リライブダンガンロンパ 絶望の南国修学旅行   作:ユキミス

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非日常編

柏「うわああああ!?闘山クン!?」

 

羽川「あ、あ、ああああああああ!!闘山ちゃん!!闘山ちゃん!!」

 

曲原「触れるな」

 

羽川「闘山ちゃん……どうして……」

 

 

 

 

モノクマ「わーい!連続殺人だ!」

 

柏「モノクマ!?」

 

モノクマ「一気に2人殺すなんてやるぅ」

 

囲井「2人って…釣谷の言う通り、飛龍院も……」

 

安藤「なんだ!?なぜ2人も死んでいるんだ!?」

 

別技「僕は知らない僕は知らない僕は知らない」

 

モノクマ「ま、2人死んでもいつもどおり頑張ってね」

 

 

 

 

 

捜査開始

 

 

15:00

 

モノクマ「はい、モノクマファイルぅ!」

 

 

 

モノクマファイル3

被害者は超高校級のラグビー選手、闘山信弘。

死亡時刻は14:35分頃。

 

死体発見場所は魅才学園資料館裏の庭。

 

死因は感電死

 

 

 

被害者は超高校級の令嬢、飛龍院鏡花。

死亡時刻は14:45分頃。

 

死体発見場所は魅才学園資料館5階の廊下。

 

右足を捻挫している他、背中に火傷、首に複数の切り傷がある。

 

 

コトダマ モノクマファイル3

 

 

 

 

柏「……」

 

曲原「2人も殺されたとなると、捜査が大変だな」

 

柏「なんで……2人が」

 

曲原「まず、順番に見ていくしかない」

 

羽川「闘山ちゃん……」

 

曲原「羽川と釣谷で見張りをやってくれ。それと飛龍院の見張りは……」

 

霊山「僕がやるよ」

 

安藤「私がやろう」

 

曲原「任せたぞ」

 

 

柏「曲原クンって冷静だね。こんなことが起きているのに」

 

曲原「生き残るためだ」

 

柏「……強いんだね。あ、あれ?」

 

 地面にパズル?なんかが落ちてる。

 

柏「なんでパズルが?」

 

 

 

 

コトダマ 落ちていたパズル

 

 

 

 

柏「闘山クン、黒焦げだけど、なんでこんなことに」

 

曲原「モノクマの言っていた『爆裂スタンガン』かもしれない」

 

柏「爆裂スタンガン以外のスタンガンで殺されたんじゃあ?」

 

曲原「ないな、普通のスタンガンは殺せる威力はない。だからモノクマはわざと威力の高い改造スタンガンを用意したんだ」

 

 

 

コトダマ 爆裂スタンガン

 

 

 

柏「それにしても闘山クン、首がやたらと焦げているような……」

 

曲原「犯人は闘山の首を狙ったんだ」

 

柏「え?仮に闘山クンが屈んでも背の高い闘山クンの首に当てられるのかな」

 

 

コトダマ 闘山の首

 

 

柏「爆裂スタンガンってこの島のどこかにあるって言ってたよね」

 

曲原「犯人はそれを見つけ出して使ったんだろう」

 

柏「……闘山クン……」

 

 こんな、真っ黒に……どうしてこんな殺され方しなきゃいけないんだ。

 

曲原「しかし闘山はなぜこんなところに」

 

羽川「あのね、闘山ちゃんは予定があるって言ってたの!」

 

曲原「……予定、つまり闘山は呼び出されたのか。いつだ?」

 

羽川「14時……20分くらいかなぁ」

 

 

コトダマ 羽川の証言

 

 

 

羽川「……」

 

曲原「ぼっーとするな、羽川。見張りをしろ」

 

柏「そんなこと言っても羽川さんは友達が殺されたばかりなんだよ?」

 

一華「見張りをしましょうか?」

 

曲原「頼む」

 

柏「……」

 

 曲原クン……もう少し人のことを考えられたらなぁ。

 

 

曲原「それぞれアリバイを確認したい」

 

柏「確か闘山クンの死亡時刻は14時35分だよね?」

 

曲原「お前たちは資料館にいたのか?」

 

柏「うん、そこで飛龍院さんを……」

 

曲原「ログを確認してみるか」

 

 

 

 

 

 

魅才学園資料館

 

柏「えっと、ログは……」

 

魅才学園 入り口

 

13:32 飛龍院鏡花 入室

13:40 釣谷涼太 入室

13:48 一華撫子 入室

13:53 神道美雪 入室

14:00 羽川渚 入室

14:00 闘山信弘 入室

14:00 柏祐一 入室

14:21 闘山信弘 退室

 

 

 

柏「これで闘山クンが死ぬまでに資料館の中にいて退室記録がない人にはアリバイがあるね」

 

曲原「そうだな」

 

 

コトダマ 入り口の入退室のログ

 

 

 

 

柏「とりあえず、飛龍院さんのところに向かってみよう」

 

 

 改めてエレベーターを見ると相変わらず動かないままだ。

 

柏「壊れたのは、偶然?」

 

囲井「変だよ、だって昨日は壊れてなかったから」

 

柏「囲井さん?」

 

囲井「昨日来てエレベーターを使ったけど壊れてなかった。いつ壊れたかわかる?」

 

柏「最初のアナウンスの時点でもう壊れてたよ」

 

 

コトダマ 壊れたエレベーター

 

 

 

 

 

 

 

4F

 

 

 

霊山「柏クン、曲原クン……あの……」

 

柏「改めて見るとひどい。飛龍院さん、こんな血だらけで……」

 

安藤「卑劣な犯人すぎる!」

 

曲原「……これは?」

 

柏「飛龍院さんだけど……」

 

曲原「そうじゃない、飛龍院のすぐ横の血文字を見ろ」

 

柏「血文字?」

 

 

 飛龍院さんの横に血文字で『アクバ』と綴られていた。

 

柏「アクバ!?また脅し!?」

 

曲原「いやもしかしたら本当にアクバかもしれない」

 

霊山「僕もそう思うんだ。大量に血があるし……なんか模倣犯という感じはしないんだ」

 

柏「え?」

 

曲原「まあ、アクバが誰でもわからないのは変わらない」

 

柏「そうだ、ね」

 

 

 

コトダマ アクバの血文字

 

 

 

曲原「それと飛龍院の死因がモノクマファイルに書いていない」

 

柏「あれ?確かに」

 

安藤「外傷が多いからモノクマでも死因を断定出来ないのか?」

 

 

コトダマ 飛龍院の外傷

 

 

 

曲原「貴様ら資料館にいた組が怪しいぞ」

 

柏「え?」

 

曲原「俺たちは資料館に入室していないからな。ログもそうだ」

 

柏「だ、だけど!」

 

曲原「俺は飛龍院の死体を調べるからお前は無実の証明に頑張ったらどうだ?」

 

柏「疑ってるんだ……」

 

曲原「自分以外は全員疑っている」

 

 曲原クンってこう……。なんでそんなんなんだろう。まあ、仕方ないし、もっと調べよう。

 

 

 

 

1F

 

柏「まずは1階からだよね」

 

 この資料館に来たのは飛龍院さんと闘山クンを除くと釣谷クン、一華さん、神道さん、羽川さん、そして僕。この中に犯人が……。

 

 

神道「……」

 

柏「あ、神道さん!神道さんも何か捜査してる?」

 

神道「……ち」

 

柏「え?」

 

神道「か……ち」

 

 どうしよう、よく聞こえない。

 

神道「……」

 

 おもむろに神道さんは電子生徒手帳を操作を始めた。

 

 『返り血をどうやって防いだのか調べています』

 

 

 そうメールに綴られていた。

 

 

柏「返り血…そうか!確かに飛龍院さんを発見した時には誰も返り血ついていなかったし、この資料館に返り血を洗い流せる場所なんかトイレくらいしかないはず。肌は洗い流せても服はどうしたんだろう。まさか裸で刺したわけじゃないよね」

 

 

神道「……」

 

 『犯人は何か別の服を着ていたのではないかと思っています』

 

柏「なるほど、じゃあゴミ箱とか何か入れそうなものを徹底的に探そう」

 

 

 

3F

 

 

 

柏「うーん、ここにもないか……」

 

 でも僕の直感だろうか何かを感じとった。

 

柏「あっ」

 

 展示してあるクローゼットを開くと服が大量に入っていた。

 

柏「……」

 

 一つ一つ確認すると、血まみれのジャンパーがあった。

 

柏「うわああああ!?で、でもこれで問題は解決した。犯人はジャンパーを着てたんだ」

 

 

コトダマ 血まみれのジャンパー

 

 

柏「もしかしたら3階入室ログに手がかりが……」

 

 僕は3階の入室ログを調べてみた。けど

 

 

柏「なんで?なんで今僕が初めて入室したの!?そんな!?」

 

 

コトダマ 入室歴のない3F

 

 

 

柏「元からあった、わけないよね。うーん、他を調べてみないと。何かからくりがあるかもしれないし」

 

 

 

 

 

囲井「柏、良いところにいた」

 

柏「囲井さん?」

 

囲井「4階の女子トイレの奥に来てみて」

 

柏「う、うん……」

 

 

 

囲井「上の、ほら天井に」

 

柏「ガムテープで何か貼り付けられてる?」

 

囲井「届かない」

 

柏「え、えっとぉ」

 

囲井「下になってくれるなら届くかもね」

 

柏「えええっ!?」

 

囲井「捜査のためにやるしかないでしょ」

 

柏「う、うん……」

 

 僕はしゃがんで、囲井さんは僕に跨った。

 

 

柏「うっ……」

 

 女の子なんて持ち上げたことなんて人生でないだろう、多分。

 

囲井「何これ、スタンガン?」

 

 

 

柏「はぁ、重かった」

 

囲井「はぁ?情けない。私、そんな重くないんだけど」

 

柏「ごめん、多分人生で人を持ち上げるの初めてだと思うから」

 

囲井「で、スタンガンが見つかったんだけど」

 

柏「思いっきり爆裂スタンガンって書いてある……」

 

 犯人のフェイクでなければモノクマの言っていたスタンガンだ……。あれ?だとするとなんで闘山クンにスタンガンが?

 別の凶器なのか?

 

 

コトダマ 資料館のスタンガン

 

 

柏「僕は屋上を調べてみるよ」

 

囲井「そう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柏「はぁ、はぁ、結構疲れるな」

 

曲原「……」

 

 曲原クン、屋上の扉の前で立ち止まっていた。

 

柏「曲原クン?どうしたの?」

 

曲原「扉が開かない。電子生徒手帳を認識するシステム自体が壊れている」

 

柏「え?」

 

 よくみると物理的に壊されていた。

 

 

 

 

コトダマ 壊れた屋上の自動ドア

 

 

 

柏「あ、聞いてよ曲原クン!スタンガンが4階の女子トイレにあったんだ」

 

曲原「なに?」

 

柏「これって本物かなぁ」

 

曲原「……1階に行ってみるぞ」

 

柏「うん」

 

 

 

 

 

 

 

1F

 

別技「あーもう!」

 

 

柏「どうしたの?別技クン」

 

別技「エレベーターなんか直せないよ!根本から壊すなんて!」

 

曲原「どういう意味だ」

 

別技「エレベーターの配線が切られてるんだよ!」

 

柏「えっ」

 

曲原「犯人の仕業だな。これは人為的にしかありえない」

 

 

コトダマ 配線が切られたエレベーター

 

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

 

モノクマ「はい、終わりです。今回はたっぷり時間をあげたんだから良いでしょ」

 

 

曲原「行くぞ」

 

柏「うん……」

 

 

 

 10人が乗ったエレベーターは人数が前回以上に減っていた気がした。3人も減ったのもあるだろうけど、今まで以上に思い雰囲気になっていた。

 

 

柏「……学級、裁判所……」

 

 

 始まるんだ3回目の学級裁判が……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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