「それでは改めて自己紹介を!
私の名前はエンデ!
一応、ツーカイザーで、以前までは介人さんと一緒に活動していました!」
そう言いながら、以前の世界から一緒に戻ってきたエンデは笑みを浮かべながらジュラン達に挨拶していた。
「おぉ、ヨロシコ。
にしても、俺達以外のメンバーか、なかなかに新鮮だな」
エンデの挨拶を聞きながらジュランは関心している中で、マジーヌは後ろの光景を見ていた。
「えっと、それ以上に問題がありますが」
それはまるで不良漫画で見られる睨み合いを沸騰させる迫力で対峙している介人と謎の女性だった。
「あの、介人さんがガチャで当てても不機嫌だとは」
その様子を見ていたブルーンも旋律していた。
「なんだぁ、痴女の趣味は相変わらずのようだな」
「そうか?
そちらの馬鹿な考えに比べれば、マシだがのぉ」
そう言いながら互いに手を出さないだけで、介人の手にはギアトリンガーを、女性の方は手を出しそうになっていた。
「あっあの、女性は一体?」
「えっと、彼女は生存フラグさん。
私の前任で、ほとんどの生存フラグを成功させた天使の中でも最強の存在なんです」
「それは凄い!
でも、なんだか介人と仲は悪そうだけど」
「その生存フラグさんはかなりドSで、介人さんを除いたら、ほとんどの人が病院送りになっているんです」
「それは生存フラグとしては駄目じゃないんですか!?」
「黙れ廃車。
死ぬよりはマシだろ」
「はっ廃車!?」
その一言にブルーンは思わず叫んでしまう。
「何を言っているんだ、本当の事を言われてドキッとしているんじゃないのか?」
「何を言う?
必ず成功させているんだぞ。
まぁそれ故に怪我は多いが、貴様のような馬鹿や、エンデのような優秀な奴ぐらいにしか儂の才能は生かせないがなぁ」
「ふっ、自分の無能を人のせいにするなよ」
「あっあわわぁ、なんだか僕が嫌われているのか可愛く見えるぐらいに、二人が喧嘩しているけど」
そう言いながら、ガオーンはどうすれば良いのか迷っている中で
「一体何があったんだ?」
「さっきも言ったように、生存フラグさんはその、確実に生存させるんですけど、介人さんがあまりにも生命力が強すぎて、死にかけの戦いを何度も繰り返し行ってしまったんです。
まぁ、そのおかげで介人さんは成長できたんですが」
「あぁ、つまり、何度も死にかけた結果、鍛えられたけど」
「その結果、結構怠けるようになった訳か」
その言葉と共に納得するジュラン達であった。
現在の介人を育て上げたのは間違いなく生存フラグであったが、同時にここまで仲が悪いのもまた納得した。
「あの、お二人共、そろそろ仕事ですから、行きましょう!」
そんな二人の間に割って入ったのはエンデだった。
「・・・そうだな、エンデをこれ以上困らせる訳にはいかないしな」
「ふんっ、エンデに感謝するんだな」
そう言いながら、エンデを挟みながら、未だに睨み合いを続ける二人。
「なんというか、あの子がいなかったら、本当にやばかったな」
「それで、次の世界というのは一体、どこなんですか?」
そう言いながら、マジーヌがフラグちゃんに話しかけると
「今回は舞台になっている世界から未来の世界のようです。
刀語とるろうに剣心の世界が合わさった世界のようですね」
「そうか、だったらさっさと行くか」
それと共に全員がそのまま目的の世界へと飛び込む。
それと共に見えた世界はどこにでもあるごく普通の近代の町だった。
その町並みを見ながら
「平和だねぇ」
「平和だなぁ」
その光景を見ながら、全員が同じ言葉を言う。
「本当にこんな平和な世界に何かあるんですかねぇ?」
「んっ、これは?」
そう言っていると、ブルーンは何かに興味を示したのか、走っていた。
「どうしたんだ?」
「いえ、ここの白山神社にある刀が少し興味がありまして」
「刀?」
そう言いながらブルーンに言われるままに向かった先には何かを祀っていた。
「これは逆刃刀?」
それに疑問に思っていると、介人も、別の場所を探っていた。
「どうやら、少し前の時代もあって、東京よりも京都が歴史の中心みたいな感じだな。
なんというか、色々とあるけど」
そう言いながら、探っていると介人が見つけたのは一つの地図だった。
「地図か?
なんで、また?」
それに疑問に思っていると
「ほぅ強者の匂いを感じれば、ここか」
「んっ?」
後ろから聞こえた声に振り返ると、そこにはボサボサな髪をした青年が立っていた。
「誰だ、お前は?」
「なに、ここに強い奴がいると聞いてな。
見れば、人間だけではなく、異形の奴もいるじゃないか」
「こいつら、俺達の正体もっ」
それと共にジュラン達が人間態へと変身していた事にも気づかれていた。
「お前は何者だ?」
「我が名は蛾眉十蔵。
悪いが、俺の飢えを満たして貰うぞ」
その言葉と共に、蛾眉十蔵の姿は瞬く間に顔面の赤い骸骨のような怪物に頭部と角が生えており陣羽織を纏った姿へと変わった。
「こいつもかよっ」
「だったら」
その言葉と共に6人は各々の変身アイテムを構える。
【45バーン!】【 16バーン!】【25バーン!】【29バーン!】【30バーン!】
「「「「チェンジ全開!」」」」
その音声と共にジュランとガオーンが一回転、その次にマジーヌブルーン、そして最後に介人が回転すると共に引き金を引く。
【バーン!バーン!バーン!バーン!ババババーン!】
その音声と共にゼンカイザー、ゼンカイジュラン、ゼンカイガオーン、ゼンカイマジーヌ、ゼンカイブルーンへと変身する。
「んっ」
そうして変身を完了したゼンカイジュランはエデンの方を見ると
「チェンジ痛快!」
【回せー!ツーカイザー!Hey!HeyHey!Hey!HeyHey!
ヨーソロー!ツーカイにレボリューション!】
それと共にエデンはその場でダンスを行い始めた。
「なっ何をやっているだ」
「ツーカイザーは変身する時にダンスしないと、変身できないんだよ。
力が強い分、セキュリティを強化する意味も込めてらしい」
「けど、なんだか凄いノリノリなんだか」
「はぁ!」
その言葉と共にエデンはそのまま笑みを浮かべたまま、その姿をツーカイザーへと変身する。
「それでは介人さん、皆さん!
さっそく名乗りをしましょう!
私、ずっと一人だったから、名乗る時、凄く寂しかったんですよ!!」
「えっおっおう」
「勿論っ僕も付き合うよ!!」
変身を完了すると共にエンデの声に対して、ブルーンは多少戸惑うが、エンデのダンスを見て上機嫌なガオーンは迷いなく答える。
「だったら行くぜ!
秘密のパワー!ゼンカイザー!」
「恐竜パワー!ゼンカイジュラン!」
「動物パワー!ゼンカイガオーン!」
「魔法パワー!ゼンカイマジーヌ!」
「轟轟パワー!ゼンカイブルーン!」
「海賊パワー!ツーカイザー!!」
「「「「「「機界戦隊!ゼンカイジャー!!」」」」」
その言葉と共に名乗りを上げると
「さて、もぅ良いか」
「あぁ、全力で行かせて貰うぜ!!」
その言葉と共に介人はギアダリンガーの引き金を引き、蛾眉十蔵に攻撃を仕掛ける。
それと共に蛾眉十蔵はその手に持った剣でその攻撃を受け止め、瞬く間に接近する。
ゼンカイジャー達の中央に立った蛾眉十蔵はそのまま攻撃を仕掛けてくるゼンカイジャーの攻撃を、刀で受け流しながら、攻撃を仕掛ける。
「ぐっこれじゃあ、戦いにくい」
集団に対する戦い方を心得ているように、蛾眉十蔵は銃による攻撃を行えないように常に射線には味方がいるように動き、隙を見せないようにしていた。
そうした戦い方を行っていく内に一人また一人と吹き飛ばされている。
「うわっと」
「きゃぁっ」
そうして吹き飛ばされた先には神社に飾られている刀、地図の近くへと転がり、変身を解除される。
「はぁはぁ」
そうして、戦いを行っていく内、残ったのは介人とエンデの二人だけになった。
「さすがにこのままじゃやばいな」
そう言いながら、構えを解かない。
蛾眉十蔵は遠距離の攻撃の対処は完璧な為、ギアトリンガーとギアダリンガーによる攻撃は完全に封じられ、拳では不可能。
「こういう時はシンケンジャーか、これだが」
そう言い、取りだそうとしたのは前回のガチャで当てたメダルへと
「これはっ、介人!」
「こっちもか、エンデちゃん!」
「「っ」」
聞こえた声の方向を見れば、ジュランは近くにあった地図を、ガオーンは逆刃刀から飛び出た新たなメダルをそのまま二人に向けて投げる。
それを見ると共に二人はそのまま受け取る。
【バ~ンガイ!!ババババーン!刀語ィ!!】
【【回せー!るろうに剣心!Hey!HeyHey!Hey!HeyHey!
ヨーソロー!ゼーンカイにレボリューション!】
その音声と共にツーカイザーの手に持ったギアダリンガーから刀のパーツが追加され、そのまま構える。
「ほぅ、雰囲気が変わったか。
これは面白い!!」
その言葉と共に蛾眉十蔵に変化が起きた。
背中から腕が2本が生え、4本の手に剣を手に持つ。
その変化を見ると共に介人とエンデの二人は蛾眉十臓を睨む。
ゆっくりと時が止まったような静寂が訪れ、緊張で動かない状態だった。。
そうして、フラグちゃんの頬から汗が流れ落ちる音が響き渡る。
「ふんっ!」
同時に蛾眉十蔵は前両腕を振り下ろし、斬撃を二人に向けて放たれた。
音も置き去りにする斬撃は瞬く間に二人の元へと迫るが、介人はそのままクラウチングスタートを行うように走り出した。そのまま走り出した介人に向かっていた斬撃を受けた介人は真っ二つに切り裂かれた。
だが、切り裂かれた介人は血を流さず、まるで霧の幻影のように消え去る。
そして、そんな介人とは違い、エンデは刀へと変形したギアダリンガーを構え、迫り来る斬撃を正面から受け止め、そのまま受け流した。
斬撃はそのまま宙を舞い、空へと消えていった。
「ほぅ、これはなかなか!!」
その言葉と共に蛾眉は後ろ右腕の刀を使い、構える。
その構えた先にいたのは、斬撃によって消えたはずの介人の姿があり、エンデはそのまま手刀で蛾眉へと攻撃を仕掛けていた。
蛾眉はその攻撃を受け止めると同時に介人の腕と重なった時に聞こえた音、それはまるで刀と刀がぶつかり合った時の金属音と同じであった。
「自身を刀のようにする虚刀流、そして」
「はぁ!!」
その攻撃に合わせるように接近したエンデはその刀を振り下ろした。
蛾眉はその攻撃を受け止めるが、刀から伝わる振動を受けながら、その笑みはさらに凶悪な物へと変わる。
「神速の殺人剣、飛天御剣流っ!
まさか、この二つと同時に戦えるとはなぁ!!」
その言葉と共に先程の斬撃に使っていた腕も使い、前後から戦いを仕掛ける介人とエンデに戦いを続ける。
身体が全てが刀となっている介人と、瞬間的な速さで切り裂くエンデ。
その二人に対して、多少苦戦する蛾眉だったが、この世界において、多くの剣士と戦ってきた彼にとっては苦戦はするが、未だに楽しめる程の余裕があった。
「たくっ、この戦闘狂がっ!」
「あぁ、そうだ!
だから、俺にもっと、本気にさせろ!
その刀で、全てをなぁ!!」
それと共に蛾眉の刀に僅かな変化に気づく。
「これはっ」
刀から流れたのは雷。
それに気づいた介人はすぐにその場から離れると、同時にその場を避ける。
「牙凌道・雷幻斬り!!」
その雄叫びと共に放たれた一撃を、瞬時に避ける事でなんとか回避する事ができた。
対して、エンデもなんとか受け止める事ができたが、そのダメージを完全に殺す事はできずに後ろへと下がる。
「さぁ、まずは黄金の奴からだ!!」
そう言い、蛾眉はそのままエンデに向けて、刀を振り下ろそうとする。
「エンデっ、これをっ」
それを見た介人はそのままエンデに向けて、一枚のセンタイギアを投げる。
それと同時に
「立ったぞ」
その場にいなかったはずの生存フラグが、なんと蛾眉を蹴り上げた。
「ぐっ貴様、何者っ」
「何、儂はただの生存フラグだ。
それに、今はこいつが生存フラグを行ったからな」
「生存フラグだと?」
その言葉に疑問に思った蛾眉だが、すぐにその変化に気づく。
エンデは自身のギアダリンガーを構えていると、介人が投げたセンタイギアシンケンジャーギアが変化し、まるで赤い鎧武者を思わせるロボットが描かれたギアへと変わり、そのままギアダリンガーに装填される。
【シーンケンジャー!ソレソレ!ソレソレ!ソレソレソレ!
ヨーソロー!シンケンにレボリューション!】
それと共にエンデはそのまま手刀で空を切って日本舞踊のような舞と共に、その姿は変わる。
先程までのツーカイザーから額にはシンケンジャーの番号である33が刻まれ、にシンケンレッドを模した漢字の「火」が加えられたシンボル、胴体にはハイパーシンケンジャーのような赤い陣羽織、胸部には頭部同様の「火」のシンボルが現れる。
「クールに侍、シンケンフォーム、いざ参る!」
そう言い、そのままエンデは構える。
「シンケンジャーだとっ」
「こちらも行かせて貰うぞ」
その言葉と共に取り出したのはガチャで手に入れた新たなセンタイギアであるリュウソウジャーギアだった。
【43バーン!バンバァン!バンババーン!リュウソウジャー!】
その音声と共に介人の右腕には恐竜を模した籠手、マックスリュウソウチェンジャーが装着される。
「ふっ、面白いっ面白いぞ!
これこそ、俺が望んでいた戦いだぁ!!」
その言葉と共に蛾眉十蔵は笑みを浮かべながら構える。
「いざ、参る!」「ソウルを一つに!!」
それと共に一斉に二人もまた一斉に攻撃を仕掛ける。
本気の力を発揮した蛾眉はその両手に持った刀に雷を纏いながら、二人の攻撃を受ける。
だが、先程までの攻撃に加え、エンデはシンケンジャーの炎と刀の技が、介人はリュウソウジャーの力もより完全に見切り、完全な籠手の武器であるマックスリュウソウチェンジャーによって雷を直接受けなくなった。
「ははっ良いぞ!
良いぞぉ!!!」
その事に対して蛾眉十蔵は怯える所か、追い詰められている事に対して、笑みを浮かべていた。
【全速前進! 回せ回せー!いっぱーい!シーンケンに、弩ッキューン!!】
その攻撃の中で、エンデは舵輪を回し、剣先に炎を纏わせ、蛾眉十蔵の刀を袈裟懸けに切り裂く。
それにより、蛾眉十蔵の刀は4本斬られる。
「俺の刀が」
【ヒーロー!スーパーゼンカイタイム!ダイゼンカイ!】
その音声が鳴り響くと同時に介人に並ぶように、6人のゼンカイザーが現れる。
「奥義!七花八裂・恐竜!!!」
その叫び声と共に各々のゼンカイザーがすぐに攻撃を仕掛けていく。
身体を捻り拳を相手に突き出し、高速の強烈な拳底、両手で放つ水平手刀で両脇を打ち、足を斧刀に見立てた踵落とし、打ち上げる膝蹴り、両手で放つ水平手刀で両脇を打つ。
そして、最後に本体であるゼンカイザーがマックスリュウソウチェンジャーで身体全体を高速回転させて相手に突撃し、その一撃を食らわせる。
「がはぁっ、まさかっこのような奥義がっ」
その言葉と共に蛾眉十蔵の身体を中心に穴が開き、そのまま後ろへと倒れ、爆散する。
「まぁ、これぐらいは当たり前か。
なによりも、新フォームは完全な生存フラグだからな」
「そうかよ」
そう言いながら、生存フラグに対してゼンカイザーは変わらず睨むように言う。
「なんだ、いつものように文句は言わないのか?」
「エンデが助かった事に文句を言うつもりはないからな」
「ふっ」
そう言いながら、文句を言っていた。
「二人共、仲良くなって、良かったです!!」
「「仲良くない!!」」
エンデはそのまま嬉しそうに笑みを浮かべると、介人と生存フラグは息を合わせるように叫び。
「いやぁ、これはなかなかに面白うだなぁ、姉貴!!」
「んっ」
そう言っていると、エンデのギアダリンガーから飛び出たのは小型のロボットだった。
見た目はジュラン達と似て、シンケンオーを模した見た目となっており、首を傾げる。
「なんだ、こいつは?」
「おぉ、これは親分ですか!
俺はカッタナー!この度、姉貴の力によって誕生した存在です!!」
「ふぅん」
そう言いながら、特に興味なさそうに言うが
「そういえば、さっきのシンケンジャーギアは?」
「あぁ、それはおいらの事ですね」
「・・・・」
それと共に介人は真っ直ぐとカッタナーを睨み。
「いやぁ、おいらもびっくりですよ!
まさか、こうやって、実体を持つ事ができるなんて」
「・・・」
「あれ、親分?」
何か様子が変な事に気づいて、カッタナーは介人に近づく。
それに気づいた生存フラグは近づき
「こやつ、死んどるの」
そう生存フラグは何気なく呟く。
「えっかっ介人さんって!!」「親分っ!!」
それに対して、心配になったエンデとカッタナーは叫びながら、寄り添う。
その後、介人はブルーンが新たなセンタイギアを当てた事を報告すると共に飛び上がり、復活した。