ハイスクールフリートとイージス艦   作:アイバユウ

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第7話[補給艦との出会い]

 

ライチが西之島新島の集合地点に向かっている頃、その南である位置に大型補給船が現れた

艦船形式は転生する前の世界で艦艇に補給を主にするとして運用されているヘンリー・J・カイザー級給油艦。

それだけでなく、ルイス・アンド・クラーク級貨物弾薬補給艦。計2隻が現れた

どの艦も精霊が運用している艦船だ。これも神様からのプレゼントだ。

プレゼントにしては大きすぎるものだが。こちらではそのことにすぐに気づいた。

無線連絡とレーダーでとらえることができたからだ

 

「神様に感謝だな」

 

「本当です。物資が満載ならかなりの間は心配ありません」

 

『こちらヘンリー・J・カイザー級給油艦のヘンリー号。旗艦の位置に移動を開始する』

 

『ルイス・アンド・クラーク級貨物弾薬補給艦のルイス号も同行する。なお神様からもう1つ伝言を預かっている』

 

それによると宇宙の静止軌道に多機能型人工衛星を展開したとのことだ。

さらに低軌道上に偵察衛星機能などを有する多機能人工衛星も3基ほど展開していると

これでイージスシステムをフル稼働させることができる

静止軌道の人工衛星は早期警戒衛星機能や偵察衛星機能なども含まれているとのことだ

 

「速力を巡航速度まで上げて、集合地点に向かえ。現場ではいろいろと混乱が想定される。総員スタンバイされたし」

 

俺はCICでレーダー画面を見ながら、衛星回線もつながった事でより詳細な情報を得ることができた

どうやら俺が思っている以上に海面が上がっているようだ

まるで転生前の地球温暖化のポスターを見ているかのように感じられた

 

「艦長。どうします?」

 

「とにかく宗谷真霜さんに連絡を。攻撃は控えてもらえるように。彼らは我々の仲間だと」

 

俺は通信担当の精霊に命令すると彼らはすぐに対応に入った

 

『あんな大型艦が補給艦なのですか』

 

真霜さんの言うとおりだ。この世界で見ると大型艦船に見えるが転生前の船舶ではそれほどではない

この世界にはない正規空母があったのだから

 

「攻撃配備は控えてください。彼らは我々の仲間です」

 

『了解』

 

「平和とは無縁の世界になりつつあるな」

 

「同意見です」

 

俺は決して戦闘をしたいわけではない。戦争などない世界が望ましいのだ。

だが人は武力行使をしたがる生き物だ。それが生存本能というものだ

 

『ブリッジから艦長、まもなく各艦との合流ポイントです』

 

「CICからブリッジ。宗谷真霜さんに無線連絡。CICでも各艦の位置関係を計測」

 

「『了解』」

 

位置計測をすることで各艦船の識別コードを入手しておこうというのだ

万が一に備えての対応を常に心がけなければ船を失うことになる

たとえ操艦をしてくれているのが精霊さん達でも俺は1人も犠牲者を出すような作戦はしたくない

そのためにも安全第一で行動するべきだ。それに今はお昼だ。

偵察衛星から送られてくる衛星画像を受信することにした。天気は雲1つ無い快晴だ

状況がよりつかめるだろう

 

 

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