感想ありがとうございます、お気に入りが1つ減ってしまったので気を引き締めて頑張ろうと思います
それではどうぞ!
合宿初日
眠れない、蒼の事ばかりを考えてしまう
同室になった友希那と紗夜は寝息を立ててぐっすり眠っている
アタシは合宿中、蒼に告白をする
そう決めたものの、緊張が止まらない
ふと昔の懐かしいことを思い出してしまった
アタシが蒼に恋をしたのは中学生の頃だった
小学生の頃に蒼が隣に引っ越してきて、幼なじみだったけどそれまではただの友達、同い年の姉弟みたいな感覚だった
なのに、急に声変わりして、アタシより小さかった背も伸びて頼もしくなった蒼に、気づいたら惹かれていた
アタシはすごい人気な先輩に告白をされ、それを断った
そしたらそれを良く思わなかった先輩を好きだった人達にいじめみたいなのされちゃって
アタシ家に帰って泣いちゃって、カーテン閉めてなかったから、それを蒼に見られたらしくて
ものすごい勢いで家のチャイム押されて、大丈夫か!?って
アタシあいつの前で泣くの初めてだったから、すごいビックリしたみたいで
何があったかを話したら泣き止むまで頭を撫でてくれた
「なんかあったら俺が助けに行くから。ちゃんと言ってくれ」
「うん、ありがとう…」
その時のあいつの笑顔が今でも頭から離れない
あいつの笑顔を見る度に、陽だまりのように心がポカポカした
恋はしたことあったから、すぐに自分の気持ちに気づくことが出来た
でもあいつは勉強が忙しそうで、アタシは邪魔なんて出来なくて
高校受かって、慣れて…1年くらいしたら恋愛する余裕もできるかなって思った
それから前ほどではないけど、たまに通学したりして、恋心は増していった
Roseliaに入ったから告白するタイミング見失ってて、それでも諦められなくて
そんな時、蒼が今までにないくらい生き生きしだした
燐子と出会ってからだと気づくのに時間はかからなかった
嫌な予感は初めて燐子と蒼が会った時からしてた
ずっと蒼を見てたから、蒼が燐子のことをずっと見てたことくらい気づいてた
「燐子に恋してたりして」
「いや、それはないだろ…」
嘘つき
蒼、分かるんだよ…アタシずっと、ずっっと見てたから
小学生の頃から嘘をつくのが下手くそなのは変わらなかった蒼
今までおしゃれとかしてなかったのに、本屋で見かけた時はファッション雑誌読んでたり、ショッピングモールでは服を見てたりして…
あ、ストーカーしてた訳じゃないよ、ほんとにたまたま見かけただけ
この前だって
「あ、蒼カーテン開けっ放しでPCやってるじゃん」
「チャットしてあげよ…カーテン開いてるから丸見えだぞ〜、変なもん見てないだろうなー?笑」
その後すぐにこっちを見て、見てねえよ!と口パクで言ってカーテンを閉めて、チャットが来た
「見てねえよ!白金さんとNFOやってただけ!報告ありがと!」
ああ、ファミレスで言ってたの、ほんとに始めたんだ。
今までゲームなんて興味なかったのに、すごい楽しそうだったじゃん
なんで
…燐子と出会ってどんどん変わっていく蒼をみて不安になった、嫌だった
なんで燐子なの?アタシずっと前から好きだったのに。燐子に見せるその姿をアタシだけに見せて欲しい、アタシの為におしゃれして、アタシと会う度に生き生きして…アタシのオススメしたものを楽しそうにやって欲しい
蒼は黒髪の方が好き?控えめな性格の子が好きなの?アタシもピアノ始めれば好きになってくれる?胸が大きい方が蒼は好きなの?アタシが早く告白してたら蒼はアタシを好きになって、付き合ってくれた?
陽だまりのような心が、気持ちが熱く歪んでいくのを感じた 何がなんでも蒼を手に入れたい、その思いは止まることはなかった
燐子と蒼は相変わらずぎこちない
なんか、本当に申し訳ない
これでもしアタシが告白して失敗して、蒼が燐子に告白して失敗したら取り返しのつかないことになる
Roseliaの絆が、壊れるかもしれない
今更だが少し怖かった
それでもアタシは、もう引けないんだ
アタシは
最終日の夜がいいんだろうけど、何か嫌な予感がするから…
もし振られても、引きづらない
だってせっかくの楽しい思い出、これ以上壊したくないもん
本日は1本の投稿の予定になります…
明日、とうとう物語が大きく動きます
それまでどうか楽しみにしてていただけますと幸いです
いいなと思っていただけましたら、また病み病みリサ姉可愛いなと思っていただけましたら評価、感想、お気に入りよろしくお願いします…