被ったまま動かない。

 あの如何にもキリエロイド擬人化態ですと言わんばかりの見た目と何かヤバそうな洗脳装置みたいな首飾りを着けている奴……恐らくアイツは別格だろう、自分は出来れば雑魚処理をしてから戦いたいものだ。

「言わせておけば、調子乗りやがって!!!身の程をしっかりとその体に叩き込んでやるぞ!!!」

 おっと、襲い掛かって来たな。

 おお!! 吠えた奴が先陣を切って数人で来たぞ! 

 ビビりかと疑ったが、お前意外と根性アルネー!! 勝負ネ!!勝負ネ!! 

 ・・・何か一瞬口調がおかしくなった気がするが、まあ良いだろう。

 さて武装しているのは一人で、 個性を使っているのは五人か。

 武装している奴はリボルバーか? ・・・・ヒロアカ世界にまだ、重火器あったのから知らなかった。

 もうとっくに淘汰されているのだと思っていたが有ったんだな。

 しかし、リボルバーか。良いねー、回転式拳銃は私も好きだよ。なんたってあの次元大介が使っているし、ジャムらない。 

 敵前でジャムるとか本当に危険だし、生きた心地がしないからな・・・今世ではそう言う体験をしたくないものだな、身を守る物がない状態でね・・・本当にね・・・トラウマは後で思い出そう。今は目の前に集中集中、そして深呼吸。良し、気分転換終了。

 さてと一人目は目からビームを出そうとしているな、二人目は火球を吐いてきた避けたけど・・・あとは今は分からん。

 よし、分かってない奴から潰すか。未確認要素何て、分からなくていいんだぜ。

 先ずは、飛んできた火球を避けて瞬時詰める。

「────────え?」

 男の一人が思わず上げた、間の抜けた声が耳に届く。

 まぁ、そんな声を上げるのも仕方ないだろう。何せ私の歩幅で目測でだいたい十歩分はあった筈の距離を、私がたった一歩で詰めたのだから。

 滑る様に移動する『活歩』の歩法。熟練の域になれば脚捌きも無くこれ以上の距離を詰めれるらしいが、私ではしっかりと足を動かして最大で精々十五歩。

 しかし、それで問題ない。

 唖然としたところにジャストど真ん中ストレートを胸に一発!!!敵さんは速やかに後方へゴーシュート!! 

 先ず、一人目。

 一人目があっという間にやられた事に唖然としている隙だらけな奴に回し蹴りを頭部に食らわせ二人目、二人目を踏み台にして空を飛んでいた奴より高く飛び上がり、飛び膝蹴りで三人目。

「・・・・嘘だろ」

「化物!!!化物だアイツは!!!」

 ・・・・・酷いな。私は体術しか使ってないと言うのに、酷いな。

 さてと、うん?仮名キリエロイドが掌から火球を出して私とは別方向に放って・・・・クソ、人質に放ちやがった!! しかも早い!! 

 コレじゃあ間に合うぜ! 

 瞬時にテレポートで子供達の前に移動して、相殺したら子供達に熱風が行って子供達が危ないからバリアで防ぐ。

 ────ドカン!!! 

 衝撃波来ていないが、物凄い音が響き渡り眼前に凄い勢いで炎が私を焼かんと迫り左右へと流れていった。背後には当然行っていないし、子供達も全員無事だ。

 ・・・お返しに一兆度を越える暗黒火球を食らわせてやろう!!! 

「・・・」

 奴め無言で、しかも簡単に避けやがった。そして大きい爆発音が奴の遥か後方で鳴り響く。

 凄い身のこなしだな・・・本当に人間か? 

 ・・・・・まさか、しかしそんな事あるのか? 

 まぁ今は、置いておこう。今はコイツをどうかしなくてはな。




 と言うわけで、後編に続きます。
  キリエロイドに関してはネタバレなりますが増量された第一話をご覧下さい。
読んで頂きありがとうございます。
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