アサルトリリィPRESERVED   作:(確信)

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百合パワーには参ったな!



(警告。再度かなり濃い百合描写があります。苦手な人は得意になってから出直してきてください。真昼間に上げたけど多分昼に読むものではありません)


デンファレ その2

 

「……つまり?」

 

「お姉様と梨璃さんはこの子のお見舞いに通っていたから、お茶会に来れなかった、と?」

 

「はい……」

 

「わたくしたちに教えもせず?」

 

「聞いても誤魔化してまで?」

 

「いやぁ……ごめんね?ほんとに」

 

 

特別寮の一室。そこでは、尋問が行われていた。

 

流瑠と梨璃は正座させられており、夢結と楓に質問責めにされている。流瑠はあまり反省しているようには見えないが。

 

その隣では、この部屋の主である瑠璃が、神琳やミリアム、二水達に囲まれて右往左往している。

 

「かわいい〜。お名前はなんて言うんですか〜?」

「よ、四ツ谷瑠璃……」

「ワシや二水よりもさらに小さいのう……これで同い年とはな……」

「わ、私も『ふみおねーちゃん』って呼んでください〜!」

「る、るるおねーちゃん!りりおねーちゃん!このひとたちなに〜!?」

 

「い、一旦落ち着いたほうが……」

 

ガヤガヤと一気に騒がしくなった部屋の中。

雨嘉のそんな言葉に耳を傾ける者は、誰もいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流瑠と梨璃を追いかけて、特別寮の一室まで踏み込んだ一柳隊(仮称)の面々。そこで見たのは……梨璃と流瑠が一人の少女に口移しで食べ物を与えていた場面だった。

 

当然、夢結と楓は飛び上がるほど驚いた。というか飛び上がった。

さらに楓と夢結は「まだわたくしだってお姉様や梨璃さんにしてもらってないのに!」「そのお姉様と梨璃の口から出たものを私に!」とかなんとかいいながらドカドカと部屋に踏み入ってその行為を止めたのだ。

 

危機迫る夢結と楓の表情に瑠璃は「ひぃっ!?」と声を上げ、その声でもって、一柳隊(仮称)の面々は、やっとその部屋の主人がこの幼い少女であることに思い至ったのであった。

それでも憤懣やる方ない様子の夢結と楓を宥めるため、「は、話だけでも聞いてほしいな?」という流瑠の提案で、やっと話し合い……という名の尋問が開始されたのである。

 

 

「つまりこの子は、 G.E.H.E.N.Aによるブーステッド施術の被験者で、ノスフェラトゥの成功例だと。そして、お姉様が最初に後遺症の治療に呼ばれて、なんやかんやでお世話することになって、梨璃さんもそれにハマってしまった、と」

「そういうことです……」

「で、強化リリィの問題はデリケートな上、ノスフェラトゥとなればあまり外部に知られるわけにもいかないから黙っていたと」

「おっしゃる通りです……」

 

楓と夢結は流瑠と梨璃から聞き出した話を総合し、ため息を吐いた。

言わんとすることはわかる。しかし、それでも抱え込むのではなく教えて欲しかった、というのが正直な気持ちだ。何も言わずに居なくなられては、不安になってしまうのは自分たちだ。

 

「反省、してらっしゃいます?」

「はい……」

「次からはちゃんと教えてくれるかしら?」

「うん……ごめんね」

 

一応反省した様子を見せる二人に、夢結と楓は再度ため息を吐いた。だが、まだ追及しなければならないこともある。

 

「それで?何故その、く、口移しで食べ物を?」

「それですわ!何のためにあんなことを!?羨ま……けしからんですわ!」

「まあ流瑠様ならそれくらいなんの躊躇もなくやりそうじゃがな」

「そうですねぇ。特に、流瑠様は強化リリィに激甘ですから。弱った強化リリィ相手になら口移し程度、いくらでもやるでしょうね」

「そ、そんな感じなんだ……」

「そこ!うるさいですわよ!」

 

他の面々が心得顔で頷く中、夢結と楓が一番知りたかったことを、流瑠は説明する。あれはあくまで医療行為として始めたことであり、それに瑠璃がハマってしまったためにやっていたのだ、と。

 

「……まあ、トラウマのことや、後遺症が重かった、というのはわかりましたが……」

「同情の余地はあるけれど、梨璃?お姉様?この件に関してもしっかりと反省してもらえるわね?」

「はい……」

「ごめんねー……」

 

素直に謝る流瑠と梨璃の横で、楓は瑠璃にも注意する。

 

「瑠璃さん、でしたか?貴女もあんなはしたない真似は慎むように!」

「……はぁい。あーあ、バレちゃった。でもダメっていわれたらやりたくなるよねぇ♪

 

楓と夢結は再度ため息をつく。二人はしっかり反省しているようだし、いつまでも許さなければ何も進展はない。なので、一応罰を受けてもらうことにした。

 

「夢結様、どちらを?」

「私からでいいのかしら?」

「ええ。ここのところ眠れていなかったみたいですし」

「なら遠慮なく。……私は梨璃ね」

「では私はお姉様で」

 

夢結と楓の間で交わされる不穏な会話に、梨璃は冷や汗をかく。

二人の顔がウッキウキな笑顔なのがまた恐ろしい。

 

「え、えっと、それはなんの話なのかなーとか……」

「ええ、お二人には罰として、わたくしたちの言うことを()()()1つ、聞いていただこうかと」

「私が梨璃、楓さんがお姉様ね。それで今回のことは水に流しましょう」

 

梨璃は「わかりましたぁ……」、流瑠は「いいよー」とそれを了承する。二人の了承が得られたことで、楓と夢結はハイタッチした。

 

「やりましたわ!」

「言ってみるものね!」

「お二人とも仲がいいですね……」

「ええ、貴女達のおかげで」

 

皮肉たっぷりに返された言葉に、梨璃は「あ、あはは……」と笑うしかなかった。

 

 

 

 

 

 

「しかし、確かにかなり幼く見えますわね」

「ええ、梨璃と同い年には見えないわ……。ノスフェラトゥの成功例は流瑠お姉様以外に見たことがなかったけれど……」

 

楓と夢結は、「瑠璃」と呼ばれた少女を一瞥する。

正確な年齢は16歳だと聞いたが、どう見てもそうは見えない。

身体は小さく、顔は幼い。良くて中等部生、悪くて初等部高学年。それくらいの年齢に見える。

実際、14歳の頃から年齢が変わっていないということなので、それで合っているのだろうが。

 

そんな瑠璃は今、神琳・ミリアム・二水という見知らぬリリィ達に絡まれて、戸惑っているようだった。

 

「可愛い〜!もっとなでなでスリスリさせてください〜!」

「瑠璃じゃったか?わからんことがあったら何でも聞くんじゃぞ?」

「これで私の『百合ヶ丘最小』という不名誉な称号が無かったことに……!」

「るるおねーちゃーん!りりおねーちゃーん!たーすーけーてー!」

「る、瑠璃ちゃん怖がってるから……!あ、あんまり大勢で迫らないほうが……!」

 

三人で瑠璃に迫る神琳達の前に立ち塞がり、瑠璃を庇ったのは、雨嘉だった。

「ゆぅおねーさーん!」と雨嘉に抱きつく瑠璃に、雨嘉は「大丈夫、私が守るから……!」と勇気を振り絞って心強い台詞を吐く。妹を持つ姉としての血が騒いだのだろうか。

それを見て流石に少し頭が冷えたのか、神琳達は瑠璃に迫るのをやめた。

 

「す、すみません。怖がらせてしまいましたか……」

「ご、ごめんなさい……」

「いや、ワシは迫ったつもりは……というかこの二人と一緒にされるのは違うと思うんじゃがな!?」

 

流瑠や梨璃を「おねーちゃん」と呼び、人見知りして泣きかける。これが梨璃と同い年……どころか、中等部二年生だと言われても信じられない。

 

「……あんまり深く考えないほうが良さそうですわね」

「ええ。あの子は可愛い妹。そういうことにしておきましょう」

 

楓と夢結は、敢えて思考を打ち切る。深く考えずに接したほうが、どうやら精神衛生上も良さそうだ。

二人もまた、流瑠と梨璃がぞっこんになったという瑠璃の方へ向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……じゃあ、みんなはりりおねーちゃんのレギオンのメンバーなの?」

「そうですわね。まだ結成途中ではありますが」

「というか、レギオンのことは知っとるんじゃな?」

「うん。わたしリリィだもん」

「ちょっと待ってください!?私のレギオンじゃなくてお姉様の……!」

 

改めて、夢結達は瑠璃に自分たちの事情を説明する。その説明に瑠璃は、驚くほどすんなりと理解を示した。

 

瑠璃は元々、福岡天神女子というガーデンに通っていたリリィだ。

事情があってG.E.H.E.N.Aに攫われて強化リリィとなったが、中等部生どころか初等科からリリィとして育成されてきた生え抜きのリリィ、それが瑠璃のもう一つの姿だった。

 

「リーダーは……ゆゆおねーさんか()()()かとおもった」

「そう?でも、ここにいるメンバーは全員梨璃が集めたのよ」

「へー!りりおねーちゃんすごい!」

「っていうか今さりげなく呼び捨てにされました!?」

 

瑠璃からの呼び方に楓が不満を露わにすると、瑠璃はプイッとそっぽを向いた。

 

「るるおねーちゃんとりりおねーちゃんはわたしのだもん」

「んなっ!?このちびっ子……!」

 

瑠璃は、この短い時間の中で楓が自分のライバルになることを理解していた。一柳隊(仮称)の中で唯一呼び捨てにされた楓もまた、瑠璃が自分のライバルとなり得ることを理解する。

 

「わ、私は良いのかしら……?」

 

こうなってくると不思議なのは、逆にライバル認定されていない夢結である。

夢結が疑問を口にすると、瑠璃は「ふっ」と鼻で笑った。

 

「ゆゆおねーさんはいいの。チョロそーだし、せんざいいちぐー(千載一遇)のチャンスにヘタレて、けっきょくてをださなそーだし」

「なっ……!?」

 

そのセリフに、流石の夢結も慄く。

瑠璃は、「自分にチャンスがあれば手を出す」と言っていると同時に、こうも言っているのだ。

      今の夢結はライバルたり得ない。手を出さないなら先に食べてしまうぞ。指を咥えて見ていろ、と。

事実上の宣戦布告である。

 

そこまで言われれば、夢結も焦らざるを得ない。

 

「わ、私だってチャンスがあれば……!」

「ほんとー?わたし、りりおねーちゃんとるるおねーちゃんのことだぁいすきだから……もたもたしてたらとってたべちゃうよ?」

 

瑠璃は流し目を流瑠と梨璃に向け、妖艶に舌舐めずりする。

今まで見てきた幼い表情とはあまりにもギャップのあるその顔に、夢結や楓も含めた一柳隊の面々もたじろいだ。

 

「こ、この娘っ子……あそこまで的確に、かつ効果的にあの二人を煽るか……!やりおるぞ!」

「いや、煽ってるっていうか……あれ完全に肉食獣の眼ですよ?」

「しぇ、神琳……。食べるってその、そういう意味、だよね?」

「ええ、雨嘉さんが想像している意味で間違いないと思いますよ。女の子の恋愛に、幼いも何も関係ありませんから。……あら?雨嘉さん、照れてるんですか?ふふふ……かわいい。食べちゃいたいですねぇ」

「神琳……?こ、こういうのって、顎クイって言うんだっけ……?その、私にされても……」

 

「と、とにかく!話を進めますわよ!」と、混沌としてきた場に楓が一喝する。

 

「それで、お姉様と梨璃さんは、これからも瑠璃さんの容体を見ておきたいと思うんですわね?」

 

確認する楓に、梨璃も流瑠も頷く。

 

「うん。私、瑠璃ちゃんにはもっと色んな人と出会ってほしい。色んな世界と出会ってほしいんです!だから、元気になるまで付き添いたい!」

「私も梨璃と同じ気持ち。私たちといる時が一番後遺症も落ち着くみたいだしね」

 

その答えに、夢結と楓は今日何度目かもわからないため息を吐いた。

 

「……まあ、他の意味で色々と思うところもあるけれど。梨璃やお姉様を姉と慕うなら、私たちの身内のようなものね。仕方ないわ」

「ええ、仕方ないですわね。他でもない、お姉様と梨璃さんの希望ですもの」

 

「他の皆さんはどう思いますか?」と、楓は一柳隊(仮称)の面々に尋ねる。

 

「うむ、いいと思うぞい!」

「ええ。わたくしも、こんな可愛い妹なら大歓迎です」

「うん、私も賛成……!」

「もちろんです!仲良くしましょうね、瑠璃さん!」

 

口々に肯定の意を示す一柳隊(仮称)のみんなに、梨璃は「え?え?何の話ですか?」と困惑する。

そんな梨璃に、夢結はふっと微笑んで口を開いた。

 

「察しが悪いわね。私たちのレギオンで瑠璃さんの面倒を見よう、という話よ」

「梨璃さんもお姉様も、ほかに色々とやらなければならないこともあるでしょう?でしたら、代わる代わる瑠璃さんのお世話をしに来ればいいのですわ。丁度、今このレギオンは専用の部屋がありませんし、集まる時はついでに使わせてもらいましょう。……そういうことでいいですわよね、梨璃さん?」

「え?は、はい。私はいいですけど……」

 

夢結や楓の提案に、流瑠は乗るのを躊躇った。

元はと言えば、自分の仕事だったのに、梨璃を巻き込んでしまった。その上一柳隊(仮称)のみんなまで巻き込んでしまっていいのか、と申し訳なく思ったのだ。

 

「いいの?みんなだって色々やりたいことがあるでしょ?無理に付き合わなくても……」

「いいんですわ、お姉様。ここのところ、レギオンの勧誘も滞っていましたし……そろそろレギオンっぽい団体活動でもしてみないと、レギオンメンバーだという意識も無くなってくるでしょう?」

「そういうわけだから、瑠璃さん。貴女の部屋に毎日遊びに来ようと思うのだけれど、いいかしら?」

 

夢結に聞かれた瑠璃は、驚いた顔になった後、嬉しさを隠すように顔を歪めた。

 

「い、いいの……?おねーさんたち、まいにちきてくれるの……?」

「ええ。流石に毎日全員で、というわけにはいかないけれど……」

「ううん、いーの。……えへへ、うれしいなぁ」

 

最初は梨璃と流瑠以外の人間を怖がっていた瑠璃だったが、騒がしくてお節介焼きな一柳隊(仮称)の面々に可愛がられて、どうやら満更でもなかったようだ。

嬉しそうに頬を染める姿は、先程の妖艶な様子と違い、見た目相応のただの少女のようだった。

 

「あ、でも、なるべくりりおねーちゃんかるるおねーちゃんをつれてきてほしいなー」

「贅沢ですわねぇ……」

 

それでも、流瑠と梨璃への特別な思いは変わっていないようだったが。

しかし、楓も夢結も、瑠璃の気持ちはよくわかる。きっと、自分が弱っている時、誰よりも近くにいて欲しいのは流瑠と梨璃だろう。

だから……同じ女性を好いている「同志」として、楓と夢結は瑠璃に理解を示した。

 

「わかりました。なるべく、お二人のどちらかは連れてきますわ。できないこともあるでしょうけれど」

「そうね。できる限り、貴女の要望は叶えるわ」

「うん。ありがと、()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「おねーちゃん」。突然そう言われた楓と夢結は驚いて「えっ?」と声を上げる。

それを見て瑠璃は、イタズラが成功したかのように笑った。

 

「でも、れんあいにかんしてはてかげんしないからね?おねーちゃんたち♪」

「……ええ、もちろんよ」

「こちらこそですわ!」

 

同じ女性を愛する三人は、同志として、そしてライバルとして、しっかりと手を握った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……で、何でも一つ言うことを聞いてもらう、という例の話なのだけれど」

 

「またあしたねー!」と上機嫌に見送ってくれた瑠璃と別れ、特別寮を出た一柳隊(仮称)のメンバーと流瑠。

八人は、少し遅めの時間だったこともあり、食堂にて夕食を取って、ゆっくり寛いでいた。

一同が夕食後のティータイムに洒落込んで談話する中、夢結はそう言って話を始めたのである。

 

「それ、ワシらのおる前でする話か……?」

「わたくしたちは離席した方が良いかもしれませんね、雨嘉さん」

「ど、どうぞごゆっくり……!」

「後で感想を取材させてくださいね!」

 

夢結の言葉に次々と席を立とうとする四人を、夢結は「ちょっと待ちなさい!」と引き留めた。

 

「貴女達、私と楓さんが何をお願いすると思っているのかしら?」

「え?えっちいことじゃろ?」

「えっちなことでは?」

「え、えっちなことですよね……?」

「えっちなことに決まってます!」

「え、えっちなことなんですか……?」

「なんでもいいよー?」

 

口々にえっちえっちと連呼する一柳隊(仮称)と流瑠に、夢結は赤くなりながら頭を抱えた。

 

「なんでそうなるのよ……」

「そうですわ!風評被害ですわ!(え?完全にエロいことをお願いするつもりだったんですが……)」

 

「不本意だ」とでも言うような表情の夢結と楓に、「じゃあ何をお願いするつもりだったんじゃ?」とミリアムが突っ込む。

 

「な、何って……ここでは言いにくいわね……」

「やっぱりえっちいことじゃな」

「えっちなことですね」

「え、えっちな」

「もういいわよその流れは!」

 

顔を真っ赤にして流れを切った夢結は「とにかく!」と梨璃の方を向く。

 

「梨璃。お願いのために、今日の夜は私の部屋に来て欲しいのだけど……」

「え?私はいいんですが、その、お姉様にもルームメイトの方がいらっしゃるんじゃ……」

「ああ、祀様でしたわね。夢結様のお誕生日の時にお世話になった」

「そ、そうだったわ……」

 

ルームメイトの前では「お願い事」なんてできない、そんなことをした日には一生からかわれる、と夢結は肩を落とす。ズーンと沈んだ夢結を見て、一柳隊(仮称)の面々は(あ、やっぱりえっちなことなんだな)と心を一つにした。

そんな夢結に救いの手を差し伸べたのは、流瑠だった。

 

「夢結。私と楓の部屋はそれぞれ一人部屋だし、私の部屋を使っても良いよ?私は楓の部屋に行けば良いし。それでいいでしょ、楓?」

「え?ええ、まあ……え?わたくしの部屋でいいんですの?」

「うん。楓の部屋の方が、楓の「お願い事」には都合がいいんじゃない?」

「いやまあそうなんですが……」

 

流瑠から出された提案に、夢結は食いついた。

 

「そ、それでお願いするわ。大丈夫、汚したりはしないから。……多分」

「大丈夫だよー。多少汚れても朝片付けてくれれば。好きに使ってねー」

 

寛大な流瑠の言葉に夢結は感謝して、部屋を使わせてもらうことにした。

 

 

「んじゃ、ワシはそろそろ本当にお暇するぞい」

「いや、だから決してえっちなことでは……!」

 

席を立つミリアムに、夢結は待ったをかける。しかしミリアムは呆れた表情で時計を指さした。

 

「わかったわかった……じゃがほれ、もう良い時間じゃろ?いくら明日が休みとはいえ、いい加減ワシも部屋に戻りたいんでな」

 

時計を見ると、時刻は既に七時半。部屋に帰るには良い時間だろう。

それならここで解散しよう、ということで、一柳隊(仮称)の面々は帰っていった。

 

「あんまりやりすぎんようになー」

「明日も瑠璃ちゃんのお見舞いに行くんですからね?」

「お、お幸せに……!」

「後で感想を」

「だからしないし聞かせないわ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時刻は午後十時。夢結と梨璃は、流瑠の部屋にパジャマ姿で集まっていた。

学院側には既に、「お泊まり」の届けは出してある。案の定出江にイイ笑顔をされたが。

 

夢結と梨璃はベッドに座って、少しの間談笑していたが、夢結はいい時間になると、緊張気味に本題を切り出した。

 

「梨璃。お願いのことなのだけど……」

「はい、お姉様。私、何でもいいですよ?その……えっちなこと、でも」

「うぐっ!?」

 

不安げながらも顔を赤くしてモジモジする梨璃に、夢結は理性が揺らぎそうになる。そういえば、ミリアムに帰り際にこんなことを言われた。

 

 

『潔癖も良いがの、夢結様。据え膳食わぬは、とも言うじゃろ?いつまでも待たせるのもどうかと思うがのう?』

 

そして、昼間には瑠璃にも言われた。

 

『さっきもいったけどね、ゆゆおねーちゃん。ゆゆおねーちゃんがいつまでもたべないなら、わたしがたべちゃうから♪……これだけあおってあげてダメなら、ほんとにヘタレになっちゃうよ?』

 

 

その二人の言葉を、夢結は首を横にブンブンと振って振り払う。

 

(わ、私はあくまでも、梨璃とは健全なお付き合いを……!それに、()()()()()はその、もう少し段階を踏んでからするものでしょうし……)

 

夢結は一度深呼吸し、心を落ち着ける。煩悩退散、煩悩退散、煩悩退散!と何度も心の中で呟く。

しっかりと落ち着いてから、夢結は再度口を開いた。

 

「梨璃、その、今日は私と……添い寝をして欲しいの」

「添い寝、ですか……?」

「まあつまり、一緒に寝て欲しいのよ。……ダメかしら?」

 

夢結のお願いに、梨璃はほっとしたような、それでいて少し残念なような表情になる。

 

「は、はい!もちろん大丈夫です!……その、それでいいんですか?」

「ええ。ここのところよく寝られていなくて……。だから梨璃には私の抱き枕になってもらうわ」

 

夢結の言葉に梨璃は苦笑して、「わかりました」と頷く。

 

「じゃあ、もう良い時間だし……寝ましょうか、梨璃」

「はい、お姉様」

 

 

 

 

 

 

二人がベッドに横になった途端、夢結は辛抱たまらなくなったのか、梨璃を背中から、文字通り抱き枕のようにして抱きしめた。そして、梨璃の髪や首筋に鼻を寄せた。

 

「お、お姉様……」

「すんすん……梨璃、良い匂いね。モモみたいな甘い匂いがするわ」

「ち、ちょっと恥ずかしいです……」

 

梨璃を抱きしめる夢結の感触を背中で感じて、梨璃は夢結と自分の「モノ」の大きさの違いを実感した。

 

「お姉様……その、胸おっきいですよね。羨ましいです……。私はそんなに大きくないので……」

「そ、そう?私はあんまり……。梨璃や流瑠お姉様くらいで丁度いいと思うのだけれど……。それに、梨璃は十分可愛くて魅力的よ」

「あはは……。ありがとうございます、お姉様……」

 

夢結は可愛い桃色のうしろ姿を抱きしめながら、その体温を感じる。夢結は、自分よりも少し高いその温度に浸る。

 

「梨璃、あったかいわね」

「お姉様も、あったかいです」

「梨璃、好きよ」

「はい。私も好きです」

「梨璃、愛してるわ」

「はい。私も愛してます」

「梨璃……」

「はい、お姉様」

 

夢結が抱きしめていた手を離すと、すぐに返事をして、梨璃はごろんと寝転がって夢結の方を向く。

 

「顔が見たかったんですよね?お姉様」

「ええ。ありがとう、梨璃」

 

以心伝心、とはこういうことなのだろうか。夢結の意思を汲み取ってくれた梨璃の顔は、どこまでも穏やかで優しい。

大好きなその人の顔を見て、夢結もまた、顔を綻ばせる。

 

「ねえ、次はその……」

 

そう言いかける夢結の背中に手を回して、梨璃は夢結にキスをした。

突然のキスにも関わらず、夢結は不思議と驚きもなく梨璃の唇を受け入れる。

一分間ほど、愛を確かめ合うかのようなキスを楽しんだ後、二人は唇を名残惜しそうに離した。

 

「キス、したかったんですよね?」

 

夢結の言いたいことを言い当てた梨璃に、夢結は苦笑混じりに微笑んだ。

 

「ええ。……ふふ。梨璃は何でもお見通しなのね」

「何となく、マギを通じて、お姉様の言いたいことがわかるような気がして……」

「そう……。なんだか、その……嬉しいわ」

 

心の中を読み取られるのは、他の人間なら夢結は嫌がっただろう。しかし、梨璃になら、「わかってもらえて嬉しい」という気持ちに変わる。梨璃なら、自分の言いたいことをわかってくれて、その上で全てを受け入れてくれる。そんな、絶対的な信頼感と安心感があった。

 

「やっぱり、私たちは同じ(ひとつ)なのかもしれないわね……」

 

夢結は梨璃をふわっと抱きしめ、おでこ同士をくっつける。梨璃もまた、夢結をふわりと抱きしめ返した。

お互いの体温がお互いを温め合う。視線、呼吸、吐息、鼓動。その全てがシンクロしていく。

ドクン、ドクンと二人の鼓動が重なって、二人はお互いのイノチが一つになったような感覚を感じた。

やがて二人は目を閉じて、お互いの存在を確かめ合った。

 

「お姉様のマギ、あったかいです。私のこと、大好きだって思ってくれてるんですね……」

 

その言葉に、夢結からの返事はない。梨璃が目を開けると、夢結はスヤスヤと寝息を立てていた。

その無防備な姿に、梨璃は微笑む。

 

「……とっても安心して寝てる。よかった……」

梨璃、お姉様、私……

 

ボソボソと呟かれた寝言に、梨璃は愛しい人を撫でながら答えた。

 

「……はい、お姉様。私もお姉ちゃんも、お姉様のこと、愛してますよ。……お姉様、大好きです」

 

梨璃もまた、安心感に包まれるように目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わって楓の部屋。

豪奢な調度品やらなんやらで飾られたその部屋に、流瑠と楓もまた、パジャマで集まっていた。

 

「それで?楓の「お願い事」は何かな?」

 

流瑠にニコニコと笑顔でそう問われて、楓は改めて考える。

 

(ほんとはガッツリエロいことを頼むつもりだったのですが、夢結様はどうもそういうつもりではないらしいですし……皆さんの前でああ言ってしまった手前、なんか頼みづらいですわね……。さて、どうしたものか)

 

うーんうーんと、楓は顎に手を当てて考える。流瑠はそんな楓の様子を、楽しそうに眺めて待っている。

しばらく考えた後、楓の脳内に名案が浮かんだ。

 

(そうですわ!どうせ明日は休みですし……これなら、存分にエロいことをせずにお姉様の愛を感じられますわ!)

 

「ではお姉様、お願いを」

「うん。なになに?」

「わたくしに……一晩中、愛を囁いてくださいませ!」

 

楓の出した結論は、流瑠に一晩中、自分への愛を語らせるということだった。

別に楓自身、本当に一晩中できるとは思っていない。自分が眠る直前までお姉様の愛に包まれているなら、とても幸福だろうと思ったのだ。

一晩、楓以外のことを絶対に語らせず、楓のことだけを考えてもらう。愛多き流瑠を独り占めする。こんな贅沢なことがあるだろうか。

 

「一晩中、楓に愛を囁く。それ()()でいいんだね?」

 

確認するように言う流瑠に、楓は「はい!」と返事をする。言葉の違和感にも気づかないまま。

 

「ギューとかちゅーとか、そう言うのじゃなくて良いんだね?」

「はい!わたくしに一晩中、愛を囁いてくださいませ!」

 

楓の返事を聞いて、流瑠はにこやかに頷いた。

 

「じゃあ、ベッドにいこっか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうやって囁くのがいい?前から?」

「そうですわね……。お姉様の顔を見ながらがいいですわ」

 

二人はベッドに横になり、お互いを正面から見つめ合う。

楓の目には、愛しのお姉様の綺麗な顔が映る。今からこの人に愛を囁かれるんだ、と思うと、胸の高鳴りが止まなかった。

そして、その時は唐突に訪れた。

 

「……楓、愛してるよ」

「お姉様……」

 

流瑠の綺麗な声が耳朶を打つ。音の一つ一つが頭の中を反響し、脳を震わせる。楓は、それだけで気持ちよくなってしまいそうな感覚に襲われた。

 

「楓、すき。だいすき。あいしてる。可愛い楓。私の大好きな楓。私を孤独から救ってくれた楓。私に光をくれた楓。

 

すき♡すきすき♡だいすきだよ楓♡楓♡かえでぇ♡

かえですき♡かわいいかえですき♡えっちなかえでもすき♡すきすきすき♡

よわいかえでもすき♡つよいかえでもすき♡あいしてる♡あいしてるよかえで♡」

「お姉様……そんなにわたくしのこと……」

 

熱に浮かされたように愛を語る流瑠は、段々とヒートアップしていく。楓も、流瑠がその全ての言葉を本心から出していることがわかり、興奮でゾクゾクと震える。

流瑠は少し落ち着いて、しかし確かに愛を語り続ける。

 

「ねえ、楓?私ね、楓にお願いされたなら、何でもしてあげるんだよ?こんな罰みたいなやり方でお願いされなくても、何でもしてあげるんだよ?」

「な、なんでも……」

 

オウム返しをする楓に、流瑠は頬を染めて頷く。

 

「何でも、何だってしてあげる。キスだって、口移しだって、えっちなことだって……何でも。だって楓のこと大好きだもん♡

楓は、私の事すき?」

「も、もちろんですわ!好きです!大好きですお姉様!」

 

楓の返事に、流瑠はその表情をさらに喜色に染める。

 

「嬉しいなぁ♡楓に大好きって言ってもらえるとね、心がポカポカするの♡楓のことが頭から離れなくなって、楓のこと以外考えられなくなるの♡楓、すき♡大好きだよ♡だから、楓も私の事すきって言って♡」

「わ、わたくしも♡わたくしもお姉様のことすきですっ♡大好き♡愛してますわ♡」

 

楓の頭もまた、流瑠の言葉によって溶かされ、熱に浮かされたような感覚になる。

正常に物事を考えられない。二人は未だ全く身体を触れていないのに、お互いの熱で溶けてしまいそうになっていた。

 

「かえでぇ♡すきすきすき♡だいすき♡楓といる時のポカポカもすき♡楓とちゅーってするときのゾクゾクもすき♡楓とぎゅーってするときのフワフワもすきなの♡すき♡だいすきぃ♡」

「わたくしもすき♡おねえさますき♡すきぃ♡ちゅーってしたい♡ぎゅーってしてほしいです♡いいですわよね♡?してくれますわよね♡?」

 

蕩けた頭でキスとハグをねだる楓。

そんな楓の肩を流瑠は持って     そして、突き放した。

 

「でもダーメ♡」

      え」

 

突然突き放された楓は、困惑する。

理解できない。そんな表情の楓に、流瑠はクスクスと笑った。

 

「だって、楓が自分で言ったんじゃない♡『一晩中愛を囁く()()だ』って♡だから、してあげられないなぁ♡」

「そ、そんにゃっ♡ダメです♡さっきのは撤回しますから♡」

 

それでも、流瑠は首を横に振る。

 

「ダメだよー♡すぐに約束を破っちゃ♡私の大好きな楓は、すぐに約束を破るような子じゃないでしょ♡?

それとも楓は……私との約束を破って、私を捨ててどこかいっちゃうの……?」

「そ、そんなわけありませんわ!でも、それとこれとは違って……♡」

 

正気に戻りかけた楓の思考を打ち切らせるように、流瑠は再度楓への愛の囁きを始める。

 

「楓♡愛してるよ楓♡ちゅーってしたいね♡ぎゅーってしたいね♡私も楓にしてあげたい♡ぎゅーってしながらちゅーってして♡舌を入れて♡お互いの頭がぐっちゃぐちゃになるまで舌を絡ませるの♡想像して♡?お互いの身体の熱を感じながら♡ベロとベロでちゅっちゅってして♡私の口の中ぜーんぶ味わい尽くして♡楓も私のベロに口の中を蹂躙されて♡それでもまだ足りないってキスし続けるの♡」

 

流瑠に言われた通りに想像してしまったのか、楓の息はさらに荒くなる。

 

「したいっ♡したいですおねえさま♡ぎゅーってしながらちゅーしたい♡したいしたいしたいぃ♡」

 

楓の必死のお願いにも、やはり流瑠は首を横に振る。

 

「ダーメ♡ぜったいしてあげない♡約束をすぐに破るような子じゃないんでしょ♡?ならガマンガマンだよ♡」

「やらっ♡やらやらぁ♡ちゅーして♡ぎゅーってしてくらしゃいおねえしゃま♡きつい♡ちゅーしてもらえないのきちゅい♡ぎゅーしてもらえないのきちゅいですぅっ♡」

 

楓は恥も外聞もなく流瑠に懇願する。頬は紅潮し、色々な汁まで出てきている。普段のお嬢様然とした楓からは想像もできない顔だ。

それでも、流瑠はそんな楓を優しく受け入れる。

 

「かわいい♡その顔凄くかわいいよ楓♡かわいいかわいい私の楓♡かわいいから、我慢できたらご褒美をあげるね♡」

「ご、ごほうび♡ほしい♡ほしいですおねえしゃまっ♡」

 

ご褒美。その言葉に希望を見出して、楓は縋り付く。「我慢できたら」という言葉も聞き取ることができずに。

 

「私は一晩中愛を囁き続けるから、それが終わって夜が明けたら……ご褒美のぎゅーとちゅーをしてあげる♡それまで我慢だよー♡今が0時だから……あと6時間くらいだね♡」

「ろ、ろくじかっ……♡」

「じゃあ……頑張って我慢してね♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すきすきすきぃ♡すきだよかえで♡♡わたしのだいすきなかえで♡わたしのこと大好きでいてくれるかえで♡わたしのことえっちな目で見てくれるかえで♡すき♡だいすき♡もっと私のことすきになって♡あいして♡楓楓楓ぇ♡」

 

「も、もうむりっ♡すきっ♡むりですおねえしゃま♡すきぃ♡きちゅいぃ♡しゅき♡はやくごほうびほしい♡すきすきぃ♡」

 

「まだあと4時間もあるよ、楓♡いっぱいいっぱい愛を語り合えるね♡」

 

「ひいっ……♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「かわいいよかえで♡普段の凛々しい顔もかわいい♡ドロドロにとけちゃった顔もかわいい♡わたしのものになって♡梨璃や夢結と一緒に、私だけの楓になって♡ずっといっしょにいよ♡しぬまで♡ううん、しんでもいっしょにいようよぉ♡」

 

「も……むり……♡おね、しゃま……♡むりぃ……♡ちゅらい……♡きちゅいぃ……♡はや、く……♡すきぃ……♡」

 

「あと1時間だよ♡もうちょっとだからね♡がんばれがんばれ♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「かえでー?おきてるー?もうちょっとで夜が明けるよ♡ご褒美もらえるよ♡すきだよかえで♡」

 

「おねえ、しゃま……?ごほうび……?ほしい……♡ごほうび……ほしい、です……♡おねえさま……♡すき……♡」

 

「あと10秒で6時になるよ♡なったらご褒美をあげるね♡

10…9…8…7…6…5…」

 

「あ、ああ……おねえさま……♡おねえ、さまぁ……♡」

 

「4」

 

「3」

 

「2」

 

「1」

 

 

 

 

 

 

「ぜーろ♡かえで、ぎゅーーーっ♡」

 

「お、おおっ♡おねえさまぁっ♡ちゅーも♡ちゅーもしてくだしゃい♡」

 

「もちろん♡じゃあ……するよ?」

 

       ♡♡♡!?!!?」

 

 

散々焦らされた楓の身体は、待ちに待ったお姉様のキスとハグを、流瑠の腕の中でビクビクっと痙攣しながら受け入れた。

舌を動かすとまたビクンっと身体を跳ねさせる楓の反応に微笑みながら、流瑠は、自分の楓達に対する気持ちが、他のリリィ達に対するものとは全く違うことを噛み締めていた。

 

(もしかしたら、私は美鈴よりも、楓や夢結や梨璃のことが……)

 

そう考えながら、自分の中でやっと自覚した新たな感情を、流瑠は腕の中でビクビクと身体を反応させる楓と一緒にぎゅっと抱きしめた。

 

 




・楓さん
流瑠様に目一杯弄ばれた。言葉責めがクセになってそう。
これ以降、何故か流瑠様とキスしたりギューっとされると、顔が恍惚として身体がビクビクっと痙攣してしまうのだとか。なんでだろうね?(すっとぼけ)

・流瑠様
6時間、あらゆる語彙力を使って楓に愛を伝え続けた。重いんだよお前!
やっと感情への自覚が芽生え始めた。

・ゆゆりり
健全なお付き合い。マギを通して心がわかるなんて、素敵なシュッツエンゲルだぁ……どっかのるるかえと違って。

・瑠璃ちゃん
「自分も流瑠と梨璃が好きだ」と語りながらも、夢結と楓を煽って食べさせようとするやべーロリ。でも根はいい子だし寂しがり屋。最近は雨嘉がお気に入り。
子は(かすがい)、と言うが、果たして……。

・ゆーしぇん
百合の波動を醸し出し始めた。もしかしたら誰よりも先に進んでいるかもしれない。


はい。なんか途中からあたまのわるい文章になってしまいましたが……これが私にできる精一杯です。
え?えっちぃことなんて何もしてないですよ?愛を語り合って、ぎゅーってしてちゅーってしただけです。はい、反省してます。

次回からは少し不穏に……?


沢山のお気に入り・UA・評価・感想等、ありがとうございます!
これからも頑張ります!
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