東方冥夢想〜genocide skelton 作:メアみょん
私と藍は今
結局奴らの思う
何度かスキマから弾幕を飛ばして抵抗してみるがナイトメアには当たらない。いや、効いていないと言うのが正しいだろう。
抵抗する度にナイトメアの触手が信じられない程の力で締め付けていく。もう抵抗する力は殆ど残っていなかった。
あれから小2時間程ナイトメアと戦っていたが話にならない。傷一つ付けられないのだ。
メア「全く。いい加減諦めな?リセットボールまであるっていうのに、何でそこまで抵抗するんだ?」
紫「はあっ、はぁっ...そんなの...簡単なことよ。私がこの幻想郷を一番愛しているからに決まっているじゃない...リセットがどうこうじゃないの。ここが破壊される姿なんて...絶対に見たくないわよ。」
メア「ふむ、俺にははっきり言ってそういう感情は分からん。だがそれもまた一興、というものなんだろうな。」
エラ「...着いたぞ。俺らのアジトの会議場だ。」
そこはボロ家としか言えないような場所だった。
所々廃れていてほこり臭い。
紫「随分古臭いのね。」
エラ「そりゃどーも。空き家がねえもんだからな。仕方なくここにした。」
キラ「お、おかえりー。」
ホラ「うぉ!まじかほんとに捕まえてるよ。」
...意外に騒がしい奴らだ。って、仕方なく?
紫「仕方なく...ってまさか、」
メア「お、察しがいいなぁ。紫さんよぉ?その通り。ついでで
...随分生意気な事だ。
そのとき、ナイトメアがエラーに目で合図すると、
エラ「術式」
私は耳を疑った。術式は西洋の結界術で、私も習得しようとして出来ていない技の一つだ。
メア「よ~しよし。お前らの能力は封印させてもらったからな。」
術式という時点で嫌な予感はしていた。
メア「では、もう一度聞くか。俺たちの仲間にならないか?」
紫「...その前に一つ聞かせて頂戴。」
メア「ふむ...なんだ?」
紫「あなた達は幻想郷に住んでて幸せそうだったけど、あれは全部演技だったのかしら?」
率直に疑問に思ったことを聞いてみる。すると、
メア「いいや、演技じゃねぇ。」
紫「じゃあどうして...」
すると隣のエラーが割り込んできた。
エラ「帰る方法が見つかった。が、その方法を実践するのがこの方法しかなかった。だからだ。」
紫「...分かっているつもりだったけど、思っている以上に残酷なのね。」
メア「それに、俺らはある奴らと停戦条約をしていた。ここで暴れて影響が無いかを確かめるためでもあったな。」
紫「リセットボールは機能するのでしょうね?」
一番大事なことだ。もし機能しないなら完全に騙されていることになる。
エラ「何なら一回見てみるか?」
そう言うと何やら指をカタカタしてきた。まるでキーボードをいじっているかのようだ。
すると、エラーの手にあったリセットボールが淡い青色に光り出した。
それを私にくれる。
もうナイトメアも拘束していない。脅威ではないと判断したのだろうか。
メア「投げてみろよ。」
言われた通り投げて地面に着いた瞬間、カッ!と光ると、謎の空間に飛ばされた。
エラーとナイトメアもいる。
エラ「ほら、本物だって言っただろ?」
紫「え、ええ...」
私はいまとてもびっくりしている。信じられない。正直誰かが作ったホラ話としか考えていなかったからだ。むしろ最終兵器みたいなものだと思っていた。
見上げるとたくさんの数字が浮いている。多分これで時間軸を決めるのだろう。
エラ「信じてくれたか?」
なんて聞いてくるものだから、私は仕方なくこう答えた。
紫「はあ...分かった。本当よ。協力しましょう?」
こうして、私は遂に幻想郷を裏切ってしまった。
どうせ失敗すると思ってたし、リセットボールがあるなら平気だと思い込んでいた。
ある一つを除いて。
アンダーテールAU TOPIC
エラーは接触恐怖症。むやみに触れられると数時間固まってしまう。
どーも作者のよーむです!長らくお待たせして、遂に次回から本編となりそうです!実に長かった...長すぎた...