リライブダンガンロンパ 絶望の南国修学旅行   作:ユキミス

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(非)日常編 3

7日目

 

羽川「囲井ちゃん来ないねぇ」

 

闘山「俺らでやるしかないな」

 

 

 

 

 

別技「僕の力が必要なようだな!」

 

 

歌浦「別技クン?」

 

別技「僕の力が必要なのだろう?」

 

 別技クン?どうしたんだろ?

 

安藤「音響を彼に頼んだんだよ」

 

柏「そっか、別技クンは超高校級のエンジニアだったね」

 

別技「終わったら解剖させてくれるんだろ?」

 

安藤「だ!か!ら!させない!」

 

 相変わらずだな、この2人……。

 

歌浦「あ、あの、みんな、曲原クン知らない?昨日はいたのに」

 

闘山「あいつはよく単独行動だからな!気にしても仕方ないだろ?」

 

 

 

 

演川「で、私は何をしたら良いの?」

 

柏「演川さん?」

 

演川「曲原がコテージで彷徨いてたから落ち着かなくて来たの」

 

拓也「そういや、昨日の夜も彷徨いてたな」

 

霊山「というかまた勝手に僕が寝てる間に動いてたの!?」

 

拓也「仕方ねーだろ?起きてる時に動いたら文句言うし」

 

 もう自然に入れ替わって会話してる……。でもということは来てないのは、曲原クン、釣谷クン、飛龍院さん、囲井さんだけか。

 

歌浦「演川さんはステージの掃除を手伝って!」

 

演川「わかったわ」

 

 

 僕は装飾作りだったかな。

 

 

羽川「こういうのやってると文化祭を思い出すよね」

 

闘山「そうだなー!」

 

 文化祭か、僕にそんな思い出……。

 

 

 

 

演川「痛い!ちょっと、ぶつからないで」

 

別技「プログラミング中に動くからだよ!」

 

演川「私は掃除してるのっ!」

 

安藤「喧嘩はやめないか!」

 

 

 

 

歌浦「これなら明日にはライブ出来るよ!」

 

 

 

8日目

 

 

モノクマ「魅才学園修学旅行実行委員がお知らせします。7時です!オマエラ、おはようございます!今日も絶好の南国日和ですよー!」

 

 

 

 朝、か。とりあえずレストランに行くか。

 

 ん?ドアの前に手紙。

 

 

 手紙を開くとその中身は

 

 

 

 

 

『ライブ中に殺人が起きるだろう。要警戒 アクバ』

 

 

 

柏「アクバ!?アクバってモノクマが言ってた……」

 

 

 

モノクマ『そのアクバは、この中にいるよ』

 

 

 

 

柏「そんな……」

 

 でもただの脅しの可能性もある。

 

 外に出るとみんなコテージにいたままだった。

 

柏「みんな!?」

 

闘山「柏にも届いたか?あの犯罪予告!」

 

柏「もしかしてみんなも!?」

 

曲原「モノクマの脅しの可能性があるが、ライブはやめた方が良いな」

 

歌浦「待って!だったら音楽ホールに警備を強くすれば大丈夫」

 

曲原「馬鹿!何言ってんだ!!ここには警察なんかいない!ライブ中に何か起きてみろ!!」

 

歌浦「そうやってみんなを疑うの!?」

 

曲原「みんなが協力するわけじゃない、善人だけじゃないってなぜ分からないんだ!芸能人だろっ!!」

 

 

 

 

歌浦「そう、かもしれないけど。このままずぅーっと怯えてるだけ?それじゃあ助かるものも助からないよ!私は、ジュリアちゃんと佐藤クンのために歌う!」

 

 

曲原「歌浦……っ!!」

 

飛龍院「わたくしは、歌浦の意見に賛成しても良いわ」

 

柏「飛龍院さん?」

 

飛龍院「聞きたいし」

 

闘山「ああ!アクバなんか捩じ伏せてやる!」

 

羽川「みんな一緒なら大丈夫だよ!だよ!」

 

拓也「アクバなんかに負けるわけねーだろ!?」

 

囲井「また曲原に監視されるくらいならやった方がマシよ」

 

柏「囲井さん?曲原クンに監視って……」

 

囲井「倒れた飛龍院の看病と私が騒いだせいかずっと私のコテージの辺りでうろうろされたの。どっちが犯罪者なんだか」

 

曲原「っ……!」

 

歌浦「曲原クン……っ!!大丈夫だよ、絶対成功するよ!」

 

柏「そうだね、絶対成功させよう!」

 

 

 

 

 

 

 

 僕が音楽ホールに入ろうとした時、突然、曲原クンが立ち塞がった。

 

柏「曲原クン?」

 

曲原「あんな脅迫があった以上は荷物チェックだ、手を上げろ」

 

柏「え?え?」

 

曲原「やらないと入れないぞ」

 

柏「わ、わかったよ」

 

 曲原クンの過剰にも感じる荷物チェック。身体もべたべた触らせた。

 

曲原「……釣谷、その釣竿は置いてこい」

 

釣谷「えっーー!?困るよ!釣具は僕のアイデンティティだよ」

 

曲原「釣り師の癖にお前が釣りをしてる姿なんか全く見られなかったがな」

 

釣谷「釣りというのはたまにやるからこそ真価を発揮する。僕にとって釣りは趣味だからね」

 

曲原「趣味なら置いてこい」

 

釣谷「だ!か!ら!釣竿は僕のアイデンティティだっ!」

 

曲原「はぁ、事件が起きたら疑われるぞ」

 

釣谷「了解のすけ」

 

 僕らは最後の大掃除と準備に取り掛かった。豪華な料理も用意した。佐藤クンや踊場さんが安心して成仏出来るように。

 

 

 

柏「この機材、重い……」

 

 思ったより自分って力ないんだな。

 

闘山「任せておけ、柏!」

 

羽川「重い物なら任せてよ!」

 

 

 

囲井「これはどこ置けば良いの?」

 

安藤「1.25メートル先だ!」

 

囲井「わかんないんだけど!」

 

一華「お花は3歩先ですわ」

 

 

 

 

神道「……」

 

霊山「うん、これくらいかな。神道さん、味見してみて!」

 

神道「……」

 

霊山「美味しい?」

 

神道「…うん」

 

霊山「やった!」

 

 

 

 

 

 

 

別技「何してるの?」

 

演川「ステージ拭いてるの!見てわからないの!?」

 

別技「ひっ!」

 

 

 

 

釣谷「準備か僕には関係ないな」

 

飛龍院「……わたくしは何をすれば?」

 

釣谷「僕に役割ないし、別に無いなら良いんじゃないの?」

 

 

 

 

 

 

歌浦「あー、あー、あー!」

 

曲原「歌浦」

 

歌浦「曲原クン!」

 

曲原「荷物検査はしたし、釣谷以外は危ないものを所持していない。釣谷もライブ中は俺の隣だ。だが、万が一のことがある。わざわざライブ中の決行だ。気をつけろよ」

 

歌浦「大丈夫だよ」

 

曲原「お前だけじゃない、他の人間もだ」

 

歌浦「私、みんなを見てるから!誰も目を離さないから!」

 

曲原「……」

 

 

 

 

 

 こうしてライブが始まった。

 

 

 

柏「すごい、圧巻だよ!」

 

霊山「やっぱり歌浦さんって超高校級の歌手なんだね」

 

 ライブが盛り上がり、ラストの曲に入った。

 

 

 

 

 

 その時。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 パッ

 

 

 

柏「停電!?」

 

 なんで急に!?

 

羽川「わわわわーーっ!真っ暗だよ!」

 

闘山「みんなああああ!」

 

演川「何!?何事!?」

 

神道「……」

 

安藤「電気だ!電気をつけろ!」

 

別技「やってるよ!あれつかないよ!ブレイカー落ちてる!」

 

一華「確かブレイカーは廊下にありましたわ!」

 

囲井「嘘でしょ……」

 

飛龍院「きゃああああっ!」

 

釣谷「なんだこの状況……」

 

曲原「俺がいく!みんな!動くなよ!!柏は釣谷から離れるな!」

 

歌浦「みんな落ちついて!大丈夫だから!」

 

 長い時間が経過した。とてもとても怖かった。曲原クンもこんな停電でなかなかブレイカーに辿り着けないみたいだった。

 

歌浦「みんな、大丈夫だよ!」

 

 

 歌浦さんが励ましてくれた。でも暗闇の不安は僕らを覆い尽くし、誰も喋らなかった。

 

 

 

霊山「はっ!」

 

柏「霊山クン?」

 

霊山「れ、霊気が……き、気のせいだよね?」

 

 霊気?誰か死んだ?そんなまさか。

 

 

 

 パッと灯りがらついた。

 

 

羽川「はぁー、安心安心」

 

柏「あれ?歌浦さんは?」

 

 ステージのいたはずの歌浦さんがいない。

 

 

柏「歌浦さん!」

 

安藤「歌浦クン!」

 

霊山「まさか!」

 

 僕ら3人はステージに向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ステージには

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 白目を向いた超高校級の歌手、歌浦ココネが倒れていた。

 

 

 

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