死闘を繰り広げること約20分。
お互いに激しい攻防を繰り広げ、どちらも進展が起こらない。
そこにようやく変化が訪れた。
メア「……おせぇじやねぇか。」
ナイトメアが突如察したように呟いた。そして、ナイトメアの先には……
メア「エラー。」
エラ「ふん。俺がいなくても問題なさそうなのになぁ?」
エラーがいた。
レミ「まだ1人いたの…?待って、あんたどっから来たの!!」
レミリアがそう聞いた瞬間、待ってましたと言わんばかりに満面に口に笑みを浮かべ、エラーが答える。
エラ「あぁ、大図書館だけど?」
レミ「っ!あんたまさか…」
エラ「はは、そうさ……」
そうしてエラーが、先程とは違う、狂気の笑みを浮かべる。
エラ「
レミ「……!!」
その瞬間のレミリアの激昂具合ときたら素晴らしいもんだ。本当に殺り甲斐を感じる。
レミ「貴様ァ!」
すかさず飛んできたのでショートカットで躱す。
振り向きざまにレミリアは『スカーレットシュート』。俺はそれに合わせて5つほど纏めてガスターブラスターを放ち相殺させる。
再び死闘が始まった。が、ナイトメアが無理矢理俺と位置を変えてレミリアと戦いに行ったので、結局俺がフランと戦う事になった。
あいつだったらキュッとして(以下略 喰らっても死なないのによ……俺は死ぬぞ?
信頼されるのも大変だよなぁ……とか思いながらも、フランと殺る。
要はリズムゲーだけどな。タイミングに合わせて骨で防ぐだけだ。
紫が言ってたけど、外の世界には無数のリズムゲーを搭載した「リズム天国」とか言うゲームがあるらしい。なんじゃそりゃ。リズム地獄の間違いだろ。
エラ「壊符『マルチバースエラー』!」
フラ「あははははっ!禁忌『カゴメカゴメ』!」
そうこう考えつつもお互いに技を撃っていく。気をつけなければいけないのは攻撃力は向こうのほうが何倍も強いことだ。相殺しようとは考えてはいけない。まず負ける。
んで…
フラ「キュッとして〜……」
エラ「だからそうは問屋が降ろさねぇよ!」
バッッ!! キュッ! グシャ!
う〜わ今骨が立てて良い音してなかったぞ…本当に今骨が壊れただけの音か?あれ。グシャはねぇだろ。
すかさずガスブラ前方3つ、遅れて左右に2つずつ。更にフランの背後から無数の骨をセット。
発射__
フラ「甘い甘い!禁忌『レーヴァテイン』!」
ズババババッ!!
うわぁまじか。全部ぶっ壊しやがった。ただの脳筋かと思ってたけど全然そんなこと無い。
まぁそっちがその気なら仕方ないシカタナイ……
俺は目から糸を取り出す。俺の本当の武器だ。ガスブラだの骨だの俺にはただの飾りでしか無い。
俺は無数に糸を張り巡らせる。まぁ、お互いに動くのに支障の無い位。
まぁ相手はトラップかって思うだろう。
だからあえて糸の数を少なくする。
案外油断してしまうものさ。
フラ「はぁ?こんなもの切り刻んでやる!」
ガキィィン!
フラ「っ!?」
エラ「無駄だムダ。俺自身も壊せないんだかラ。一度張ったらビクともしないサ。」
フラ「なんか…あなた、喋り方が…」
あー、喋り方な。本気出すとこうなるから嫌なんだよな。どうしても最後が訛る。
エラ「ふふふ…さぁて、こっからは本気だぁ…
精々足掻ケ。」
はい、どーも。よーむです。ちょっと間あいちゃったかな?
現在咲夜vsキラー、レミリアvsナイトメア、フランvsエラーの三つ巴戦となっていますね。時系列がこじれそうだし、落ち着いて考えるとなんかおかしくない?って思うところももしかしたらあるかもしれない…大目に見てくれぇ
紅魔館の次に襲撃して欲しい場所はありますか?
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