はじまりの街を歩くこと数分、大広場に出るとまだ多くの人だかりが目に映る。
デスゲーム宣言から幾分かの時間は経ったがそれでも途方に暮れる人は数多く、もしクソジジイがデスゲームなんて狂ったことをしなければ今頃のんびり買い物出来ていたと思うと、少し苦しい気持ちになる。
何故あの凶行を止められなかったのかと悔しくて仕方ない。
僕とクラインさんがクラインさんの友人らしき人を捜していると、クラインさんが横で「おっ」と相棒を見つけたかのような勢いで真正面にいる人の元に駆けたので僕も遅れずについて行った。
「生きてたか!」
うおおお、僕の隣でクラインさんは仲間らしき大柄な人と抱き合って泣いている。この状況なら仕方の無い事だなと他人事のように思う。
「一先ずは生きててよかった。んで? そこに居る坊主はリーダーの友人か?」
クラインさんの仲間らしき大柄の男が僕を見て問う。
クラインは僕の肩を叩いて言った。
「まぁそんな所だ、コイツはユキトってんだ。これからよろしくしてくれないか?」
「ああ、構わんさ。リーダーが選んだ男なんだからな、よろしくなユキト」
そう言って大柄な男が手を差し伸べてくる。
「よろしくお願い致します、ところで貴方のお名前はなんでしょうか?」
私が大柄の男に握手しながら問う。
「俺か? 俺はトーラスだ、よろしくな坊主」
トーラスはそう言って僕の手を握り返す。てか誰が坊主だ。
「そういやトーラスよぉ、カル―達を見なかったか? まだ会って無いんだ」
クラインがそう言うと彼の隣にいたトーラスは首を横に振った。
「いいや、見ていないな。まぁそのうち見つかるだろう」
はっはっは、とトーラスは笑う。
「それになクライン、あいつらがそう簡単にくたばる玉だと思うか?」
すっと真剣な顔でクラインに言うと少し考え。
「──そうだな、あいつらはこれぐらいで死ぬわけがねぇ!」
はっはっは、とクラインとトーラスは肩を組んで笑った。とても頼りになると同時に、
それから少し談笑した後。
「そいや、今後はどうしようか?」
トーラスがクラインに何気なく聞くと、先程僕と話していた内容を彼に話した。
「なるほどな。今日のうちに新しい街に……、しかし
「まぁ……それも一理あるな……」
うむむ、と横でクラインが腕を組みながら唸り、黙って考え込んでしまった。
この場合は……どういえば正解なのだろうか。
正直、今の状況で新しい街に行くのはとてもリスキーだ。
下手をすればこの世界で死ぬだけでなく、現実世界でもお陀仏してしまうなんてジョークにもならないよ。
ここはひとまず……
「僕も、今日のところは一旦体勢を立て直したほうがいいと思います」
「そうだな……悪い、焦りすぎた。今日はひとまず一旦休む場所を探そう」
クラインのその言葉にユキトとトーラスは頷いた。
それから程なく、他のクラインの仲間と合流し、本日の宿を探した。
時刻は夜7時を指していた。
とても遅れて申し訳ない(焼き土下座ァ!!)
更新していくぞー!
文字数は今のままでよき?
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充分!!
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足りないなぁ(あと500文字追加)
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まだ足りん!(1000以上)
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むしろ多い?