アサルトリリィPRESERVED   作:(確信)

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俺に足りないものは、それは!

情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!

そして何よりも!!

「百合」が足りないッッッ!!!


木苺 その2

 

 

「全く、なんなんですの夢結様のあの態度!いくら流瑠様と仲が悪かったとしても、流瑠様が来てくれなかったら今頃怪我人が出ていてもおかしくなかったと言いますのに…!」

 

夢結や梨璃とは別の検疫室。そこで楓は、流瑠を前に、プリプリと怒っていた。

 

「いいんだよ楓ちゃん、いつものことだから」

 

「ですが……!」

 

 

楓は憤懣やる方ない様子だが、一方の流瑠はどこ吹く風。

楓は夢結からの扱いを受け入れているように見える流瑠に、根本的な質問をした。

 

「そもそも、何故お二人は仲がよろしくないのですか?お二方とも、とても素晴らしいリリィですし、夢結様も嫉妬や競争意識で誰かを嫌うお方ではないと思っておりましたわ」

 

楓は、先程の夢結の発言を思い出した。

 

『少し遅すぎたんじゃないの?そんな有様じゃ、最強の名前に傷がつくんじゃないかしら?』

 

自身の力不足や注意不足を棚上げした、自分勝手な発言だと思った。

まあ、注意不足という意味では、新人の梨璃に何度となく助けられた自分も他人のことは言えないのだが。

 

 

 

楓は百合ヶ丘に入る前から夢結の噂を聞いていた。

曰く、文武両道で品行方正な、女性としても尊敬すべきリリィである、と。

その噂に惹かれ、シュッツエンゲルの契りを結んでもらおうとしていたほど、楓は夢結に憧れを抱いていたのだ。

なのに、上の学年の生徒を「様」付きで呼ぶ百合ヶ丘の慣習を破って呼び捨てにし、挙句には挑発的な言動を繰り返す。楓には、夢結が理解できなかった。

 

「うん、夢結ちゃんはそんな子じゃないよ」

「なら何故、流瑠様にはあれほど辛辣に当たるのですか?」

 

楓の疑問は当然と言ってもいい。

しかし、流瑠は寂しそうな顔をして、首を横に振った。

 

 

「……色々あるんだよ。楓ちゃん、できることなら夢結を嫌わないであげて。悪いのは私なんだ」

「だから、その悪いとか悪くないとか、それが何のことなんですの、と聞いているのですが…」

 

はぁ、と楓はため息を吐く。

 

 

「もういいですわ。話したくないことなのでしょうし。

……でも、あまり抱え込み過ぎるのも身体に毒ですわよ。話したいことがあれば、どうぞ私にお声がけください。これでも私、口は硬い方ですので」

 

楓は、一見計算高いように見えて情に厚い。なんだかんだで自分の正義と感情に従って動くタイプなのだ。故に、こうして親切心で声をかけてしまうことが多々あるのだが    

 

 

 

 

「〜〜〜〜っ!楓ちゃん!」

 

それが、流瑠に刺さった。

感極まった流瑠は、楓に駆け寄ってギュ〜っと抱きしめる。

 

 

「!?!!?」

「楓ちゃん、ほんと良い子だねぇ〜!私、こんな良い子久しぶりに見たよ〜!」

 

抱きしめるだけでは飽き足らず、スリスリと頬擦りまでする流瑠。

一方の楓は、現状を理解できずに完全にパニクっていた。

 

 

(ちちちち近い近い!流瑠様の顔めっちゃ近いですわ!あ、ふにゃってした流瑠様のご尊顔めっちゃ可愛い……いやいやいやいやなんですのこの状況!?私、今もしかして『お姉様にしたいリリィランキング1位(新聞部調べ)』に抱きつかれてますの!?抱きつかれてますわね!!やべえですわ!!!あー流瑠様の顔可愛い!!っていうか流瑠様の、む、胸が当たって……あ、流瑠様良い匂いする……あったかい……っていうか顔かわい……)

 

 

その後も一頻り楓の抱き締め心地を堪能した後、流瑠は楓を解放した。

楓は未だに、流瑠の残り香でフラフラしているが、それを気にすることなく流瑠は楓に礼を述べた。

 

「……ありがとね、楓ちゃん。私のために怒ってくれて」

「へ?あ、いえ、そんなことは…」

 

礼を言われて戸惑う楓に、流瑠はその両手を取って続けた。

 

「今はまだ話せないことがいっぱいあるから、何でもは話せないけど……。でも私、楓ちゃんとまだまだいっぱいお話したいし、楓ちゃんのお話も聞きたいからさ。だからまた……お話相手になって欲しいな」

「わ、私でよければいくらでも……で、ですが!先程のように他人に気安く抱きつくのはその、心臓が止まりそうになったというか、私もそんなに軽い女ではないというか……」

 

それを聞くと、流瑠は捨てられた子犬のような悲しげな顔になる。

 

「え……い、いやだった?ごめんね楓ちゃん……。楓ちゃんがとっても良い子だからギュッてしたくなっちゃって……」

「いやその、嫌というわけではないですし、私としてはむしろバッチこいなわけですが、『お姉様にしたいリリィランキング』1位の貴女様は色んな方々に狙われているわけでして、そんな方に抱きつかれると多分私の命が無いと言いますか何と言いますかですねオホホホホ……」

 

言い訳とお嬢様笑いで誤魔化そうとする楓だが、そんな小細工は流瑠には通用しない。

ヘタれる楓に、流瑠はトドメを刺す。

 

「ね、楓ちゃん。また寂しくなったら、ギュッてしても……いい?」

「グハッ!」

 

上目遣い+涙目でKO。楓は敢えなく、流瑠に抱きつかれることを許可することとなった。

 

……余談だが、楓・J・ヌーベルには「可愛い女の子が大好き」という性癖がある。

この百合ヶ丘女学院という環境は、楓にとって天国とも言える環境なわけだが……楓は入学初日で、この学院最大の沼『流瑠お姉様沼』に嵌ってしまったのであった。

 

 

「……いつか、楓ちゃんにもちゃんと話せる日が来るといいな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楓と流瑠が一緒に検疫室を出ると、丁度別の検疫室から出てきた夢結と梨璃が二人を出迎えた。

 

「あら、梨璃さんに夢結様。そちらも今お揃いでして?」

「あ、楓さん。そうなんですよ。でも、私たち今からどうしたらいいんでしょう……?」

「そうですわね。入学式は流石に終わってますでしょうし……」

 

悩む二人に、夢結は「なんにせよ、一度入学式の会場に行ってみるべきではないかしら」と提案する。

流瑠の同意もあり、4人は揃って入学式の会場を目指すことになった。

 

 

「そう言えば梨璃さん。先程の戦闘ですが…」

 

入学式会場への道中、楓がそう切り出すと、梨璃は居づらそうに縮こまった。

 

「うう、すみません。皆さんの足ひっぱってばっかりで……」

「いいえ、梨璃さんはとてもよくやっていらっしゃったと思いますわ」

 

非難されると思っていた梨璃は、予想外の評価に「え」と困惑する。

 

「煙の中でヒュージの動きを正確に把握できていましたし、それに合わせて思い切った行動もできていました。判断も早くて正確でしたし、初陣とは思えない働きでしたわ」

 

楓の評価に、夢結も「そうね」と同意する。

 

「初戦闘にしては、かなり動けていたと思うわよ」

 

「初戦闘にしては、だけれど」と付け加える夢結に、梨璃は気合を入れ直す。

 

「私も早く、強くならなくちゃ……」

 

呟くように発せられたその声をただ一人聞きとった流瑠は、他の二人に聞こえないように梨璃にアドバイスする。

 

「気合を入れるのはいいけど、焦り過ぎちゃダメだよ。ゆっくり強くなればいい。そのための時間は、私がいくらでも作ってあげるから」

「あ、ありがとうございます!がんばります!」

 

優しい笑顔の流瑠に、梨璃はにへらっとした笑顔で感謝する。

そもそも梨璃は、先程の戦闘で流瑠に命を救われている。その上頼り過ぎるのもどうだろう、とは思ったが……

 

(流瑠様に訓練、お願いしてみるのもいいかも)

 

何せ、百合ヶ丘どころか全てのリリィの中でも最強格の存在だ。学べることは多いだろう。それに、流瑠様と一緒に訓練、と考えると、なんだかドキドキして楽しそうな気がした。

今度ダメ元でお願いしてみよう、と梨璃は心に決めた。

 

 

 

 

 

 

 

一方楓は、悩んだり気合を入れたりしている梨璃の横顔をまじまじと見つめていた。

 

(梨璃さん……さっきまでチャームとの契約も済ませていなかったド素人。しかし、さっきの動きや目の良さは磨けば光るものがありますわ。それに……

 

 

よく見ると、なかなか可愛らしい顔をしてらっしゃいますし)

 

そこまで考えて、「はっ!」と顔を上げる。

 

(い、いやいや!先ほどまで私、『お姉様にしたいリリィランキング1位(新聞部調べ)』の流瑠様に抱きつかれていたんですのよ!?その上またお話をする約束まで取り付けて、抱きつかれる予約までされて!……流瑠様のさっきの上目遣い、ほんと可愛いかったですわ……ふふふ………はっ!危ない危ない、流されるところでしたわ。何にせよ、私はそんなに軽い女ではないのです!いくら梨璃さんのお顔が可愛らしいからと言って、複数の女性にデレデレとなんて……)

 

と、隣の梨璃を見ると、にへらっとした顔で流瑠にお礼を言っているところだった。

 

(かっ!かわっっっ!かっっっっわ!梨璃さんのにへら顔の破壊力やべえですわ!いやしかし、私には流瑠様が     )

 

と、逆隣の流瑠を見ると、楓が見ていることに気づいたのか、流瑠はニッコリと最高の笑顔を楓に向けた。

 

(あ”あ”あ”あ”あ”!!る”る”さ”ま”か”わ”い”い”て”す”わ”あ”あ”あ” あ”あ”あ”!!!)

 

楓は脳内でのたうち回る。それを一切面に出さないのが楓のある意味凄いところなのだろう。

 

(はぁ…はぁ…。この学院、思ったよりも顔面の暴力がヤバいかもしれませんわね…。 しかし!この淑女たる楓・J・ヌーベル!!顔面の暴力になんか屈しませんわー!!)

 

「ふっ、ふふふふ……おーっほっほっほっほっほ!」

 

(だ、大丈夫かな、楓さん…)

 

ついに、というか割と簡単に面に出てしまった楓を見て、梨璃は若干引いていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「い」

 

 

 

 

 

 

「いたぁーーーーーーーーーーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入学式は既に終わったとばかり思って諦めていた梨璃と楓。しかし、入学式が終わったはずの講堂には、まだたくさんの生徒が残っていたのだった。

 

「入学式はこれからですよ、梨璃さん!」

「二水ちゃん!?」

 

講堂に入った梨璃に1番に駆け寄ったのは、梨璃が百合ヶ丘に到着して直ぐに知り合った、「二川二水」であった。

 

「今日一番の功労者のためにって、理事長代行が時間をずらしてくれたんくれたんです!」

 

その言葉とともに、梨璃たちの元にわらわらと少女たちが集いだした。

 

「おおー有名人!初陣でチャームと契約してヒュージを倒すとは、やらかしおる!」

「わ、私は足を引っ張っただけですよ!」

「ふむ?これには、お主が功労者だと書いてあるがのう?」

 

そう言って、少女は懐から一枚の紙を取り出す。

 

「なんです?それ」

 

梨璃と楓が覗くと、どうやらそれは新聞記事のようだった。

そこには、デカデカと「新入生がヒュージを倒す!」と見出しがあり、その下には、こちらも大きく梨璃と楓の写真が掲載されている。

 

「私が刷りました!週間リリィ新聞の号外です!」

 

二水が言うには、関係者に取材して集めた情報で書き上げたのだと言う。

そこには、如何にして梨璃達がヒュージを倒したのかをしっかりと    特に梨璃が活躍した部分に関しては細やかに書かれていた。

 

「私、別にそんな大したことできてないし、ヒュージを倒したのは夢結様で……」

「梨璃さん。先ほども言ったように、貴女は初陣で立派に戦果を挙げたのです。その称賛は素直に受け取るべきですわよ」

 

頑なに否定する梨璃を、楓が窘める。

 

「過ぎた謙遜は卑屈や傲慢にもなると言います。自分の残した結果を直視することは、リリィとして戦っていく上でも大切になってきますから。

ほら、しっかり背筋を張って、堂々となさってください」

「は、はいっ!」

 

楓の言葉通り、梨璃はしっかりと姿勢を正す。そして、後ろで梨璃を見守っていた楓の方を振り返って、微笑んだ。

 

「えへへ。ありがとうございます、楓さん♪」

 

(ガフっ!)

 

突然の顔面の暴力によるボディブローを食らって、楓が悶絶したのは言うまでもない。

 

(あれ、夢結様?流瑠様?)

 

梨璃が、二人が居ないのに気づいたのはその後になってからだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(……結局、夢結様も流瑠様も、入学式にはいらっしゃらなかったな……)

 

      では最後に、在校生からの挨拶を行います」

 

梨璃は入学式の間、ずっと二人の姿を探していたが、どこにも見当たらなかった。入学式はそのままつつがなく進行し、残すところ在校生からの挨拶のみとなった。

生徒会三役である内田眞悠理(まゆり)が壇上から「お願いします」と声をかけると、梨璃にとっては意外な人物が舞台袖から現れた。

 

 

「新入生のみんな、入学おめでとう。私を知らない人もいると思うから、自己紹介をさせてもらうね。

百合ヶ丘女学院3年     三巴流瑠です!」

 

「る、流瑠様!?」

 

梨璃が登壇した流瑠に驚くと同時に、「キャアアアアアアアアアっ!!」と、講堂は黄色い歓声に包まれた。

 

 

「流瑠様ー!おかえりなさいませー!!」

「帰ってきていらしたの!?いつの間に!」

「流瑠様!今日こそシュッツエンゲルの契りをー!!」

「ご無事で何よりですわー!!」

 

こう言った声は、主に2〜3年生から。

 

「あの方が噂に聞く流瑠様!?綺麗な方……」

「学院最強のリリィ、三巴流瑠様!まさか入学初日に会えるなんて!」

「私、あの方にシュッツエンゲルを申し込んでみようかしら……!」

「流瑠様ー!ぜひ私の作るレギオンにー!」

 

こちらは新入生の声。

 

 

(あ、やっぱりみんな知ってるんだ……)

 

梨璃は、流瑠様のことを知らなかったのは自分だけだとわかって少し落ち込んだ。

 

(あれ?そう言えば……)

 

こう言った時に一番反応しそうな二水が、梨璃の隣で何も言っていない。

 

二川二水は、自他ともに認める大のリリィオタクだ。その質・量の凄まじさと語り口の速度は、付き合いの短い梨璃にもよく伝わった。

その二水が、何も言わない。まさかリリィオタクともあろう二水が流瑠を知らないわけもないと思い、心配になって梨璃は横の二水を見やる。

 

 

 

 

 

二水は梨璃の隣で、鼻血をどくどくと噴出しながら気を失っていた。

 

 

「ふ、二水ちゃああああああああん!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(……結局、入学式には顔を出せなかったわね)

 

白井夢結は、自室の机に顔を突っ伏していた。

夢結は講堂まで梨璃と楓を送り届けた後、そのまま自室に帰り、ずっとこうして頭を抱えていた。

夢結の頭に浮かぶのはネガティブな思考ばかり。あのヒュージとの戦闘の時、もっとああしていればとか、梨璃に傷を付けてしまったとか、流瑠にまたキツく当たってしまったとか。

 

「…はぁ」

 

昼間、百由に言われたことを思い出す。

彼女に言われるまでもない。本当はわかっているのだ。流瑠とちゃんと話し合った方がいいということなんて。

 

(でもきっと、あの人とまともに話をしたら、激情に駆られて私はあの人を傷つけてしまうかもしれない)

 

自分の呪い(レアスキル)を思い浮かべる。

使うたびに自分の精神を蝕み、周囲を傷つける自分のレアスキルを、夢結は嫌っていた。

 

(それに     )

 

思い出すのは、2年前。

夢結の、最も重い罪。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

血が滴り落ちる。

どこから?   愛するお姉様の腹からだ。

なんで?なんでお姉様は血を流してるの?死にそうになってるの?

お姉様のお腹を貫く刃は、

 

 

 

 

 

 

 

自分の手元から伸びて

 

 

「いやぁ!違う!私じゃない!私じゃない!!」

 

自分の机の上を力任せに薙ぎ払う。照明や本棚、筆記用具……有象無象が机から落ちて壊れていく。

同室の秦祀の私物にまでは当たらなかったのが、辛うじて残った理性の証だったのだろうか。

 

 

「私じゃない…私じゃないの……」

 

やがて暴れる力さえ無くなり、夢結はベッドにもたれかかる。

 

 

   じゃあ、誰がお姉様を殺したの?

 

(それ、は……)

 

耳元で囁かれるような声に、夢結は答えを探す。

 

そして、いつもこの結論に至るのだ。

 

(流瑠が   流瑠がもっと早く来てくれたら。流瑠が止めてくれたらお姉様は死ななかった     )

 

そこまで思考して、夢結は自分の拳を思いっきり床に打ち付けることで思考を中断する。

 

「違う……違うの……。流瑠は悪くない……悪いのは……」

 

私。頭ではわかっていても、口からは出てこなかった。

代わりに出てくるのは、涙ばかり。

 

 

(……私は……夢結は、どうしたらいいんでしょうか。

 

美鈴お姉様、流瑠………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……流瑠お姉様ぁ……)

 




・流瑠
女たらし。今までに落としてきたリリィは数知れず。
その女たらしの技術で楓は陥落寸前。
梨璃にとっては命の恩人であり、若干吊橋効果が発動気味。
あざとい。でも狙ってやっているわけではないのがタチが悪い。
多分入学式の挨拶は「みんな私の妹だよ!!」みたいなこと言ったんじゃないかな。

・楓
性癖が発揮され始めた。
「自分は惚れっぽい、軽い女ではない」と思っているが、顔が可愛ければ割と何でもいい面食い(偏見)。トップクラスの美少女・流瑠に落とされかかっているが、梨璃も可愛いので板挟みにあっているという贅沢な悩みを抱えた。
梨璃のことは一人のリリィとして認めつつあり、アニメの時のように全肯定するわけではないが、「同じ戦場に立ったリリィとして堂々としていて欲しい」と思っている。

・二川二水
ふたがわ ふみ。リリィオタクの子。
耳が早く行動が早い。検疫してる間に新聞1枚刷るとかヤバい…。
恐らくその耳の速さから流瑠の帰還は知っていたと思われるが、入学式に生で見られるとは思っていなかったことから、貧血で気絶。梨璃によって無事に保健室に連行された。

・新聞を取り出した少女
ぐろっぴ。のじゃ口調白髪ツインテとかあざとすぎる。

・夢結
メンタルぐちゃぐちゃ。美鈴様の幽霊まで見えているわけではないが、大分荒れている。
一人称が変わったり流瑠の呼び方が変わったり、かなり情緒不安定。

・秦祀
度々、いつの間にかルームメイトに部屋を荒らされている可哀想な人。
今回の被害者。


みんな……オラに百合を分けてくれ……!
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