デートを終えジョゼの家に帰宅した俺達は昨日と変わらずだらだらと過ごしていた。
唐突に腰がピキリッと嫌な音を立てた。痛えぇ。今朝から変な体制で寝ていたため、体が少しずつ悲鳴を上げてたみたいだ。俺の悲鳴を聞いたからかごろ~んと畳の上に寝そべり読書をしていたジョゼが心配そうにこちらを見つめていた。
「大丈夫か?どっか痛いんか?」
「あぁ、ちょっと腰がな。ストレッチすれば治るから大丈夫。」
ジョゼに変な心配をこれ以上かけさせたくなかったので実際は結構痛いが強がってしまう。無理やり笑顔を作った。
「よし恒夫、畳に横になれ。」
「え、何で?」
「ええからはよ横になれ。」
ジョゼは上半身を起こし腕を組み仁王座りをしている。有無を言わさないその井出達の前には逆らえない。
潔く腹を床に付ける。するとジョゼが俺の尻に座る。
体重をほとんど感じさせない軽さとは反対に女性らしい柔らかで温かいジョゼのお尻が当たる。
「あの、何するんだ?」
「マッサージや。そのままじっとしとれ。」
そう一言告げ柔らかで小さな手が俺の腰に当てられる。暖かい体温ですでに気持ちが良い。そのまま掌を上下にスライドさせて優しく腰を擦っていく。
おぉ~と感嘆の声が漏れる。
「痛くないか?」
「あぁすっげェ気持ち良い。極楽だよ。」
ふやけ切った俺の声を聞いて気が良くなったのか更に手つきが優しいものになっていく。だが暫く擦った後、急に「ぐいっ」突然摩りを止め腰に親指を突き立てた。
「痛ったぁ!!!!!!」
ビクンッと体が飛び起きそうになる。ピンポイントで痛めているポイントに刺さったみたいだ。
「あぁすまん。やっぱここか。」
一言謝りを入れ直ぐにマッサージに戻ろうとするジョゼ。
「待ってくれ!そこはやらなくていい!大丈夫だから!」
さっきのが余りにも痛過ぎて拒絶してしまう。
「ダメや。ここが原因で痛めとるんやで。もう痛くせんからおとなしくしとけ。」
痛みに備えグッと力が籠る。
あれ?痛くない。先ほどとは違い親指の下の部分で捏ねる様にクニクニと揉み解してくれる。痛さの中に気持ち良さが合わさって何とも言えない気持ち良さが広がっていく。
「くうぅぅう~~~。」
「そのままゆったりしいや。」
まるで赤子をあやす様な声色で囁かれ力が抜けていく。
いつの間にか痛みが伴っていた箇所は指が入っても痛みは無く気持ちの良さだけが広がっていた。
「ふぅ、これでおしまいや。」
パンパンッと軽く二回背中を叩き俺の尻から降りる。
起き上り背を伸ばし腰を左右に捻るを嘘のように痛みは無かった。
「ありがとうジョゼ。めっちゃ楽になった。」
「隠そうとしてもお見通しやからな。」
ムッと頬を膨らませてむくれるジョゼをごめんごめんと軽く謝り宥める。
頭を撫でて更にご機嫌を取るとやっと元に戻ってくれた。
これは何かお返ししなきゃな。
「よし、ジョゼ。俺もマッサージしてあげるよ。」
マッサージにはマッサージで返さねば無作法と言うもの。
{え、、、?」
不意を突かれたような顔のジョゼに選択の余地を与えさせないまま半ば強引に彼女を横にする。
「おい恒夫!まだ許可しとらんやろ!」
じたばた腕を振り回すので脇を抑える。
「ひゃんッ」
可愛らしい声が出た方を見るとプルプルしているジョゼが何か訴えたそうにしているがお構いなしに脇から手をスライドさせて肩甲骨付近に持ってくる。
さあ、良い声で鳴いてもらいましょうか。
(続きは明日!もしかすると明日も予定が深夜まで押す可能性がありますので投稿できないかもしれません。ごめんなさい!)