トライユニコーンが退き、残りの敵達を無事に倒す事ができた介人達。
そんな彼らと合流した人物達とクロコダイオーの船内で会う事になった。
「という事で、自己紹介だな。
俺の名前はラッキー、宇宙一ラッキーな男だ」
「俺はガル、よろしくな」
「我が輩はチャンプだ、よろしくな」
「私はラプター283です」
「スティンガーだ」
そう言い、各々の自己紹介を終えると共に、そのまま映し出されたのは、とある星座だった。
「それで、そのラッキー先輩達はなんでここに?」
そうして話し終えると共に疑問に思った事を介人はそのまま尋ねる。
「あぁ、実は最近になってとある星にあるプラネジウムが喪失する事件が起きたんだ」
「プラネジューム?」
初めて聞いた単語に思わず介人が疑問に思っていると、フラグちゃんが懐から取り出したタブレットを見る。
「どうやら、惑星のエネルギーの事らしいですね。
でも、それって惑星を構成しているエネルギーだから、無くなったら」
「あぁ、だから今は他の皆がそれを止める為に宇宙を回っている。
俺達はその原因であるこの宇宙に来ていたんだ」
「この宇宙に?
もしかして、あのトライユニコーンに関係しているんですか!」
「トライユニコーンか」
その言葉に合わせるように、画面を操作していたラプターも頷いた。
「間違いありません。
奴の身体を構成しているエネルギーは確かに奪われたプラネジュームで間違いなく、奪われた一角獣星雲ので間違いありません」
「だけど、トライユニコーンはそうだけど、一緒に襲い掛かってきた奴らは一体」
「宇宙ハンターだ」
その言葉と共にスティンガーはそのまま出したのはあの時、戦った全ての敵の指名手配だった。
「あちこちの星の貴重な宝を目当てに宇宙を荒らし回り、俺達もマークしている。
そして、宇宙ハンターはどうやらトライユニコーンのエネルギーで作られた聖衣を身に纏っているようだ」
「なるほど、あの大軍が俺達を襲われたのは、そういう訳か。
それで俺達の邪魔した訳か」
自身の力の源となる存在を倒させない事に、介人達は納得するように頷く。
「とにかく、早くあのトライユニコーンを倒さないと、一角獣星雲が消滅してしまう」
「だとしても、なんであの時、急に逃げ出したんだ?」
キュウレンジャー達が現れるのと同時に逃げた訳。
それをジュランは疑問に思うように呟く。
「奴自身、プラネジュームは未だに完全に支配していない。
だからこそ、プラネジュームと同じキューエナジーを秘めているキュータマを警戒して、逃げただろう。
だが、完全にプラネジュームを支配されたら、これでもどうにかできなくなる」
それと共にスティンガーは懐にあるキュータマを握り締める。
それに合わせるようにトライユニコーンがいると思われる場所が強い光を放っているのに気づく。
「どうやら、急いで奴を倒さないといけない」
「だったら」
それと共にスティンガーが懐から取り出したとある物を介人に渡す。
「これは?」
「トライユニコーンを倒す可能性があるキュータマだ。
俺が持っている事は奴も知っているから警戒している以上、君が持つ事に警戒していないはずだ」
「いや、けどこれだけ渡されても」
実際に、介人自身、キュータマの使い方を未だに知らない。
それに迷いはあったが
「そういえば、ここに来る途中で拾ったけど、なんか使えるか?」
それを聞いて、ラッキーが取り出したのは
「・・・」
「あっこれって」「間違いないね」
それを見た瞬間、介人は固まる。
それと同時に、その状況になれているジュラン達は頷く。
「よっしゃラッキー!!!!」
それは、クロコダイオー中を響き渡る。
「よっしゃ、行くぜ、ジュラン!ガオーン!!」
「おっおぉ」「わっ分かった」
介人の雄叫びに合わせるようにジュランとガオーンは飛び出す。
「えっと、うちらはどうすれば」「とにかく、私達も」
それに合わせて、マジーヌとブルーンも一緒に飛び出す。
「はっ、でしたら私も操縦する為に」
それに合わせるようにフラグちゃんも出て行く。
「よっしっ、俺達も行くぜ!」
「「「「「オッキュー」」」」
それと共にラッキー達もまた飛び出した。
「むっ」
「それじゃ、私達もさっそく行きますよ!!」
「分かったぜ!」
「しまった、あいつら、儂を置いて行った!!」
「合体です!」
そして、その場に残っている生存フラグはこれから何が起きるのか察すると共に
「完成!ゼンカイオーカンフー!」
「ゼンカイオーナドレ!!」
飛び出した介人達はそのままゼンカイオーへと変形し、そのまま乗り込む。
それはラッキー達も同様だった。
「キュウレンオー!」
彼らはシシボイジャーを中心に右腕にサソリボイジャー、左腕はワシボイジャー、右足にはオオカミボイジャー、左脚はオウシボイジャーが合体した姿、キュウレンオーへと変わった。
「ツーカイオーリッキー!!」
そして、ツーカイオーリッキーもまた、そのまま変形した。
それと共に宇宙に浮かび上がったのは、4体の巨人であり、それに合わせるように次々と宇宙ハンター達が襲い掛かる。
「よっしゃ、ここは俺達に任せろ、行くぜ皆!!」
それと共にキュウレンオーはそのまま宇宙ハンター達に向けて構えた。
襲い掛かる宇宙ハンターの攻撃に対して、左腕のワシボイジャーが展開した羽の盾で、その攻撃を防ぐと共にサソリボイジャーから放たれるレーザーで次々と倒していく。
「私達も負けてられない!!!」
「いや、少しま」
生存フラグの言葉を無視して、エンデはそのまま襲い掛かる宇宙ハンター達に反撃する。
近づく敵に対して、超力バルカンで撃ち落としながら、そのまま迎撃していく。
その間、生存フラグは目を回しながら、吐きそうになっていた。
「見えました、あれがトライユニコーンです!!」
「あいつもこっちに気づいたみたいだっ!」
それと共にトライユニコーンはそのまま幾つもの武器が備わった腕が襲い掛かる。それに合わせて、ゼンカイオーナドレはその腕に向かって行く。
「この腕は私達がって、こっちもっ」
「あっあわわわ、ブルーン、もう少しスピードを」「それをしたら、瞬く間にやられてしまいます!」
それを言いながら、襲い掛かる腕をなんとか対応するように飛んでいく。
「まぁとにかく、これでこいつを一気に倒す!
という事で、使わせて貰うよ、スティンガー先輩!」
その言葉と共に介人が手に持ったのは一つのギアとスティンガーから預かったキュータマを同時に構える。
【41番!キュウレンジャー!】
「よっと」
それと共に手に持ったキュータマを起動させると、腕に装着したのは右腕にはセイザブラスターが現れる。
介人はそのままセイザブラスターにキュータマを装填する。
『イッカクジュウキュータマ】
それに合わせるようにゼンカイオーカンフーはガオーンクローが変形し、ユニコーンの角に似たドリル型の武器へと変形する。
「っ」
その武器を見た瞬間、トライユニコーンは動揺を隠せないようだった。
「やっぱり、先輩が言っていた言葉は間違いないようだな!!」
それと共に介人はそのまま構え、襲い掛かるトライユニコーンとの戦いが再び始まる。
トライユニコーンは再び自身が操る武器でゼンカイオーに向かって襲い掛かる。
だが、ドリルから溢れる風が、それらの武器を完全に無力化する。
「何が起きているんだっ」
「よっしゃラッキー!
やっぱり、あいつの弱点はイッカクジュウキュータマみたいだな」
「なにっ」
そう言っている間にも、キュウレンオーに乗っているラッキーは笑みを浮かべながら言う。
「奴が身体を合わせる力の源。
それは一角獣座の力で無理矢理引き出している」
「だからこそ、キュータマで同じ星座のエネルギーならば打ち消す事ができる」
「っ」
その会話を行っている間にも戦いはさらに過激になっていく。
先程まで自由自在に放っていた武器が通用しなくなった事で焦りを感じたトライユニコーンはその手にユニコーンサーブルを手に持ち、近接戦闘に持ち込む。
だが、元々近接格闘に優れているゼンカイオーカンフーは容易く、その攻撃を促す。
「決めるぜ!!!」
それと共にゼンカイオーはそのまま構える。
「「「ユニコーンアンタレス!!」」」
それと共に炎のエネルギーを纏ったイッカクジュウアームはそのまま真っ直ぐとトライユニコーンに真っ直ぐと向かって行き、その心臓部に激突する。
同時にトライユニコーンの内部から溢れ出るようにプラネジュームが飛び出し、そのまま爆散する。
「よっしゃぁ!!」
その言葉と共に、イッカクジュウキュータマは介人の元から離れ、そのままキュウレンオーの元へと戻っていく。
「ありがとう、おかげで一角獣星雲は救われたよ」
「こっちこそ、キュウレンジャーギアをくれて、本当に感謝している!」
それと共に徐々にだが、世界の修正が始まったのか、目の前にいるキュウレンオー達が徐々に消え始めている。
「よしっ、お前達がピンチな時は呼べよ。
今度は11人で助けに行くからな!」
その言葉と共にキュウレンオーは完全に消え、そのまま介人達は元の場所へと戻っていた。
「ふぅ、しかし、今回ばかりは本当に死ぬかと思ったぜ」
「いや、実際に死んでいましたから!!
あのギアを使っていないと、本当に死んでいましたよ」
「まぁ、とにかくガチャガチャ!!」
その言葉と共に介人はそのままガチャを回した。
「よっしゃ、なんか」
そのまま介人が手に持ったのは
「・・・なぁ」
「どうしました?
何が当たりました」
「当たったというよりも、これ、ギアなのか」
それと共に介人が見せたのは怪獣を模した玩具を思わせる何かだった。