リライブダンガンロンパ 絶望の南国修学旅行   作:ユキミス

11 / 42
Chapter2 あなたは私に似ている
(非)日常編 1


 僕らは何も言わず、1日が終わった。夜中の学級裁判ということもあり、寝たり、それぞれで食事を取ったりしていた。

 

 

 

 

5日目

 

 

 

モノクマ「魅才学園修学旅行実行委員がお知らせします。7時です!オマエラ大正解、おはようございます!えー、お知らせしたいことがあるので、カサブランカ公園にお集まりください」

 

 

 行きたくないけど、逆らえば。

 

 あの『おしおき』がフラッシュバックした。

 

 

柏「行くしかないか」

 

 

 

 

 

カサブランカ公園

 

 

 

モノクマ「皆さん、集まりましたね!」

 

曲原「なんのようだ」

 

モノクマ「学級裁判を乗り越えたオマエラのために新しい施設を開放したよ」

 

柏「新しい……施設?」

 

モノクマ「はい、音楽ホールです。ひろーーーいホールです!ダンスが存分に楽しめる場所です!」

 

 ダンス……死んだ踊場を皮肉っているのか?

 

モノクマ「皆さん、楽しんでくださいねーーーっ!」

 

 

柏「みんな、どうする?見てみる?」

 

闘山「こんな時だ、気分転換が必要だな」

 

羽川「れっつらごーごー!」

 

飛龍院「わたくしは行かないわよ」

 

柏「あっ……」

 

飛龍院「また誰かが殺人を企んでるかもしれないし」

 

演川「私も行かないわ」

 

囲井「モノクマじゃないんだし、強制じゃないんでしょ?ならいかない」

 

柏「そんな!」

 

別技「ぼ、僕も……。そんな行く意味ないし……」

 

安藤「そう言うな!あの事件は私たちの結束力が足りなかったから起きたんだ!相互理解を高め……」

 

曲原「結束力……か。どうだろうな?仲が良かったことを佐藤は利用した。あいつは殺人の口火を切ったんだ」

 

柏「でも!霊山クンが言うには佐藤クンは後悔してるって……!」

 

曲原「みんながそうとは限らない」

 

闘山「曲原ァ!お前は否定ばかりしやがって!」

 

柏「待ってよ!曲原クンがいなかったら犯人を見つけられなかったよ!」

 

闘山「だが……!」

 

歌浦「喧嘩はダメだよ」

 

曲原「歌浦……。お前は友達に裏切られたんだぞ」

 

柏「曲原クン!!」

 

 そんな言い方……酷い。

 

歌浦「あれは、ジュリアちゃんだけが悪いわけじゃない。もちろん、ジュリアちゃんが悪くないわけじゃない。ただ、私はジュリアちゃんをわかってあげられなかったんだ。私がジュリアちゃんをわかってあげられていたら、ジュリアちゃんは佐藤クンを殺さなかったかもしれない」

 

柏「歌浦さん……」

 

歌浦「やっぱり、仲良くなるって大事だよ、曲原クン!」

 

曲原「……」

 

囲井「そうね、そういうこともあるかもね」

 

柏「囲井さん!」

 

歌浦「じゃあ1時に音楽ホールに集合ね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

13:00 音楽ホール

 

 

歌浦「曲原クン!来てくれたんだ!」

 

 音楽ホールに来たのは、僕、歌浦さん、一華さん、羽川さん、囲井さん、神道さん、釣谷クン、安藤クン、曲原クン、霊山クン、闘山クンだ。

 演川さん、飛龍院さん、別技クンはいなかったけど、一歩前進した気もした。

 

 

安藤「すまない、別技クンを誘ったんだが、結局来なかったよ」

 

羽川「あたしは囲井ちゃんが来てくれて嬉しいよーよー!」

 

囲井「意地張ってるの、逆に子供みたいだし」

 

歌浦「来てくれてありがとう、曲原クン」

 

曲原「……」

 

安藤「もしかして曲原クン、歌浦クンが好きなのか?」

 

曲原「そんなんじゃない」

 

一華「それでどうするんでしょう?本当に音楽ホールですよ?」

 

歌浦「とりあえず、探索探索ーーっ!」

 

 

 歌浦さん……いつの間にかリーダーみたいになってる。踊場みたいだ。

 

 

 

 

 音楽ホール……確かに色々機材がある。

 

柏「探索と言っても単なる音楽ホールだな」

 

 

歌浦「すごーい、本格的だね曲原クン!」

 

曲原「……こんな人の来ない島に、こんな設備が。いや、もしかするとかつて使われた可能性が……?」

 

 僕は記憶喪失だからか元からそういう知識がないからなのか分からないけど、芸能人にはすごいって分かるのかな。

 

 

霊山「あ、あの!歌浦さん!」

 

歌浦「霊山クン?どうしたの?」

 

霊山「……歌ってくれないかな?」

 

歌浦「え?」

 

霊山「まだ完全に2人の霊を感じ取ってるわけじゃない。でも、ちゃんと成仏させてあげたいんだ」

 

 2人?成仏ってまさか。

 

霊山「僕は弟を成仏させることか出来なかった。でも歌浦さんの歌ならきっと」

 

歌浦「待って待って!私はただの歌手だよ?そんな、成仏なんて……」

 

霊山「生前に君の歌が好きな人がたくさんいたんだ。君の歌で、成仏した人も多い。君の歌が、人を救っているんだ」

 

歌浦「霊山クン……。よぉーーし!歌浦ココネ!ライブしちゃうぞーーーっ!」

 

曲原「ライブって普通に歌うのはダメなのか?」

 

歌浦「せっかくこんな広いホールなんだよ?ジュリアちゃんも佐藤クンもそっちの方が喜ぶよ」

 

羽川「準備なら、手伝うよー!」

 

闘山「俺もだ!みんなで共同作業すれば仲良くなれる」

 

一華「そういうことなら、私はお花の準備をしますわ」

 

柏「僕も手伝うよ!」

 

安藤「私も手伝わせてもらう!」

 

霊山「僕も当然やるよ」

 

神道「っ、わ、わた、……しも」

 

囲井「なにこれ……やらなきゃいけない雰囲気?」

 

釣谷「僕はパスする。ライブだけ見に来るよ」

 

柏「はは……」

 

 正直な奴だな。

 

歌浦「曲原クンは?」

 

曲原「……仕方ない」

 

歌浦「やった!」

 

霊山「曲原クン、明らかに歌浦さんに優しいよね」

 

柏「曲原クン……」

 

 歌浦さんが好きなのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

釣谷「大変だ!みんな!飛龍院が倒れた!」

 

柏「えっ」

 

 

 

 飛龍院さんが!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。