私はVtuberをやっている。
最近は登録者数も増えてきて収益化もできるようになり順調だ。
しかし、私がVをやってることは妹と弟しか知らない。そして最近、妹とばかりゲームをやっているからか妙な誤解ができてしまった。
「いもーとよ!話がある!」
「どうしたの?お姉ちゃん」
私は妹の部屋に突撃した。妹のことは配信中の話にもよく取り上げていて妹のファンも出る人気ぶりだ。『いもーとさんへ』とスパチャを投げられるほどで、声出しNGだが何度か一緒に配信もしたのだ。
配信の度に肩パンされるけどね!
「いもーとよ、マミーに変なこと言ったでしょ!」
「変なこと?あぁ、「お姉ちゃんに友達がいなくてかわいそうだよね」ってお母さんに言ったこと?」
「そーだよー!おかげでマミーがずっと私のこと構ってくるじゃん!」
「え?でもお姉ちゃん、最近ゲームするとき私ばかり呼ぶからてっきり友達がいないのかと」
「いるもん!ほら、ここに千人以上も!」
そう言い、私はスマホの画面を見せる。そこには登録者数が記載されてる。
「視聴者は友達って言っていいの?」
「いいの!視聴者も友達!」
「・・・お姉ちゃんは友達が少ない」
「は〇ない!?は〇なくないよ!」
「そうだね、お姉ちゃんには友達がいるもんね。イマジナリーフレンドが・・・」
「ちょっとー!それじゃあ私が危ない人みたいじゃん!」
「間違って無くない?Vtuberやってるって知らなかったらゲームで奇声を上げて画面とお話してるって・・・。うん、やっぱりお姉ちゃん変だよ」
私は激怒した。このツンしかない妹をデレさせなければ!と。
あ、でも友達はいるんですよ?ほら、今はこんな時期じゃん?気軽に遊びに行けないから家の中でゲーム、ゲームしてるだけであって断じて友達がいないわけではない!
「ねぇ、きいてー。今日、いもーとが私に友達がいないってことをマミーに話したみたいでマミーがずっとかまちょなんだけど!」
私は今日の出来事を配信で話した。しかし、視聴者のみなさんは・・・。
[しられてしまったか]
[ばれたね]
[国家機密に触れてしまったか]
「知られてしまったってどうゆうことだよ!マミーはかわいそうってずっとかまちょかまちょ・・・私のことは放っておいてください!」
[ママさんコラボ決定かな?]
[かわいそうw]
[かわいそうだな]
「ママさん、コラボ決定しません!かわいそう、かわいそうってヤメテ!と、友達ぐらいいるもん!」
[リスナーのみんながいる]
[ズッ友だよ]
[友達と話すぐらいできるでしょ]
「そうだよね!リスナーのみんながいるよね!後、友達はゲーム友達がいないから妹と遊ぶだけであって一般ぴーぼーはいるもん!」
みんなかわいそうって・・・。どうや視聴者も私に友達がいないと思い込んでるようだ。
まぁずっとゲーム三昧な私だからそう思われても仕方ないの?
でも、視聴者さんがいるから寂しくない!
さて、配信を終えて再び妹の部屋に突撃する。
「ほら!視聴者のみんなも友達って言ってくれたよ!なんと、石油王(笑)もいるんだよ!」
「ふーん、視聴者さんやさしいね。こんなお姉ちゃんを友達って言ってくれるなんて」
「どうゆうことだ、いもーとよ!お姉ちゃんだって頑張ってるんだぞ!」
相変わらずの塩対応の妹だ。
「ところで、いもーとよ。また配信で一緒にゲームをやってh・・・」
「ヤダ」
「即答!?おねがーい!一緒にやってよー。リスナーのみんなもしてほしいってっていってるの!」
私は両手をスリスリさせて、おねがい!と、言ってみるが妹はきっぱりとヤダとしか言わない。
おねーちゃんのスリスリ攻撃!
しかし、いもーとさんには効かないようだ
「あんまりしつこいとお母さんに最近、お姉ちゃんが画面とばかり話してるっていうよ?」
「ヤメテ―!また、マミーに変な目でみられるから!」
「じゃあ、アーク〇イツでス〇トが出たら一緒にガチャ引いてあげる」
「やったー!ありがとー!」
「お姉ちゃんと引くと運が全部私に来るんだよね。また前回のガチャコラボみたいな結果期待してるからよろしくね」
「えぇ!?それじゃ、私また爆死するの!?」
「大丈夫だよ、Vtuberなんてガチャで爆死してなんぼのもんでしょ?」
「違うよ!」
さて、問題です。猫耳をピクピクと動かし、ピンク色のペンキを頭から被ったような髪をしているスパチャの度に悲鳴を上げ咽喉を痛めた天然さんは誰でしょう?そう―
「わたs・・・違うよ!?私、天然じゃないよ!?」
いいえ、あなたです。
参考「ついに、セイレーン作戦のMETA飛龍をお迎えします!」