ハイスクールフリートとイージス艦   作:アイバユウ

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戦闘準備と裏側

 

横須賀港 南10km地点に到着した俺たちはそこでレーダーなどで監視体制を強化していた

万が一に備えて攻撃用の火器管制システムはオンの状態になっている

 

「艦長、我々の後を追尾してきたブルーマーメイドの艦船は我が艦の北3km地点にいます」

 

管制官をしている精霊たちから次々と報告が入ってきた

日が昇るまでは何が起きるかわからない。

もしかしたら数分後には戦争になる可能性があるため、

そのためにも警戒態勢を敷いておく必要が必要だ。

 

「警戒態勢を維持しておけよ。いつ攻撃を受けても問題ないように火器管制システムとレーダーには注意するんだ」

 

俺は火器管制システムを担当している管制官たちに指示を出すとともにレーダー情報を確認した

今のところブルーマーメイドが攻撃してくる様子はないが万が一だ

備えあれば患いなし。すでに対艦ミサイルであるハープーンミサイルは発射態勢が整っている

いつ攻撃を受けても良いようにCIWSもいつでも最高性能を発揮できる状態のスタンバイしている

まさに戦争状態といったところだろう

俺としてもブルーマーメイドと一戦交える気はないが、

相手の出方次第では仕方がない事はわかりきっている

戦場の指揮官である以上常に最悪のシナリオを想定するのは当然のことである

 

「いつ攻撃を受けるかわからない以上、アスロックとハープーンミサイルの照準をブルーマーメイドに合わせろ」

 

「了解」

 

「速力を機関最大にして横須賀港南30kmに配置につけろ」

 

俺はさらに南下する事を指示した。

トマホークやハープーンミサイルを使えば、

確実にこちらの攻撃ターゲットにミサイルをぶち込める

 

「トマホークの照準位置はブルーマーメイドの本部でよろしいですか?」

 

「あくまでも最悪の可能性を考慮してだが。撃つ時はためらわずに俺は命令を出す」

 

「頼もしい指揮官ですね。期待しています」

 

CIC指揮管制官を担当している精霊がそう言ってきた

 

 

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横須賀女子海洋学校 校長室

 

校長である私はあることを懸念していた

 

「ライチですが、横須賀港を基点に現在南下しています」

 

私は副校長の男性からの報告を聞いてあることを危惧した

ライチから攻撃があるのではないかということだ。

ブルーマーメイドが警戒に当たっているが、全面戦争になればどうなるか

彼らの武装は極めて高い基準だ。

攻撃を受ければ防衛線は簡単に崩れるだろうことは私にもわかっていた

 

「ブルーマーメイドには先走りをしないように注意を」

 

「はい。それと流れ星のようなものが定期的に上空を通過している事が分かりました」

 

流れ星ならすぐに観測されなくなるはずなのだがそれが定期的に周回しているとなると何かあると考えるべきだ

おそらくライチは私たちにまだ何か隠し事をしているのだろう

だが信用してもらえないからすべてを話してくれていない

私はそう考えていた

 

「それもライチと関係があると?」

 

この世界では人工衛星は存在しないので、彼らには謎のものでしかない

 

「偶然だと片付けるのは無理があるかと」

 

「とにかく彼らと共同歩調を取るように海上安全整備局に伝えてください」

 

「わかりました」

 

 

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