ハイスクールフリートとイージス艦   作:アイバユウ

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いつまで続く・・・

 

「アスロックミサイルが間もなく敵潜水艦に到達します」

 

「着弾と同時にアクティブソナーで再度潜水艦を探せ。安全確保がされたらこの海域を離脱する」

 

俺の指示にCICにいる精霊さん達は了解と返答した

今は逃げることを優先しなければいけない。敵と味方が分からないのだから

まさにポップコーンと同じである。破裂するタイミングを待っている

しかし俺たちに休む時間を与えてくれるつもりはなかった

 

「新たに方位021から魚雷が向かってきます!」

 

「最大船速で現海域を離脱。ソナーは攻撃してきた船を探索。完了次第すみやかにアスロックミサイルを発射しろ」

 

今は自らが艦長を務めるこの艦を守ることに集中することが最も優先的に求められる

攻撃を仕掛けてきたからにはたっぷりとこちらからもプレゼントを贈る

ミサイルや魚雷というプレゼントをすることで守るのだ

艦長なのだから当然である。攻撃してきたのだから敵であることには変わりない

今さら間違っていましたというわけにはいかないことを理解させる

 

「魚雷の直撃コースからはすでに離脱しています」

 

ソナー担当の精霊さんは危険エリアからは脱したことを報告

次に兵器管制を担当している精霊さんからはいつでも攻撃できることを知らせてくれた

 

「艦長。いかなる攻撃準備は完了しています」

 

俺はすぐにアクティブソナーを発信することを命令した

どこにどれだけの敵がいるのかをしっかりと把握するためには仕方がない

離れたところから魚雷攻撃なので、探索には少し時間が必要になることはわかっている

 

「方位071。距離2000mに潜水艦を確認!」

 

「アスロックミサイルをピンガーによる自動探知追尾モードで発射だ」

 

VLSからアスロックミサイルが発射された。

ミサイルはこちらを攻撃してきた潜水艦の近くまでは飛行していった

2000mしか離れていないとなると簡単にこちらのほうが圧倒的に有利な位置にいることは間違いない

こちらが保有している技術とこの世界の技術では違いがありすぎる。

人工衛星などこの世界にはないのだからなおさらだ。

それにヘリなどを含めた様々な装備はこちらに対して波紋を呼ぶことは間違いない

できることなら穏やかに話を進めていきたかったが現実はそれほど甘くないことを俺は理解した

海上安全整備局といっても一枚岩ではないはずだ。あらゆる組織には派閥があることは当然である。

彼らは利権に興味を示す。それも異常なほどに

この船の性能を知ればなおさら大きな問題に発展することは間違いない

穏やかに事が進まないことに俺はため息をついてしまった。

俺は平和を望んでいるのに相手から次々と攻撃を食らっている

どこまで影響が広がるのかわからないとなると大変である

 

 

 




海での戦いとなると戦死者が生まれるかもしれないです。
ネタバレや今後の物語を変更することを考えると後書きで詳細を書くわけにはいかないところが難しいです。
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