もしも篠ノ之箒がMGRの世界にとばされたら   作:MADな紳士

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今回は箒さん視点
しばらくは、こんな半ば回想のような感じで話が進んでいきます。
早くISの原作に入っていきたいです。


プロローグ2

足りない

陸軍基地を襲撃した箒の抱いた思いはそんなものだった。

サイボーグもいた、しかしまだ慣れていないのか動きがお粗末だった。まるで案山子だった。

つまらなっかた。一般兵や通常兵器などは、そもそもサイボーグの敵ですらない。

途中でイワンとかいう男がシャゴホッドとか言う戦車に乗って反撃してきた。しかし、いくら核搭載戦車とはいっても冷戦時代の遺物に過ぎない。ものの一分もかからずに破壊した。

 

別に雑魚の相手をするのが嫌いなわけではない。

この基地の雑魚どもは勇ましかった。敵わないと分かっていても私を止めるために必死だった。この様な者たちが嫌いなわけではない、むしろ好ましく思う。

しかしずっとこんなのばかりでは飽きてくる。違う反応が欲しくなる。

私に恐怖し怯え絶望に打ちひしがれた相手を嬲り殺すのもいい、あの恐怖と絶望に染まった瞳、あの表情、たまらなく愛おしい。

そんな反応が欲しくなる。しかしここではだめだ、みんな壊れてしまった。

そういえば、ここに来る途中に小さな集落があったなと思いだす。

このあたりは治安があまり良くないので、あの規模の集落が消えることは、それ程珍しいことではない。それにこの規模の基地が消えたんだ、下手をすれば小さな集落のことなど気に止められない可能性すらある。私にとっては好都合だが。

そういえば、今回の依頼はこの国の首相の誘拐だったか....ふむ、あまりに五月蠅かったから間違えて斬ってしまった覚えがある...拙いな。

依頼元はたしか元はこの辺り一帯を牛耳っていたイスラム過激派の組織か...

「奴に神の裁きを!」などといろいろ喚いていたのは覚えている。何か言ってきたら斬り捨てて逃げよう。

それに今回の依頼自体あまり受けたくなかった。誰が好き好んでテロリストからの依頼など受けるものか。

金に困っていなければ受けなかったような依頼だった。いくら私がサイボーグとはいえ腹こそは空きはしないが、電気による稼働である限り何時かは活動限界が来る。サイボーグにとって電力の源たる電解質は命そのものだ、無くなれば最悪唯一生身の部分である脳の生命維持装置が停止し死に至る。そうならない為に電解質の補充を行う必要がある訳だが生憎と今は指名手配されている身、そう簡単に補充できなくなってしまった。もともとあまり補充を行わなくても良いボディを選んではいるがそれも限界がある。私のような相手を対象に商売をしている奴から電解液パックを購入したり直接補充を行ってもらってはいるが、国際指名手配されているような奴らを相手に商売しているような者達だ、当然のごとく法外な値段を要求してくる。昔ならばこんなことで困らなかったのだが.....やはり幾ら気に入らないとはいえ、CIAに喧嘩を売ったのは不味かったか。いや今更後悔しても遅いか.....今でも思うどうしてこんな事になってしまったのだろうと......

 

どうして私はこんな風になってしまったのだろう......

__________________________

 

六年前

 

少女は訳がわからなかった。最初は姉の仕業かと思った。しかしいつまで経っても肝心の姉が現れない。そしてお思い直した、いくら世界中から天災と恐れられ、いろいろとぶっ飛んでいる姉でも、さすがに妹をゴミ箱に叩き込んだりしないだろうと。あれでも自分を結構大事にしていることは知っている。あそこまでベタベタとくっついて来たら嫌でも気付く。ここ数年会っていないがそこは、きっと変わっていないだろうと思う。

さて、あの姉の仕業でないとすると余計に分からなくなってきた。誰だって混乱すると思う、まばたきをした瞬間に周りの景色が変わっていたら.....

少女は考えるどうしてこんなことになってしまったのか......

 

数分前

私は自室で数ヶ月後に入学を控えたIS学園の予習を行っていた。半ば強制的に入学が決まっているとはいえ、勉強を怠ってよい理由にはならないだろう。正直に言って私はISと言うものがあまり好きではない、姉があれを開発したせいで私の家族はバラバラになり、私も両親と引き剥がされ転校を繰り返す日々を送っている。その影響で現在の私には友人と呼べるような友人はいない。最近では転校した先でもできるだけ一人で居るようにしている。下手に友を作れば別れが辛くなるだけだから.....

昔は嫌だったが今ではもう諦めている、恐らくISと言うものは一生私に付いて回るものだろうと。

それにIS学園が楽しみで無い訳ではないのだ。なにしろ6年ぶりに卒業までの3年間ずっと居られる予定なのだ、友人の一人や二人作ることもできるだろう。何より在学中は政府からの尋問が無くなり、監視もかなり減ることが何よりうれしい。私だって普通の十代の女子なのだ私生活をずっと監視され管理されるのは、苦痛以外の何物でもない。

 

それでも時々考えてしまう......もし姉がISを開発しなければ、私はもっと普通な生活が送れたのではないかと。彼ともずっと一緒いれたのではないかと。

 

 

......もし姉が存在しなければ......

 

 

そこまで考えてふと感じた浮遊感に「あれ?」と思った瞬間......ドサッ......何か柔らかい物の上にお尻から落下した。

ツンと鼻をツク匂いに周りを見て見れば、何かがギッシリと詰まった大きな黒い袋、私が落下した衝撃のためだろうか、その袋の中から飛び出した一般的に「残飯」や「生ゴミ」呼ばれる物たち、そしてそれらに集る無数ほハエ達、トドメにそれらを囲う大きなブラスチック製と思われる箱。そうここはいわゆるゴミ箱の中ではないだろうか?

「うわぁっ」

そこまで考えたところで私は、転げ落ちるようにその箱から飛び出した。そして顔を上げてさらに混乱する事となる。あちこちに散らばったゴミ、道の隅に転がっているたくさんの浮浪者と思わしき人々、そして明らかにヤバそうな雰囲気を漂わせている者たち、見慣れない言語の看板。

そう、ここはいわゆるスラム街などと言う所ではないだろうか?

本当にどうしてこうなった.........

 

 

篠ノ之箒が人生初の快楽を人斬りを知るまで後数十分......

それは、同時に彼女の終わりの始まりでもある......

......ならば後はただ堕ちていくのみ.........

 

 

 




チョットやり過ぎたかもしれない。ここは後日修正を加えるかも。
サイボーグの電力事情に関しては、あれで良かったのかはわかりません。ゲーム本編でのドクトルの解説も「成る程、わからん」と言った感じだったので(苦笑)
誤字脱字、表現のミスなどありましたらどんどん言って下さい。修正していきます。

なお、感想の方で原作を買わないのかという指摘がありました。さすがにいつまでたっても無いのは、まづいと思い現在、友人にお金を借りて買う方向で話が進んでいます。私の財布には、今お金がありませんから、一冊も買えません(苦笑)
すでに友人との交渉も済んでおります。早ければ日曜日ぐらいに全巻が揃うと思います。
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