東方冥夢想〜genocide skelton 作:メアみょん
少し、話が進んできます。
咲夜&キラー
キラーside
* * *
ナイフ使い同士の戦闘だなんていつぶりだろうな。
多分
オマケに
俺は、今までで1番ワクワクしているよ。
______________________________
と、そんなことを意識の片隅で考えながら奴のナイフを俺のナイフで捌く。
かれこれ15分ほどだろうか。はっきり言って進展が無い。
お互いがお互いの強さを図ろうとしているような感じだ。
キラ「ま、そろそろちょっと本気出しますか〜」
咲夜「何を…?」
キラ「決まってるじゃん。」
そう言いながら俺はカードを取り出す。スペルカードだ。
キラ「楽しいけど面倒くさいから一撃で終わらせたいんだよなぁ。」
スペルカードを持った手を前に突き出し、宣言する。
キラ「血符『ブラッディキラーダガー』!」
宣言しつつ俺は前にナイフを5本程投げる。勿論本物のナイフではない。全部血で出来たものだ。
投げたナイフに衝撃が加わると炸裂し、高密度弾幕と化す訳だ。我ながら中々面白いと思う。なんせナイフの見た目は普通なんだから。普通に考えればナイフが炸裂するとか考えるわけがない。
実際咲夜は少し驚いた様子を見せた後、すぐに時を止め、その場を離れた。
そうして遠くからナイフを投げる。
あいつめ……これじゃ
スペカ宣言しようと関係無く距離を取ってくる。咲夜は肉弾戦も得意って聞いたんだが...さてはあれか。あのナイフ、投げナイフ専門だからあまり切れ味は良く無いのか。
つーことで次に俺がとる行動はこうだ。
キラ「はぁっ!」
覇気と共に地面を踏み鳴らし、地面から大量の骨を噴出させる。
咲夜「ッ!」
そうすると恐らく咲夜は時を止めて俺の背後に回るだろう……
俺の反撃に対応出来て、尚且つ自分のナイフを当てやすい位置。
俺の後方4m〜5m辺りかな。真後ろとは限らないし自分だけ場所を変える可能性もあるけど。
予想通り時が止められた感覚と後ろから攻撃の気配を感じ、俺は感覚だけで4,5m後ろにショートカットする。
後ろを振り向けば……
咲夜「なっ!?」
ビンゴ。一気に攻勢に出る。
ズババババババッ!!
凄まじい速度で切り裂いていく。まぁ、俺が片手なのにあいつは両手使ってるしまだまだだな。
とか余裕ぶっこいてたら、
咲夜「傷符『インスクライブレッドソウル』!」
やっべ!突然過ぎて座標を指定してねぇ!これじゃショートカットできねぇし。
あまりナイフは両手持ちしたくないんだよなぁ。
とか思いつつ咄嗟にこちらもスペルを吐く。
キラ「刃符『サウザンドクロー』!」
咲夜と同じような目の前を滅多切りにするスペルカードだ。
これだったら相殺出来ると思ったが、
ザッ! ザシュ! ヂッ!
お互いちょっと切り裂かれた。俺が右腕2箇所と左腕と脇腹。
咲夜が右肩と左足。
咲夜「ぐっ……」。
俺のほうが斬られた箇所は多いがあいつのほうが重症かもな。人間だし、戦闘において足の負傷は致命傷の次に致命傷だ。動けなくなるからな。
キラ「ハハ。そういう痛みに悶える顔。最高にそそるよ。やっぱり普通に殺すだけじゃ飽きるからなー。なるべく痛がらせて殺さないと、殺し甲斐ってもんが無い。」
* * *
パチュリーvsエラー エラー視点
パチ「火符『アグニレイディアンス』!」
中々の量の炎だ。確かマーダーとかも炎魔法を使えたよな。
ってか図書館の中で火ってアウトじゃね…って思ったけどここの本は防火、防水云々らしい。
紫から聞いて、それって凄くねって言ったら
紫「防盗だけ無いから結局だめよ。」
とか言ってた。そうか、ここの本は魔理沙によく盗まれるんだったな。
取り敢えず安置を見つけながらショートカットでひたすらに避けまくる。いや、もう10分経ってるんだよなぁ……あのパチュリーの防護魔法が中々壊せない。
…よく破壊者とか名乗ってるものだ。
エラ「一応聞くが……お前は俺に勝つつもりでいるのか?それとも時間を稼いでるだけか?」
パチ「勝つつもりでいるに決まってるじゃない。まぁ、多分上でもドンパチやってるだろうから時間を稼ぐのもありだけど。」
後者だな…… と、反射的にエラーは思った。
明らかに強い魔法を使っていないのだ。避けやすすぎる。
エラ「はぁ。嘘ついたってバレバレだけどな。」
パチ「なんかいったかしら?」
エラ「いいや。なにも。」
パチ「もう分かってると思うけど、生半可な攻撃じゃこの防護魔法は破れないわよ。」
全力を出したらそりゃ割れるんだろうが……俺この後フランとも戦うんだけど。
いい加減使うか……こうなることも考えて作った、とっておきのスペル。
エラ「飽きた。茶番は終わりだ。お前みたいな動かない奴にはとっておきのスペルカードで終わらせてやる。」
パチ「なんですって?」
そしてエラーはスペルカードを取り出し掲げた。 いや、パチュリーも同時に掲げる。
エラ「スペルカード、凶符『エタニックボーン』!」
パチ「日符『ロイヤルフレア』!」
パチュリーが叫ぶと同時にどでかい火の玉が爆発する。
目を覆いたくなる眩しさだ。が、エラーはそのままスペルを発動させる。
エラーが手を真っ直ぐに構えた次の瞬間、エラーの右後ろから物凄い勢いで大量の骨が1列に並んで撃ち出される!
パチ「!?くっ...」
慌ててパチュリーは防護魔法に殆どの魔力を注ぐ。そうしなければ今にでもヒビが入り、割れてしまうからだ。
エタニックとはエターナルを独自に変化させた言葉だ。
エターナルボーン。 無限の骨。
その名の通り、無限に同じ方向に骨が撃ち出されるからこの名を付けた。
パチュリーが防御に手一杯な隙に、エラーがパチュリーに一瞬で近づく。
パチ「!はぁっ…!」
必死に迎撃しようと魔法を撃ち出したが、あえなく躱される。
ビキッ ビキッ……
パチ「こんなの……!どうやって…」
エラ「チェックメイトって所だ。パチュリー。」
エラーがそう告げると、右手に構えた骨でパチュリーの背後を思いっきり切り裂いた。
ズバッッ!
パチ「かはっ...」
これでパチュリーは死んだ。
エラ「あーようやく1人終わった。後は〜?フランドールかぁ。こいつは普通に殺されそうで嫌なんだよなぁ。」
とかブツブツ文句を立てながら階段を上がってく。ここの螺旋階段を抜ければ廊下に出れる。後は道なりに歩けばあいつらが戦ってるエントランスに出る。
の、前に。
エラ「悪いけどおめぇもだ。」
ドッッッ!!
柱の陰に隠れていた小悪魔を殺す。下からの骨で今頃は串刺しにされてるだろう。
パチ「レミィ……逃げて…こいつら…は………余りにも……強すぎる…」
パチュリーでもやられてしまいましたね。
まぁ、あくまで一連の話は主の妄想に過ぎないので、決して東方を卑下している訳では無いのでご注意を。
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