ありふれた殺し屋が現代最強 作:クロネコ
「…はぁ」
夏休み。俺は少しだけ悩んでいた
学年別総合順位が3位と健闘しながら得意な数学でも二位という結果に落ち着いた
「……暗殺でも戦闘でも自信があるつもりだったのになぁ」
勉強も暗殺も全体の総合では一位をとっているが自分の武器になるものがなかった。
ナイフ成績2位、射撃成績3位に落ち着きながらトップクラスの人と比べると俺は少しだけ成績が落ちる
それが一番悩みどころだった
自分だけの武器を身につけるにはそんなことを考えていた時だった
今日は日課の勉強に集中していると安土桃山時代について書かれた文献を見る
それは弓から火縄銃に変化をすることについてだ
「……弓か」
弓という武器は速度も扱いづらさもおそらく銃には劣るだろうけど、それでも色々対応ができるのではないか?
矢を対先生のゴムで巻いたら銃とは違いガスの匂いや発砲音が消滅できる
何より銃とは違い一直線に飛ばず曲射型で扱いづらいだろうけど
「まぁ覚えておいて損はないか」
小さく苦笑し俺は烏間先生のアドレスに連絡するのだった
あれから一週間がたったある日のこと
「坊主できたが、本当にアーティファクトじゃなくていいのか?これ持ち運びもかなり不便だぞ」
「いいんですよ。ありがとうございます」
俺は弓と矢を受け取ると普段使っている重さに少しだけ頰が緩む
元々弓矢はアーチェリーよりも数倍筋力を使う
特に遠距離を中心とした武器の一つだが一つ使うだけでもかなりの力を使うのだ
試し打ちしないといけないからな
「ちょっと城外出てもいいですか?試し打ちしたいんで」
「城外か?ここにもあるのだが」
「いや。ここじゃおそらく近すぎるので」
訓練所は基本的には弓は基本的には50mあればいいと思われる
「近いか?」
「はい。おそらく素材的にも地球のより飛びそうですし。光の矢を作れ、白矢」
俺は魔法で矢を作ると一瞬呼吸をおき、そして弦を引く
「お、おい。弓は左で」
メルド団長の忠告を無視し一瞬呼吸を整えると矢を射る
一直線に矢は飛んでいき
「これくらいの距離ならどんな地形でも撃ち漏らしはないですから」
的の真ん中を射抜いた
「…なっ!」
「ん。やっぱ素材が違うからか結構感覚は違うか」
結構力が必要なところは今やっている弓道とは違う点だろう
元々今だに裏山で弓自体は続けているので感覚は分かる
でも、それでこそ分かることがある
「…どうした?そんなに浮かない顔して。何か不満でも?」
「いや。ちょっと考え事をしていたので。とりあえず外出ていいですか?少しだけ実践も交えた物じゃないと訓練にならないので」
これには二つの意味があるのだが通るだろうか?
俺はアーティファクトと呼ばれるものを一切使用していない
そのことは教会でも知れ渡っているらしく不安要素の一つになっているのだという
「実践って訓練じゃ物足りないのか?」
「いや、ステータス以来気まずいですから。あまり王宮内に居たくないんですよ」
実際俺の起こした事件については恐らく誰も知らないが愛ちゃんだけもしかしたら知っている可能性がある
それほど俺は重大な事件を起こしていて、最悪誰もが見捨てる可能性が高い
「……それなら、冒険者ギルドに向かってはどうだ?」
「冒険者ギルドですか?」
「あぁ。俺が紹介状を書いてやればすぐに依頼を受けられると思うが」
「それならそっちに参加します。基礎練は中学の頃に嫌っていうほど受けたので」
俺はきっぱり答えるとメルド団長は首を傾げる
「お前らのいた世界は平和だったと聞いているが」
「平和ですよ。基本的には平和でしたけどね。俺はちょっと特殊なんで」
俺は防衛省でもかなり危険な部署にいると自覚はしているし、すでに中学時代の出来事に関する危険な任務を任されている
「それじゃあ、早速行ってきてもいいですか?魔法もある程度は身についたので」
「……あ、あぁ」
そういうと俺は軽く空を見る。中学の遺産に頼ってばかりもいられないし……
まぁ、俺に出来るだけの精一杯の力を見せつけるか
だからこそ暗躍を始めるとするか
アンケートをとります
一応物語の展開に関係あることなので期日は一週間を予定しています
ユエをヒロインに加えるか
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加える
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加えない