東方冥夢想〜genocide skelton   作:メアみょん

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今回は前置きです。次話から次の章へと移るでしょう。

毎度毎度、コメントありがとうございます。非常にやる気をもらえますので、これからもよろしくおねがいします。


冥界編
次の場所へ〜


隠岐「探したぞ。紫。」

 

扉が開き、中から一人の人物が出てきた。

 

究極の絶対秘神、摩多羅隠岐奈だ。

 

紫「げっ、隠岐奈。なんの用かしら?」

 

隠岐「言わなくても分かるだろう。やはりお前か。今回の大異変の黒幕は。どういうつもりだ?今更幻想郷を1から作り直すとでも?私に言いもせず。」

 

厳しい言い方をしているが、特段声から怒気は感じない。

 

紫「べ、別にそういう訳じゃないわよ。ただ…」

 

隠岐「ただ?」

 

 

…仕方なく、紫は隠岐奈に全ての事を話した。俺たちが別世界の生物であること。俺たちの世界が壊れてしまい、帰れなくなった事。その原因が幻想郷にあり、ある特定の人を殺しさえすれば全て終わること。終わったあとで元に戻すことも出来ると。

 

 

一通り聞き終えた隠岐奈はそれなりには納得した様子だった。

 

隠岐「ほう。まさかそちらの世界にリセットボールが存在していたとは…伝承で聞いたことがあるが、眉唾物だと思っていたぞ。」

 

流石にリセットボールの存在には驚いたらしい。

 

隠岐「で、この話を聞いてしまった私はどうなるんだ?今すぐ死ねと?それとも協力しろと?」

 

う〜ん、そういうわけでは無い。仕方ないから俺から補足させてもらう。

 

メア「別にそういう訳じゃねぇよ。世界を作った者にコアコードが取り込まれる事は無い。殺す価値が無いから殺さない。取り敢えず今でなんとかなってるし、協力もしなくて良い。」

 

隠岐「あっそ。じゃあ紫が死んだら私が手伝ってやる。あくまでも…」

 

少し溜めて、隠岐奈が言い放つ。

 

隠岐「必要以上に、ここ(幻想郷)の住人を舐めない方が良い。

 

そう言い残し、隠岐奈は帰ってしまった。

 

メア「…へっ。そんなの知ってるよ。」

 

* * *

翌朝__

魔理「しっしっし。今日も今日とて、死ぬまで本を借りるとしますか〜。」

そう言って魔理沙が紅魔館に向かっていった。

 

魔理「…あれ?美鈴は…いないのか。」

 

いつも門の前で寝ている美鈴がいないことに少し疑問を持つ。いよいよクビになったのだろうか。

 

そんな呑気な事を考えていながら、紅魔館の玄関扉を開けた、その瞬間。

 

魔理「あ…そ、そんな……」

 

 

目に入ったのは、壁、床一面にぶちまけられた血しぶき。

 

そして、

 

魔理「! フラン!咲夜!レミリア!」

 

奥の方で床に倒れている三人を発見した。

 

慌てて近づいて、揺さぶる。

 

魔理「お、おい…起きろよ!3人とも!昨日まであんなに元気だったじゃねぇか!」

 

いくら揺さぶっても、反応はない。それに、心なしか、体温が冷たい。

 

……もう、とっくに絶命している証拠のようなものだ。

 

魔理「そんな…嘘だろ…まさか1日で紅魔館が潰れるなんて…」

 

 

 

 

その後、魔理沙は紅魔館を出て、博麗神社へと向かった。取り敢えず霊夢にこのことを話さなければ。

 

 

霊夢「……え!?紅魔館が…?」

 

魔理「あぁ、誰一人として生きていなかった。多分サンズ達だ。でも、まさかあいつらが1日もかからずに全滅するなんて…」

 

霊夢「そんな……」

 

どうすれば良い?敵は神出鬼没だ。何処に潜んでるか分かったもんじゃ無い。各々の勢力にも辺りの捜索をお願いしているが、誰一人としてそれっぽい報告は無い。

 

霊夢「本格的に不味いわね…サンズ達がそんなに強いなんて…」

 

* * *

 

メア「さて、次の場所だが、もう決めてある。」

クロ「え?そうなんですか?」

 

聞くと、当然だという感じでナイトメアが返してきた。

 

メア「あぁ。白玉楼だ。紫、すまねぇな。」

紫「あら、それはあそこに親友を持っている私への嫌みかしら?ナイトメア。」

 

メア「ふっ。どうだか。」

 

白玉楼といえば、亡霊の主人である西行寺幽々子と、その従者である魂魄妖夢が住んでいる所である。場所は、本来生者が行くことを許されていない、冥界。

 

クロ「で、誰が行くんですか?」

 

メア「クロス。お前だ。」

 

クロ「……へ?俺ですか?」

メア「ああそうだ。後ホラーお前もな。」

 

ホラ「は?俺?」

言われた二人がビックリしている。

 

まぁ、分からんくは無いが。特に幽々子は危険だ。あいつの能力に掛かれば即死させられる可能性がある。フランみたいに骨で防ぐ事も出来ない。本来、俺が相手すべきだ。二人ともそう思ってるんだろう。

 

メア「ま、幽々子の相手はホラーだ。あくまで実践の修行みたいなもんだ。お前この中で1番弱いんだから。死んだら……そんときはそん時だ。」

 

……自分でも辛辣だな〜って、思ってた。




はい。と、言うことで、アンケートを行った結果、圧倒的に白玉楼が人気だったので、白玉楼編に次回から進行します。
個人的には永遠亭が少なくてビックリでした。

紅魔館の次に襲撃して欲しい場所はありますか?

  • 白玉楼
  • 永遠亭
  • 妖怪の山
  • 地底(地霊殿)
  • 妙蓮寺
  • 神霊廟
  • 輝針城
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