特典で世界を再構成する戦隊   作:ボルメテウスさん

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戦慄のバトルシーザーロボ

「奇妙な反応?」

 

「そうなんだよ、そっちの世界にいる転生者から奇妙な反応があってね。

ごめんだけど、そのままその世界に留まって調べてくれない?」

 

「こいつはいつも大事な事を言わない」

 

そう言いながら、タブレット越しに会話する神に向かって、生存フラグが言いながら、文句を言う。

 

「それにしてもあいつらを作ったという事はやっぱりあいつらが関係しているのか?」

 

介人はそう一言を呟くと共に思い浮かんだのは理乃と、それを中心として4人のメンバー。

 

介人が見に行った時には既に姿が見えず、メンバーの内、判明しているのはジュランをコピーしたステレンオーのみ。

 

それ以外のメンバーは未だに謎が多い。

 

「とにかく、情報を集めてみましょう!

何か分かるかもしれませんし」

 

「・・・いえ、その必要はないらしいですよ」

 

「えっブルーン!?」

 

ブルーンの一言と共に、すぐ近くの建物に向けてギアトリンガーの引き金を引く。

 

放たれた銃弾はそのまま建物へと向かうが、そこから現れた謎の影は腕で、その銃弾を弾いた。

 

「おいおい、いきなり撃つとは失礼ではないか?」

 

その言葉と共に現れたのはまるで白いスーツを身に纏い、貴族を思わせる格好をしており、その右腕は巨大なチェンソーとなっていた。

 

「のぞき見する怪しい人を狙っただけです。

何よりも視線は私達が戦う前から感じていたのでね、私のコピーさん」

 

「コピー、つまりこいつは」

 

ブルーンの一言と共に介人達はすぐにギアトリンガーを構える。

 

「ふふっ介人様は少し賢いようですね。

まぁ私も少し遊びましょうか」

 

その一言と共にその人物もまたギアトジンガーを構え、そのギアトジンガーに自身のギアを装填する。

 

【44番!】

 

「「「「「チェンジ全開!」」」」」「チェンジ痛快!!」

 

それと共に介人達はそのままゼンカイジャーへと変身する。

 

「暗黒チェンジ」

 

それに合わせて、男もまたギアトジンガーの引き金を引く。

 

【邪バーン!サクシーザー!】

 

その音声と共に左腕にはチェンソー型の剣、右腕は恐竜を思わせる籠手を手に持つ戦士が現れる。

 

「策のパワー、サクシーザー」

 

そう言いながら、自身の名を名乗り、そのまま構える。

 

「とりあえず、全力全開で行くぜ!!」

 

「ふふっ、それは楽しみですねぇ!」

 

「うわぁ?!」

 

サクシーザーの一言と共に、その姿を消した。

 

同時に介人達に襲い掛かった衝撃は、次々と切り裂かれる衝撃が襲い掛かる。

 

「こっこれはっ!?

目に見えない程のスピード!?」

 

「貴方達を疲労させる事ができ、あとは十分に痛みつければ良い。

わざと留まらせる事ができて運が良い」

 

「これも策かよ」

 

「この程度、策でもなんでもないですよ!」

 

そう言い、サクシーザーはまるで攻撃の手を緩める事なく、攻撃が止まる事なかった。

 

「だったら、ブルーン、あのギアを」

 

「えっはいっ分かりました!!」

 

ブルーンはそのまま介人の言葉に応えるように、その手にあるギアを介人に渡す。

 

【20バーン!

ババン ババンババンババン!ババババーン!カーレンジャー!】

 

その音声と共に現れたのは20番目のスーパー戦隊であるカーレンジャーの幻影が現れ、そのまま介人達に向かって吸い込まれる。

 

「よしっエンジンが暖まって来たぜ!!」

 

その言葉と共に介人達はそのまま走り出す。

 

「なにっ、それは確か変身用のアイテムのはずっ」

 

「本人が使えばな。

ただ別の奴が使えば、能力だけはこうすれば使えるからな!!」

 

それに合わせるように介人もサクシーザーに対抗するように戦う。

 

超高速の戦いとなっている中、周りにはまるで見えなかった。

 

「よしっとどめだ!

全力激走必殺技!」

 

「えっ、なんですかそれ!?」

 

介人の一言にフラグちゃんは思わず突っ込んでしまうが、そうしている間にもサクシーザーから離れた介人達は

 

「えっちょっと!?」

 

そこにはマジーヌが一輪車、ガオーンがローラースケーター、ブルーンがスケボー、キックスケートに乗るエンデ、ジュランが自転車を漕ぎながら、その上に介人がまたがっている。

 

「楽だなこれは」

 

「えっと、これって、どういう状況なんですか」

 

「巫山戯た事をっ」

 

そうサクシーザーが構えようとしたが

 

「「「「「ゼンカイクルマジックアタック!!!」」」」」

 

だが、そんなサクシーザーに向けて、次々と攻撃を仕掛け、最後に介人がそのまま蹴り飛ばし、とどめを刺す。

 

「ちっ、これは情報不足でしたね。

けど、これで少しは情報は集まりましたね、理乃様」

 

「理乃って、まさかっ!」

 

その言葉を聞いた瞬間、介人達はその場からすぐに離れる。

 

そう、先程まで介人がいた場所に襲い掛かったのは無数の銃弾であり、サクシーザーの元に降り立ったのは理乃とステレンオーの二人だった。

 

「時間をかけすぎ。

それにギアの実験も十分だったはずでしょ?」

 

「そうですね。

けど、十分なデータは取れました」

 

「それじゃ、もう十分に行えるようだな」

 

「えぇ、勿論」

 

その言葉と共にステレンオーとサクシーザーの二人はギアトジンガーに装填されているギアを裏返しにする。

 

「おい、まさかっ」

 

【ビックバーン!】

 

ジュランはその行動に思わず声を出すが、そのまま二人は引き金を引くと共に二人は巨大化した。

 

「俺達と同じかよっ!」

 

「えぇ、それにこれも、暗黒合体」

 

「っ!」

 

その一言と共に理乃はそのまま跳びながら、ギアトジンガーを引き金を引く。

 

それと共に恐竜を思わせる姿へと変形したステレンオーと、電車を思わせる姿へと変形したサクシーザー。

 

そうして変形すると共に、そのままステレンオーは上半身に、サクシーザーは下半身になるようになり、そのまま合体する。

 

その合体した姿は鎧武者の様な荘厳かつスマートな出立ちをしており、右手には鋭利な日本刀の様な剣、左手には人の顔や「閉」の漢字に見える小型の盾を手に取る。

 

「完成、バトルシーザーロボ」

 

「マジかよ、まさか合体するのかよ」

 

「こっちもこっちで対抗するしかないな!!」

 

それと共に介人達もまた、それに対抗するようにジュラン達もまたゼンカイオーへと合体する。

 

「行くぜ!!」

 

その言葉と共に、ゼンカイオー達はバトルシーザーロボへと向かって攻撃を仕掛ける。

 

ゼンカイオージュラガオーンが剣を振り下ろし、バトルシーザーロボに攻撃を仕掛けるが、それに対して、その手に持った剣で切り払いを行う。

 

そして反対側からブルマジーンも攻撃を仕掛けるが、その攻撃は盾で受け流す。

 

「俺達の攻撃が読まれている!」

 

「当たり前です。

ここまでの戦いで貴様達のデータは十分に揃っている。

さらには私達自身はお前達から生み出された存在、ある程度の癖は知っている」

 

「つまり、君達に勝ち目はない!」

 

その言葉と共にバトルシーザーロボはそのまま2体のゼンカイオーを吹き飛ばし、そのまま構える。

 

「バトルシーザー円月斬り!」

 

そのまま必殺の一撃がゼンカイオー達に襲い掛かる。

 

「っ悪い、ジュランっ、ガオーン!」

 

「あぁ、分かっているっ!」「僕も反対しないよ!!」

 

その一撃を見た介人、ジュラン、ガオーンはその一撃を受け止めるように前に出て、剣を構える。

 

「力を貸してくれ、先輩!!」

 

その言葉と共に、介人は取り出したキラメイジャーギアを装填し、回す。

 

【44番!キラメイジャー!ビックバーン!】

 

同時にゼンカイジュラガオーンの後ろにはキラメイジャーのロボの一つであるキラメイジンの幻影が現れる。

 

同時に円月斬りを行うように剣を回しながら一体化し

 

「「「キラメイダイナミック」」」

 

その叫びに合わせて、互いの必殺技が激突する。

 

宝石のような輝きと氷のような闇、二つの斬撃がぶつかり合う。

 

「っ介人!!」

 

そうした激突はやがて大きな爆発となり、ゼンカイオージュラガオーンとバトルシーザーロボは吹き飛ばす。

 

「マジーヌ、ブルーンっ」

 

「はいっ」「皆っ!」

 

すぐに吹き飛ばされたゼンカイオージュラガオーンを受け止めるようにエンデ達はすぐに飛び上がり、受け止める。

 

「皆さんっ、とにかく、今はここから脱出です」

 

「幸い、既に転生者はいないから、すぐに脱出できる」

 

同時に死亡フラグと生存フラグの一言と共に介人達はすぐにその世界から離れる。

 

「逃げられたようですね、ですが」

 

「あぁ、最後のは思った以上にダメージが大きい」

 

そう言いながら、バトルシーザーロボは自身の傷口を見ながら呟く。

 

「それでも、これでお兄に対抗できる力はある。

次は絶対に」

 

そう言いながら、理乃は決意を新たにするように握り締める。

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