東方冥夢想〜genocide skelton   作:メアみょん

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今回は割と胸糞かもしれません。


赤と紅〜終焉〜

レミ(なんだか嫌な予感がする……)

 

ふと私は思った。さっきまで積極的に攻めて来てたナイトメアの動きが消極的なのだ。

 

ナイトメアの触手を避けたとき、視界の端にチラリと見慣れないものが映った。

 

 

糸。それも青い。

 

あんな糸あったっけ?とか考える間も無くナイトメアが襲いかかってくる。消極的だとしても普通に強いのは変わらない。

 

* * *

 

エラ「そろそろかな__」

おおよそ35本の糸を設置し終えて、用意を終えたと思う。

 

時は来た__紅魔館は遂に滅びる。

 

ふとナイトメアとエラーを見る。

なんだあいつら、俺が殺すの待ってるのか?最初から最後までナイトメアは手抜いてたな___

 

エラー「お前ら!手筈は整った!」

 

メア「なんだ、もう時間か。もっといたぶりたかったんだけどなぁ。」

ニヤけた顔貼り付けながらナイトメアがこっち来た。キラーもいる。

咲夜「くっ__。あんた達、なんのつもり?」

ナイトメアがその問いかけを無視してキラーに命令する。

 

メア「キラー。スペルを。」

キラ「はいよ。」

キラーが承諾してスペルを唱える。

 

キラ「囲符『インケージボーン』!」

 

大地が唸る。物凄い振動だ。

 

咲夜「地震!?」

レミ「そんな訳無い!でも一体__!?」

 

キラ「お前達を紅魔館に封じ込めた。しばらくはここから出れないし、誰も入れない。」

 

レミ「はっ、今更住処捨てて逃げる気なんて毛頭無いわよ!」

 メア「ま、そう言わずにさ。」

 

レミ「!?ぐっ__」

いつの間にか背後にナイトメアが居た。俺ですら反応できんかったな。……は?俺の糸で殺すんじゃねぇの?キラーに結界まで作らせておいて。これだから気分屋は扱いに困る。

咲夜「お嬢様! っ__!」

 

ナイトメアと真反対の方向、咲夜の背後からナイトメアが触手で咲夜も捕える。

__ちょっと本気出したか。全くと言っていいほど気配を感じない。

 

フラ「お姉様!咲夜!キュッとして__」 キラ「させるか。」

ドスッッ!!

フラ「あが__っ!」

レミ「フラン!」

キラーが咄嗟に骨でフランの両手を潰した。いやー容赦ねぇな。

 

メア「元々はエラーの(トラップ)で殺す気だったがやめだ。吸血鬼の再生能力がどれほどか見たいし、俺がじっくりといたぶってやる。」

 

キラ「虐殺は飽きたんじゃなかったの〜?笑」

メア「勘違いすんな。飽きたけど、やらないとは言ってない。」

 

その時、ナイトメアが見も凍る恐ろしいコトヲ言う。

 

メア「あぁ、妹は虐殺出来そうにないし、殺しちゃって良いぞ。」

キラ「了解」

 

気付いたレミリアが罵声を上げる。

 

レミ「! やめろ!フランに手を出すな!」

 

フラ「お、お姉様……」

ドスッ!ザシュ!

 

フラ「うぅ……」

吸血鬼なのに再生が遅いと思ってたら、キラーが袋を見してくれた。中身は__銀粉。

 

さてはさっきの骨に塗ったか。

 

メア「フランドールよ。」

フラ「な、何__?」

メア「死にたく無いか?」

レミ「フラン!耳を貸しちゃ__」

 

メア「_お前は黙ってろ。

ドスドスドスッ!

レミ「ぶっ!がはっ___」

フラ「お姉様!」

メア「答えろ!死にたく無いか?」

フラ「え、そりゃあ__」

メア「そうかそうか。」

 

あーこのパターンなぁ。あいつ好きだなぁこれ。

 

メア「じゃあお前が姉とメイドを殺せよ。

フラ「へ……?な、何言って…」

メア「そうすればお前だけは生かしてやるよ。」

フラ「本当に…?でも__」

 

ったくあいつめ。俺が糸を貼った意味無ぇじゃん。

 

本当はギリギリまでキツく糸を貼り、その後で糸を引っ張ることで貼られた糸が空間内で暴れ出す仕組みだったんだが……

 

残念ながら俺の必殺技を使う日は今日では無いらしい。間違い無く即死だから良いんだが。

 

ちなみに俺の糸は一本で大木を真っ二つに出来るくらいには切れ味がヤバい。普段触る分には問題無いけど。

 

レミ「フ、フラン……」

フラ「お姉様!」

レミ「良いわよ。でもナイトメア。殺すのは私だけにして。」

 

メア「……良いだろう。」

 

フラ「お、お姉様……良いの…?」

レミ「良いわ。それで済むなら。このままじゃどう頑張っても全滅よ。私も咲夜も、こうも縛られちゃ何も出来ない。でも、私の命だけで済むならそれでいい。」

 

フラ「お…姉…様…ごめんなさい。」

 

 

 

ザシュ!

レミ「うぐっ!」

ズバッッ!

レミ「がはっ!」

 

……そろそろかな。あいつのど畜生が見れる。

メア「はいそこまで。」

フラ「……え?」

ドスドスドスドスドス!

フラ「ぁ………」

 

あー出た。全身滅多刺しだ。吸血鬼とはいえもう死んだだろう。

 

レミ「フラン!お前!何のつもりで__」

メア「はなから生かすつもりは無いってことだよ。」

 

更に意地悪くメアが笑う。

メア「ちなみに……既に咲夜が死んでる事にお気づきで?

レミ「は……?そんな訳…」

 

死んでる。呼吸器官を的確に撃ち抜いてる。音もなく。

とんでもない速さで撃ち抜いたのだろう。

 

レミ「さ、咲夜!そんな!」

メア「先に行っておくが……

 

お前たちが生き還った時に全てを話してやる。俺らを恨むのは今だけにしとけ。

 

レミ「……は?何を言って……がっ!」

 

レミリアも死んだ。背中や正面には無数の傷がある。

 

エラ「…あーやっと終わったか。」

キラ「これでまだ1軒目だけどねぇ。」

エラ「ハシゴするみたいに言うなよ。そんな余裕無ぇぞ?」

 

遂に__1つの勢力が完全に滅びた。一夜も経たない夜の内にだ。




うーん、実を言うともうちょい普通に殺される予定でした。でも1人ずつやってたらきりがないので(ジャンプじゃあるまいし……)ナイトメアが全員虐殺する形にしました。
 本文にも書いたとおり、本来はエラーの糸でそのまま全滅のハズだったのに。

元からナイトメアとか言う奴はこういうヤバい奴の設定だった筈です。全身ネガティブってだけはありますよ。

紅魔館の次に襲撃して欲しい場所はありますか?

  • 白玉楼
  • 永遠亭
  • 妖怪の山
  • 地底(地霊殿)
  • 妙蓮寺
  • 神霊廟
  • 輝針城
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