柏「熱して殺したって…」
霊山「サウナの熱で!?」
曲原「ああ。サウナの傷は安藤の必死の抵抗だったんじゃないか?」
囲井「でもおかしいじゃん、サウナに入ったのならでれば良いだけ。サウナだけじゃ壊れない」
一華「ずっと扉を抑えて殺したんじゃないの?」
柏「いきなり割り込んできた」
霊山「でもみんなアリバイがあるからずっと扉を抑えるのは間違いだと思うよ」
別技「そもそもサウナってのが間違いなんだよ」
柏「曲原クン……」
曲原「……」
何か考え込んでるみたい。でも、確かにサウナが関係してるはずなんだ。
ノンストップ議論 開始
コトダマ 傷だらけのサウナの扉
コトダマ 床の文字
コトダマ 台車
コトダマ 神道の証言
囲井「サウナなんて『関係ない』」
別技「そうだよ、『事件前についた傷』だよ」
羽川「誰かが、『ふざけて』がりがりーってしたんだよ!」
囲井「そもそもサウナに閉じ込める方法なんかない」
羽川「『ふざけて』」
コトダマ 床の文字
論破
柏「それは違うよ!」
柏「いや、扉以外にも傷があったんだ。しかも文字のように見える。それを見つけたのは羽川さんじゃないか」
羽川「あ、えーっと。でも関係あるのかなーって」
囲井「あんた、死体発見アナウンスがなかったら怪しいよ」
曲原「とにかく、それはサウナに閉じ込められた安藤のダイイングメッセージだ」
羽川「ダイニングソーセージ?」
霊山「ダイイングメッセージ、死に際に残す言葉……」
柏「それが『けむり つぎ ふた かい』って平仮名で書いてあったんだ」
曲原「俺も確認済みだ」
囲井「けむり、つぎ、ふた、かい……?」
羽川「意味わかんなーい!」
曲原「犯人に気づかれないように書いてあるんだ。いくら忙しくても犯人の名前が直々に書いてあれば消すだろうが、意味不明な文字列に構ってる余裕は無いだろう」
一華「犯人が書いたとかは?」
曲原「貴様じゃあるまいし、ありえない。ましてや犯人はサウナに気づかれたくなくて見立て殺人をしたんだ。自分でダイイングメッセージを書くとは思えない」
柏「そうだね」
別技「待ってよ、じゃあどうやってサウナに閉じ込めたのさ」
霊山「結局そこに戻るんだね」
曲原「ともかく、犯人は安藤が死んだと断定されている間はアリバイがある。つまり一連の準備を21:30前に行っている」
ノンストップ議論 開始
コトダマ 掃除当番
コトダマ 代車
コトダマ 神道の証言
コトダマ 時計台の開閉
霊山「僕や神道さん、別技クンや柏クンには『アリバイがある』よ」
別技「いや、アリバイは18時からは柏、曲原、羽川はいなかった」
羽川「あたしはアリバイあるけどねっね!」
囲井「じゃあ『曲原たちが犯人』か」
曲原「バカかお前ら」
別技「だって!『君たちにはアリバイがない』じゃないか!」
別技「『君たちにはアリバイがない』」
コトダマ 掃除当番
論破
柏「それは違うよ!」
柏「僕らには掃除当番があるんだ、その時は違うよ」
曲原「そんなことも分からないのか」
別技「むっ……」
霊山「ややこしくなってきたね。えーっと整理すると、21時半から22時の死亡推定時刻にはみんなにアリバイがあって、18時から半までは柏クン、曲原クン、羽川さんにもアリバイがあるんだっけ」
囲井「つまり18時半から21時の間に犯人は行動したってこと」
一華「その時間は見張られてたんでアリバイがありますよ?」
曲原「……」
柏「え、えっと……。とりあえず曲原クンと一華さんは除外すると……あれ僕らも一緒にいた気が……」
霊山「いや、僕や別技クンはトイレに行ったよ?あ……」
囲井「その時は別行動でしょ?別技と霊山が怪しいんじゃん」
別技「怪しくないよ!だいたい、その前から安藤クンはいなかったよ!」
曲原「2人とも電子生徒手帳を見せてみろ、安藤を呼び出したんじゃないか?」
霊山「してないけど…」
別技「してないよ!」
曲原クンが電子生徒手帳を見つめていた。けど…
曲原「……メールは送信歴は削除できないとなると……」
別技「ほらね!違うじゃん」
曲原「犯人はどうやって安藤を呼び出したんだ」
神道「あの……」
柏「神道さん?どうしたの?」
神道「……時計……ズレ」
柏「そうか!」
コトダマ 神道の証言
柏「聞いて欲しいだ。神道さんが3時間くらい電子生徒手帳がズレてたって」
曲原「何?」
霊山「じゃあ僕らのアリバイは無駄になるの!?」
別技「そんな……」
曲原「3時間もズレたら俺でもわかる。少しの時間か?」
神道「……うん」
囲井「でもそんなことしてなんの意味があるの?」
羽川「そうだよだよ。時間を変えるなんてどーやったの?」
別技「神道が怪しいんじゃないの?」
柏「ちょっ、ちょっと待ってよ!」
意見対立
時計は変更されたのか?
された!
柏、曲原、神道
されていない!
囲井、羽川、霊山、別技、一華
議論スクラム 開始
『ズラす』
『アリバイ工作』
『嘘』
『短時間』
『故障』
囲井「そんな短時間に時間をズラして意味があるの?」
曲原「『短時間』だから犯人の犯行の肝になるんじゃないか?」
霊山「3時間もズレていたらアリバイ工作にならないと思うけど……」
柏「それが『アリバイ工作』とは限らないよ」
別技「どうやって他人の電子生徒手帳の時間をズラすんだよ!」
曲原「あるんじゃないか『ズラす』方法がな」
羽川「故障とかじゃないの?」
曲原「『故障』なら直ったりしないだろ」
一華「それは神道さんの嘘なんじゃね?」
柏「僕と神道さんはずっと一緒にいてアリバイがあるんだ。『嘘』じゃない」
全論破
柏「これが僕たちの答えだ!」曲原「これが俺の答えだ」神道「……」
柏「とりあえず、時計のズレには納得して欲しいんだ」
別技「じゃあなんで犯人は時計をズラしたんだ?」
曲原「それは安藤も異変を感じたからじゃないか?」
柏「時計のズレを?」
曲原「柏、安藤はどうしたと思う?」
えっと……
1.人に聞いた
2.席を外した
3.寝た
2.席を外した
柏「どういうことかを確かめるために席を外したんじゃないかな」
曲原「そうだ。安藤は一度、映画を見るのをやめて時計台に向かおうとした。それが犯人が『呼び出した』ということになる」
柏「え?」
曲原「犯人はなんらかの方法で時計を操作し、安藤だけを呼び出すことに成功したんだ」
囲井「待ってよ、安藤は電子生徒手帳で時計を見ておかしいと思って外に出たんでしょ?それっておかしくない?だって他の人間だって電子生徒手帳に違和感覚えたら外に出るじゃない。なんでたまたまピンポイントで安藤を狙えたの?」
柏「それは……」
曲原「時計自体は至る所にある。わざわざ電子生徒手帳を見るまでもない。現に、神道しか気づかなかったからな」
霊山「たまたま安藤クンは外に出たにしても随分な賭けだね」
柏「いや、たまたまじゃないかもしれない」
霊山「え?」
閃きアナグラム 開始
ぱ い で ど ん け
電波時計
柏「安藤クン、確か、電波時計で動いてるって言ってたんだ。だから電波時計に支障があったら確かめに行ったんだ」
羽川「どうやって?」
柏「きっとそれは……」
コトダマ 時計台の開閉
柏「きっと時計台だよ。時計台は夕方は開いていたのに17時以降は閉まっていたらしいんだ」
曲原「時計台で電波時計を狂わせるために予めやっておいたんだろうな」
一華「そんなこと出来るのは別技ぐらいだな!うん!」
羽川「あたし絶対出来ないよ!」
囲井「割とずっと怪しいよね別技」
反論
別技「僕なわけないだろ!!」
柏「別技クン……」
別技「君たちは大事な要素を忘れてるよ!」
反論ショーダウン 開始
コトノハ モノクマファイル4
コトノハ 柏、霊山、別技、神道のアリバイ
コトノハ 脱衣所のモップ
コトノハ 時計台の開閉
別技「僕にはアリバイがあるよ」
柏「アリバイはみんなあるじゃないか」
別技「『曲原とアクバ』なんて信用出来ないよ!」
別技「だいたいサウナに閉じ込め自体が『間違ってるんだ』!」
別技「扉を抑える以外で、『閉じ込める方法はない』よ!」
別技「『閉じ込める方法はない』」
コトノハ 脱衣所のモップ
論破
柏「その言葉、斬るよ!」
柏「もしかして、脱衣所のモップを使ったんじゃない?」
曲原「何?」
柏「サウナは引き戸だし、モップを立てかければ開かなくなるよ」
曲原「なるほどな……」
霊山「すごい、柏クン、曲原クンを上回った!」
柏「偶然だよ……モップのことは曲原クンに言わなかったし……」
霊山「それだけ捜査できてるってことでしょ」
別技「サウナの熱如きで壊れないよ!!」
柏「サウナの熱は最高温度だったし、安藤クンはサウナには入れないって言っていた。君なら、安藤クンがいつ壊れるかなんて計算出来るんじゃないかな」
曲原「サウナにだってモノクマに聴かれたくないことを話すためとかで誘い込んだんだろう。死亡推定時刻が曖昧なのはサウナに監視カメラを設置してないせいでモノクマも死亡時刻を断定出来なかったんだ」
別技「か、仮に!!それが正しいとして!!僕以外に機械に詳しい人間がいれば誰にでも犯行は可能だろ!!アクバだって!!」
一華「私、機械音痴なんですー」
別技「はぁ!?」
曲原「確かに、一理あるな」
柏「きょ、曲原クン」
曲原「なら解読するしかないな、ダイイングメッセージを」
柏「ダイイングメッセージ……」
霊山「『けむり つぎ ふた かい』のこと?」
柏「安藤クンは何を残したんだ……」
曲原「けむり……つぎ……煙、次、蓋、回?二、会?……煙……」
柏「煙は火や亜とも読めるし、うーん」
霊山「煙突とか」
柏「あっ……!えん……つぎはじ!」
曲原「わかったな」
柏「うん、犯人は……」
柏 祐一
歌浦 ココネ×
釣谷 涼太×
神道 美雪
演川 玲子×
曲原 瑛二
一華 撫子
囲井 歩美
佐藤 雪也×
霊山 拓人
闘山 信弘×
飛龍院 鏡花×
別技 康介
踊場 ジュリア×
羽川 渚
安藤 露井戸×
別技康介◀︎
柏「やっぱり君しかいないよ、別技クン」
別技「なんで!?」
柏「煙は『えん』とも読めるだ。次は『じ』だし。ふたっててっきり蓋をするのふたかと思ったけど、二つのふただったんだ。二つの二は、『に』だし、会は『あ』とも読める。つまり『エンジニア』、別技クン、君しかいない」
別技「っ、その傷は犯人が僕に擦りつけるために!!」
曲原「犯人は見立て殺人をしてまでサウナが犯行現場だと気づかれないようにしたんだ。犯人がそんなことはしない。それに犯人なら直接名前を書くはずだ。気づかれなかったら意味ないからな」
別技「それならどうやって安藤を運ぶだよ!?」
柏「それは……」
コトダマ 台車
柏「台車を使ってサウナから離したんじゃないの?」
別技「っ……」
曲原「諦めろ」
霊山「なんか不安なくらいあっさりだね」
曲原「俺は最初から別技を疑っていた。時計台で明らかに時計が操作されていたからな」
別技「ち、違う!僕は!は、犯人じゃない!!」
柏「なら振り返るよ、この事件を!」
クライマックス推理
柏「これが事件の全容だよ」
ACT1
柏「犯人はまず、時計台の操作をして時間を変化させようとしたんだ。そして、僕らは映画館で合流した。犯人は恐らくその前からドライアイスを用意していたんだろうね」
ACT2
柏「異変に気づいた安藤は映画上映中に抜け出したんだ。自分だけの異変だからわざわざ皆には言わなかったんだよね」
ACT3
柏「そこで犯人は安藤クンをサウナに誘ったんだ。監視カメラがない場所で話したいことがあるってね」
ACT4
柏「サウナに入った安藤クンを確かめると犯人は引き戸にモップを立てかけて閉じ込めたんだ。そしてサウナの温度を引き上げて後にしたんだ」
ACT5
柏「安藤クンは自分が壊れると分かって抵抗したけど、無駄だと分かった安藤クンは、ダイイングメッセージを残したんだ」
ACT6
柏「そして僕らバラバラになって安藤クンを探す間、犯人は急いでサウナに行き、予め用意していた台車で安藤クンを運んで、ドライアイスを安藤クンにかけて、さらに真っ二つにした人形を置くことで、モノミ熊殺事件を連想させて殺害方法を誤認させたんだ」
柏「そうだよね?超高校級のエンジニア、別技康介!」