淡雪のような   作:病弱ニートくん

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あれ?2つ同じの上がってる?
実はすこーしだけ違います、いわゆる燐子sideってやつですね
りんりんはどう思ってたのか、少しでも早く知りたいと思ってる読者の方がいると願って本日は2本立て…
第9話、どうぞ!


これってデート…?〜恋する女子はすれ違い〜

4:30

…眠れなかった

 

「あ、明日ですね!大丈夫ですよ!」

「はい…では…circle最寄りの駅前のネットカフェがあるビル前に、10:00に待ち合わせはどうですか?」

「大丈夫です!それでは明日!」

「はい、よろしくお願いします(*´▽`*)」

 

何度もそのチャットを見返してしまう

そしてその後にあこちゃんとのチャットを見返す

 

「りんりん、これは勝負だよ」

「し、勝負…?」

「男と女の初お出かけ…うーん…初降臨…?そ、それはまさに初デート…!!」

「で、デート…なのかな…」

「頑張ろうりんりん!勇気をだして!!」

 

で、デートなのかな…

とりあえず、洋服を選んで、お化粧も…してみようかな…

 

 

ーー

9:30に来ちゃった…

結局無難な服装…お化粧もよくわからなくて、ナチュラルメイク?にしてみた…

…おしゃれ、勉強しとかなきゃ

 

そんなふうに思っていると、時計を見ている見覚えのある後ろ姿を見つけた

 

「し、白雪さん?」

 

そう声をかけると驚いた表情で、見覚えのある人が振り返った

 

「し、白金さん!早いですね!」

「白雪さんこそ…まだ30分前なのに…」

「いや、楽しみすぎて早起きしちゃって…ははっ…」

「わ、私も楽しみで…早く来ちゃいました///」

 

楽しみって言ってくれた…

すごく嬉しかった、私と同じふうに思ってくれてたんだ…

でも、白雪さんはデートとは思ってないだろうな…

 

「と、とりあえず早いですけど入りますか?」

「そ、そうですね…」

 

ネットカフェはよくあこちゃんと来るけど

カップルシートは初めて選んだ…

カップルに過剰反応しちゃったけど、白雪さんも同じだったみたいで顔を真っ赤にしている…

気まずい…

私なんかと名前だけとは言えカップルなんて…なんか申し訳ない…

 

指定された部屋に入った私たちはPCを起動しNFOのログイン画面を開いた

 

「一応昨日あこちゃんにURL貰ったので、自宅のPCでアバターは作っておきました」

「そうなんですね…!それでは早速操作方法から教えていきますね、初めてなのでマンツーマンで教えますが、慣れてきたらお互いキャラを操作しながらやって行きましょう、まずは歩き方なんですけど、設定から3種類選べて…」

 

ハッと我に返る

白雪さんは驚いた顔でこっちをみていた

喋りすぎちゃった…恥ずかしい…///

 

「す、すいません…私ゲームの事になるとこうなっちゃって…」

 

やってしまった、そんなふうに思いながら恐る恐る言うと

 

「大丈夫ですよ、ほんとに好きなんですね、楽しそうでよかった」

 

白雪さんが笑顔でそう言ってくれた

優しい

やっぱり私、白雪さんのことが好き…

 

そう思った時、白雪さんと目が合った

 

「あ、あの…どうかしました…か?///」

「いや、あの、可愛いなって…」

「かっ///」

「いや、その、ごめんなさい!でも、ほんとにそう思い…ました」

 

可愛いなんて…

ずるいよ

期待しちゃう

今考えたら、私たち2人きり…///

あこちゃんとのチャットを思い出す

 

「勇気をだして!!」

 

が、頑張らないと///

 

少し、白雪さんの近くに顔を向けると、白雪さんも顔を近づけてきた

 

「白雪さん…」

「し、白金さん…」

 

ガタン!!

と音がなり我に返った

お互いにバッと離れる

誰かがドアに当たったらしい

 

わ、私…いきなり何を…///

顔が熱くなるのを感じる

 

 

「そ、そろそろ出ましょうか…」

「そ、そうですね…」

 

白雪さんも気まずかったんだとおもう…同じタイミングで同じことを考えていた

私たちは顔を真っ赤にしながらネットカフェを出た

 

「今日はありがとうございました…」

「こちらこそ、教えて下さりありがとうございました!」

「私ばっかり喋っちゃってすいません…では、また今度…」

 

そう言って反対方向のホームへ向かう

まだ…離れたくないな

せめてまた今度…こうやって2人で…

そう思っていた時だった

 

 

「あの!!!白金さん!!」

「!?は、はい!」

「また、こうやって遊んでくれますか!?」

「…はい!もちろん!!」

 

嬉しかった

また同じこと、考えててくれたんだって

この気持ち、届いて欲しい

そう思いながら、精一杯の大声と微笑みで、返事をした

 

ーーー

 

今でも顔が熱い

キスしてしまうんじゃないかってくらい、顔が近づいた時の白雪さんの表情が頭の中を埋め尽くす

かっこよかったな…

 

白金さんも、同じ気持ちならいいな…

 

そう思っていた時だった

 

「燐子?」

 

振り返ると今井さんが立っていた

 

「今井さん…」

「お出かけ帰り??」

「は、はい…」

「そうなんだー!アタシもコンビニのバイト帰り!…少し話さない?」

 

今井さんに近くの公園に連れてこられた

 

「あの、話って…」

「単刀直入に聞くね…燐子は蒼の事、どう思ってる?」

「ど、どうって…」

 

なんでそんなこと聞くんだろう

やっぱり今井さん、白雪さんの事好きなのかな…

 

「私は「アタシはね」

 

同じタイミングで今井さんが話し始めた

 

「アタシは好きだよ、蒼の事、異性として…中学の時からずっと好きだった。でもあいつ、勉強忙しそうでさ…恋愛なんてする暇ない!って感じで、だから高校受かって、1年経ったら落ち着くだろうし、そしたら告白しよう!って思っててさ…結局バンドが忙しくてまだ出来てないんだけど、近々告白するつもり」

 

そう嬉しそうに語る今井さん

心が苦しかった

私なんかがでしゃばるんじゃなかった

きっと、白雪さんも今井さんと同じ気持ち

私と同じ気持ちなんかじゃなかったんだ

諦めよう

白雪さんの心の音色は、私なんかじゃ鳴らせないんだ

 

「…そう、なんですね」

「私は…今井さんを応援しますね」

「ちょっと予定があるので、そろそろ失礼しますね!」

「…うん、引き止めちゃってごめんね!またね!」

 

笑顔で今井さんと別れた

今井さんが見えなくなった瞬間、抑えてた感情が込み上げてきた

涙が止まらなかった

こんな時でも白雪さんの顔が忘れられない、頭から離れない

こんなにも好きになってたなんて…

忘れなきゃ行けないのに忘れられない…

 

白雪さんは今、何を考えているのかな

少しでも私のことを考えていてくれたらいいな

 

そんなことを考えながら、ゆっくりと家に向かって歩き始めた




りんりんが健気すぎるよう…。゚( ゚இωஇ゚)゚。
皆様、どうお考えでしょうか…何してんだコノヤロウって辛辣な感想が飛んでこないことを願います…←
ワクワクする気持ちを持ってて欲しいのであまり多くは言えませんが、どんな物語でも僕はハッピーエンドが好きです…()
それでは次回にご期待ください(評価、感想お待ちしてます)
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