淡雪のような   作:病弱ニートくん

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バンドリ周回してたら遅くなってしまいました…すいません…(ハッピーのかけら超絶難民)
新たに2名の方から感想いただきました、ありがとうございます…そして星10の評価も1ついただきました、モチベ向上に繋がります…
それでは第4話、どうぞ!!


恋ってこと

俺の名前は白雪蒼(しらゆきあおい)インターナショナルスクールに通う高校2年生、普段は学校に通いながら(といっても在宅授業の方が多めだが)ライブハウスcircleでバイトをしている

今僕は

 

訳あって恋をしているかもしれない相手と喫茶店に来ている

(どうしてこうなった…)

 

ーーー

 

「お、お茶ですか!?」

「は、はい…あの…都合が悪かったら大丈夫です…けど…」

「いや、めちゃくちゃ暇なので!!ぜひ!!!」

 

ってな訳で喫茶店に来た訳だが…

白金さん全然喋んねえ…!!

こ、ここは男として俺がリードするしか無いのか…よし

 

「「あの!!」」

「あ、いや!!どうぞ!!」

「いえ!あの…どうぞ…」

 

すんげえ上手くいかないんだけど…相性悪いの俺ら…

 

「いや、なんか話した方がいいかなって思っただけなので、どうぞ…」

「すいません…気を使わせてしまって…」

「いや!!そんな事ないです!!」

「私、ほんと、人見知りで…こんな私が、Roseliaにいていいのかなって…みなさんの足を引っ張ってないかって、すごく心配なんです…」

「白雪さんから見て…私の演奏はどう見えてますか…?Roseliaは、どんな音楽を奏でてますか??」

 

この子は、心の声を出さない

それでも心の中で、こんな事を考えていたのか

不安で押しつぶされそうだったのを、誰にも相談できずに

俺を頼ってくれた

なら俺に出来ることは、俺がすべきことは…

 

「…俺からみたRoseliaは…白金さんの演奏は…」

「すごく、すごく力強くて、綺麗で、かっこいいです、あこちゃんの元気なドラムも、氷川さんの綺麗なギターも、友希那の力強い歌声も、リサの包み込むようなベースも!!でもそれは白金さん、あなたがいるからなんです、貴方が力強い、綺麗で、包み込むようで元気なピアノを弾くから!RoseliaがRoseliaになるんです!!」

「貴方は、Roseliaはすごいです、だから自信を持ってください…」

 

息を切らしながら夢中に語った、ふと白金さんが驚いたような顔をしているのを見て我に返った

 

「あ、すいません…めちゃくちゃ喋ってしまって…」

「…いいえ、大丈夫です…」

「あの、ほんとにすいま…」

「ふふっ」

「白金さん…?」

「白雪さんって、面白いんですね…ありがとうございます、元気、出ました」

 

そう笑顔で白金さんは言った

それを見て俺は

 

心の端から端までが、熱くなるのを感じた

 

「今日はありがとうございました…お茶代までごちそうになってしまって…」

「いえ、こちらこそ、楽しかったです」

「白雪さん…明日ってバイト、入ってますか?」

「ええ、どうしました?」

「明日、個人練習、しようと思って…スタジオ予約してたんです」

「あ、そうだったんですか!お待ちしてますね」

「はい、よろしくお願いします…」

 

微笑んでくれた白金さんをみて、自然と俺も微笑み、その日は別れた

 

ーーー

 

次の日、俺は少し早めにバイトに向かった

 

(めちゃくちゃ早起きしてしまった…)

 

「おはようございまーす」

「おはよー白雪くん!めちゃくちゃ早いね!!」

「はい、白金さんがスタジオ予約してるって聞いて、何時からか確認も兼ねて早く来ちゃいました」

「そうだったんだね!白金さんは…朝イチで入ってるね!」

「わかりました!自分そこ機材セットしときますよ」

「ありがとねー、助かるよ!」

 

白金さんの予約したスタジオへ行き、機材をセットする

機材セットも慣れてきて、すぐできるようになった

 

「し、白雪さん…おはようございます」

「おお!?びっくりした!!!」

 

急に白金さんが喋りかけてきてつい声が大きくなってしまった、いつ来たんだ…

 

「あ、あの…すいません、びっくりさせて…」

「いや、俺も大声出してすいません…機材セットしたんで、いつでも練習していいですよ」

「あ、あの…もしよかったら、演奏きいて、感想くれませんか…?」

「俺、素人ですよ…?」

「それでもいいんです!白雪さんの感想が、聞きたいです…」

 

そう照れながら言う白金さん

勇気を出して言ってくれたんだろうな

俺も期待に応えないと

 

「俺で良かったらぜひ」

 

練習は2時間ほどだったが、一瞬のような時間だった

 

「ありがとうございました…」

「いえいえ、白金さんの演奏聞けて嬉しかったです」

「恥ずかしいです…感想、すごく勉強になりました…」

「お役に立てたならよかったです!」

 

それからお見送りをし、業務をこなし、閉店作業をまりなさんと話しながらしていた

 

「一日中手伝ってもらってごめんね!!埋め合わせでどっかおやすみにするから…」

「いえいえ、暇だったのでいいですよ」

「ありがとうね…なんかあったらいつでも相談してね」

「じゃあ、ひとついいですか??」

「ん?どうしたの?」

「白金さんが昨日、相談してくれたんです、自分はRoseliaにいていいのか、足を引っ張ってないかって」

「それ聞いて俺、すごく悔しくなっちゃって、そんな風におもってたんだって」

「俺がそんなこと思わせないくらい、白金さんの役に立ちたいって思って、裏方でバックアップしたいって、支えたいって思って」

「すごいRoseliaの演奏を、白金さんの演奏を好きだってこと語った後に、笑顔でありがとうございますって言われて、それみて俺…」

 

「心がすごい熱くなって、なんとも言えない気持ちになって…」

「白雪くん…」

「これ、なんなんすかね笑」

「それが()()()()()だよ」

「好きな人の役に立ちたい、好きな人を支えてあげたい、そう思うこと、それが恋」

「白雪くんも、相談してくるってことはとっくに気づいてたじゃない?」

 

 

うん

その通りなんだよな

今でも目をつぶれば、白金さんの笑顔、恥ずかしがった顔、演奏してる時の顔しか浮かばない

自分の気持ちにどこか嘘ついてたんだな

なんでだろ、そんな嘘ついたって気持ちは変わらないのに

()()()()()()()()()()()

 

「これが、恋ってこと…」




同じ人が喋るのが何個か続いたりしたんですけど、違和感ないですかね…

感想等や評価、お気に入りもドシドシしていただけると嬉しいです!よろしくお願いいたします…
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