(非)日常編 1
柏「神道さん、大丈夫?」
あの後、倒れた神道さんを部屋に運んだ。
神道「……私、は……」
柏「神道さん……なんか様子がおかしかったよ?どうしたの?」
神道「……」
いつものように、神道さんは喋らなかった。
柏「む、無理しなくても大丈夫だからね?」
神道さんはうなづいてくれた。
霊山「柏クン!」
羽川「柏ちゃん!神道ちゃんは!?」
柏「あ、うん。目が覚めていつも通りだったよ」
霊山「そっか……」
羽川「神道ちゃんって喋るんだね……」
柏「外の世界とかなんとか言ってたけど……あれ、曲原クンと囲井さんは?」
霊山「部屋にいるんじゃないかな?」
羽川「今日はもう遅いし、早く寝よー!」
柏「そうだね」
19日目
曲原クンと囲井さんが朝食に来ないのはいつも通りだけど……。
霊山「……」
羽川「……」
食事をしないのに来る安藤クンもいなくて倒れた神道さんもいないからかなり寂しいことになってる。
羽川「霊山ちゃん、安藤ちゃんの霊気は……?」
霊山「あ、ごめん……。アンドロイドだから……」
羽川「そうだよね……」
柏「……」
霊山「僕たち、いつまでこんな感じなんだろう」
羽川「早く帰りたい…!」
モノクマ「なら殺せば良いじゃん!」
柏「モノクマ…!」
モノクマ「そして学級裁判を勝ち抜くんだよ!」
柏「もう僕たちはコロシアイなんかしない!」
モノクマ「んーどうかなぁ?」
霊山「まだアクバがいるし、もしかしたら……」
一華「私の話をしました?」
柏「アクバ……!」
拓也「図太い野郎だ」
羽川「モノクマとアクバって最悪な組み合わせ!」
モノクマ「そうそう、新しい場所、遊技場にいけるようになったからね」
霊山「興味ない……」
羽川「無視しよ!」
一華「わー、素敵です。ギャンブルは得意なんです」
柏「……」
いつもアクバを監視してる曲原クンがいない……?
柏「待てアクバ!」
一華「はい?」
柏「僕もついていくよ」
羽川「柏ちゃん本気?」
霊山「危ないよ」
柏「僕は、君を監視する」
一華「あははははっ!面白いな、記憶喪失さんがよ!まあ良い。好きにしなよ」
霊山「柏クン一人にやらせられないよ、僕も」
羽川「あたしもやるよ!よ!」
一華「ま、せいぜいその間に殺人でも思案しとくんだな」
遊技場
一華「電子生徒手帳がないと入れないか。はいよ」
柏「カジノ、ビリヤードにボーリング」
羽川「楽しそーう」
霊山「今更こんなところを開けるんだ」
一華「ギャンブルしないか?」
柏「なんでお前と!?」
一華「モノクマ、ギャンブルするための金はどうなるんだ?あたし、一銭もないんだけど?」
モノクマ「メダルを貸してあげるからやりなよ」
『助かったぞ、曲原クン』
曲原「俺が生き残るためだ。それよりどうだ?お前の調査は?」
『うん、君の予想通りかもしれない。私のバックアップデータが膨大にある。いや、嫌という程に蓄積されている様子からして……』
曲原「……ここからコロシアイ以外で脱出するには?」
『……黒幕の目を掻い潜るのもそうだが……これは『世界』そのものに反逆する必要があるかもしれない』
曲原「それにその黒幕は……」
『ああ、誰かが私のバックアップデータの1つを物理的に破壊した。生身の人間が出歩かないと出来ない。つまり」
曲原「俺たちの中に黒幕がいるということか」