特典で世界を再構成する戦隊   作:ボルメテウスさん

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介人、宇宙にて死す

「いやぁ、ぶっちゃけ、本当に死ぬかと思ったよ」

 

「それを言っちゃう訳?」

 

そう言いながら、ジュラン達が修理が完了したのか、介人達と合流していた。

 

「それで、その気になるんですが」

 

そんな中でマジーヌは一つ気になる事があり、介人に尋ねる。

 

「なんだ?」

 

「この、さっきから私達と一緒にいる方々は誰なんですか!?」

 

ブルーンはそのまま周りを見て、思わず叫ぶ。

 

「ふも?」

 

それはクロコダイオーの搭乗員であるボン太君であり、現在も何か作業を行っていた。

 

「あぁ、こいつらはボン太君。

クロコダイオーに乗っているだけど、普段は色々と手伝ってくれるという事で、一緒にいるんです」

 

「はぁ、ギアから生まれた奴がこうやって意志を持つのか」

 

「それにして、興味深いですねっ!

クロスオーバン、数々の力を組み合わせて行う事ができる力に、私、ブルンブルンッに興奮します」

 

そう言いながら、ブルーンはそのままこれまで集めてきたギアを一気に見始める。

 

「というよりも、皆さん、もう仕事ですからさっさと行きますよ!!」

 

「次の仕事ですか、えっと、あぁ、これは」

 

「どうしたんだ?」

 

何か驚いた表情でフラグちゃんが見ており、介人は首を傾げる。

 

「えっと、それが今回は結構厄介な世界です。

聖闘士星矢・セインティア翔とスター☆トゥインクルプリキュアという世界のようです」

 

「えっと、それでどんな風に厄介なんだ?」

 

「ここ、どうやら宇宙何です!

だから、このまま行けば」

 

「俺達、窒息間違いなし!?」

 

それに思わず驚きを隠せない介人達。

 

「はい、このままでは、えっ」

 

そう悩んでいる彼らの元に来たのはボン太君だった。

 

「ふもっふ!!」

 

「えっ、クロコダイオーは宇宙船としても活躍できるですって?!」」

 

「なんでもありじゃないかよ」

 

「とにかく、これで解決だよね」

 

「あぁ、という事でエンデ」

 

「了解です!!」

 

その言葉と共に介人とエンデは同時に2枚のギアを取り出し、そのままギアトリンガーとギアダリンガーを回し、そのまま飛び込む。

 

「それじゃ、さっそく宇宙の旅へっ、レッツゴー!!」

 

その言葉と共に彼らはそのまま次の世界へと向かって行った。

 

その先で待ち受けていたのは目の前は暗く染まった宇宙空間であり、周りは星で覆われていた。

 

「本当に全部が宇宙になっているなんて」

 

「これは凄いよ!

あれ、宇宙という事はもしかして宇宙人に会えるのかな?」

 

「宇宙人?

宇宙人とはもしかして、あの宇宙人ですか!!」

 

「それは結構楽しみだな!!」

 

「皆さん、忘れているかもしれませんけど、ここに来たのは転生者が目的なんですよ」

 

そう言いながら、周りの光景を見る。

 

「それで確認するけど、どうやってその転生者を見つけるつもりなの?」

 

「うぅん、それは、ボン太君、どっか分からない」

 

困った介人はそのままボン太君に尋ねるが、首を横に振った。

 

「やっぱり、何の手掛かりもなしで探すのは難しいって」

 

「というよりも、どうやってボン太君の言葉分かるんだ、介人にエンデちゃん」

 

「それは、分からないけどって」

 

そう言っている間にも、窓の外を見ると、そこにはこちらに向かってくる無数のUFOだった。

 

「何あれ、UFO?

もしかして、宇宙人!!」

 

「えっマジで!!」

 

その単語に反応し、次々と外の光景を見始める一同。

 

「あっあわわわ」

 

「どうしたんだ、フラグちゃん、そんなに慌てて」

 

「立ちました」

 

「・・・立ったって、もしかして」

 

「未知の存在との接触は死亡フラグです。

そういう場合は大抵」

 

「あぁ、なるほどなるほど」

 

その言葉に介人が納得していると共にUFOから次々と現れたのは奇妙な宇宙人ばかりだ。

 

「なぁ、あれはこちらに友好的というんじゃ」

 

「いや、あれは明らかにこっちに攻撃を仕掛ける気満々だぞ」

 

その言葉と共に周りを見る。

 

「このままじゃやられるぞっ!」

 

「あの、一つ質問ですが」

 

「なんだよ、こんな時に!」

 

「私達、そもそも息をする必要がないから、宇宙に出ても問題ないと思いますが」

 

「・・・あっ」

 

ブルーンの一言を聞くと共にジュランは手を叩く。

 

「どうやら、決まりだね、介人はそのままいてね!!」

 

その言葉と共に、宇宙へと飛び出すジュラン達。

 

「あっ本当だ。

息しなくても、普通に問題ないわ」

 

「だったら、さっそく行くよ!!

「「「「チェンジ全開!!」」」」

 

異常がないかどうか確認したジュラン達は頷くと共に、そのままギアトリンガーにギアを挿入し、そのまま変身する。

 

「勇気パワー!ゼンカイマッチョ!」

 

「獣拳パワー!ゼンカイジュウゲキ!」

 

「天使のパワー!ゼンカイヴァーチャー!」

 

「激走パワー!ゼンカイレーサー!」

 

「「「「4人揃って、ゼンカイジャー!!」」」」

 

その言葉と共に宇宙空間の中で漂いながら、構える。

 

「ヒャッハー!!やっぱり情報通りだ!」

 

「とにかく奪え!

こいつらには珍しい力が山程あるそうだ!!」

 

そう言いながら、姿形、全てがバラバラな存在は奇妙な鎧を身に纏いながら、襲い掛かってくる。

 

「たくっ、こいつらは一体何だよ!!」

 

そう言いながら、ジュラン達はそのまま襲い掛かってくる敵達と戦う事になる。

 

宇宙空間という、これまでにない足場がない空間での戦いはジュラン達は苦戦していた。

 

「だったら、ここは、これで!」

 

その言葉と共にガオーンが取り出したのは一枚のギアを、そのままギアトリンガーに装填する。

 

【バンガーイ!混血のカレコレ!】

 

その音声と共にガオーンとマジーヌの前に現れたのは青髪の少女と褐色の青年が現れ、そのまま二人に吸い込まれる。

 

「それじゃ、行くぞ、ガオォ!!!」

 

その言葉と共にガオーンの身体は炎を纏い、そのまま敵に向かって、拳を振り上げる。

 

同時に現れたのは炎の狼であり、その狼達は次々と敵を吹き飛ばしていく。

 

「こっちも行きますよ、ヌヌヌ、マジーヌ!」

 

それと共にマジーヌの言葉に合わせて、その杖の先から現れたのは雷を纏ったマジーヌドラゴンであり、襲い掛かる敵達を次々と倒していく。

 

「すげぇな、けど」

 

介人の隣にいる幻影を見る。

 

先程の幻影とは違い、赤いメッシュの少年だが

 

「宇宙ではやっぱり無理なのか」

 

『いや、宇宙で戦うなんて、無理だろ』

 

その一言になんとなく納得し、頷きながら、そのまま介人と一体化する。

 

「大変です、何やら巨大な反応がっ」

 

「あれって」

 

それと共に現れたのは巨大なロボだった。

 

6本の巨大な腕が特徴的なロボであり、クロコダイオーに向けて、その腕で攻撃を仕掛けてきた。

 

「敵、巨大戦力、それにこの反応は」

 

「まさかあいつが転生者かよ」

 

「でしたら!!」

 

「あっ」

 

それと共にエンデは笑みを浮かべた。

 

「今回はリッキー!」

 

「了解だぜ!!」

 

それに合わせるようにリッキーとカッタナーが外に出ると共に、エンデはそのままギアダリンガーを回す。

 

「界賊合体!!」

 

【ツーカイオーリッキー! オペレーション!】

 

その音声と共に、リッキーが外に現れると共に、クロコダイオーに飲み込まれたリッキーはそのまま姿を変わっていく。

 

それと共に、片手はマシンガン、もう片手にはワニを思わせる腕へと変形する。

 

「完成、ツーカイオーリッキー!

ほわちゃぁあ!!」

 

その言葉と共にツーカイオーリッキーがそのまま構え、襲い掛かる拳に対して構える。

 

「おらぁっほわちゃぁ!!!」

 

襲い掛かる拳に対抗するようにツーカイオーリッキーは自身の武器で戦う。

 

マシンガンで飛んでくるパンチを撃ち落とし、カンフーを思わせる動きで拳を受け止める。

 

「ぜっ前回よりもやばいっ」

 

「ゆっ揺れますっ!!」

 

以前のツーカイオーカッタナーの経験もあり、介人達はすぐにその場にある物を掴み、なんとか対応する。

 

動きは激しく、敵味方関係なく襲い掛かる6本の腕に対抗する事ができた。

 

「一気に行きますよ、リッキー!」

 

「あぁ!!」

 

その言葉と共にツーカイオーリッキーはそのままマシンガンをロボに向けた。

 

「超力バースト!!」

 

その雄叫びと共にツーカイオーリッキーは超力を込めてビームを発射し、襲い掛かる6本の腕を全て破壊する。

 

「これでラストっ」

 

「あぁ、これで最後だね」

 

「っ」

 

聞こえてきた声、それと共にグチャリという音が周りを響かせる。

 

その音の先を見ると、そこには心臓を貫かれた介人の姿だった。

 

「介人っ、ぐぅ!!」

 

エンデはすぐにそれを行った者を見る。

 

そこには以前の戦いで現れた人物であり、それを見ている間に、ロボの方は大きな変化が起きた。

 

同時にその姿は変わり、見た目は先程までのロボではなく、身体が完全にユニコーンを思わせる姿へと変わる。

 

「ふむ、やはりこの世界は相性が良かったようだ。

星座の力が高まるこの世界において、一角獣の力を持つ奴とは相性が良かったようだ」

 

「お前っ」

 

「それでは、僕はこれで失礼するよ。

最も厄介な奴を始末できたから」

 

それと共にその人物はギアトジンガーを取り出し、そのままギアを装填する。

 

【38バーン!邪バーン!クーライザー!】

 

その音声と共に、その姿は代わりにクライナーロボを思わせる鎧を身に纏った存在、クーライザーへと変わる。

 

同時にそのままツーカイオーリッキーから飛び出し、逃げ出す。

 

「待てっ!!」

 

そう、追いかけようとしたが、その先には新たに生まれ変わったロボが立ちはだかる。

 

「初めての3体合体のトライユニコーンの実力、楽しみたまえ」

 

それと共にトライユニコーンが襲い掛かる。

 

先程までの動きとは違い、トライユニコーンの元になった怪人が使用したと思われる武装が一体化した腕が次々と襲い掛かる。

 

「ぐっこんなにっ」

 

襲い掛かる攻撃に対して、ツーカイオーリッキーは対応が難しくなっていた。

 

「そんなっ、介人さんが」

 

そう言いながら、今は動かなくなった介人の元へと向かう。

 

「絶体絶命の危機、敵の思惑に填まった危機。

だが」

 

その言葉と共に生存フラグは笑みを浮かべる。

 

「既に立っている」

 

「それって、どういう事ですっ」

 

そう疑問と共に襲い掛かる腕からツーカイオーリッキーを守るように無数のレーザーが現れる。

 

「あれはっ」

 

それと共に見上げた先にいたのは赤い獅子を思わせる巨大な戦艦を中心に小型の戦艦が4つ現れた。

 

「まさか、この二つの世界の融合で呼び寄せたスーパー戦隊」

 

「宇宙戦隊キュウレンジャー!」

 

それに驚きを隠せずにいた。

 

「ぷはぁ、死ぬかと思った!

いや、実際に死んでいたか」

 

「えっ介人さん!!」

 

何が起きたのか分からなかったフラグちゃんは思わず見つめる。

 

それと共に目線は貫いたはずの心臓を見る。

 

「一体なんで」

 

「さっき一体化した力、どうやら再生能力があるらしい。

それも、心臓を貫かれても生き返れる程にな」

 

そう言いながら、怪我をしている部分にある血は互いを繋げるように再生していく。

 

「っ!!」

 

「さて、全力全開であれ?」

 

介人はゆっくりと立ち上がると、何かを感じたのかトライユニコーンは何かを恐れたようにその場を離れた。

 

「えっ?」

 

疑問に思いながらも、何が起きたのか分からない一同。

 

「えっと、これはなんとかなったと言う事なのか?」

 

「えっえぇ、ですが、どうやら、まだここでの戦いは終わっていません。

とにかく今は」

 

「あぁ、残りの奴らを全力全開でぶっ倒す!!」

 

それと共に未だにこちらを囲む敵達を介人達は睨み、その戦いを挑む。

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