東方冥夢想〜genocide skelton 作:メアみょん
博麗神社ーー。
神社の境内で、霊夢と魔理沙が話していた。
霊夢「最近紫が稽古させてくるけど、なにかまたやるつもりなのかしら。」
魔理沙「やるって、第三次月面大戦か?」
そう魔理沙が聞くと大きな溜め息をつき、
霊夢「
そういうと魔理沙がそりゃあそうだぜ。って言いながら笑った。
魔理沙「なあ、霊夢。」
霊夢「ん?」
魔理沙「この頃サンズ達見ないな。」
霊夢「ああー。確かに、見ないわね。あの時は急にここを出るって言うもんだから驚いちゃったわよ。」
1カ月程前、エラーがあの書記を発見した数日後、サンズ達は次々に
本人
境界を操る程度の能力を持つ紫なら決して不可能では無いが、不思議に思った霊夢は本人に聞いてみたらしい。すると驚きの答えが返ってきたのだ。
紫(サンズ達に家?やぁね、今で生活出来て問題無いのに、そんなお節介する訳無いじゃない。)
と言ったのだ。霊夢の良く当たる勘は今日も働き、不安を的中させたのだ。
霊夢「うーん...」
魔理沙「どうした?お前、あいつらそんなに気にかけてたか?」
そう聞かれると首を振って、
霊夢「いや、そうじゃなくてさ、」
そう言いながら空を見上げる。
もう少しで雨が降ってきそうな雨だ。
霊夢「あいつらそれなりに強そうだったし、何より過去に
魔理沙「それもそうだな。うわわ、こりゃあ土砂降りになるぜ、今日は霊夢ん家に泊まらせってもらおっと。」
霊夢「えー。別に急いで帰ればいいじゃない!」
魔理沙「別にいいじゃんか。減るもんじゃないし。」
霊夢「増えてるわよ...」
* * *
ククク...遂に!遂に紫たちを仲間に引き入れる事に成功した!これで負け筋はかなり減ったぞ!
紫達を仲間にした喜びで思わず理性が飛びそうになる。
しかし...その前に一つ気になることがある。
エラ「しかし紫。おまえ、いずれこうなると分かっていたんじゃないのか?」
そう聞くと少し微笑み、
紫「あら、ばれちゃったかしら?」
と告げた。
エラ「まず俺らのヒントが載ってた本にかなり小さな結界が張られていたのに気付いてな?おそらく持ち出すと絶対的な記憶力を司っている阿求に気付かれるからだろう。」
紫「...」
特に反応は無いので俺は話を続ける。
エラ「あの結界は恐らく小っちゃすぎて並の人間には見えないもしくは、反応しない特別な結界なんだろうな。事情を説明しようにも情報がもし漏れたら大変だしな。お前はいずれこうなることを
紫「...ええ、そうよ?」
まだ暴露しないのでもう少し問い詰める。
エラ「極めつけはお前、クロスの世界のXガスターと会った事あるそうじゃないか。以前Xガスターが訪問しに来たんだろ?世界を作るために参考にするためだが知らんが。」
Xガスターとはクロスの世界の創造主であり、リセットボールを開発した一人でもある。
紫「本なんて焼き払えばいいのよ。幻想郷を危険な目に合わすぐらいなら、その程度の罪軽いもんよ?」
エラ「シュミレート。」
そう一言告げると、紫が一瞬、ほんの一瞬だけ驚いたのがうかがえた。やはりそうか。
エラ「同時に幻想郷崩壊シュミレートをする絶好の機会でもあった。世界同士がぶつかるような大戦争ってのはな、落ち着いて分析した方に
そこまで告げると紫が諦めた様に話した。
紫「困ったわね。貴方には全て見抜かれてるみたい。ここまでやられたのは
エラ「よし。」
翌朝ーー。
メア「じゃあその通りだ。ターゲットは霧の湖に住むワカサギ姫と、同じく周辺をうろついているチルノと大妖精だ。チルノと大妖精は片方だけ残しても構わんぞ。その方がネガティブが溜まるからな。」
心底楽しそうにペラペラ話すナイトメア。これが闇サンズ達の本性なのだ。
マダ「よっしゃあーー行くぜ。」
こうしてマーダーとエラーは霧の湖に向かった。
結局戦闘は次からになってしまった.......(期待してくれた人、もしいたらすいません........)
TOPIC
マーダー、ホラー、キラーの三人はそれぞれ平行世界のサンズの未来の姿。他の三人はサンズ本人とは何の関係も無い。
ナイトメアはネガティブな雰囲気じゃないと思うように力が出ない。そのため、今回の件でもなるべくネガティブを溜めようと考えている。