(セリフが毎回少し少ないかなぁ。という気がしていたので今回多めにしてみました!コメントと良いねと拡散の方何卒宜しくお願い致します!!)
「ふぅ~~~~。」
湯船に浸かると思わず口からそんな声が漏れてた。
暖かい湯の気持ち良さだけではなくさっきのジョゼの寝間着姿を思い出して出ている声だと本人はちゃんと自覚していた。
「二人っきりかぁ。まさか帰国初日でこんなことになるとは、、、。」
メキシコに語学留学する前から付き合いは始めていたものの、泊まりでジョゼと過ごしたことはまだ一度も無かった。
「さっきから心臓バクバクしっぱなしだな。」
天を仰ぎ苦笑する。湯に浸かったばかりだというのにすでに体は上せるほど熱くなっている。そのまま数分ぼ~っとしたまま過ごしたのちに、湯船から上がりシャワーの温度を下げ火照った体を冷ます。
ふう。と一呼吸付き風呂を終えた。
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リビングに戻るとソースのいい香りがした。
「たこ焼きだ!」
「せや、それとささみと胡瓜のピリ辛あえと豚の生姜焼きや!」
「すっげえ旨そう!俺そんなに長く風呂入ってなかったはずなのにあの短時間でこれだけの量の料理作ったのか。」
「ふふん、これが1年の成果や!どや、凄いろ?」
「あぁ、匂いでもうさらに腹減ってきて今すぐに食べたい!」
「ならこっち座ってはよ食べよ!」
ジョゼにそう促され反対側に座る。そして手を合わせて。
「いただきます。」
「いただきます。」
箸を手に取りまず、出来立てのたこ焼きから頬る。外はサクッと中はトロトロで最高に旨い。続いて豚肉の生姜焼きを頬張る。味付けも完璧で味の濃さも絶妙だった。咀嚼して飲み込みささみと胡瓜のピリ辛あえに箸を伸ばす。胡瓜のシャキシャキとした歯応えとささみの感触がマッチしていてこれも絶品だ。美味し過ぎて手が止まらない。そんな俺を見ていたジョゼはニコニコしていた。
「そないに急いで食べんでも料理はまだいっぱいあるよ?」
「仕方がないだろ。旨過ぎるのが悪い。」
「そっかそっか///」
美味しそうに食べてくれる恒夫に嬉しくて気分が上がるジョゼ。
めちゃくちゃ上機嫌だ。
すると焼いてあった分のたこ焼きが無くなってしまったからか恒夫がたこ焼き液を型に流そうとした刹那、「スト―――ップ!!」とジョゼが制した。
「どうしたんだよ。無くなったから焼こうと思ってただけだぞ?」
「たこ焼きはうちの専売特許や。例え恒夫であっても作るのは譲れんねん!」
声高らかに宣誓するジョゼ。おぉ~っと口から息を漏らす恒夫の手からたこ焼き液を奪いすさまじい速さでたこ焼きを作っていく。一生懸命作る鍋奉行ならぬ焼き奉行な彼女さんに恒夫は少し可笑しくなり思わず笑ってしまい、その笑いを聞いたジョゼは「なんで笑うねん!」っと帆を膨らませ可愛く怒っていた。
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食後、二人で食べ終わった食器を洗う。恒夫は口の中に残る手料理の味の余韻に浸っていた。
「それにしても旨かったなぁ。ジョゼの手料理。ご馳走様でした。」
軽くペコリと横に居るジョゼに頭を下げる恒夫。それを見たジョゼは満足そうな笑みを浮かべて「おおきに!これで恒夫の胃袋は掴んだな!」と勝利宣言した。
そんな彼女を見て心の中の言葉が無意識に声が出てしまった。
「結婚したら毎日食べられるんだもんなぁ。」
次の料理は何にしようかぶつくさ言っていたジョゼが固まる。
ポロっとでた爆弾発言に気づきとっさに言葉を弄する恒夫。
「あ、いやそのこんなに美味しいなら毎日食べたいっていうか結婚したらって言うのは言葉のあやで!いや、間違いじゃないんだけど、、!!」
軽くパニック状態の恒夫は服をキュッと掴まれた。
すっと目を合わせられてドキッとしてしまう。その目はまっすぐ俺を見ていた。するとゆっくりと声を出した。
「言質、取ったからな?」そう一言言ってピトッとくっつくジョゼ。
この可愛すぎる彼女さんに恒夫は「はい、、、」としか言えないのだった。