また、この学級裁判場に来るなんて……。
モノクマ「さっさと席に着いちゃって!」
柏「……」
歌浦さんと踊場さんの遺影が……。
コトダマ モノクマファイル2
被害者は超高校級の歌手、歌浦ココネ。
死亡時刻は19:40分頃。
死体発見場所は音楽ホールのステージ。
死因は窒息死。
コトダマ 細い締め痕
細い締め痕があった。犯行に使われるような怪しいものは曲原が没収していた。
コトダマ 全員の立ち位置
事件の時の立ち位置はステージから離れた場所に柏、曲原、釣谷が同じテーブルにいて、ステージ近くの羽川、闘山が同じテーブルにいて、他のメンバーはそれぞれのテーブルを回りながら食事していた。
コトダマ 繋がれてた電気ストーブ
照明に繋がれるはずの電線が電気ストーブに繋がれていた。ブレーカー落ちたのは電気ストーブのせいらしい。
コトダマ 別技の証言
夕方までは照明に繋がれていてその後の休憩時間に電気ストーブに繋がれた可能性が高いという。
コトダマ アクバの特徴
突然襲撃し、血文字でアクバと残すらしい。
コトダマ 準備の状況
歌浦、曲原はステージ裏で準備。
一華、囲井、安藤は飾りつけ。
柏、羽川、闘山が機材・テーブル運び。
演川は掃除。
別技は音響と掃除。
霊山、神道は調理。
釣谷と飛龍院は何もしていない。
コトダマ べたべたした床
床がステージまでべたべたしていた。テーブルから離れていたので食べ物を落とした可能性はない。
コトダマ 曲原の証言
釣谷の釣り糸は使用された形跡はなかったらしい
コトダマ 青色の塗料
歌浦の服についていたらしい。
学級裁判 開廷
モノクマ「では最初に学級裁判の簡単な説明をしておきましょう。学級裁判では『誰が犯人か?』を議論し、その結果はオマエラの投票により決定されます」
モノクマ「正しいクロを指摘できればクロだけがおしおき、もし間違った人物をクロとした場合はクロ以外全員がおしおきされ生き残ったクロだけがこの島を出る権利が与えられます!」
モノクマ「前回みたいに全快したから全開で頑張ってね!」
柏「まずは何を話し合えば……」
安藤「やはり!どうやって歌浦クンが殺されたか!話し合おう」
ノンストップ議論 開始
コトダマ モノクマファイル2
コトダマ 細い締め痕
コトダマ 青い塗料
コトダマ 全員の立ち位置
別技「そりゃあ、『停電中に殺されたんだ』よ!こわーい!」
囲井「そうじゃなくてどうやって停電の中で殺したんだって話よ」
一華「『真っ暗』でしたものね」
羽川「あの顔は苦しんでたよ!きっと『毒殺』だよーーっ!」
闘山「まさか『料理に仕込んで』……」
霊山「えっ、僕ら?……」
神道「……」
羽川「きっと『毒殺』」
コトダマ モノクマファイル2
柏「それは違うよ」
柏「いや、モノクマファイルには窒息死って書いてある」
演川「モノクマファイルなんて信頼出来るの?」
曲原「前回の学級裁判でも正確だった上、ちゃんと歌浦には首に締め痕があったんだ。窒息死で間違いない」
囲井「締め痕ってことは首を絞められたの?」
安藤「怪しいものは曲原クンが没収していたな!締めるための紐とかも!」
曲原「そうだ、だから今回の事件は不可解なんだ」
演川「でも犯人は分かってるじゃない」
柏「え?」
演川「そんな紐みたいなもの持ってるのって、釣谷ぐらいじゃない」
釣谷「僕じゃないし。僕はずっと曲原と柏の近くにいたし」
演川「あの停電で、ちゃんと見えたの?」
柏「そ、それは……」
曲原「ありえないな、距離が遠すぎる。動けば大なり小なり足音がする」
霊山「けど、あの時はみんな慌ててたからあちこちから足音がしたよ」
ノンストップ議論 開始
飛龍院「釣谷に決まりね!投票よ!」
釣谷「だから僕じゃないって」
囲井「現状、あんたが『一番怪しい』でしょ」
闘山「確かに、『釣り糸を使えば』…!」
演川「可能ね」
闘山「『釣り糸を使えば』」
コトダマ 曲原の証言
論破
柏「それは違うよ!」
柏「曲原クンが言うには釣り糸は使われた形跡はなかったらしいんだ」
曲原「こんなこともあろうかと奴の釣り糸に絵の具を塗りつけて置いた。乾きにくい奴だ」
モノクマ「僕のプレゼントだよ。まさかトリックじゃなくて犯罪抑止のためなんて……」
曲原「実際に使用したのなら、歌浦の首や釣谷の手が汚れてない以上、可能性はない」
安藤「では誰が犯人なんだ」
そこなんだよね……釣谷クンじゃないとすると……。
曲原「犯人は暗闇を何かしらで攻略し、何かしらで首を絞めたんだ」
何かしら……か。
霊山「誰かが停電にしたのなら、誰が停電にしたのか、どうやって停電にしたのか話し合ってみない?」
ノンストップ議論 開始
コトダマ 準備の状況
コトダマ 繋がれた電気ストーブ
コトダマ 全員の立ち位置
コトダマ 別技の証言
羽川「やっぱり誰かがライブ中に『電気を消した』んだよ!」
闘山「ひっそり『ブレーカーを落としに行った』とか!」
霊山「『電気の使いすぎ』とか」
一華「『偶然』なったとか……」
演川「『故障』じゃないかしら」
囲井「『配線』を切ったとか」
霊山「『電気の使いすぎ』」
コトダマ 繋がれた電気ストーブ
同意
柏「それに賛成だよ」
柏「そうだ、霊山クンの言う通り、電気の使いすぎで落ちたんだよ」
別技「照明が電気ストーブに繋がれてたんだ」
飛龍院「それって……」
演川「別技が犯人じゃないの?」
別技「えっ、僕は犯人じゃない!」
演川「電気ストーブに繋げられるなんてアンタしかいないじゃない」
羽川「あたし電気ストーブとか電気とか全然わかんなーい!」
柏「でも、自分から言い出した別技が犯人じゃないはずだよ」
反論
闘山「お前の推理はたるんでるぞ!」
柏「闘山クン?」
闘山「お前は甘いぞ甘い甘い!別技が犯人に違いない!」
反論ショーダウン 開始
コトノハ モノクマファイル2
コトノハ 全員の立ち位置
コトノハ 繋がれた電気ストーブ
コトノハ 別技の証言
闘山「電気に詳しいのは別技だ」
柏「電気ストーブみたいな電力の高いものを使うことぐらい僕みたいな記憶喪失でも出来る!」
闘山「仮にできたとして、電気設備に触れて『不自然じゃない』のは別技くらいだ!電気設備に触れる『時間なんかない』!」
闘山「『時間なんかない』」
コトノハ 別技の証言
論破
柏「それは違うよ!」
柏「夕方の時間までは照明に繋がれてたんだよね?」
別技「うん……」
柏「夕方の休憩時間はみんなバラバラに食事や移動やトイレもしたんだ。その隙なら電気設備に入ってもおかしくないよ」
安藤「しかし別技クン、休憩の後は見に行かなかったのかな?」
別技「だって!今まで問題無かったんだから仕方ないだろっ!!」
囲井「あんたがちゃんと戻って照明を確認したら、歌浦は死ななかったってことでしょ!」
飛龍院「そうやって、管理を怠って何が超高校級のエンジニアよ!」
別技「ななな、なんだよ!!?悪いのは犯人だよ!!僕は悪くない!!」
柏「そうだよ、犯人が悪いんだ。本当なら全力で歌浦さんのライブを止めていれば……」
曲原「今そんな話をしている場合じゃない」
モノクマ「そうですよー!?早くしないと視聴者が飽きて視聴率が下がっちゃうよ」
曲原「視聴者……?」
モノクマ「なんでもないの!早く議論を進めなよ!中途半端に終わっても良いの?」
曲原「まあいい、続けよう」
飛龍院「そもそもアクバが犯人よ!アクバが犯行予告してきたんだから!」
ノンストップ議論 開始
コトダマ 細い締め痕
コトダマ アクバの特徴
コトダマ 別技の証言
コトダマ モノクマファイル2
飛龍院「『犯人はアクバ』よ!」
囲井「アクバだとしても、そのアクバが分からないんじゃ意味ないじゃない!」
闘山「アクバーーっ!出てこーい!」
拓也「そんなんで出てきたら警察も苦労しねーよ!」
一華「『犯人はアクバではない』と思います」
飛龍院「そんなこというなんて……あなたがアクバかしら?」
一華「そんなまさか」
飛龍院「『犯人はアクバ』」
コトダマ アクバの特徴
論破
柏「それは違うよ!」
柏「いや、アクバの特徴からして、それはありえないと思うんだ。だってアクバは突然襲撃してアクバって血文字を残す、だよね?霊山クン?」
拓也「そうだ、アクバが犯行予告なんかするはずねぇ!」
曲原「今までの傾向からしてそうだし、少なくとも血文字を書くために血を残すやり方をするはずだ。それなのに今回に限ってそうやるか?」
釣谷「アクバはあえて別の殺人方法にしたんじゃない?」
曲原「なら犯行予告する必要はない。それに仮にそうだとしてもアクバを特定することは犯人を特定することと同義だ」
柏「でもなんで犯人はあんな犯行予告をしたんだろう」
曲原「おそらくは、俺たちにむしろ警戒を強めさせる狙いがあったのかもな」
柏「え?」
曲原「柏、俺が一番警戒していたのは誰だと思う?」
1.釣谷涼太
2.アクバ
3.犯人
1.釣谷涼太◀︎
柏「釣谷クン……だよね?」
曲原「ああ。恐らく犯人は犯行予告で警戒を強めさせ、特に釣竿を手放さない釣谷に目が行かせるようにしたんだ。それにあえて荷物チェックをさせて不可能犯罪に見せかけたんだ」
飛龍院「つまりどういうことなの?」
曲原「犯人は犯行に使った道具を予め会場に持ち運んでいた、もしくは俺のチェックをすり抜けていたということになる」
演川「あのねぇ、さっきからいかにもシロなんて感じでやってるけど、不審物を没収・管理してたアンタが一番怪しいんじゃないの?」
飛龍院「そうね、曲原が一番怪しいんじゃない?」
別技「そうやって推理するふりをして僕らを騙してるんだ!」
柏「ちょ、ちょっと待ってよ!みんな!」