踊場「どういうことなの!?あなたが佐藤クンを殺したって」
飛龍院「なぁに自白してくれたの?」
霊山「……正確に言えば僕に取り憑いてる弟が、やってしまったかもしれない」
柏「弟……?」
霊山「僕は超高校級の霊能者。死んだ弟が取り憑いてるんだよ」
飛龍院「やややや、やめなさい!ゆゆゆゆ、幽霊なんか存在しないわ!」
霊山?「それが現実ならどうする!?」
柏「えっ!?」
霊山?「チッ、兄貴の奴。俺のことを疑いやがって。確かに素行は悪かったかもしれねぇが、殺人なんかするわけねぇだろって」
曲原「お前が、超高校級のスケボー選手、霊山拓也か?」
羽川「超高校級のスケボー選手……聞いたことあるよ!オリンピック候補生だよ!
拓也「その通り、今の俺は霊山拓也。言っておくが、俺は無実だ」
モノクマ「言っておくけど、君が犯人だった場合は、お兄さん諸共おしおきだからね」
拓也「はっ!くだらねぇ!俺は犯人じゃねぇ」
囲井「そう言ってもかなり怪しいんだけど」
演川「そうよ、いきなり霊だのなんだのって」
飛龍院「霊山で決まりね」
曲原「貴様ら命がかかってるっていうのにそんな曖昧な理由で決めるのか?」
釣谷「じゃあ、君は他に心当たりあるのかな?」
どうしよう。霊山クンが犯人には思えないのに。
モノクマ「うぷぷ、意見が割れたね?ではみんなでスクラム形式で反対、賛成で議論する?」
柏「なにそれ……」
モノクマ「ま、やれば分かるよ!」
意見対立!
霊山に投票するか?
すぐ投票する
釣谷、飛龍院、演川、別技、囲井、踊場、羽川、闘山
まだ投票しない
柏、曲原、霊山、歌浦、安藤、一華、神道
議論スクラム 開始
『自白』
『今更』
『犯人』
『演技』
『めんどくさい』
『殺した』
『怪しい』
『幽霊』
釣谷「非現実なことを言う霊山クンが一番怪しいよ」
曲原「『怪しい』とは言っても証拠はない」
演川「霊山は自白したのよ?決まりじゃない」
歌浦「あれは霊山クンの『自白』じゃない」
別技「信じられないよ、幽霊なんて!」
安藤「超高校級の霊能者の彼なら、『幽霊』に取り憑かれてもおかしくない」
囲井「全部霊山の演技なんじゃないの?」
柏「学級裁判でそんな『演技』しても仕方ないじゃないか」
闘山「よく分からないが、なぜ今更幽霊が?」
拓也「『今更』も何もずっといたぜ」
羽川「じゃあなんで霊山ちゃんは自分が犯人って言ったの?」
拓也「俺が活動してる間は記憶がないからな、『犯人』と勘違いしたんだよ」
飛龍院「めんどくさいから霊山よ」
一華「『めんどくさい』で片付けないでください」
踊場「じゃあ他に誰が殺したの?」
柏「その『殺した』人間を探すためにまだ投票しちゃいけないんだ!」
全論破
柏「これが僕たちの答えだ!」曲原「これが俺の答えだ」拓也「これが俺様の答えだ!」歌浦「これが私たちの答えだよ!」安藤「これが私たちの答えだ!」一華「これが私たちの答えです!」神道「……」
柏「もう少しだけ待ってよ、犯人は霊山クンじゃないかもしれない」
飛龍院「じゃあ誰なのよ!」
霊山「はっ!み、みんな!?ぼ、僕は!?」
曲原「議論を続けるぞ」
霊山「え!?」
ノンストップ議論 開始
コトダマ ガラス片
コトダマ プールの血
コトダマ プール前のガラス片
コトダマ モノクマファイル1
飛龍院「霊山以外に怪しい人がいる?」
歌浦「『手がかりがない』けどね……」
闘山「じゃあ『アリバイ』でも追求したらどうだ?」
釣谷「あの時間で『アリバイを確保できる人間』なんて限られてるよ」
羽川「あたしは寝てたよー!」
歌浦「『手がかりがない』」
コトダマ プール前のガラス片
論破
柏「それは違うよ!」
柏「いや、まだ手がかりがあるんだ。プール前にも同じガラス片が落ちてたんだ」
曲原「犯人はいきなり襲われて反撃で殺して、相当慌てて証拠隠滅に取り掛かっただろうからな。衣服やその反撃に使ったものすらロクに処分せずにいただろう。何より犯人はネームプレートの入れ替えで『佐藤のコテージ』と思っているからな。朝見つかると思っていただろうし、偽装工作すらまともに出来なかったはずだ」
釣谷「でもプール前にガラス片があったなんてなんで……」
曲原「……はっ。そうか、俺はそんな簡単なことに気づかなかったのか」
柏「曲原クン?何か分かったの?」
曲原「ああ。ただ俺だけがそれを言ってしまうと誘導されてるように感じられるだろうな。死体発見アナウンスの件でシロが確定しているお前なら導けるはずだ」
囲井「何?どういうこと?」
柏「……でもガラス片だけじゃわからないよ」
曲原「なら情報を整理して考えろ。犯人は佐藤に襲われて反撃に『それ』を使った。咄嗟に取り出して、誰しもが持つもので。プールの前で使うものだ」
プールの前で使うもの?誰しもが持つもの……?
閃きアナグラム
で ん し せ い と て ち ょ う
電子生徒手帳
柏「これだ!」
柏「そうか!電子生徒手帳か!」
安藤「電子生徒手帳が武器!?」
曲原「それなりの重量がある上に何度も殴りつければ凶器にもなる」
釣谷「飛び散ったガラス片は電子生徒手帳なんだね」
曲原「だから全員、電子生徒手帳を見せてみろ」
歌浦「はい、私の電子生徒手帳!」
安藤「私のをお見せしよう」
霊山「僕のだよ」
羽川「はーい、あたしの!」
踊場「忘れたみたい」
闘山「任せろ!俺のだ!」
別技「……これ、でしょ」
飛龍院「仕方ないわねぇ」
一華「はい、これですわ」
釣谷「壊れてないよ、ほら」
囲井「見せれば良いんでしょ」
演川「少しだけよ」
神道「私……忘れ……」
柏「あー!?部屋に置いて来ちゃった!」
曲原「俺の電子生徒手帳だ。どうせ神道と柏はシロが確定だ。だとすると、1人しかいないな?」
嘘だ、そんな……でも、今の状況は……
怪しい人物を指名
柏 祐一
歌浦 ココネ
釣谷 涼太
神道 美雪
演川 玲子
曲原 瑛二
一華 撫子
囲井 歩美
佐藤 雪也×
霊山 拓人
闘山 信弘
飛龍院 鏡花
別技 康介
踊場 ジュリア
羽川 渚
安藤 露井戸
踊場 ジュリア◀︎
柏「踊場さん、忘れたってどういうこと?」
踊場「えっ……私を疑ってるの?」
歌浦「待ってよ、ジュリアちゃんはそんなことしないよ!」
曲原「なら電子生徒手帳を見せてみろ」
踊場「だから忘れたんだって!」
曲原「シロが確定している柏や神道ならまだしもお前がいきなり忘れただと?しっかり者のお前が」
釣谷「そういえば、君はずっと中心人物で、朝、みんなを呼びに行ったのに、事件後からはやたらと静かだったよね。議論にもあんまり参加しないし」
踊場「何!?それだけで疑うの!?」
曲原「それだけじゃない。普段のお前なら最初から柏や霊山を疑わず、庇うはずだ。なのに……」
踊場「いい加減にしてよ!!たった4日過ごしたくらいで知った口聞かないでよ!」
柏「じゃあ電子生徒手帳を見せてよ」
踊場「だから忘れたの!」
柏「そんなはずない、電子生徒手帳の重要さくらい君なら分かるはずだ!」
反論
歌浦「おかしいよ!」
歌浦「なんでジュリアちゃんを疑うの?」
柏「歌浦さん……」
歌浦「ジュリアちゃんは犯人じゃない!」
反論ショーダウン 開始
コトノハ ガラス片
コトノハ モノクマファイル1
コトノハ ネームプレートの入れ替え
コトノハ プールの血
コトノハ プール前のガラス片
歌浦「ジュリアちゃんだけが忘れたわけじゃない!」
柏「でも、僕と神道さんのシロは君自身が証明したじゃないか」
歌浦「だとしても電子生徒手帳くらいでジュリアちゃんを疑うなんて酷いよ。『ガラス片がプール前にある』くらいで、何が!?『プールに行った証拠にはならないよ』!プールとなんの関係があるの!?」
歌浦「『プール前に行った証拠』」
コトノハ プールの血
論破
柏「その言葉、斬るよ!」
柏「プールに行った証拠ならあるよ。プールに血が混じってたんだ」
曲原「夜時間はシャワーは出ないし、レストランのものは持ち出し禁止だからペットボトルも用意出来ない。海も夜時間は入れないとなると返り血を洗い流す唯一の方法はプールしかない」
歌浦「でもっ……でも!」
モノクマ「はいはーい、うっかりさんな柏クンや神道さんのために特別に電子生徒手帳を持ってきてあげたよ」
モノクマは僕らに電子生徒手帳を投げ渡した。
歌浦「ジュリアちゃんのは!?」
モノクマ「やだなぁ、踊場さん!君は持ってるはずだよ?」
踊場「……っ」
みるみる踊場さんの顔が青ざめる。
拓也「あらよっと!」
踊場「あっ!」
霊山……拓也クン?が踊場さんのズボンのポケットから電子生徒手帳を取り出した。
踊場「返して!」
拓也「見事に割れてるなぁ。どんだけ殴ったんだよ」
踊場「あああああああああっ!!」
確かに、電子生徒手帳は割れていて、角も曲がっていた。佐藤クンは、これに殴られたんだ……。
飛龍院「さ、殺人犯!!」
演川「まさか女が犯人なんてね」
闘山「なんと言えば良いか……」
歌浦「ジュリアちゃん!!」
踊場「わ、私じゃない!私じゃないもん!だって!だって!私はっ!」
曲原「襲われたんで悪くない。そう言いたいのか?」
踊場「!!」
柏「曲原クン!そんな言い方!」
曲原「殴られて出血して深傷を負った奴がシャワールームに逃げ込んだ。それをわざわざ刃物を拾って殺した……それでも悪くないのか?」
安藤「確かに残虐にも感じる」
別技「怖い……」
一華「襲われたにしてもやり過ぎな気も……」
釣谷「ようは踊場も、この島から出たかったってことでしょ」
踊場「私は悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない悪くない」
歌浦「ジュリア……ちゃん」
曲原「柏、もう一度全てを振り返って、みんなをそして踊場に突きつけてやれ。この事件を『人の命が奪われた事実』を!」
柏「うん……」
クライマックス推理
柏「これが事件の全容だよ」
ACT1
柏「この事件の発端は、今回の被害者である佐藤クンが、僕を夜時間にレストランに呼び出したことからはじまる。そう、佐藤クンは単なる被害者じゃないんだ……」
ACT2
柏「佐藤クンは僕に睡眠薬入りのバタフライピーを飲ませたんだ。そうして眠った僕のポケットからルームキーを奪ったんだ」
ACT3
柏「佐藤クンは僕のコテージと佐藤クンのコテージのネームプレートを入れ替え、倉庫から刃物を持ち出したんだ。そして、佐藤クンは今回の犯人を呼び出した」
ACT4
柏「呼び出された犯人はいきなり佐藤クンに襲われてたんだ。犯人は咄嗟に持っていた電子生徒手帳で何度も佐藤クンを殴りつけたんだ。それでガラス片が飛び散った。そして佐藤クンは刃物を落としたんだ」
ACT5
柏「そのままシャワールームに佐藤クンは逃げ込んだんだけど、犯人は引かずに刃物を持ってシャワールームに入り、そのまま佐藤クンを刺したんだ」
ACT6
柏「思いもかけず殺人をしてしまった犯人は急いで返り血を洗い流すためにプールに向かった。夜時間はシャワールームも海も入れないからね。プールに入る前に電子生徒手帳をかざさなきゃいけないんだけど、その時に壊れた電子生徒手帳のガラス片が残っていて、それが証拠になってしまったんだ」
柏「そうなんでしょう、超高校級のダンサー、踊場ジュリア!!」