もしも篠ノ之箒がMGRの世界にとばされたら   作:MADな紳士

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遅れてすいません。遅れた理由はISの原作を読んでいたからです(笑)
後、今回は結構グロい表現があります。苦手な人は注意して下さい。


第一話

「はあ、はあ、はあ、」

まったく今日は厄日なのだろうか。何者かにゴミ箱に叩き込まれてから少し経った頃、篠ノ之箒こと私はそんな事を考えていた。

「ぐっ、はあ、はあ、はあ、」

もう、息がきれそうだ。

「@tgmtj@g't_@☆+(〜<\〆{<€+%%£>$」

「#&tm☆¥%〒^4+<(0♪;&&"}\>^^>>€€<}<$££<>•」

後ろで私を追いかけて来ている連中が何か叫んでいるが、こっちの知ったことではない。大体「止まれ!」などと叫んでいるのだろうが、ならばなおさら止まれない。

そう、私は今逃げている...全力で。

少し前、まだ今自分が置かれている現状がよく理解出来なくて固まっていると、ふと目の前に影がさしたので顔を上げるた.........そこには何日も風呂に入っていないのだろう、凄まじい体臭とボロボロの衣服、全身のいたるところに傷や傷跡、欲望に染まりきり濁りきってしまった瞳、生え放題の体毛、さらに一部の者たちは、薬でもヤッテいるのか目が虚ろでニヤニヤしていて気持ち悪い......そんな男たちかいた。その時不覚にも驚きと恐怖で身が竦み、身体が固まってしまった。男達は私を指差し、ニヤニヤと笑い、私の知らない言葉で話している、少なくとも英語や日本語ではないだろう。逃げろ、さもなくばロクな目に会わない、本能がそう告げている。だけど身体が恐怖で言うことを聞かない。そのうち男達の一人が私に手を伸ばしてきた、その手が私に触れた途端私は我に返り、その手を振り払い男達が居る方向とは逆に走りだした。とにかくあの男達から距離を取りたかった。しかし世の中そうなんでも上手くはいかないらしい。当然の如くあの男達が追ってきた、しかも何かが気に触れたのか顔を真っ赤にして怒鳴りちらしながら追ってきた。しかも服などが貧相なクセに妙に体格が良い為かなりの速さだ。後から知ったことだがあの男達は人囲いの連中で、あの姿は一種のカモフラージュだそうだ。いくら私が鍛えているからと言っても、ガタイの良い大の大人には叶わないだろう。その証拠にどんどん距離をつめてくる。追いつかれないよう右へ左へと道を曲がりながら逃げるも、あまり大きな効果はないようだ。

この場合は人がたくさん居る所に逃げれば良いかなどと、考えながら走っていたのが悪かったのか、道を右に曲がった所で誰にドンとぶつかってしまった。そしてとっさのことに反応出来なかった私は、大きく弾き飛ばされてしまった。

『大丈夫か?』

相手はどうやら声からして男のようだ。喋っている言葉もどうやら英語のようなので何とか聞き取ることができた。

「ああ、大丈夫だ。すまない怪我はない......か?」

私の馬鹿、ここで日本語が伝わる訳が無い、という思考は目の前の男の姿によって停止させらた。

全身を白い装甲で覆い、私を起こすためだろう、差し出された右手は異様に大きく機械的、腰には鞘の形が少し変だが刀をさしている。そして何よりまとっている雰囲気が気持ち悪かった。近くに居たくなかった、後ろの連中なんて比べものにならないくらいに、嫌な感じがした。

「pdpma@p));;@¥-/&8:45¥94,¥5¥¥()?,'bhvrFgdH)」

突如聞こえてきた怒鳴り声に私は現実に引き戻された。

「すまない」

謎の男にそう声をかけ、私は再び走り出した。

後ろで男が何かを言っていたが聞こえなかったし聞きたくなかった。そうして走っているとついに曲がった先が行き止まりだった。周りの壁はとてもじゃないが登れる高さではなかった。ついに終わった。混乱する頭の中で冷静な部分がそう告げている。

ニヤニヤと笑いながらゆっくりと近寄ってくる男達。それに併せて後ずさる私。しかしここは袋小路、つまりは行き止まり......終わりはやってくる。ぺたんと背中が壁につく、それと同時に私へユックリと伸ばされてくる手。最後に何か抵抗する方法はないかと辺りを見回すと、横にある廃材の影にククリナイフ呼ばれる物を見つけた。男達はナイフに気づいていないのか、それともそんな物では抵抗出来ないだろうとタカをくくっているのか、ナイフには一切注意を向けていない。これは、チャンスだ。

そこで一瞬迷う。いくら危ない連中とはいえ斬ってしまって良いのだろうか?......いやこれは正当防衛だ、そうだ私は今命の危険に晒されているんだ、仕方が無い......『ここでこいつらが死ぬのは、仕方の無いことなんだ』

後から思えばこの考え方は無かったと思う。しかしこの時のわたしは......

 

あと少しで男の手が触れると言う所で、私はナイフを掴み取り思いっきり斬り上げた。

「UAAAaaaaaaaaa!」

手に伝わってくる食用の肉を切るのとは明らかに違う感触、手や顔にかかる温かい液体、ブチブチと何かが斬れる音。気持ち悪かった、吐きそうだった。そして何より

......パン......

「......えっ?」

突然響く軽い音、お腹に熱した鉄を押し当てられたような感覚、お腹を見れば赤い何かが吹き出していて、男達の一人が持っている黒い何かから立ち上る僅かな煙。力の抜けていく身体、すぐに立っていられなくなった。

そこに近づいてくる男達、その手にはその辺で拾ったと思われる鉄パイプや角材を持っており、それらを一斉振り下ろしてきた。さっき銃を撃ってきたリーダー格と思われる人物は後ろで見ているだけだった。

ドス、ゴス、ドスドス、ドコッ、メキッ

「ガアアァァァァ!」

ドコッ、ゴガッ、ドスッ、ミキッ、メキッ、メキァッ

「イタイッ、痛いっ、アアアァァァァッ!」

グチァッ、グチァッ、ドチァッ、ボキッ

「......ゔ......あ......や......」

薄れゆく意識の中で私は思った、これは罰なのだろうかと。姉が居なければなどと考えた......人を殺してしまった......そして....

最後に見たのは私を殴っていた男達の手足が飛び、首が飛び、半身が斬り落とされ、その中を歩いてくるあの男の姿だった。

「大丈夫か?」

今日、ここで彼女は生涯の師に出会う......

それが良かったのかは、誰にもわからない......

 




このプロローグもあと数話で終わりです。
その後は、本編であるIS編に入っていきます。


この話の投稿後に神様転生のタグを追加しましす。が完結するまで効果を発揮しません、それどころか意味不明なタグと化します。話の途中でタグの意味が予想出来なくもないのですが多分わからないと思います。

誤字修正(2014年6月3日)
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