リライブダンガンロンパ 絶望の南国修学旅行   作:ユキミス

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学級裁判 後編

柏「曲原クンが犯人なはずないよ!曲原クンが犯人なら釣谷クンを庇ったりしない!それに曲原クンは歌浦さんをことを心配してたんだよ!?」

 

演川「そういう風に見せかけてたんじゃないの?」

 

安藤「だが、逆に曲原クンが犯人って言う確固たる証拠はないじゃないか」

 

羽川「あ、あたし、曲原クンが犯人だとは思えないんだよね……」

 

 

 

 

 

 

 

意見対立

 

 

 

曲原瑛二は犯人か?

 

 

犯人だ

演川、飛龍院、別技、拓也、囲井、一華

 

犯人じゃない

柏、曲原、安藤、羽川、闘山、釣谷、神道

 

 

 

 

議論スクラム 開始

 

『凶器』

『管理』

『持って』

『釣谷』

『仕切って』

『フリ』

 

飛龍院「どう見ても仕切ってる曲原が怪しいじゃない!」

 

釣谷「『仕切って』ただけで疑うなんて君たちは推理する気ないの?」

 

別技「凶器の管理は曲原がしてたじゃないか!」

 

安藤「『管理』していたのを利用されたんだ!」

 

演川「推理するフリをして騙してるんじゃないの?」

 

曲原「俺が犯人がもう少しまともなフリをするな」

 

拓也「釣谷を庇えば疑われなくなると思ったんじゃねーのか?」

 

柏「釣谷クンしか犯人候補に上がらないような時点でそれはないよ」

 

囲井「でも凶器を持ってそうなのは曲原だけだよ」

 

闘山「誰かが『凶器』を隠し持ってるんじゃないのか?」

 

一華「どこに隠し『持って』いると言うんですか?」

 

羽川「うーん、わからないけど『持って』るんだよ!」

 

 

 

全論破

柏「これが僕たちの答えだ!」曲原「これが俺の答えだ」安藤「これが私たちの答えだ!」羽川「これがあたしたちの答えだよ!」闘山「これが俺たちの答えだ!」釣谷「これが僕の答えだ」神道「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柏「みんなとりあえずは他の可能性を考えてみようよ」

 

一華「そうですね、あらゆる可能性を考えてみましょう」

 

霊山「あ、あれ?僕は……」

 

囲井「あんたは記憶ないのに幽霊の方がずっと記憶あるのね」

 

霊山「あ、拓也はすぐに横にいるからね」

 

釣谷「じゃあ犯人はどうやってあの暗闇を攻略したか、考えよう」

 

曲原「犯人が暗闇を攻略した方法ならあるぞ」

 

柏「え?」

 

飛龍院「知ってるって言うの!?」

 

曲原「しかし、俺は疑われているからな。柏、お前には話したはずだ、歌浦に付着していた『アレ』をな」

 

 

 

 

 

ノンストップ議論 開始

 

コトダマ 青色の塗料

コトダマ べとべとした床

コトダマ 準備の状況

コトダマ 全員の立ち位置

 

 

飛龍院「アレって何よ!」

 

演川「曲原が『適当なこと』言ってるんじゃないの?」

 

安藤「分かった!『凶器』だな!」

 

霊山「『目印』とか」

 

囲井「『小型ライト』だったりしない?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊山「『目印』」

 

 

 

 

コトダマ 青色の塗料

 

 

同意

柏「それに賛成だよ!」

 

 

 

柏「歌浦さんの服に青い塗料が付着していたんだ」

 

演川「だからどうしたって言うの?」

 

柏「え?」

 

囲井「私たちは暗闇の中を攻略する方法を考えていたの」

 

安藤「青い塗料も暗闇では無意味ではないか?」

 

曲原「それが、可能だ。青い塗料が光るならな」

 

羽川「塗料が……光る!?」

 

曲原「柏、ここまで言えばわかるよな?」

 

柏「光る、塗料……」

 

 

 

 

 

 

閃きアナグラム

 

 

ょ こ り う と や う    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜光塗料

 

 

 

柏「これだ!」

 

 

 

 

 

柏「もしかして、夜光塗料のことを言ってる?」

 

飛龍院「夜光塗料?」

 

曲原「暗闇でも光る塗料、夜光塗料……それを密かに歌浦の服に塗りつけて暗闇の目印にしたんだ」

 

演川「だとしても、それだけで歌浦に近づけるの?帰る時にちゃんと戻れると思えないわ」

 

闘山「あの暗闇を何の目印もなし、か」

 

神道「っ……」

 

釣谷「どうしたの?」

 

神道「……ゆか……」

 

釣谷「もっと大きく!」

 

神道「……っ」

 

柏「もしかして神道さんが言いたいのって……」

 

 

 

 

 

 

コトダマ べとべとした床

 

 

 

柏「床がべとべとしてたんだ!神道さんに教えてもらったんだ!」

 

曲原「床が?食べ物の可能性は?」

 

柏「いや、それが舞台まで続いてたんだ。もしかしたら、これも夜光塗料かもしれない」

 

曲原「なるほどな」

 

釣谷「犯人はそれを目印に辿って歌浦さんを絞め殺したんだね」

 

飛龍院「でもいつの間にそんなことを?」

 

曲原「準備の時だ、準備の時、床を掃除、いや拭いていた奴だ」

 

 つまり、犯人は

 

 

 

 

 

 

 

柏 祐一

 

歌浦 ココネ×

 

釣谷 涼太

 

神道 美雪

 

演川 玲子

 

曲原 瑛二

 

一華 撫子

 

囲井 歩美

 

佐藤 雪也×

 

霊山 拓人

 

闘山 信弘

 

飛龍院 鏡花

 

別技 康介

 

踊場 ジュリア×

 

羽川 渚

 

安藤 露井戸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演川 玲子◀︎

 

 

 

 

 

 

柏「演川さん、じゃないの?」

 

演川「はぁ!?なんで私なの!?」

 

安藤「あの女優の彼女が!?」

 

柏「だって掃除担当は君じゃないか」

 

曲原「そういえば熱心に床を拭いていたが、夜光塗料は予め用意していたんだろう。夜光塗料のビンくらいなら持ち運べるし、隠すのは容易だ」

 

柏「演川さん……」

 

 

 

 

反論

演川「いい加減にして!」

 

 

 

演川「私が犯人?なら柏と曲原、あんた達も怪しいじゃない」

 

柏「えっ……」

 

 

反論ショーダウン 開始

 

コトノハ 準備の状況

コトノハ べとべとした床

コトノハ 全員の立ち位置

コトノハ 細い絞め痕

 

 

 

演川「怪しいものを没収してたのは曲原じゃない!曲原が犯人よ!」

 

柏「でも曲原クンは停電の直前まで何も怪しいものなんか持ってなかったよ」

 

演川「どうだか。曲原だって『夜光塗料を目印』にして近づいて『隠し持って』た釣り糸とかで殺したのよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

演川「『夜光塗料を目印』」

 

 

 

コトノハ 全員の立ち位置

 

 

論破

柏「その言葉、斬るよ」

 

 

 

 

柏「いや、舞台から僕や曲原クンのいた場所は遠いんだ。それに床に夜光塗料を塗られた形跡なんてなかったよ」

 

安藤「2人が元いた位置に戻るなんて至難の技だな」

 

 

演川「でも私に殺すことなんて出来ないわ。怪しいものなんてないもの」

 

闘山「確かにどうやって歌浦を殺したんだ?」

 

曲原「……」

 

柏「曲原クン!黙らないでよ!」

 

曲原「貴様も考えろ」

 

柏「う、うん……」

 

 演川さんはどうやって、歌浦さんを……。

 

柏「細い絞め痕が残るもの……」

 

 

 

ノンストップ議論 開始

 

コトダマ モノクマファイル2

コトダマ 細い絞め痕

コトダマ 全員の立ち位置

コトダマ 準備の状況

 

 

 

羽川「やっぱり『ロープ』!」

 

曲原「そんなもん没収する……」

 

囲井「『服』で締め殺した?」

 

闘山「そうだなぁ、『リボン』とかどうだ?」

 

安藤「そうだ分かったぞ!『髪の毛』だ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

安藤「『髪の毛』」

 

 

 

 

 

コトダマ 細い絞め痕

 

同意

柏「それに賛成だよ!」

 

 

 

 

柏「あれって髪の毛だったりしない?細いし」

 

演川「確かに私の髪は長いけれど、人の首を絞められる長さじゃないわ!」

 

曲原「……」

 

霊山「確かに、髪の毛では無さそうだね」

 

曲原「いや、まさか……」

 

釣谷「そういえば、演川さんって白血病患者の役、やってたよね。僕、感動しちゃったよ」

 

演川「な、何よ急に」

 

釣谷「役づくりのために『丸刈り』にするなんて素晴らしいね!」

 

柏・曲原「!!」

 

 そうか、そう言うことか。

 

柏「演川さん、その髪って本物なの?」

 

演川「当たり前よ!髪は女優の命よ!」

 

曲原「ありえないな、お前は2ヶ月前まで白血病患者のドラマに出ていたはずだ。抗がん剤治療のせいで髪が抜ける役のために『丸刈り』にした。髪はそんな早く伸びたりはしない」

 

演川「な、何よ!だからカツラだって言いたいの!?カツラだからってどうやって……っ!!」

 

囲井「まさかカツラで締め殺したの!?」

 

演川「そんなわけないでしょ!」

 

闘山「な、なんだ、なんなんだ?」

 

羽川「本当はどうなのーーっ!?」

 

曲原「そのカツラ、取って見せろ」

 

演川「い、嫌よ!」

 

 

 

 

拓也「あらよっと」

 

 隙をついて拓也クンは演川さんの髪を引っ張った。

 

 

 

演川「あっ……」

 

 

 

 僅かながらにも髪は生えていたけれど、それは女性の髪の長さではなかった。

 

 

拓也「へぇ、これで殺したんだな」

 

柏「本当に……」

 

 カツラだったんだ……。

 

演川「ふざけないで!私は女優よ!殺人なんかするわけないじゃない!!」

 

曲原「柏、全て終わらせてやれ」

 

柏「……うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

クライマックス推理 

 

 

柏「これが事件の全容だよ」

 

 

 

 

ACT1

 

柏「まず犯人は僕らにアクバを騙って犯行予告を送りつけたんだ。それでも歌浦さんはライブを決行することにしたんだ。それで曲原クンは入場する前に荷物チェックをした。でもそれこそが犯人の罠だった」

 

 

ACT2

 

柏「あらかじめ犯人は音楽ホールに夜光塗料を持ち込み、曲原クンの荷物チェックを通り抜けたんだ。さらに掃除の時間、持ち込んだ夜光塗料を床と歌浦さんの服に塗りつけたんだ。これは暗闇でも目印になるようにしたんだ」

 

 

ACT3

 

柏「そしてライブの休憩時間、犯人は照明に繋がれていた電線を電気ストーブに繋いだんだ。電気ストーブは消費電力が多いから停電にするにはぴったりなんだ」

 

 

ACT4

 

柏「歌浦さんのライブが再開し、照明を多く使おうとしたその時、ブレーカーが落ちて停電が発生したんだ。みんな混乱していたけれど、犯人はあらかじめ塗りつけたいた床と歌浦さんの服の夜光塗料を頼りにステージに上がって歌浦さんに近づいた」

 

 

ACT5

 

柏「犯人のカツラで歌浦さんの首を絞めたんだ。細い締め痕を残すことで犯人を釣谷クンにでっち上げるためにね」

 

 

ACT6

 

柏「犯行後、犯人はまた夜光塗料を頼りに戻り自分も停電で混乱していたと演出したんだ」

 

 

 

 

 

柏「そうなんでしょう、超高校級の女優、演川玲子」

 

 

 

 

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